PR

一つのマウスで2台のパソコンと無線で共有する5つの方法

一つのマウスで2台のパソコンと無線で共有する5つの方法

「会社のノートPCと、私用のPC。2台を並べて作業していると、デスクの上がマウスだらけでゴチャゴチャ…」

「作業中にいちいちマウスを持ち替えるのが地味にストレス!ポインターが動かなくて『あれ?』ってなることも…」

あなたも今、こんな悩みを抱えていませんか?

テレワークや副業が当たり前になった現代、パソコンを2台以上使うことは珍しくありません。しかし、そのたびに周辺機器が増えてしまい、作業スペースが狭くなるのは避けたいですよね。

ご安心ください。その悩み、たった1つの無線(ワイヤレス)マウスで解決できます!

この記事では、1つの無線マウスで2台のパソコンを共有し、スマートに切り替える具体的な方法を、実際に複数台のPCを操る筆者が徹底解説します。接続方法の基本から、メリット・デメリット、さらには作業効率を劇的に向上させるおすすめのマウスまで、あなたの疑問をすべて解消します。

この記事を読み終える頃には、あなたはゴチャついたデスクから解放され、これまで以上に快適で効率的なPCライフを手に入れているはずです。

【監修者】
大谷

家電製品アドバイザー。
年間100台以上の家電をチェックし、自腹で試す家電マニア。
数々の家電選びの失敗から学んだ、”本当に役立つ知識”を発信している。

一つのマウスで2台のPCを切り替える5つの方法

さっそく結論からお伝えします。1つのワイヤレスマウスで2台のPCを共有・切り替えする方法は、主に以下の5つです。

  • 【方法1】Bluetoothマルチペアリング機能を使う
  • 【方法2】BluetoothとUSBレシーバーを併用する
  • 【方法3】専用ソフトウェア(Logicool Flowなど)を利用する
  • 【方法4】USB切り替え機(セレクター)を導入する
  • 【方法5】KVMスイッチを利用する(キーボード・モニターも共有)

「なんだか難しそう…」と感じたかもしれませんが、心配無用です。それぞれの方法に特徴があり、あなたの環境や使い方に合った最適な選択肢が必ず見つかります。一つずつ、詳しく見ていきましょう。

大谷
大谷

まずはこの5つの方法があるんだな、と全体像を把握するのがポイントです。あなたの使い方にピッタリな方法がどれか、考えながら読み進めてみてくださいね!

一つのマウスで2台のPCをBluetoothで切り替える

最も手軽で一般的な方法が、「Bluetoothマルチペアリング」機能に対応したマウスを使うことです。これは、1つのマウスを複数のPCに記憶(ペアリング)させておき、ボタン一つで接続先をサッと切り替えることができる非常に便利な機能です。

Bluetoothマルチペアリングとは?

マルチペアリングとは、その名の通り「マルチ(複数)」のデバイスと「ペアリング(接続設定)」できる機能のこと。通常、Bluetooth機器は1対1で接続しますが、マルチペアリング対応機器は、例えば以下のように接続情報を記憶できます。

  • チャンネル1:会社のWindowsノートPC
  • チャンネル2:私用のMacBook
  • チャンネル3:タブレット(iPadなど)

一度ペアリングしてしまえば、あとはマウスの裏側などにある切り替えスイッチを押すだけで、瞬時に接続するPCを変更できるのです。

マルチペアリングの設定方法【簡単4ステップ】

設定は非常に簡単で、機械が苦手な方でも数分で完了します。

  1. マウスをペアリングモードにする:多くの場合、切り替えボタンを長押しすると、LEDランプが点滅してペアリングモードに入ります。
  2. 1台目のPC(PC-A)と接続する:PC-AのBluetooth設定画面を開き、表示されたマウスのモデル名を選択してペアリングします。
  3. マウスのチャンネルを切り替える:マウスの切り替えボタンを押し、別のチャンネル(例:チャンネル2)に設定します。
  4. 2台目のPC(PC-B)と接続する:再度マウスをペアリングモードにし、今度はPC-BのBluetooth設定画面で同様にペアリングを行います。

これだけで設定は完了です。次回からは、マウスのチャンネルを切り替えるだけで、使いたいPCでマウスが動くようになります。

メリット・デメリット

【メリット】

  • USBポートが不要:PC本体にBluetooth機能が内蔵されていれば、貴重なUSBポートを消費しません。
  • デスクがスッキリ:ケーブルやレシーバーがないため、配線が一切なく、デスク周りが非常にクリーンになります。
  • 手軽な切り替え:マウス本体のボタン操作だけで切り替えが完結するため、直感的でスピーディーです。

【デメリット】

  • 切り替えに若干のラグ:ボタンを押してから接続が完了するまでに1〜2秒ほどのタイムラグが発生することがあります。
  • 対応マウスが必要:すべてのワイヤレスマウスが対応しているわけではないため、マルチペアリング機能を持つ製品を選ぶ必要があります。
大谷
大谷

USBポートが少ないノートPCを使っている方や、とにかくデスクをスッキリさせたい!という方には、このBluetoothマルチペアリングが最もおすすめですよ。

おすすめマルチペアリングマウス:エレコム SHELLPHA M-SH30BBSK


楽天市場で詳細を見る

「どのマウスを選べばいいかわからない…」という方にまずおすすめしたいのが、エレコムの「SHELLPHA」です。このマウスは、ただのマルチペアリング対応マウスではありません。

最大の特徴は、ホイールを傾けるだけで横スクロールができる「チルトホイール」を搭載している点です。ExcelやGoogleスプレッドシートで巨大な表を扱うとき、いちいち画面下のスクロールバーを操作するのは面倒ですよね?このマウスなら、ホイールを左右にカチッと倒すだけで、スムーズに横移動が可能です。この機能があるかないかで、表計算ソフトでの作業効率は天と地ほどの差が出ます。

また、クリック音が非常に静かな静音設計になっているため、カフェや図書館、家族が寝静まった深夜でも、周りを気にせず作業に集中できます。さらに、マウス表面には抗菌加工が施されており、衛生面でも安心感が高いのも嬉しいポイント。Bluetoothは2台まで接続可能で、底面のスイッチで簡単に切り替えられます。手に馴染む形状と機能性を両立させた、まさに仕事の相棒と呼ぶにふさわしい一台です。

マウス2台の切り替えをUSBレシーバー併用で行う

次に紹介するのは、「Bluetooth」と「USBレシーバー」の両方の接続方法に対応したマウスを使う方法です。これにより、柔軟なPC共有環境を構築できます。

BluetoothとUSBレシーバーを併用する仕組み

これは、片方のPC(例:PC-A)とはBluetoothで接続し、もう片方のPC(例:PC-B)には付属の小型USBレシーバー(ドングルとも呼ばれます)を挿して接続する方法です。

  • PC-A(例:私用MacBook):Bluetoothでペアリング
  • PC-B(例:会社Windows PC):USBポートにレシーバーを挿して接続

この方法も、マウス本体の切り替えボタンで接続先をPC-AとPC-Bの間で変更します。Bluetoothが使えない古いデスクトップPCや、会社のセキュリティでBluetooth接続が許可されていないPCがある場合に、非常に役立つ方法です。

メリット・デメリット

【メリット】

  • 接続の安定性:USBレシーバーによる2.4GHz帯の無線接続は、Bluetoothに比べて接続が安定しており、遅延や途切れが少ない傾向にあります。
  • 幅広い互換性:片方のPCがBluetoothに対応していなくても、USBポートさえあれば接続可能です。
  • 簡単なセットアップ:USBレシーバーはPCに挿すだけでドライバが自動でインストールされる「プラグアンドプレイ」に対応していることが多く、ペアリング作業が不要で簡単です。

【デメリット】

  • USBポートを1つ使用する:片方のPCで必ずUSBポートを1つ占有してしまいます。
  • レシーバー紛失のリスク:小型なため、持ち運びの際に紛失する可能性があります(多くのマウスは本体内部にレシーバーを収納できます)。

おすすめ併用マウス:ロジクール PEBBLE M350


楽天市場で詳細を見る

「機能性も大事だけど、やっぱり見た目もおしゃれなものがいい!」という方には、ロジクールの「PEBBLE M350」が断然おすすめです。

その名の通り、まるで小石(Pebble)のような丸みを帯びた薄型のデザインが最大の特徴。従来のゴツゴツしたマウスとは一線を画す、ミニマルで洗練されたルックスは、デスクの上にあるだけで気分を上げてくれます。カラーバリエーションも豊富で、自分のPCやデスク周りのインテリアに合わせて選べるのも魅力です。

デザインだけでなく、性能も優秀。クリック音を90%以上削減したという超静音設計で、操作していることを忘れるほど静かです。薄型で軽量なので、カバンにサッと入れてもかさばらず、カフェや外出先での作業にも最適。接続はBluetoothとUSBレシーバーの両方に対応しており、底面のボタン一つで簡単に切り替え可能。デザイン性と携帯性、そして2台PC共有の機能性を高いレベルで両立させた、特に女性やノマドワーカーに人気の高いモデルです。

パソコン2台のマウス共有をソフトウェアで行う神機能

「ボタンで切り替えるのすら面倒…」「もっとシームレスに操作したい!」そんな究極の効率化を求めるあなたにご紹介したいのが、専用ソフトウェアを使った方法です。特に、ロジクール(Logicool)の「Flow」機能は、もはや革命と言っても過言ではありません。

Logicool Flowが革命的すぎる!

Logicool Flowとは、2台のPCをまるで1台のデュアルモニター環境のように、マウスカーソルが自由に行き来できる技術です。どういうことかと言うと…

PC-Aの画面の右端までマウスポインターを持っていくと、なんとそのままスッとPC-Bの画面の左端からポインターが現れるのです!

切り替えボタンを押す必要は一切ありません。ただマウスを動かすだけ。初めて体験したときは「未来が来た!」と感動するほどの快適さです。さらに驚くべきは、これがWindowsとMacの間でも問題なく機能すること。OSの壁をいとも簡単に越えてしまうのです。

ファイルのコピー&ペーストも可能

Logicool Flowの真価は、カーソルの移動だけではありません。なんと、2台のPC間でテキストや画像、ファイルのコピー&ペーストができてしまうのです。

例えば、Macの画像編集ソフトで加工した画像をコピー(command+C)し、そのままマウスをWindows画面に移動させて、Word文書に貼り付け(Ctrl+V)する、といった芸当が当たり前のようにできます。これまでUSBメモリやクラウドストレージを経由して行っていたファイル移動の手間が、完全にゼロになります。これは作業効率の向上というレベルではなく、もはや「作業革命」です。

Logicool Flowの設定方法と注意点

この魔法のような機能を使うには、いくつかの条件があります。

【設定手順】

  1. Logicool Flowに対応したマウスを用意する。
  2. 共有したい2台のPC両方に、専用ソフトウェア「Logi Options+」をインストールする。
  3. 2台のPCを同じWi-Fiネットワークに接続する。
  4. 「Logi Options+」の指示に従ってFlowを有効にし、PCの配置を設定する。

【注意点】

  • PCが同じネットワーク上にある必要があります。
  • 会社のセキュリティポリシーやファイアウォールの設定によっては、PC間の通信がブロックされ、Flow機能が使えない場合があります。利用する前に、会社の情報システム部門などに確認することをおすすめします。

おすすめFlow対応マウス:ロジクール M590


楽天市場で詳細を見る

この革新的なLogicool Flow機能を体験するのに、最もコストパフォーマンスが高いのが「ロジクール マルチデバイス サイレントマウス M590」です。

このマウスはFlow機能に対応しているのはもちろん、マウスとしての基本性能が非常に高いレベルでまとまっています。クリック音を90%以上軽減した静音設計は、集中したい作業やオンライン会議中に最適。単3電池1本で最大24ヶ月も使用可能という驚異的なバッテリー寿命も魅力で、電池交換の手間をほとんど意識する必要がありません。

さらに、親指の位置には2つのカスタマイズ可能なサイドボタンと、横スクロールが可能なチルトホイールを搭載。Webページの「戻る/進む」や、アプリケーションごとのショートカットを割り当てることで、作業効率をさらに高めることができます。握りやすい形状と優れたトラッキング性能で、長時間の使用でも疲れにくいのもポイント。テレワークで複数のPCを扱うすべての人にとって、まさに「救世主」となりうるマウスです。

【応用編】パソコン2台でマウスとキーボードを共有する

「マウスが1つで済むなら、キーボードも1つにしたい!」そう考えるのは自然な流れですよね。ご安心ください、もちろん可能です。ここではマウスだけでなく、キーボードもまとめて共有する方法をご紹介します。

マルチデバイス対応キーボードを使う

最もシンプルなのは、マウスと同様にBluetoothマルチペアリングに対応したキーボードを導入することです。マウスと同じ要領で、複数のPCにペアリングしておき、キーボードの切り替えボタンを押すことで入力先のPCを変更します。

これにより、マウスとキーボード、それぞれ1つずつで2台のPCを操作する環境が完成します。デスクが非常にスッキリし、統一感も生まれます。

大谷
大谷

マウスとキーボードを別々に切り替えるのが少し手間に感じるかもしれませんが、それでも機器が1セットで済むメリットは大きいですよ!

Logicool Flowならキーボードも自動で切り替わる!

ここで再び登場するのが、Logicool Flowです。この機能の真に恐ろしい点は、対応マウスと対応キーボードを組み合わせることで、キーボードの入力先も自動で切り替わることです。

つまり、マウスカーソルがPC-AからPC-Bに移動した瞬間、キーボードも自動的にPC-Bに入力できる状態になるのです。あなたは何も意識する必要はありません。ただ、操作したいPCの画面にマウスカーソルを持っていくだけ。これでマウスもキーボードも、そのPCを操作できるようになります。

この「マウス追従型キーボード切り替え」は、一度体験すると元には戻れないほどの快適さです。2台のPCを頻繁に行き来して作業する方にとっては、これ以上ない究極のソリューションと言えるでしょう。

ハードウェアで解決するKVMスイッチという選択肢

ソフトウェアが使えない環境や、より確実な切り替えを求めるヘビーユーザー向けには、「KVMスイッチ」という物理的な機器を使う方法もあります。

KVMとは、Keyboard(キーボード)、Video(モニター)、Mouse(マウス)の頭文字を取ったもので、これらの周辺機器を複数のPCで共有するための切り替え機です。2台のPCからのケーブルをKVMスイッチに接続し、KVMスイッチから1組のキーボード、モニター、マウスに接続します。そして、スイッチ本体のボタンを押すことで、すべての周辺機器の接続先を一括で切り替えることができます。

有線・無線を問わず、どんなマウスやキーボードでも利用できるのが強みですが、配線が複雑になりがちで、デスク上に機器が一つ増えるというデメリットもあります。

よくある質問(Q&A)

最後に、1つのマウスで2台のPCを共有する際によくある疑問について、Q&A形式でお答えします。

MacとWindowsの組み合わせでも、問題なく共有できますか?

はい、全く問題ありません。本記事で紹介したBluetoothマルチペアリング、USBレシーバー併用、そしてLogicool Flowのいずれの方法も、MacとWindowsの異なるOS間で問題なく機能します。特にLogicool Flowは、異なるOS間でのファイル共有も可能にするため、MacとWindowsを併用するユーザーにこそ強くおすすめしたい機能です。

今使っているお気に入りの有線マウスでも共有できますか?

はい、可能です。その場合は、物理的な「USB切り替え機(セレクター)」を使用します。これは、1つのUSB機器(この場合はマウス)を2台のPCで共有するための小型の装置です。2台のPCとマウスを切り替え機に接続し、本体のボタンを押すことで接続先PCを切り替えます。無線にこだわりがなければ、安価で確実な方法です。

会社のセキュリティが厳しいのですが、使っても大丈夫でしょうか?

方法によりますので、確認が必要です。
Logicool Flowのようなソフトウェア方式は、PC間でネットワーク通信を行うため、会社のセキュリティポリシーによっては使用が禁止されている場合があります。利用前に必ず情報システム部門などに確認してください。
一方、BluetoothやUSBレシーバー方式は、PC単体で完結する接続のため、セキュリティ上の問題は起きにくいですが、念のため会社のルールを確認するとより安心です。

まとめ:最適な方法でPC2台の無線マウスの共有を実現しよう!

今回は、1つのワイヤレスマウスで2台のパソコンを共有し、快適に操作するための具体的な方法を5つご紹介しました。

もう一度、要点を振り返ってみましょう。

  • Bluetoothマルチペアリング:最も手軽でデスクがスッキリする方法。
  • BluetoothとUSBレシーバー併用:片方のPCがBluetooth非対応でもOKな柔軟な方法。
  • Logicool Flow(ソフトウェア):切り替え不要!究極のシームレス操作とファイル共有を実現する方法。
  • USB切り替え機(ハードウェア):お気に入りの有線/無線マウスをそのまま使える確実な方法。
  • キーボードも共有:マルチデバイスキーボードやLogicool Flowで、デスク環境をさらに快適に。

マウスが1つになるだけで、デスクの上が驚くほどスッキリし、作業の集中力も格段にアップします。これまでマウスを持ち替えるたびに感じていた小さなストレスから解放されることで、あなたの作業効率は間違いなく向上するでしょう。

あなたに最適なマウスへの投資は、未来のあなたの貴重な「時間」への投資です。

ぜひこの記事を参考に、あなたの作業環境にピッタリ合った方法を見つけ、スマートで効率的なデュアルPCライフを手に入れてください!

おすすめマルチペアリングマウス:エレコム SHELLPHA M-SH30BBSK


楽天市場で詳細を見る

おすすめ併用マウス:ロジクール PEBBLE M350


楽天市場で詳細を見る

おすすめFlow対応マウス:ロジクール M590


楽天市場で詳細を見る

※記事の執筆には一部AIを利用しております。AIの回答には間違いが含まれている場合があり、必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。

パソコン