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パソコンの右上に表示されるFPS数値の消し方・出し方を6つのパターンで解説

パソコンの右上に表示されるFPS数値の消し方・出し方を6つのパターンで解説

「ゲーム画面の右上に、緑や黄色の数字が勝手に出てきて消し方がわからない…」
「自分のPCスペックを確認したいから、FPSを表示させる方法を知りたい!」

このようにお悩みではありませんか?

突然現れる謎の数字は、多くの場合グラフィックボードやゲーム管理ツールの機能によるものです。しかし、原因となるツールが一つではないため、「設定を変えたのに消えない!」と迷宮入りする人が後を絶ちません。

この記事では、パソコンの画面にFPSを表示・非表示にするための全6パターンの設定方法を網羅的に解説します。

これを読めば、GeForceやSteamだけでなく、Discordやモニター設定まで含めたすべての原因を特定し、スッキリ解決できますよ。

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【監修者】
大谷

家電専門ライターとして10年以上活動し、監修した記事は1万を超える。自身のサイトは月間11万PVを達成。
最新のデータや実体験を交え、分かりやすく信頼できる情報発信を心がけている。

原因特定:パソコンの右上のFPS表示はどれ?

まず、あなたの画面に出ている数字が「どのツール」によるものか、特徴から推測しましょう。原因がわかれば、解決は目の前です。

数字の特徴 可能性が高いツール
鮮やかな緑色の太字 GeForce Experience
小さくて細い文字(灰色・緑) Steam
画面上部のバーと連動 Xbox Game Bar
赤や黄色の太字 Radeon / MSI Afterburner
名前やアイコンも一緒に出る Discord
ゴツゴツしたデジタル数字 モニター自体の機能
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基本編:主要ツールでFPSを表示・非表示にする方法

多くのユーザーに当てはまる、代表的な3つの設定方法から解説します。

1. NVIDIA GeForce Experienceの設定

NVIDIA製のグラフィックボードを搭載している場合、最も多い原因がこれです。「Alt + R」などのショートカットを誤って押してしまい、表示がオンになるケースが多発しています。

  1. ゲーム中またはデスクトップで「Alt」+「Z」を同時に押し、オーバーレイメニューを開く。
  2. 画面右側の「設定(歯車アイコン)」をクリックする。
  3. メニューから「HUD レイアウト」を選択する。
  4. 「パフォーマンス」をクリックし、「FPS」のタブを選ぶ。
  5. 「オフ」を選択して非表示にするか、好みの位置(右上など)を選択して表示する。

2. Steamのオーバーレイ設定

Steamで購入したゲーム全般に適用される設定です。文字が小さいため気づきにくいですが、スクリーンショット撮影時などに邪魔になることがあります。

  1. Steamクライアントを起動し、左上の「Steam」→「設定」をクリック。
  2. 左メニューから「ゲーム中」を選択。
  3. 「ゲーム中のフレームレート表示」のプルダウンメニューを探す。
  4. 「オフ」または表示したい位置(右上、左上など)を選択。
  5. 「高コントラストカラー」にチェックを入れると、緑色になり視認性が上がる。

3. Windows標準(Xbox Game Bar)の設定

Windows 10/11に標準搭載されている機能です。特定のアプリだけでなく、PC全体の動作状況を確認するのに使われます。

  1. キーボードの「Windowsキー」+「G」を同時に押す。
  2. ウィジェットメニューから「パフォーマンス」を選択(グラフのアイコン)。
  3. パフォーマンスウィンドウ右上の「ピン留め」アイコンをクリックすると常時表示される。
  4. 消したい場合はピン留めを外し、ウィンドウの「×」ボタンで閉じる。
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応用編:消えない場合のチェックポイント

「上記の設定を確認したけれど、まだ数字が出ている」という場合は、以下のマイナーな原因を確認してください。

4. Discordのオーバーレイ機能

ボイスチャットツール「Discord」を使用している場合、FPSだけでなく「誰が喋っているか」のアイコンや通知が画面端に表示されることがあります。これもゲームの没入感を下げる原因になります。

  1. Discordを開き、左下の「ユーザー設定(歯車)」をクリック。
  2. 左メニューの下の方にある「ゲームオーバーレイ」を選択。
  3. 「ゲーム中のオーバーレイを有効化」のスイッチをオフにする。

5. AMD Radeon Software(Adrenalin)

NVIDIAではなくAMD製のグラフィックボードを使っている方は、こちらのソフトが原因です。

  1. デスクトップで右クリックし、「AMD Software: Adrenalin Edition」を開く。
  2. 上部の「パフォーマンス」タブを選択する。
  3. 「オーバーレイ」タブにある「メトリクスオーバーレイの表示」をオフにする。
  4. ショートカットキー「Ctrl + Shift + O」でもオンオフの切り替えが可能。

6. モニター自体のハードウェア機能

意外と盲点なのが、PC側ではなく「モニター側」の設定です。ASUS、BenQ、LGなどのゲーミングモニターには、モニター独自でFPSを表示する機能が搭載されています。

  • 確認方法:モニター本体の物理ボタンを押し、設定メニュー(OSD)を開きます。「FPSカウンター」「リフレッシュレート表示」などの項目がオンになっていないか確認してください。
  • この場合、PCのスクリーンショット機能で画面を撮影しても数字は写りません。スマホで画面を直撮りして数字が写るなら、モニター機能の可能性大です。
大谷
大谷
「スクショに写らない数字」はモニター機能確定です。故障ではないので、モニターのボタンをポチポチして設定を探してみましょう。
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ゲームタイトル別の設定(Apex・Valorant・Fortnite)

特定のゲームだけでFPSを表示・非表示にしたい場合は、ゲーム内の設定を変更するのが一番手軽です。人気タイトルの設定場所をまとめました。

  • Apex Legends:「設定」→「ゲームプレイ」タブ → 「パフォーマンス表示」をオン/オフ。
  • Valorant:「設定」→「動画」→「スタッツ」タブ → 「クライアントFPS」を「テキストのみ」または「非表示」に設定。
  • Fortnite:「設定」→「映像(ディスプレイアイコン)」→「高度なグラフィック」→「FPSの表示」をオン/オフ。
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よくある質問(Q&A)

Q. FPSの数字はいくつあれば正常ですか?

用途によりますが、一般的な基準は以下の通りです。
30fps:最低限の動作(Switchなどの家庭用ゲーム機相当)
60fps:快適(一般的なPCモニターの上限)
144fps以上:非常に滑らか(本格的な対戦ゲーム向け)
60fps出ていれば、まずは合格点と言えます。

Q. 数字が黄色や赤色になるのはなぜですか?

多くのツールでは、PCの負荷状況によって色が変わります。
緑色:快適に動作中(60fps以上など)
黄色:やや負荷がかかっている(60fps以下など)
赤色:動作が重い、カクついている(30fps以下など)
赤色が出る場合は、画質設定を下げることをおすすめします。

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まとめ:FPS表示を制御して快適なゲームライフを

今回は、パソコンの画面に表示されるFPS数値の消し方・出し方を6つのパターンで解説しました。

最後にもう一度、チェックすべきポイントを整理します。

  • 緑色の数字なら「GeForce Experience (Alt+Z)」を確認
  • 小さく目立たない数字なら「Steam」の設定を確認
  • ショートカットの誤爆なら「Xbox Game Bar (Win+G)」を確認
  • 上記以外なら「Discord」「Radeon」「モニター本体」を確認

FPS表示は、PCの健康状態を知るための便利なツールですが、ゲームへの没入感を削ぐ要因にもなります。ご自身のプレイスタイルに合わせて、必要な時だけ賢く表示させるのがベストです。

この記事の手順を参考に、今すぐ設定を見直して、ストレスのないクリアな画面を取り戻してくださいね。

※記事の執筆には可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっている可能性もあります。重要な情報は再確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。

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