パソコンの画面にぐるぐるマークが出たまま、一向に進まないことはありませんか。
仕事や作業がストップしてしまい、強制終了していいのか不安になる方も多いでしょう。
この記事では、パソコンのぐるぐるが止まらない原因と安全な対処法を解説します。
読み終える頃には、焦らずに適切な対応ができるようになります。
パソコンのぐるぐるが止まらない・終わらない主な原因

パソコンがぐるぐるしたまま動かなくなる現象には、主に3つの原因が考えられます。
まずは原因を特定することが、正しい対処への第一歩です。
それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
一時的なシステムやソフトウェアのフリーズ・パソコンの帯電
最も多い原因の一つが、システムの一時的なエラーやパソコン内部の帯電です。
複数のアプリを同時に開いたり、長時間パソコンを起動し続けたりするとメモリが不足します。
これによりシステムが処理しきれなくなり、フリーズしてぐるぐるが止まらなくなります。
また、パソコン内部に不要な電気が溜まる「帯電」も、誤作動を引き起こす大きな要因です。
特に冬場や乾燥した環境では帯電しやすいため注意が必要です。
Windowsアップデートやバックグラウンドでの処理中
パソコンが裏側でシステム更新などの処理を行っている場合も、ぐるぐるが長引きます。
Windowsの大型アップデート中は、画面が暗いままぐるぐるマークだけが表示されることがあります。
この状態はフリーズではなく、パソコンが正常にデータを書き換えている最中です。
ウイルス対策ソフトがバックグラウンドでシステムスキャンを行っている時も動作が重くなります。
本体にある小さなランプ(アクセスランプ)が点滅している場合は、処理中の可能性が高いです。
ストレージ(HDD/SSD)など内部パーツの経年劣化・容量不足
パソコンのストレージ(HDDやSSD)の劣化や容量不足も深刻な原因です。
データの読み書きを行うストレージの寿命が近づくと、処理に時間がかかりフリーズしやすくなります。
ドライブの空き容量が極端に少ない場合も、システムが正常に動作するための領域が足りなくなります。
一般的な内部パーツの寿命と劣化時の症状は以下の通りです。
※出典:エレコム株式会社「HDDとSSDの寿命はどれくらい?症状や延命措置を解説」より
| パーツ名 | 平均的な寿命 | 劣化時の主な症状 |
|---|---|---|
| HDD(ハードディスク) | 約3〜5年 | 読み込みが遅くなる・異音がする |
| SSD(ソリッドステート) | 約5年以上 | 突然フリーズする・認識しなくなる |
| メモリ | 約5〜10年 | 動作が極端に重くなる・強制終了する |
頻繁にぐるぐるが止まらなくなる場合は、物理的な故障の前兆かもしれません。
状態別!パソコンのぐるぐるが止まらない時の正しい対処法

ここからは、具体的な対処法を状態別に解説します。
むやみに強制終了するとデータが消える危険があるため、正しい手順で進めてください。
周辺機器をすべて外し、放電を行ってから再起動する
一時的な不具合や帯電が原因の場合、放電処置を行うことで改善する可能性が高いです。
各パソコンメーカーの公式サポートでも、トラブル解決の最初のステップとして放電が推奨されています。
パソコン内部に溜まった不要な電気を逃がすことで、システムが正常に立ち上がります。
以下の手順で放電を行ってください。
- パソコンの電源を切る
- 電源ケーブルやACアダプターをコンセントから抜く
- マウスやUSBメモリなどの周辺機器をすべて取り外す
- ノートパソコンで取り外し可能な場合はバッテリーも外す
- そのままの状態で5分から10分ほど放置する
- 電源ケーブルだけを繋いでパソコンを起動する
起動時やシャットダウンが終わらない時は「高速スタートアップ」を無効化する
Windows 10や11で頻発するのが、「高速スタートアップ」機能の悪影響です。
この機能はパソコンの起動を速くするメリットがあります。
しかし、シャットダウン時にエラーを抱えたままになりやすいという大きなデメリットがあります。
起動時やシャットダウン時にぐるぐるが終わらない場合は、この機能を無効化しましょう。
- タスクバーの検索窓(虫眼鏡アイコン)に「コントロールパネル」と入力して開く
- ハードウェアとサウンドから「電源オプション」を選択
- 左側のメニューから「電源ボタンの動作を選択する」をクリック
- 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック
- 「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す
- 「変更の保存」をクリックする
この設定を変更するだけで、毎回の起動トラブルが解決することがあります。
画面が進まない・反応しない時の安全な強制終了の手順
マウスもキーボードも全く反応しない場合は、最終手段として強制終了を行います。
ただし、データ破損のリスクを最小限に抑えるために、以下の手順を守ってください。
- アクセスランプが激しく点滅していないか確認する
- 点滅している場合は処理中のため最低でも30分は待機する
- 点滅が落ち着くか完全に消灯していることを確認する
- キーボードの「Ctrl」+「Alt」+「Delete」キーを同時に押す
- 画面が切り替わったら右下の電源アイコンから再起動を選ぶ
- 上記が効かない場合は電源ボタンを5秒以上長押しして強制的に電源を切る
強制終了の後は、システムファイルが破損していないか時間をかけて確認することをおすすめします。
パソコンのぐるぐるが止まらない時によくある質問(Q&A)

パソコンがずっとぐるぐるしている状態はなんという名前ですか?
一般的には「フリーズ」や「ハングアップ」と呼ばれます。
Windowsの起動時であれば「ブート・ループ」と呼ぶこともあります。
黒い画面や青い画面でマウスカーソルだけが回る時はどうすればいいですか?
まずはアクセスランプを確認し、処理中でなければ「Ctrl」+「Alt」+「Delete」キーを押してみてください。
タスクマネージャーが起動できれば、応答していないアプリを終了させることで解決できます。
強制終了してもずっとくるくるしている場合は故障ですか?
強制終了と再起動を繰り返しても直らない場合は、ストレージやマザーボードの故障の可能性が高いです。
早急に専門の修理業者に見てもらうことを推奨します。
Wordやブラウザなど特定のアプリだけが読み込み中になる原因は?
そのアプリ自体にバグがあるか、拡張機能が干渉している可能性が考えられます。
アプリを最新バージョンにアップデートするか、再インストールを試してください。
買ったばかりのパソコンなのに動作が遅くてくるくる回るのはなぜですか?
初期設定の裏側で、大規模なWindowsアップデートが実行されていることが主な原因です。
数時間放置してアップデートが完全に終われば、本来の通信速度や処理速度に戻ります。
画面が固まってアクセスランプが点滅している時はどのくらい待つべきですか?
システムの重要な更新を行っている可能性があるため、最低でも30分から1時間程度は待つべきです。
一晩放置しても終わらない場合は、フリーズしていると判断して強制終了を検討します。
再起動でぐるぐるしている時にノートパソコンを閉じるとどうなりますか?
処理が強制中断されシステムが致命的に破損する危険があるため絶対NGです。
二度と起動しなくなる恐れがあるため、画面のぐるぐるが消えるまでは絶対に閉じないでください。
マウスポインターの横で読み込みマークが常に回り続ける時の止め方は?
バックグラウンドで何かのプログラムが暴走しているサインです。
タスクマネージャーを開き、CPU使用率が異常に高いアプリを見つけてタスクの終了を行ってください。
Windowsアップデートの後に立ち上がらない時の復旧方法は?
起動に2〜3回連続で失敗すると、自動的に青い画面の「Windows回復環境(Windows RE)」が立ち上がります。
そこから「詳細オプション」の中にある「トラブルシューティング」を選択してください。
さらに「詳細オプション」へ進み、「更新プログラムのアンインストール」を選択するのが現在の確実な手順です。
何度もくるくる回る不具合が頻発する場合は買い替えのサインですか?
はい、購入から5年以上経過している場合は、パーツの寿命による買い替えのサインの可能性が高いです。
対処法を試しても頻繁にフリーズしたり、放電や設定変更を行っても常にぐるぐるしてしまう場合は、パソコン本体の寿命やスペック不足が考えられます。
修理費用が高額になるケースも多いため、買い替えを検討するのも一つの手です。
予算を抑えて快適なパソコンを手に入れたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。


まとめ:パソコンのぐるぐるが止まらない時は状態に合わせて対処しよう

今回は、パソコンのぐるぐるが止まらない時の原因や、放電・高速スタートアップの無効化といった正しい対処法について解説しました。
ご自身の状況に合わせて、まずは焦らず安全な手順で復旧を試みてください。
無理な強制終了は避け、まずは待機することと放電を試すことが大切です。
もし、パソコンの寿命が近づいていて買い替えを検討している場合は、用途に合った失敗しない選び方を知っておくことが大切です。
以下の記事では、あらゆる目的に合わせたおすすめのパソコンを詳しく紹介していますので、新しいパソコンを探す際の参考にしてください。


