TCLは世界トップクラスのテレビシェアを持ち、高いコストパフォーマンスで知られる総合家電メーカーです。
この記事では、価格の安さで注目を集めるTCLのドラム式洗濯機について、洗浄力や電気代、気になる動作音などの疑問をすべて解決します。
TCLのドラム式洗濯機の口コミ・評判・評価

TCLのドラム式洗濯機を検討する際、まずは既存のユーザーがどのような評価をしているかを確認します。
良い点だけでなく、気になる点も把握することが失敗しない洗濯機選びの第一歩です。
洗濯専用7kgと乾燥機能付き10kgで異なるユーザーの評価
日本国内で展開されているTCLのドラム式洗濯機には、大きく分けて2つのモデルが存在します。
洗濯容量7kgの「乾燥機能なし」モデルと、洗濯容量10kgの「乾燥機能付き」モデルです。
乾燥機能なしの7kgモデルは、一人暮らしや洗濯物を外干しする世帯から高い評価を得ています。
一方で乾燥機能付きの10kgモデルは、共働き世帯や家事の時短を求める層から支持されています。
自分のライフスタイルに合わないモデルを選ぶと不満に直結するため、評価を見る際はどちらの機種に対する声かを見極める必要があります。
買ったユーザーから高く評価されている3つのポイント
インターネット上の口コミを調査すると、TCLのドラム式洗濯機には共通して評価されているポイントがあります。
- 初期費用が安くドラム式を導入しやすい
- インテリアの邪魔をしない直線的でシンプルなデザイン
- 液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能による家事の時短
特に初期費用に関しては、国内メーカーの同等スペックと比較して数万円単位で安く設定されています。
初めてドラム式洗濯機を購入する層にとって、大きなメリットとなっています。
ヒーター式の電気代やお手入れに関する気になる口コミ・低評価の声
一方で、気になる口コミや低評価の声も存在します。
- 乾燥時の電気代が高く感じる
- 乾燥フィルターのホコリが少し取りにくい
TCLの乾燥機能付きモデルは「ヒーター式(水冷除湿タイプ)」を採用しています。
ドライヤーのように熱風を当てて乾かす仕組みです。
国内上位モデルで主流の「ヒートポンプ式」と比較すると、本体価格が安い反面、毎回の電気代と水道代が高くなる傾向があります。
ネット上の評判は実際の使い勝手と一致している?
ネット上の評判と、実機に触れた感触を比較しました。
結論として、口コミの傾向はおおむね事実と一致しています。
価格以上の価値を感じる部分と、コストダウンの影響が出ている部分が明確に分かれています。

実機検証!TCLのドラム式洗濯機を5つの評価項目で徹底調査

出典:amazon.co.jp
ここからは、乾燥機能付きの10kgモデル(TW-DVK10A)を用いて、実際に5つの項目でテストを行います。
洗浄力を検証:標準コースで泥汚れ・皮脂汚れはどこまで落ちる?
洗濯機の基本である洗浄力をテストしました。Tシャツに泥汚れと疑似皮脂汚れを付着させ、標準コースで洗濯します。
疑似皮脂汚れは、日本石鹸洗剤工業会の基準を参考にした調合液を使用しています。
結果として、日常的な汚れは問題なく綺麗に落ちました。泥汚れの輪郭はごくわずかに残りましたが、皮脂汚れや水溶性の汚れは完全に除去されています。
温水洗浄機能(約40度・60度)を活用すれば、さらに頑固な黄ばみやニオイの原因菌までしっかり落とすことができます。
乾燥性能を検証:ヒーター式の乾燥力でバスタオル3枚と普段着2kgはシワなく仕上がる?
バスタオル3枚と普段着2kgを入れ、洗濯から乾燥までを一気に稼働させました。
乾燥終了後、バスタオルはパイルが立ち上がり、ふんわりと仕上がりました。
ただし、ヒーター式は高温(約80度前後)で乾燥させるため、綿100%のシャツは袖口や襟元に少し強めのシワが入りました。
シワを抑えたい衣類は、乾燥時間を短くするか、干して乾かす工夫が必要です。
稼働音・振動を検証:騒音計を使って洗い・脱水・乾燥時のデシベル数を計測
騒音計を洗濯機から1メートル離れた位置に設置して計測しました。
環境省の「騒音に係る環境基準」によると、住宅地での夜間の騒音基準は45デシベル以下が望ましいとされています。
- 洗い時:約36デシベル
- 脱水時:約46デシベル
- 乾燥時:約46デシベル
メーカーの公式スペック通りの数値を確認できました。洗い時は非常に静かです。
脱水時や乾燥時も46デシベル程度に抑えられています。
ドラム式洗濯機としては十分に静かな部類であり、集合住宅でも使いやすい静音設計です。
お手入れのしやすさを検証:乾燥フィルター・糸くずフィルターの掃除にかかる手間
ドラム式洗濯乾燥機は、毎回のフィルター掃除が欠かせません。
本体上部の乾燥フィルターと、本体下部の糸くずフィルターを確認しました。
乾燥フィルターはメッシュ状になっており、ホコリをつまんで捨てる一般的なタイプです。
ワンタッチでホコリが剥がれるような特殊な構造ではないため、ティッシュペーパー等で拭き取る手間がかかります。
糸くずフィルターの着脱はスムーズに行えました。
コストパフォーマンスを検証:本体価格の安さとヒーター式特有の電気代・水道代のバランス
本体価格の安さは大きな魅力ですが、ランニングコストも考慮する必要があります。
TCLのヒーター式(水冷除湿タイプ)は、乾燥時に湿気を含んだ空気を水で冷やして除湿するため、乾燥運転中も水を使用します。
| 項目 | TCL(ヒーター式)の目安 | 一般的なヒートポンプ式の目安 |
|---|---|---|
| 洗濯~乾燥1回の電気代 | 約55円~65円 | 約20円~30円 |
| 洗濯~乾燥1回の水道代 | 約35円~45円 | 約15円~20円 |
| 1回あたりの合計コスト | 約90円~110円 | 約35円~50円 |
1回あたりのコスト差は約60円です。
毎日乾燥機能を使う場合、年間で約20,000円以上の差が出ます。
乾燥機能をたまにしか使わない人にとっては、本体価格が安いTCLのコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
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TCLのドラム式洗濯機に関するよくある質問(Q&A)

賃貸の防水パンや搬入経路はどのくらいのサイズが必要?
TCLのドラム式洗濯乾燥機(10kgモデル・TW-DVK10A)の本体サイズは、幅600mm、奥行き615mm、高さ865mmです。
設置には内寸幅約590mm、奥行き約540mm以上の防水パンが必要です。
一般的な賃貸物件の防水パン(640mm×640mm)であれば、ほとんどのケースで設置可能です。
ただし、搬入経路は本体サイズにプラス10cmのゆとりがあるか事前に確認してください。
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故障時の修理サポートや保証体制はどうなっている?
TCLは日本国内にサポートセンターを設置しています。
製品には1年間のメーカー保証が付帯しており、初期不良や自然故障の際は出張修理や部品交換の対応を受けられます。
販売店独自の延長保証に加入しておくと、より安心して使用できます。
他の国内メーカー(パナソニックや日立など)のエントリーモデルとの違いは?
国内メーカーのエントリーモデルは洗剤自動投入機能が省かれていることがあります。
しかし、TCLの10kgモデルは低価格でありながら「液体洗剤・柔軟剤自動投入機能」を標準搭載しています。
充実した機能を持ちながら価格が安いため、予算を抑えて便利な機能を使いたい人に適した設計です。


まとめ:TCLのドラム式洗濯機は本体価格を抑えてドラム式を導入したい人におすすめ

出典:amazon.co.jp
TCLのドラム式洗濯機を徹底的に検証した結果、洗浄力や静音性などの基本機能は、日常生活において十分な性能を備えていることがわかりました。
乾燥時の電気代や水道代がヒートポンプ式よりも高い点には注意が必要です。
しかし、自動投入機能を備えながら初期費用を圧倒的に抑えられるメリットは、大きな魅力があります。
「乾燥機能は週末や雨の日だけ使う」「とにかく本体を安く買ってドラム式デビューしたい」という方に、TCLのドラム式洗濯機は自信を持っておすすめできる選択肢です。
ご自身の洗濯頻度やライフスタイルと照らし合わせて、導入を検討してみてください。

