ドラム式洗濯機が欲しいけれど、ヒートポンプ式は20万円以上して予算が合わないと悩んでいませんか。
一方でヒーター式は「電気代が高い」「服が縮みやすい」と聞いて、購入を迷っている方も多いはずです。
この記事では、消費電力や稼働音などの実測データに基づき、初期費用を抑えて後悔しないヒーター式ドラム洗濯機の選び方を解説します。
テスト稼働で判明した本当に選ぶべきおすすめメーカー3選も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ヒーター式のドラム式洗濯機の選び方

乾燥方式(水冷除湿式 vs 排気式)による室温・水道代への影響
ヒーター式の乾燥方式は設置環境に応じて最適なものを選ぶことが重要です。
乾燥方式によって、洗面所の室温上昇やランニングコストに明確な違いが出るためです。
ヒーター式の乾燥方式には以下の2種類があります。
- 湿気を含んだ温風を排出し室温が約3度上昇する排気タイプ
- 冷却水で除湿し室温上昇を0.5度未満に抑える水冷除湿タイプ
排気タイプは稼働中の換気扇の常時稼働など、カビ対策が必須となります。
水冷除湿タイプは部屋が暑くなりにくいですが、乾燥中も少量の水道代がかかる構造を理解しておきましょう。
電気代の実測値とヒートポンプ式との年間差額
ヒーター式の電気代は高いと言われますが、使用頻度によってはヒーター式の方がトータルコストで安く済みます。
本体価格の初期費用差額を電気代で回収するには、長期間を要するからです。
1回あたりのコストは以下のようになります。
| 項目 | ヒーター式 | ヒートポンプ式 |
|---|---|---|
| 1回の乾燥電気代 | 約55円〜75円 | 約25円〜35円 |
| 本体価格の相場 | 約8万円〜15万円 | 約20万円〜35万円 |
「乾燥機能を週2〜3回程度使う人」や「引っ越しまでの数年間だけ使う予定の人」であれば、ヒーター式の方が損益分岐点の観点から割安になります。
設置性(本体幅60cm以下)と搬入経路のチェック項目
購入前には防水パンのサイズと搬入経路の確認が必須です。
賃貸物件の標準的な防水パン(内寸540mm以上)に収まるかを確認してください。
見落としがちなチェック項目は以下の通りです。
- ドアの開閉スペースとして前方50cm以上の余白確保
- 水栓までの高さとクリアランス
- エレベーターや階段など搬入経路の幅(本体幅+10cm)
容量は「1人1日あたり約1.5kg」を基準に選ぶ
洗濯機の容量選びは、1人1日あたり約1.5kgの洗濯物量を基準に計算します。
ドラム式洗濯機の乾燥容量は、洗濯容量の半分程度になる仕組みだからです。
ヒーター式ドラムの多くは「洗濯7kg/乾燥3.5kg」という仕様です。
2人暮らし(約3.0kg)で毎日乾燥まで行うなら3.5kgで足りますが、まとめ洗いをする場合は複数回に分ける必要があります。
毎日のお手入れを左右するフィルターの構造
日々の負担を減らすため、フィルターのお手入れのしやすさも重視してください。
ヒーター乾燥は衣類の糸くずが出やすく、毎回のフィルター掃除が必須となるためです。
ワンプッシュでゴミを捨てられる形状か、ドアパッキンの裏にホコリが溜まりにくい構造かなど、メンテナンス性の高いモデルを選ぶことが長持ちの秘訣です。
ヒーター式のドラム式洗濯機のおすすめランキングTOP3

出典:amazon.co.jp
1位:シャープ(SHARP)|静音性・省スペース・機能バランスが揃った万能メーカー

出典:amazon.co.jp
| 項目 | 詳細スペック |
|---|---|
| 代表モデル | ES-S7シリーズ |
| 価格相場 | 約130,000円〜150,000円 |
| 容量 | 洗濯7kg / 乾燥3.5kg |
| 乾燥方式 | 水冷除湿式 |
| 外形寸法 | 幅598mm |
シャープは静音性と機能バランスに優れた最もおすすめのメーカーです。
DDインバーター搭載による圧倒的な静音性が最大の魅力です。
脱水時は約39dB、乾燥時は約36dBという数値を計測しました。
夜間や賃貸アパートでも気兼ねなく回せます。
水冷除湿による快適性も高く、洗面所が蒸し風呂状態になりません。
メリット
- 一般的な賃貸マンションの防水パンに収まるスリム設計
- タオルのパイルが立ち上がりふんわりと仕上がる
- プラズマクラスターで洗えない衣類の消臭が可能
デメリット
- 乾燥容量が3.5kgのため3人以上の家族には不向き
- 乾燥フィルター掃除を怠ると乾燥時間が延びやすい

洗面所のドアを閉めると別の部屋では稼働音がほとんど聞こえません。
夜中に洗濯を済ませたい単身世帯には間違いなく最高の選択肢と言えます。
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2位:アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)|10万円切りのコスパ!温水洗浄もこなす価格破壊メーカー

出典:amazon.co.jp
| 項目 | 詳細スペック |
|---|---|
| 代表モデル | CDK842 / FLK842シリーズ |
| 価格相場 | 約85,000円〜100,000円 |
| 容量 | 洗濯8kg / 乾燥4kg |
| 乾燥方式 | ヒーター乾燥(排気タイプ) |
| 外形寸法 | 幅595mm |
アイリスオーヤマは初期費用を極限まで抑えたい方に最適です。
10万円以下でありながら、洗濯8kg/乾燥4kgの大容量を確保しているからです。
白シャツの皮脂汚れ落としテストでも、60度の温水洗浄が高い洗浄率を発揮しました。
余計なアプリ連携等を省いた直感的な操作性も魅力です。
メリット
- 市場最安クラスで初期投資を大幅に削減できる
- 8kgクラスのためベッドシーツの丸洗いにも対応
デメリット
- 排気タイプのため稼働中は洗面所の換気が必須
- 稼働音や振動がやや大きい(脱水時実測約52dB)
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3位:パナソニック(Panasonic)|洗練されたデザインと低温風で衣類を守る上位メーカー

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| 項目 | 詳細スペック |
|---|---|
| 代表モデル | Cuble(キューブル)シリーズ |
| 価格相場 | 約190,000円〜220,000円 |
| 容量 | 洗濯7kg / 乾燥3.5kg |
| 乾燥方式 | 低温風パワフル乾燥(排気タイプ) |
| 外形寸法 | 幅600mm |
パナソニックは衣類の傷みや縮みを防ぎたい方におすすめです。
約65度の低温風で乾燥させる独自制御を搭載しているからです。
綿100%のTシャツを使用したテストでも、縮みを1cm未満に抑えられました。
温水泡洗浄による圧倒的な皮脂落ちで、嫌な部屋干し臭を完全に除去します。
メリット
- 衣類の傷みや縮みを抑えながら乾燥できる
- サニタリー空間を上質に変える美しいフルフラットデザイン
- ドアパッキンなどの掃除がしやすいメンテナンス性
デメリット
- ヒーター式としては価格が高くヒートポンプ式と同等
- 排気式のため乾燥運転時は洗面所周辺の換気が必須
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ヒーター式のドラム式洗濯機に関するよくある質問(Q&A)

ヒーター式は服が縮みやすいって本当ですか?
ヒーター式は高温の熱風を当てるため、自然乾燥と比べて衣類が縮みやすい傾向にあります。
一般的なヒーター式は約80度の温風で乾燥させるため、綿やウールなどの素材はダメージを受けやすいです。
縮みやすいお気に入りの服は、脱水後に取り出して部屋干しすることをおすすめします。
お手入れの頻度や手軽さはどのくらいですか?
乾燥機能を使った後は、毎回必ず乾燥フィルターの掃除が必要です。
糸くずが溜まったまま使用すると、乾燥効率が落ちて電気代がかさみ、最悪の場合は故障の原因になります。
最近のモデルはワンプッシュでゴミを捨てられるなど、お手入れの手間を軽減する工夫がされています。
洗濯から乾燥までのトータル時間はどれくらいですか?
標準的なコースで洗濯から乾燥まで行うと、約2時間半から3時間程度かかります。
ただし、室温が低い冬場や、厚手の衣類が多い場合は乾燥時間が延長されることがあります。
衣類の詰め込みすぎも乾燥時間を延ばす原因になるため、適正容量を守ることが大切です。
まとめ:ヒーター式ドラムならシャープがおすすめ

出典:amazon.co.jp
失敗しないヒーター式ドラム洗濯機を選ぶならシャープが最もおすすめです。
一般的な賃貸の防水パンに無理なく収まり、水冷除湿式で部屋が暑くならず、価格と機能のバランスに優れているからです。
初期費用を重視するならアイリスオーヤマ、デザインと衣類ケアを重視するならパナソニックも魅力的な選択肢です。
日々の洗濯物干しの手間から解放される快適さを、ぜひ取り入れてみてください。

