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ケーブルテレビでBSを見る方法!映らない時の対策と録画手順も解説

ケーブルテレビでBSを見る方法!映らない時の対策と録画手順も解説

「引っ越し先のマンションがケーブルテレビ対応だけど、BS放送はどうやって見るの?」
「テレビを買い替えたらBSが映らなくなってしまった…」

そんなお悩みをお持ちではありませんか?

実は、ケーブルテレビでBSを見るには、ただテレビを設置するだけでは不十分な場合があります。「リモコンの操作」や「契約している電波の方式」を正しく理解していないと、見たい番組が見られないだけでなく、録画に失敗してしまうことも。

この記事では、ケーブルテレビでBSを見るための基本の3ステップから、STB(専用チューナー)なしで見る裏技、そして「E202エラー」などで映らない時の解決策まで、どこよりも詳しく解説します。

※2025年11月23日 記事の内容を最新の情報に更新しました。

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【監修者】
大谷

家電専門ライターとして10年以上活動し、監修した記事は1万を超える。自身のサイトは月間11万PVを達成。
最新のデータや実体験を交え、分かりやすく信頼できる情報発信を心がけている。

ケーブルテレビでBSを見るための3ステップ

ケーブルテレビでBS放送を視聴する手順は、大きく分けて以下の3ステップです。

  • ステップ1:契約プランと「放送方式」を確認する
  • ステップ2:機器(STBまたはテレビ)を正しく接続する
  • ステップ3:入力切替を行い、チャンネルを設定する

特に重要なのがステップ1です。ここを飛ばすと「映らない」原因になりますので、順を追って見ていきましょう。

ステップ1:契約プランと放送方式の確認

まず、現在のご契約が「BS視聴可能なプラン」になっているかを確認します。

さらに重要なのが、ケーブルテレビ局から送られてくる電波の「放送方式」です。これによって「STB(専用チューナー)が必要かどうか」が決まります。

放送方式 視聴方法の特徴
① パススルー方式 STBなしでも視聴可能。
市販のテレビやレコーダーに直接ケーブルを繋げば見られます。
② トランスモジュレーション方式 STBが必須。
専用チューナーを通さないとBSの電波を受信できません。

ご自宅が「① パススルー方式」であれば、壁の端子からテレビへ直接ケーブルを繋ぐだけで、地デジと同じ感覚でBSが見られます。

一方、「② トランスモジュレーション方式」の場合は、必ずケーブルテレビ会社から貸与されるSTBを経由する必要があります。

大谷
大谷
最近のケーブルテレビ局は「パススルー」が多いですが、古い設備や一部のプランでは「トランスモジュレーション」の場合も。不明な場合はサポートへ確認しましょう。

ステップ2:STB(セットトップボックス)の接続方法

トランスモジュレーション方式の場合や、有料チャンネルを見るために「STB」を使う場合は、以下の手順で接続します。

  1. 壁のテレビ端子 ⇒ 同軸ケーブル ⇒ STBの「ケーブル入力」端子
  2. STBの「HDMI出力」端子 ⇒ HDMIケーブル ⇒ テレビの「HDMI入力」端子
  3. STBに「B-CASカード(またはC-CASカード)」を挿入し、電源を入れる

昔のような「赤・白・黄」のケーブルではなく、映像と音声を1本で送れるHDMIケーブルを使うのが一般的です。

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ステップ3:入力切替とチャンネル設定

配線が終わったら、いよいよテレビに映像を映し出します。ここで最大の落とし穴が「リモコンの使い分け」です。

STB経由で見る場合は、以下の流れで操作してください。

  1. 【テレビのリモコン】を持ち、「入力切替」ボタンを押す。
  2. 画面上の表示を「地デジ」から「HDMI 1」(STBを繋いだ場所)に合わせる。
  3. 【STBのリモコン】に持ち替え、「BS」ボタンを押して見たい番組を選ぶ。

画面にSTBのメニュー画面やBS放送が映れば設定完了です。

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トラブル解決:BSが映らない・E202エラーが出る原因

「手順通りやったのに真っ暗…」「昨日まで見れてたのに急に映らない!」

そんな時に考えられる原因と対処法をまとめました。修理を呼ぶ前にこれだけはチェックしてください。

テレビの入力切替が間違っている

「映らない」という問い合わせの約半数がこれです。

テレビ画面が砂嵐だったり、「信号がありません」と表示される場合、テレビがSTBの映像をキャッチできていません。

テレビのリモコンで「入力切替」を何度も押し、HDMI1、HDMI2、HDMI3…と順番に画面を切り替えてみてください。

エラーコードE202・E203の表示

テレビ画面に「E202」「E203」という文字が出ていたら、「電波が届いていない」というサインです。

  • 配線の緩み:掃除の際にケーブルが引っ張られて抜けかかっていませんか?一度抜いて、奥までカチッと差し直してください。
  • カードの接触不良:STBに刺さっているB-CAS/C-CASカードを一度抜き、乾いた布で拭いてから差し直すと直ることがあります。
  • 地域障害:悪天候(豪雨・降雪)や、ケーブルテレビ局側の設備トラブルの可能性があります。スマホで「〇〇(地域名) ケーブルテレビ 障害」と検索してみましょう。

分波器が必要なケース(パススルーの場合)

STBを使わず、壁の端子から直接テレビに繋いでいる場合(パススルー視聴)、「地デジは映るけどBSだけ映らない」ということがあります。

この場合、壁から来ている電波を「地デジ」と「BS」に分ける「分波器(セパレーター)」という器具が必要なケースがあります。配線が正しいか確認してみましょう。

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ケーブルテレビでのBS録画とNHK料金

BS放送を楽しむ上で欠かせない「録画」と「お金」の話もしておきましょう。

市販のレコーダーで録画できる?

「家電量販店で買ったブルーレイレコーダーでBSを録画したい」という方は要注意です。

  • パススルー方式の場合:市販のレコーダーで自由に録画可能です。
  • トランスモジュレーション方式の場合:市販レコーダーのチューナーは使えません。STBとレコーダーをLANケーブルで繋ぐ「LAN録画」などの設定が必要になります。

これから録画機器を買うなら、まずはご自宅の契約方式の確認が必須です。

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大谷
大谷
録画機能付き(ハードディスク内蔵)のSTBをレンタルするのが、一番手軽でトラブルが少ない方法ですよ。

NHK衛星契約は必須?

結論から言うと、必須です。

ケーブルテレビであっても、BS放送を受信できる環境(STB設置やパススルー接続)があれば、放送法に基づきNHKの契約を「地上契約」から「衛星契約」に変更する必要があります。

ただし、ケーブルテレビの利用料と一緒に引き落とす「団体一括支払」を利用すると、通常の支払いよりも年間最大2,000円以上安くなる場合があります。未変更の方は、ケーブルテレビ会社へ問い合わせてみましょう。

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よくある質問(Q&A)

最後に、よくある質問をQ&A形式でまとめました。

Q. マンション全体がケーブルテレビ加入済みですが、BSは無料ですか?

BS日テレやBSフジなどの「民放BS」は無料で見られることが多いですが、NHK衛星契約は別途必要です。また、有料チャンネル(WOWOWなど)は個別契約が必要です。

Q. 家にある複数のテレビ全部でBSを見たいのですが?

「パススルー方式」なら分配器を使えば全室で見られます。「トランスモジュレーション方式」の場合、STBを設置したテレビでしか見られません。STBを追加レンタルするか(有料)、パススルー対応かを確認してください。

Q. 4K放送を見るにはどうすればいいですか?

「4K対応のSTB」への交換と、「4K対応テレビ」が必要です。また、HDMIケーブルも「プレミアムハイスピード(18Gbps対応)」以上の規格を選んでください。

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まとめ:まずは契約方式の確認から始めよう

ケーブルテレビでBSを見る方法は、決して難しくありません。

最後に、スムーズに視聴するためのポイントを再確認しましょう。

  • 自分の契約が「パススルー」か「トランスモジュレーション」か確認する
  • STBを使うなら、テレビの「入力切替」を必ず行う
  • 映らない時は、配線の緩みとB-CASカードの抜き差しを試す
  • NHK団体一括支払を活用して、料金を節約する

BS放送が映れば、映画、スポーツ、音楽ライブなど、おうち時間の楽しみが格段に増えます。

もし、「BSは見られるようになったけど、今のテレビの画質がいまいち…」「もっと大画面でスポーツ観戦したい」と感じているなら、テレビ自体の買い替え時かもしれません。

最新のテレビは、ケーブルテレビのSTBとの連携機能も充実しており、驚くほど快適に操作できます。最高の視聴環境を整えてくださいね。

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