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電動自転車のバッテリーを売るには?買取相場と高く売るコツ

電動自転車のバッテリーを売るには?買取相場と高く売るコツ

「新しい電動自転車に買い替えたけど、古いバッテリーはどうしよう…」
「バッテリーだけ交換したから、まだ使える古い方が余ってしまった…」

電動自転車のバッテリー、処分に困っていませんか?ただ捨ててしまうのはもったいないし、そもそも普通ゴミで捨てて良いものなのかも分かりにくいですよね。
実はそのバッテリー、お金になるかもしれません。

この記事では、不要になった電動自転車のバッテリーをどうやって売るのか、その具体的な方法を徹底解説します。「どこで売れるの?」「買取相場はいくら?」「少しでも高く売るコツは?」といった、あなたが抱えるあらゆる疑問に答えます。

結論から言うと、電動自転車のバッテリーは専門の買取業者やフリマアプリなどを利用して売ることが可能です。この記事を読めば、あなたに最適な売却方法がわかり、不要なバッテリーを賢く現金化する手助けとなるでしょう。

【監修者】
家電のいろは編集部

家電のいろは編集長の大谷です。大手家電量販店にて販売・商品企画を10年以上経験し、現在は家電ライター・家電製品アドバイザーとして活動しています。
当サイトでは、多数の専門家とともに家電にまつわるお役立ち情報を幅広く発信しています。

電動自転車のバッテリーは売れる!主な3つの売却方法

不要になった電動自転車のバッテリー、実は売却できることをご存知でしたか?環境にもお財布にも優しい選択肢です。主な売却方法は、大きく分けて3つあります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の状況に合った最適な方法を選びましょう。

専門の買取業者に売る

最も手軽で安心なのが、電動自転車のバッテリーを専門に扱っている買取業者に依頼する方法です。専門知識が豊富なスタッフが、バッテリーの価値を正しく査定してくれます。特にパナソニック、ヤマハ、ブリヂストンといった国内大手3大メーカーのバッテリーは需要が高く、高価買取が期待できます。

メリットは、なんといっても査定から買取までのスピード感と手軽さです。専門家による査定なので、適正価格で買い取ってもらえる安心感があります。デメリットとしては、店舗が近くにないと持ち込みが難しい場合があることでしたが、最近では郵送での買取(宅配買取)に対応している業者も増えています。

自転車買取店に売る

「サイクルベースあさひ」のような全国展開している大手自転車店でも、自転車本体の買取サービスの一環としてバッテリーを含めた査定を行っています。特に、自転車本体ごと買い替えるタイミングであれば、非常に便利な選択肢です。

メリットは、全国に店舗があるため持ち込みやすく、自転車に関する他の相談も一緒にできる点です。一方、バッテリー単体での買取は行っていない場合や、専門業者ほどの高値はつきにくい可能性がある点がデメリットとして挙げられます。

フリマアプリやネットオークションで売る

ヤフオクやPayPayフリマといった個人間取引のプラットフォームを利用する方法もあります。自分で価格を設定できるため、うまくいけば業者よりも高く売れる可能性があるのが最大の魅力です。

ただし、注意点も多くあります。まず、メルカリでは安全上の理由から中古バッテリーの出品が禁止されています。また、出品には写真撮影や商品説明文の作成、バッテリー寿命の自己申告など、手間がかかります。さらに、梱包や発送も自分で行う必要があり、買い手との間でトラブルが発生するリスクもゼロではありません。

3つの売却方法比較表

売却方法 メリット デメリット こんな人におすすめ
専門の買取業者 ・査定が早く正確
・高価買取が期待できる
・手続きが簡単で安心
・宅配買取も利用可能
・フリマアプリよりは価格が低くなる傾向
・近隣に店舗がない場合がある
バッテリー単体を少しでも高く、早く、安心して売りたい人
自転車買取店 ・全国に店舗があり持ち込みやすい
・自転車本体と一緒に売れる
・バッテリー単体では売れない場合がある
・専門業者より査定額が低い可能性
自転車の買い替えと同時に、古い自転車とバッテリーをまとめて処分したい人
フリマ・オークション ・自分で価格設定できる
・高値で売れる可能性がある
・出品、梱包、発送の手間がかかる
・個人間トラブルのリスク
・メルカリでは出品禁止
手間を惜しまず、少しでも高く売ることに挑戦したい人
大谷
大谷
どの方法にも一長一短がありますね。ご自身のバッテリーの状態や、どれだけ手間をかけられるかを考えて選ぶのがポイントですよ!時間と安全性を重視するなら専門業者、手間をかけてでも最高値を狙うならオークション、という視点で選ぶと良いでしょう。

【必見】電動自転車のバッテリー買取の専門業者&店舗2選

「じゃあ、具体的にどこで売ればいいの?」という方のために、信頼できるおすすめの買取業者と店舗を2つご紹介します。それぞれの特徴を理解して、あなたのニーズに合った場所を選んでください。

買取ヴィレッジ|バッテリー単体でも高価買取

埼玉県朝霞市に店舗を構える「買取ヴィレッジ」は、電動アシスト自転車のバッテリー買取専門店です。バッテリーや充電器単体での買取に強く、その専門性から高価買取が期待できます。

特にパナソニック、ヤマハ、ブリヂストンの3大メーカーのバッテリーは買取強化対象です。経験豊富なスタッフが市場価値を正確に見極め、相場に合わせた最大限の価格を提示してくれます。最大の魅力は、店舗への持ち込みだけでなく、全国対応の宅配買取サービスも行っている点です。

  • 特徴: バッテリー・充電器の買取専門店。未使用品から状態の良い中古品まで対応。
  • 査定方法: LINE、電話、メールで無料査定が可能。
  • 買取方法: 埼玉県朝霞市の店舗へ持ち込む「店頭買取」と、全国から送付可能な「宅配買取」。
  • ポイント: 事前にバッテリーの「実力容量」や「充電回数」をチェックして伝えると、査定がスムーズに進みます。
  • こんな人におすすめ: 近くに店舗がなくてもバッテリー単体を専門家に査定してほしい人。少しでも高く売りたい人。

「中古だから値段がつかないかも…」と諦める前に、まずは公式サイトから無料査定を試してみてはいかがでしょうか。

サイクルベースあさひ|自転車本体とセットでお得に

全国に400店舗以上を展開する「サイクルベースあさひ」は、自転車の買取・リユース販売サービスを行っています。こちらの最大の強みは、不要になった電動自転車本体と一緒にバッテリーも売却できる点です。

2024年6月からはシティサイクルの買取も開始し、スポーツサイクルから電動アシスト自転車、キッズサイクルまで、すべての車種が買取対象となりました。お近くの店舗に持ち込むだけで、査定から買取まで一括で行ってくれる手軽さが魅力です。

  • 特徴: 全国400店舗以上で展開。自転車本体の買取サービス。
  • 買取対象: 電動アシスト自転車は製造から7年以内のモデルが対象。
  • プロセス: ①店頭へ持ち込み → ②スタッフによる査定 → ③買取成立
  • ポイント: 自転車を買い替える際に、古い自転車の処分と新しい自転車の購入が一度に済むため非常に効率的です。
  • こんな人におすすめ: 自転車ごと買い替えを検討している人。近所の店舗で手軽に済ませたい人。

バッテリー単体での売却ではなく、自転車ごと手放したいと考えている方にとっては、最も便利な選択肢と言えるでしょう。

電動自転車のバッテリーの買取相場はいくら?

やはり一番気になるのは「自分のバッテリーがいくらで売れるのか?」という点ですよね。電動自転車バッテリーの買取相場は、メーカー、容量(Ah)、製造年、そしてバッテリーの状態によって大きく変動します。

ここでは、2025年9月現在の市場調査に基づく参考価格として、相場を左右する要因と、主要メーカー別の価格感について解説します。ただし、あくまで参考価格であり、正確な金額は必ず査定を受けて確認してください。

メーカー・容量(Ah)別の買取相場感

一般的に、需要の高い人気メーカーほど高値がつきやすく、バッテリー容量が大きいほど買取価格も高くなる傾向にあります。

メーカー 特徴 参考買取相場(状態良好な中古品)
パナソニック 国内トップシェア。幅広いモデルに対応するバッテリーがあり、需要が非常に高い。「ギュット」「ビビ」シリーズなどが人気。 5,000円~15,000円前後(特に16.0Ahなどの大容量モデルは高値傾向)
ヤマハ 電動自転車のパイオニア。「PAS」シリーズは根強い人気。パワフルなアシストが特徴で、バッテリーの信頼性も高い。 4,000円~12,000円前後
ブリヂストン 「bikke」「HYDEE II」などのおしゃれなモデルが人気。両輪駆動モデルのバッテリーも需要あり。 4,000円~12,000円前後

※上記はあくまで目安です。未使用新品や、新しいモデルの大容量バッテリーはこれ以上の価格になることもあります。

バッテリーの「寿命」が査定額を大きく左右する

中古バッテリーの査定で最も重要視されるのが、バッテリーの残り寿命です。これは、パナソニック製と、ヤマハ・ブリヂストン製で確認方法が異なります。査定前に自分でチェックしておくと、おおよその価値を把握できます。

  • パナソニック製:「実力容量」
    • バッテリーの残量表示ボタンを長押しすると、バッテリーの総寿命がランプの点灯数で表示されます。ランプ5個点灯が最も良い状態で、買取ヴィレッジでは4個以上(寿命61%以上)が買取基準となっています。
  • ヤマハ・ブリヂストン製:「充電回数」
    • 残量表示ボタンを長押しすると、これまでの累計充電回数がランプの点滅・点灯で分かります。回数が少ないほど状態が良いと判断されます。
大谷
大谷
この「寿命チェック」は非常に重要です!査定に出す前に必ず確認しておきましょう。やり方が分からない場合は、買取業者のサイトで詳しく説明されていることが多いですよ。

買取不可?値段がつかないバッテリーの特徴と処分方法

残念ながら、すべてのバッテリーに値段がつくわけではありません。買取を断られてしまった場合、どうすれば良いのでしょうか。ここでは、買取不可となるバッテリーの特徴と、法律で定められた正しい処分方法について解説します。

買取を断られてしまうバッテリーの条件

以下のような状態のバッテリーは、安全上の問題や再販価値がないため、買取を断られるケースがほとんどです。

  • 購入から年数が経過しすぎている: 買取ヴィレッジでは購入後2年以内、サイクルベースあさひ(自転車本体)では製造後7年以内といった基準があります。
  • 寿命チェックの結果が悪い: 前述のパナソニックの「実力容量」が3つ以下、ヤマハ・ブリヂストンの「充電回数」が多すぎる場合など。
  • 物理的な損傷がある: ケースに大きな傷や割れ、膨らみがある、端子部分が錆びている、水没した形跡があるなど。
  • メーカーのリコール対象品である。
  • 充電ができない、電源が入らないなど、完全に故障している。

正しいバッテリーの処分方法【リサイクルが義務】

値段がつかなかったバッテリー、そして寿命を迎えたバッテリーは、絶対に家庭ごみや不燃ごみとして捨ててはいけません。

電動自転車に使われているリチウムイオンバッテリーは「小型二次電池」に分類され、資源有効利用促進法に基づき、リサイクルすることが義務付けられています。発火のリスクもあるため、正しい方法で処分する必要があります。

  1. リサイクル協力店に持ち込む: 自転車販売店や家電量販店など、「小型充電式電池リサイクルBOX」が設置されている店舗に持ち込みます。お近くの協力店は「一般社団法人JBRC」のホームページから検索できます。
  2. 自転車店の回収サービスを利用する: サイクルベースあさひでは、買取対象外となった自転車を有料で回収するサービスを実施しています。バッテリー単体での回収はできない場合があるので、事前に店舗へ確認しましょう。

処分には費用がかかる場合もありますが、安全と環境のために必ずルールを守りましょう。売れるかどうか迷ったら、まずは査定に出してみるのがおすすめです。

買取価格をUPさせる5つの秘訣!査定前のチェックリスト

せっかく売るなら、1円でも高く買い取ってもらいたいですよね。ほんの少しの手間をかけるだけで、査定額がアップする可能性があります。ここでは、誰でもできる5つの秘訣をご紹介します。

①バッテリーの状態をセルフチェック&最適に保管する

査定の最重要項目であるバッテリーの寿命。これを事前に自分で確認し、状態を把握しておくことが大切です。

  • パナソニック: 「実力容量」を確認
    残量表示ボタンを20秒以上長押しします。ランプが1~5個点灯し、現在のバッテリーの能力を示します。5個点灯が最高、4個以上なら高価買取の可能性大です。
  • ヤマハ・ブリヂストン: 「充電回数」を確認
    残量表示ボタンを20秒以上長押しします。ランプの点滅と点灯の組み合わせで、充電回数の範囲がわかります。回数が少なければ少ないほど、査定額はアップします。

また、日頃の保管方法も重要です。リチウムイオンバッテリーは、満充電や残量ゼロの状態で長期間放置すると劣化が進みやすくなります。残量20%~80%程度を保ち、高温多湿を避けて保管することが、価値を維持するコツです。

②綺麗にクリーニングしておく

見た目の印象は査定額に大きく影響します。倉庫に眠っていたホコリまみれのバッテリーと、ピカピカに磨かれたバッテリー、どちらが高く売れそうかは一目瞭然だと思いませんか?

乾いた布で全体のホコリや汚れを拭き取り、端子部分も優しく掃除しましょう。シール跡や泥汚れなど、落とせる汚れはできる限り落としておくのが高価買取のコツです。

③付属品をすべて揃える

購入時に付いてきたものは、すべて揃えて査定に出しましょう。特に充電器は必須です。これがないと大幅な減額、あるいは買取不可になることもあります。

  • 充電器
  • 取扱説明書
  • 購入時の外箱
  • 保証書(期間が切れていてもOK)

これらが揃っていることで「大切に使われていた」という印象も与えられ、査定士の心証も良くなります。

④売るタイミングを逃さない

「いつか売ろう」と思っているうちに、バッテリーの価値はどんどん下がっていきます。リチウムイオンバッテリーは、使っていなくても自然に劣化が進むためです。

また、メーカーからは毎年新しいモデルが登場します。型落ちになればなるほど、買取価格は下がる傾向にあります。不要になったら、できるだけ早く売るのが鉄則です。

⑤複数の業者に見積もりを依頼する

これはバッテリーに限らず、物を売る際の基本です。1社だけの査定で決めてしまうと、その金額が本当に適正なのか判断できません。

今はLINEやメールで簡単に査定依頼ができる時代です。少なくとも2~3社に見積もりを依頼し、最も高い金額を提示してくれた業者に売るのが賢い方法です。手間を惜しまず、相見積もりを取りましょう。

【注意】フリマアプリで電動自転車のバッテリーを売る際の注意点

高値で売れる可能性があるフリマアプリやネットオークションですが、利用する際にはいくつか知っておくべき重要な注意点があります。特にルールを知らないと、アカウント停止などのペナルティを受ける可能性もあるため、必ず確認しておきましょう。

メルカリは中古バッテリーの出品が禁止されている

フリマアプリの代表格であるメルカリですが、利用規約で安全性が確認できないバッテリー単体の出品を禁止しています。これには中古の電動自転車バッテリーも含まれます。

これは、発火や事故といった重大なトラブルを防ぐための安全措置です。もし出品してしまうと、商品削除や利用制限の対象となる可能性があるため、絶対にやめましょう。自転車本体に付属した状態であれば出品可能ですが、その場合も商品説明にPSEマーク(※電気用品安全法が定める安全基準を満たしたことを示すマーク)について記載するなど、細かい規定があります。

ヤフオク・PayPayフリマなら出品可能(ただし注意が必要)

一方、ヤフオクPayPayフリマでは、現時点(2025年9月)で中古バッテリー単体の出品が可能です。ただし、出品する際は以下の情報を正確に記載する必要があります。

  • メーカーと正確な型番
  • 容量(Ah)
  • 自己診断の結果(実力容量や充電回数)を正直に記載
  • バッテリー本体の傷や汚れの状態がわかる鮮明な写真
  • 梱包・発送方法についての注意喚起

特にリチウムイオンバッテリーの発送は、引火性危険物として扱われるため、配送業者のルール(陸送限定など)を必ず確認し、厳重に梱包する必要があります。これらの情報が不十分だと、買い手がつかなかったり、後々のトラブルの原因になったりします。

個人間取引のトラブルとリスク

フリマアプリでの売却は、業者買取にはないリスクが伴います。

  • クレーム・返品: 「説明と状態が違う」「自分の自転車で使えなかった」などのクレームが入り、返品を求められるケース。
  • 梱包・発送の専門知識: 前述の通り、バッテリーの梱包・発送には専門的な知識と注意が必要です。不適切な発送は事故につながる危険性もあります。
  • 値下げ交渉の対応: 過度な値下げ交渉など、購入者とのやり取りにストレスを感じることもあります。
大谷
大谷
手軽に見えるフリマアプリですが、意外と手間とリスクがあるんですよね。時間や手間をかけたくない、トラブルは避けたいという方は、やはり専門の買取業者に任せるのが安心・安全でおすすめです。

自転車本体も一緒に売る?電動自転車の買取相場とポイント

バッテリーだけでなく、電動自転車本体の売却を検討している方も多いでしょう。ここでは、自転車本体の買取相場と、高く売るためのポイントを「サイクルベースあさひ」の情報を基に解説します。

電動自転車本体の買取相場

電動自転車本体の買取相場も、バッテリー同様にブランド、モデル、年式、状態によって大きく変動します。特に、バッテリーの健康状態は査定額を大きく左右する重要な要素です。

車種タイプ 人気モデル例 参考買取相場(2025年9月時点・状態良好品)
子乗せモデル パナソニック ギュットシリーズ
ブリヂストン bikke, HYDEE II
ヤマハ PAS Babby un
20,000円~60,000円前後
シティサイクルモデル パナソニック ビビシリーズ
ヤマハ PAS With
ブリヂストン アシスタ
10,000円~40,000円前後
スポーツモデル (e-Bike) ヤマハ YPJシリーズ
パナソニック XEALT
ミヤタ CRUISE
50,000円~150,000円以上

※上記はあくまで目安です。新しいモデルや人気の車種、状態によってはこれ以上の価格になることもあります。

査定額アップのポイント【サイクルベースあさひ参照】

サイクルベースあさひの公式サイトでも紹介されている、査定額をアップさせるためのチェックポイントは以下の通りです。

  1. 自転車の状態を良く保つ: 日頃から丁寧に使用し、屋内で保管するなどして、サビや傷を防ぎましょう。定期的なメンテナンスも査定額アップに繋がります。
  2. 自転車の情報を確認しておく: メーカー名、車種名、購入時の保証書、付属品(鍵、充電器、説明書など)を揃えておきましょう。
  3. お持ち込み前にクリーニングする: 見た目の印象は非常に重要です。フレームの汚れや泥、チェーン周りの油汚れなどを綺麗にしてから持ち込むだけで、査定額が変わることがあります。
  4. 防犯登録の抹消手続き: 売却時には、原則として防犯登録の抹消が必要です。事前に手続きを済ませておくと、買取がスムーズに進みます。(手続きは自転車を購入した販売店や警察署で行えます)

バッテリー単体 vs 自転車本体セット、どっちがお得?

これはケースバイケースです。

  • 自転車本体セットで売る方がお得な場合:
    • 自転車本体の状態が良く、比較的新しいモデルの場合。
    • 買い替えを検討しており、処分と購入を一度に済ませたい場合。
  • バッテリー単体で売る方がお得な場合:
    • 自転車本体は傷だらけでボロボロだが、バッテリーだけは最近買い替えて状態が良い場合。
    • 自転車本体は処分済み、または手元に残しておきたいが、予備のバッテリーが不要になった場合。

まずは両方の可能性を考え、自転車買取店とバッテリー専門買取業者の両方で査定を受けてみるのが最も賢明な判断と言えるでしょう。

電動自転車のバッテリーの盗難に注意!防犯対策を徹底解説

せっかく価値のあるバッテリーも、盗まれてしまっては元も子もありません。近年、電動自転車のバッテリー盗難が急増しており、他人事ではない問題となっています。警視庁の発表によると、令和5年中に都内で認知されたバッテリー盗難は373件にものぼり、年々増加傾向にあります。

大切な資産を守るため、日頃からできる防犯対策を徹底しましょう。

すぐにできる効果的な盗難防止対策

被害に遭わないために、以下の対策を強く推奨します。複数の対策を組み合わせることで、防犯効果は格段に高まります。

  1. バッテリーの鍵をかけっぱなしにしない
    基本的なことですが、最も重要です。自転車から離れる際は、たとえ短時間であっても必ずバッテリーの鍵を抜き、自分で保管しましょう。
  2. ワイヤーロックなどで二重にロックする
    バッテリーの持ち手部分と自転車のフレームを、ワイヤーロックやU字ロックで繋ぐ「二重ロック」が非常に効果的です。これにより、取り外しに時間がかかるため、窃盗犯から狙われにくくなります。バッテリーロック専用の太い鍵も市販されており、より高い防犯効果が期待できます。
  3. 可能な限り屋内で保管する
    面倒でも、自宅にいる間や長時間駐輪する場合は、バッテリーを取り外して室内で保管するのが最も安全な方法です。盗難防止だけでなく、雨風による劣化を防ぐ効果もあります。
  4. 防犯性能の高い駐輪場を選ぶ
    通勤や買い物で駐輪場を利用する際は、管理人や防犯カメラが設置されている場所を選ぶように心がけましょう。路上駐輪は最も危険です。
  5. 盗難補償を確認・加入する
    自転車メーカーによっては、購入後数年間の盗難補償が付帯している場合があります。また、自転車保険の中にはパーツ盗難をカバーするものもあります。万が一に備え、ご自身の補償内容を確認しておくことも大切です。
大谷
大谷
バッテリーの盗難は本当に増えています。数万円の損害になることもありますから、少しの手間を惜しまずに、しっかり対策を行ってくださいね!

Q&A|電動自転車のバッテリーを売る際のよくある質問

最後に、電動自転車のバッテリーを売る際に多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。

防犯登録の抹消は必要ですか?

バッテリー単体を売る場合には、防犯登録の手続きは不要です。ただし、自転車本体と一緒に売却する場合は、売主の義務として防犯登録の抹消手続きが必要になります。手続きには「防犯登録カード(お客様控)」が必要となるため、事前に準備しておきましょう。

充電器だけでも売れますか?

はい、売れます。「買取ヴィレッジ」のような専門業者では、充電器単体でも買取を行っています。特に純正の充電器は需要があるため、不要になった場合は査定に出してみることをお勧めします。

型落ちの古いバッテリーでも売れますか?

売れる可能性は十分にあります。ただし、買取業者ごとに「購入後〇年以内」といった基準が設けられている場合が多いです。基準外であっても、未使用品や状態が極めて良い場合は買い取ってもらえるケースもあります。まずは諦めずに、複数の業者に問い合わせてみましょう。

壊れたバッテリーは売れますか?

残念ながら、充電できない、電源が入らないといった完全に故障しているバッテリーは、ほとんどの場合買取不可となります。安全上のリスクがあるため、再販できないからです。この場合は、本記事で紹介した正しい方法でリサイクル処分してください。

遠方に住んでいても買取してもらえますか?

はい、可能です。「買取ヴィレッジ」のように全国対応の宅配買取サービスを提供している専門店があります。また、「サイクルベースあさひ」は全国に店舗網があるため、地方にお住まいの方でも利用しやすいです。興味のある業者の公式サイトで対応エリアや方法を確認してみてください。

まとめ|不要なバッテリーは賢く売ってお得に処分しよう

この記事では、電動自転車のバッテリーを売るための方法や買取相場、高く売るための秘訣について詳しく解説してきました。

【この記事のポイント】

  • 不要になった電動自転車のバッテリーは売却可能!
  • 主な売却先は「専門買取業者」「自転車店」「フリマアプリ」の3つで、安心と手軽さなら専門業者がおすすめ。
  • 買取相場はメーカー、容量、状態で決まり、寿命チェックが最重要。
  • 高く売るコツは「セルフチェック&保管」「清掃」「付属品完備」「早めに売る」「相見積もり」の5つ。
  • 売れないバッテリーは、ルールに従って正しくリサイクルすることが義務付けられている。

処分に困っていたバッテリーが、思わぬ臨時収入に変わるかもしれません。また、売却することで次のユーザーに再利用(リユース)してもらうことは、環境負荷を軽減するサステナブルな行動にも繋がります。

まずは、①お手元のバッテリーの型番と寿命をチェックし、②専門買取業者の公式サイトから無料査定を申し込んでみることから始めてみてはいかがでしょうか。この記事が、あなたのバッテリーを賢く、お得に手放すための一助となれば幸いです。

※記事の執筆には一部AIを利用しております。AIの回答には間違いが含まれている場合があり、必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。

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