「コスパ最強と言われるN100搭載のミニPCが欲しいけれど、中国製はセキュリティが心配」と悩んでいませんか?
Amazonなどで見かける格安ミニPCの多くは中国メーカー製であり、ウイルス混入や個人情報漏洩のリスクを懸念する声も少なくありません。長く安心して使うためには、やはり信頼できるメーカーを選びたいですよね。
この記事では、日本国内メーカーおよび中国以外の信頼できるメーカーが販売するミニPCについて徹底解説します。
この記事を読むことで、「安全」かつ「高性能」なミニPCの正解が見つかり、トラブルのない快適なパソコンライフをスタートできます。
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※2026年2月2日 記事の内容を最新の情報に更新しました。
N100搭載のミニPCに日本製はある?国内市場のリアルな現状
結論から申し上げますと、現在、一般家庭向け(コンシューマー向け)として販売されている「Intel Processor N100」を搭載した純粋な日本製ミニPCは、ほぼ存在しません。
ネット通販で見かける「N100搭載ミニPC」の95%以上は、中国深センなどに拠点を置く海外メーカー製です。では、なぜ日本のメーカーはN100を採用しないのでしょうか。
日本メーカーがN100を採用しない理由
日本の大手メーカー(NEC、富士通、マウスコンピューターなど)や国内BTOメーカーは、以下の理由からN100ではなく、より上位のCPUを採用する傾向があります。
- 品質基準の違い:N100はコストカットを極めたCPUです。日本メーカーが求める耐久性や安定性を確保するには、Core i3などの上位シリーズの方が設計しやすい事情があります。
- サポートコスト:安価なPCは利益率が低く、日本メーカーの手厚い電話サポートや長期保証のコストを賄うことが困難です。
- ターゲット層:日本のユーザーは「動作が遅い」ことに対して厳しい評価を下す傾向があるため、余裕のあるスペック(Core iシリーズ)を標準にしています。

ミニPCは「やめとけ」と言われるリスクと中国以外のメリット
検索候補に出てくる「ミニPCはやめとけ」という言葉。これは主に、実態のよくわからない海外新興メーカーの格安品に対する警告です。
なぜ「中国製以外」や「国内メーカー」で探すべきなのか、その具体的なメリットを3つ解説します。
1. スパイウェア・マルウェアのリスク回避
過去、一部の海外製格安PCにおいて、出荷時点でウイルスやスパイウェアが仕込まれていた事例が報告されています。
キーボードの入力履歴を盗み取るキーロガーなどが万が一入っていた場合、ネットバンキングのパスワードやクレジットカード情報が漏洩する危険性があります。日本国内メーカー製であれば、クリーンなWindowsがインストールされており、このリスクは限りなくゼロに近いです。
2. 技適マークとコンプライアンス
日本国内でWi-FiやBluetoothを利用するには「技適マーク」の取得が義務付けられています。
海外からの並行輸入品や一部の激安ミニPCには、このマークがないものがあります。知らずに使っていると電波法違反になる恐れがありますが、国内正規流通品(日本メーカー品)なら100%取得済みなので安心です。
3. 日本語マニュアルと修理サポート
「電源が入らない」「Wi-Fiが繋がらない」といったトラブル時、海外メーカーだとサポート窓口が英語のみだったり、片言の日本語だったりすることがあります。
日本製ミニPCであれば、わかりやすい日本語マニュアルが付属し、電話やLINEでの日本語サポートが受けられます。また、修理が必要な場合も国内工場で対応してもらえるため、数週間も待たされることがありません。
日本製・国産ミニPCのおすすめメーカー5選【中国以外】
「N100」にこだわらず、日本国内で企画・製造・サポートが行われている、信頼性の高いミニPCメーカーを紹介します。
これらは「日本製」として自信を持って推奨できるブランドです。
1. マウスコンピューター (mouse / MousePro)
長野県飯山市に工場を持つ、日本を代表するBTOパソコンメーカーです。開発から製造、配送までを一貫して国内で行っています。
- 特徴:本体幅約28mmという超薄型モデル「CAシリーズ」や、手のひらサイズの「MousePro Cシリーズ」を展開。
- おすすめポイント:24時間365日の電話サポートが標準で付帯しており、パソコン初心者でも安心して購入できます。
2. ツクモ (TSUKUMO)
秋葉原発祥の老舗PCショップで、ヤマダ電機グループの一員です。パーツショップならではのこだわりの部品選定が光ります。
- 特徴:小型デスクトップPCのラインナップがあり、省スペースと性能のバランスが良いモデルを販売しています。
- おすすめポイント:冷却性能や静音性に優れた設計がされており、長時間稼働させても安心です。
3. NEC (LAVIE Direct DT Slim)
国内パソコンシェアトップクラスを誇る、信頼のブランドです。
- 特徴:企業導入も多いスリムタワーや超小型PCを展開。品質管理が非常に厳格です。
- おすすめポイント:初心者向けのガイドやマニュアルが充実しており、「絶対に失敗したくない」という方に最適です。
4. 富士通 (ESPRIMO)
NECと並ぶ日本の二大巨頭。「ESPRIMO」シリーズには、驚くほどコンパクトなモデルが存在します。
- 特徴:ディスプレイの背面にPC本体を取り付けられるキットなどが用意されており、一体型PCのようにスッキリ使えます。
- おすすめポイント:キーボードの打ちやすさや静音性など、目に見えない「使い心地」の部分まで丁寧に作られています。
5. エプソンダイレクト (Endeavor)
ビジネス向けPCとして顧客満足度調査で常に上位を獲得しているメーカーです。
- 特徴:他社にはない「超」小型PCを長年開発しており、技術力はトップクラス。
- おすすめポイント:不要なソフトが入っていないため動作が軽く、購入後のカスタマイズの自由度も高いです。

【比較】N100 vs 日本製エントリーCPU 性能の違い
「日本製にN100がないなら、どのスペックを選べばいいの?」という疑問に答えます。日本メーカーのエントリーモデルによく搭載されているCPUとN100を比較しました。
| CPU名 | 性能目安 | 特徴・おすすめ用途 |
|---|---|---|
| Core i3 (第12世代以降) ※日本メーカー主力 |
◎ 高い (N100より上) |
N100より処理能力が高く、数年使っても動作が重くなりにくい。 事務、動画視聴、軽い画像編集 |
| Intel N100 ※主に中国製 |
○ 普通 | 価格の割に性能が良い「コスパお化け」。 ネットサーフィン、動画視聴 |
| Celeron G6900 / 7305 ※日本メーカー安価版 |
△ 控えめ | とにかく安く日本製が欲しい人向け。 メール、Web閲覧のみ |
表の通り、日本メーカーの主流である「Core i3」を選べば、N100以上の快適さが手に入ります。予算が許すなら、無理にN100を探すよりもCore i3モデルを選んだほうが、結果として満足度は高くなります。
「中国以外」なら台湾メーカーも検討の余地あり
どうしても予算を抑えたくて、かつ「中国メーカー(中国資本)」を避けたい場合は、台湾メーカーのミニPCも有力な候補になります。
- ASUS (エイスース):台湾の大手メーカー。現在はIntelの「NUC(ミニPC)」事業を引き継いでおり、信頼性は抜群です。N100搭載モデル(ExpertCenterなど)も法人向けを中心に展開しています。
- MSI (エムエスアイ):こちらも台湾の大手。マザーボード製造で世界的な実績があり、小型PC「Cubi」シリーズなどを展開しています。
これらは「日本製」ではありませんが、地政学的なリスク(中国資本)を回避したい場合の合理的な選択肢となります。
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よくある質問(Q&A)
最後に、日本製ミニPC選びに関するよくある疑問をQ&A形式で解消します。
Q. HPやLenovoは日本生産(Made in Tokyoなど)ですが、日本製と言えますか?
HP(ヒューレット・パッカード)はアメリカ企業、Lenovo(レノボ)は中国企業ですが、一部モデルは日本の工場(東京や米沢)で組み立てられています。品質管理は日本基準ですが、資本や開発拠点は海外です。「純粋な日本企業」を応援したいなら国内メーカーですが、「国内生産による品質」を求めるなら、これらも良い選択肢です。
Q. ミニPCでゲームはできますか?
N100や国内メーカーのエントリー向けミニPCでは、最新の3Dゲーム(ApexやFF14など)を快適に遊ぶのは難しいです。ゲームが目的であれば、ミニPCではなく、グラフィックボードを搭載したゲーミングPC(タワー型)の購入を強くおすすめします。
Q. 中古の日本製ミニPCなら安く買えますか?
企業のリースアップ品(業務使用済みPC)が数千円〜2万円程度で出回っています。しかし、第8世代以前の古いCPU(Windows 11非対応)であることが多いため、セキュリティの観点からは推奨できません。購入するなら、Windows 11に正式対応した第8世代以降のCore iシリーズを選んでください。
まとめ:安心を買うなら日本メーカーのエントリーモデルが正解

本記事では、「N100搭載ミニPCの日本製」に関する真実と、代替となるおすすめメーカーについて解説しました。
記事のポイントをまとめます。
- 現状:コンシューマー向けの「N100かつ日本製」ミニPCはほぼ存在しない。
- リスク:格安の中国製ミニPCは、セキュリティやサポート面で不安が残る。
- 解決策:マウスコンピューターやNECなど、国内メーカーの「Core i3」搭載モデルを選ぶのが最も安全で快適。
- 妥協案:コストを抑えつつ中国以外を選びたいなら、台湾メーカー(ASUS等)も検討する。
パソコンは、大切な写真や個人情報を扱う「デジタルな金庫」のようなものです。目先の安さだけで選ばず、製造元の信頼性やサポート体制も含めて選ぶことが、結果としてあなた自身を守ることにつながります。
ぜひ、信頼できる国内メーカーのミニPCを手に入れて、不安のない快適なデジタルライフをスタートさせてください。
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