「テレビの音は聞こえるのに画面が真っ暗で映らない」
「うっすら映像は見えているけれど、全体的に薄暗い」
突然テレビが映らなくなると、修理代がいくらかかるのか不安になりますよね。
その症状、実はテレビのバックライトの寿命や故障である可能性が高いです。
この記事では、テレビのバックライトの修理にかかるサイズ別の具体的な費用相場(値段)や、メーカー修理と専門業者の違い、そして自分で交換する際の危険なリスクまで網羅して解説します。
「高額な修理代で損をしたくない」という方は、ぜひ最後までご覧ください。修理か買い替えか、最適な判断ができるようになります。
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※2026年1月1日 記事の内容を最新の情報に更新しました。
テレビのバックライトの故障診断と寿命のサイン
修理費用の話をする前に、まずは今の症状が本当に「バックライトの故障」なのかを確定させましょう。
液晶テレビは、映像を映すパネルの後ろからLEDライトで光を当てています。このライトが切れると以下の症状が出ます。
音は出るが画面が真っ暗(懐中電灯テスト)
最も多いのが「音声は聞こえ、チャンネルも変えられるが、画面だけが真っ暗」という状態です。
これは映像信号は正常ですが、光源が断たれている証拠です。
診断方法
部屋を暗くして、スマホのライトや懐中電灯をテレビ画面に至近距離で当ててみてください。
光を当てた場所だけうっすらと映像が動いているのが見えれば、99%バックライトの故障で間違いありません。
画面の一部が暗い・点滅する症状
「画面の左半分だけ暗い」「映像がチカチカと高速で点滅する」といった場合も、LEDバックライトの一部ショートや、電力供給の不具合が原因です。

サイズ別:テレビのバックライトの修理費用の相場表
修理を検討する上で最も気になるのが「値段」ですよね。
依頼先(メーカーか専門業者か)によって倍近く費用が変わることがあります。まずは以下の目安表をご覧ください。
| サイズ | メーカー修理 (目安) |
修理専門業者 (最安値〜) |
自分で (部品代) |
|---|---|---|---|
| 32〜40型 | 2.5万〜4.5万円 | 1.5万〜2.5万円 | 約4,000円 |
| 42〜50型 | 3.0万〜5.5万円 | 2.0万〜3.5万円 | 約6,000円 |
| 55型以上 | 4.0万〜8.0万円 | 2.5万〜4.5万円 | 約9,000円 |
メーカー修理の特徴と値段が高い理由
ソニー、シャープ、パナソニックなどのメーカー公式修理は、純正部品を使用するため品質面での安心感は抜群です。
しかし、「部品代」に加え「技術料」と「出張費(3,000円〜5,000円程度)」が必ず加算されます。
また、メーカーによっては「バックライトのみの交換」を行わず、「液晶パネルごとの全交換(アッセンブリー交換)」と判断されるケースがあり、その場合は修理費用が10万円近くになることもあります。
修理専門業者の費用が安い理由
ネット検索で見つかる「テレビ修理専門業者」は、メーカーよりも安く、かつ早く対応してくれることが多いです。
その理由は以下の通りです。
- 部分修理が可能:パネルごと交換せず、故障したLEDバーのみをピンポイントで交換する技術がある。
- 汎用部品の活用:性能に遜色のない海外製などの汎用LEDを使用し、コストを抑えている。
「メーカー保証が切れている」「とにかく安く直したい」という場合は、専門業者の相見積もりを取るのが最もコスパの良い選択肢になります。
テレビのバックライトの交換を自分で行うリスク
「YouTubeで交換動画を見た」「Amazonで部品が安く売っていた」といった理由で、自分で修理(DIY)を検討される方も増えています。
結論から言うと、自分での交換は不可能ではありませんが、リスクが非常に高い作業です。
自分で修理するために必要な工具
ドライバー1本ではバックライトまで到達できません。最低限、以下の道具が必要です。
- 交換用LEDバックライトバー:機種ごとに電圧や長さが異なります。適合確認が必須です。
- バキュームリフター(強力吸盤):液晶パネルを持ち上げるために2個以上必要です。
- 内張り剥がし(ヘラ):プラスチックの枠を傷つけずに外すために使います。
- LEDテスター:どのLEDが切れているかを特定する場合に必要です。
最大の難関は「液晶パネル割れ」と「ホコリ」
修理業者が最も神経を使うのが、液晶パネル(ガラス面)の取り外しです。
近年の大型テレビの液晶パネルは極めて薄く、少しねじったり、持ち上げた際の自重だけでパリンと割れることがあります。
また、分解中にパネル内部に「ホコリ」や「髪の毛」が一本でも入ると、映像に黒い影として残り続けます。無菌室のような環境がない一般家庭での作業は、画質低下のリスクとも隣り合わせです。

メーカー別の故障サイン(赤ランプ点滅)
多くのテレビは、電源ランプ(赤ランプ)の点滅回数で故障箇所(エラーコード)を知らせています。
「故障かな?」と思ったら、一度コンセントを抜き、2分ほど放置して再起動(リセット)してみてください。それでも直らない場合の代表的なサインは以下の通りです。
- ソニー(BRAVIA):赤ランプが6回点滅(バックライト異常の可能性大)。
- シャープ(AQUOS):赤ランプが1回または2回点滅。
- パナソニック(VIERA):赤ランプが1回点滅など、機種により異なります。
- 東芝(REGZA):点滅に加え、電源が入ってもすぐに消える症状が多いです。
修理か買い替えか?損しない判断基準
「修理費が3万円…これって高いの?安いの?」
迷ったときは、以下の2つの基準で判断することをおすすめします。
基準1:購入から7年以上経過しているか
テレビの補修用性能部品の保有期間は、製造終了から8年です。
購入から7年以上経過していると、バックライトを直しても、次は電源基板、その次はチューナーと、故障の連鎖が始まる可能性が高いです。
7年落ちのテレビに数万円かけるなら、最新の4Kテレビの頭金にしたほうが、画質も機能も向上し、結果的に満足度は高くなります。
基準2:修理費用が新品価格の50%を超えるか
例えば、欲しい新品のテレビが6万円で買えるのに、修理見積もりが3万円を超えるなら「買い替え」推奨です。
逆に、元々20万円以上したハイエンドモデルで、画質にこだわりがあり、修理費が3〜4万円で済むなら「修理」する価値があります。
まずは、今の最新テレビがいくらで買えるのか、市場価格をチェックして比較してみましょう。
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よくある質問(Q&A)
可能ですが、多くの個人店はメーカーのサービスセンターへ取り次ぐ形になります。その場合、修理代にプラスして「取次手数料」がかかることがあるため、直接メーカーや専門業者に依頼する方が割安になるケースが多いです。
契約内容によりますが、「家財保険」の「破損・汚損」特約に入っていれば、掃除中にぶつけて壊した等の場合は対象になる可能性があります。また、落雷による故障も対象になり得ます。ただし、自然な「経年劣化(寿命)」は対象外です。
「画面の明るさ」設定を見直してください。購入時の設定は「ダイナミック」などで最大輝度になっていることが多いです。「スタンダード」や「リビング」モードにし、明るさを必要十分なレベルまで下げることで、LEDへの負荷を減らし寿命を延ばせます。
まとめ:バックライトの修理費用と年数で賢く判断しよう
テレビのバックライトの修理について、費用相場や判断基準を解説しました。
最後に記事の要点をまとめます。
- 音が出て画面が暗いなら、ほぼ確実にバックライト故障。
- 修理費用は業者なら1.5万円〜、メーカーなら2.5万円〜が目安。
- 大型テレビほど修理代は高く、DIYはパネル割れのリスクが極大。
- 購入から7年以上経過しているなら、修理より買い替えがお得。
テレビは生活に欠かせない家電です。「安く直したい」という気持ちは大切ですが、無理なDIYで怪我をしたり、寿命が近いテレビに高額な修理費をかけたりするのは避けたいですよね。
まずは、メーカーや修理業者で無料見積もりを取りつつ、並行して新しいテレビの価格もチェックしてみてください。
「意外と新品も安いな」と気づくかもしれません。納得のいく判断ができることを応援しています。
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