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カメラのベタベタの取り方を徹底解説

カメラ ベタベタ 取り方

久しぶりにカメラを取り出したら、持ち手の部分がベタベタしていて困っていませんか?この不快なデジカメのベタベタの正体は、ゴム素材の「加水分解」という劣化現象です。

結論からお伝えすると、このカメラのベタつきは、無水エタノールや重曹などの身近なアイテムを使うことで、自分で簡単に除去することができます。

この記事では、カメラのベタベタの取り方と、加水分解を防ぐための正しい保管方法を解説します。愛用のカメラを綺麗に復活させて、快適な撮影ライフを取り戻しましょう。

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※2026年4月17日 記事の内容を最新の情報に更新しました。

【監修者】
大谷

家電の専門家。ライターとして10年以上活動し、監修した記事は1万を超える。自社メディアは月間11万PVを達成。地上波テレビへの情報提供など、番組制作協力も行う。家電に関する質問は各SNSにて募集中。

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カメラのベタベタの原因とは?

カメラのグリップがベタベタになるのには、素材の特性と保管環境に原因があります。なぜベタつくのかを正しく理解しておきましょう。

グリップ素材の加水分解

カメラのベタベタの最大の原因は、カメラグリップのゴムやウレタン素材に起こる「加水分解」です。

加水分解とは、素材が空気中の水分(湿気)と反応して分解され、ボロボロに劣化していく化学現象です。日本の高温多湿な環境は加水分解が進みやすく、長期間クローゼットやケースの中に放置していると、表面のコーティングが溶け出してネバネバになってしまいます。

手の皮脂や汚れの蓄積

湿気だけでなく、撮影時に付着した手の皮脂や汗、化粧品なども劣化を早める原因となります。

これらの汚れが付着したまま放置すると、ゴム素材の油分と反応して変質を引き起こします。カメラグリップのベタつきは、湿気と汚れの複合的な要因によって引き起こされることが多いのです。

大谷
大谷
長年放置していた私の一眼レフも、ケースを開けたらグリップが溶けたようにベタベタで真っ黒になっていました。ですが、無水エタノールを使って丁寧にお手入れしたら、新品のようなサラサラの手触りに戻りましたよ。諦めずに対処してみてくださいね。

カメラのベタベタ取り方5選

ここからは、ご自宅にあるものやドラッグストアで買えるアイテムを使った、具体的なデジカメのベタベタの取り方をご紹介します。症状に合わせて最適な方法を選んでみてください。

取り方 効果 特徴と注意点
無水エタノール 高い 最も確実だが、印字が消える可能性あり
重曹水 高い 酸性の汚れを中和するが、水分に注意が必要
消しゴム 中程度 軽度のベタつきに有効で手軽にできる
ハンドクリーム 中程度 油分で溶かすため素材に優しいが時間がかかる
シリコンスプレー 保護目的 除去後の表面をコーティングしてサラサラにする

無水エタノールで拭き取る

カメラのべたつき除去で最も定番かつ効果的なのが、無水エタノールを使用する方法です。水分をほとんど含まないため、精密機器であるカメラの清掃に最適です。

  • 柔らかい布や綿棒に無水エタノールを含ませる
  • ベタつきが気になる部分を優しく拭き取る
  • 汚れが落ちるまで根気よく数回繰り返す
  • 目立たない場所で色落ちしないか試してから行う

アルコールが劣化したゴム成分を溶かして拭き取ります。揮発性が高いので、しっかりと換気をしながら作業しましょう。

重曹水を使って除去する

掃除に便利な重曹も、グリップのベタベタ取り方に役立ちます。加水分解による酸性のベタつきを、重曹の弱アルカリ性が中和して落としやすくしてくれます。

  • 水100mlに対して小さじ1杯の重曹を溶かす
  • 布に重曹水を染み込ませて固く絞る
  • ベタベタした部分を優しくこすり落とす
  • 最後に固く絞った濡れ布巾で水拭きをする

カメラ内部に水分が入り込むと故障の原因になるため、布は必ず固く絞ってから使用してください。

消しゴムでこすり落とす

まだ症状が軽い初期のベタつきであれば、プラスチック消しゴムでこするだけでも改善する場合があります。

  • ベタつく部分を消しゴムで軽くこする
  • 劣化した表面のゴムを消しカスと一緒に絡め取る
  • 出た消しカスをブロアーやハケで綺麗に取り除く

手軽な方法ですが、広範囲のカメラのベタつきを落とすには労力がかかります。

ハンドクリームを活用する

ハンドクリームや日焼け止めに含まれる油分を利用して、ベタベタを溶かして落とす方法です。

  • 少量のハンドクリームを指や布にとる
  • ベタつく部分に円を描くように馴染ませる
  • ティッシュや乾いた布で油分をしっかり拭き取る

アルコールを使わないため、カメラの印字ロゴなどを消してしまうリスクが低いのがメリットです。

シリコンスプレーで保護

ベタつきを取り除いた後、もしくは軽微なベタつきをごまかしたい場合に有効なのがシリコンスプレーです。カメラの加水分解にシリコンスプレーを使うと、表面をコーティングしてサラサラな手触りに復活させます。

  • 乾いた布にシリコンスプレーを少量吹き付ける
  • グリップ部分に薄く均一に塗り伸ばす
  • 別の乾いた布で余分な油分を拭き取る

直接カメラにスプレーするとレンズやセンサーに付着する恐れがあるため、必ず布に出してから塗布してください。

ベタつきが取れない時の対処法

自力でのお手入れでもベタベタが解消されない場合は、無理をせずに次の手段を検討しましょう。

メーカーへ修理を依頼する

加水分解が極度に進行してゴムがボロボロになっている場合は、メーカーの修理窓口やカメラ専門店にグリップのゴム部品の交換を依頼するのが最も確実です。

機種によって異なりますが、部品代と作業費で数千円〜1万円程度で交換できることが多いです。確実かつ綺麗に直したい方には修理をおすすめします。

加水分解を予防する保管方法

せっかくベタつきを除去しても、元の環境に戻せば再びカメラのグリップは加水分解を起こしてしまいます。長持ちさせるための保管方法を実践しましょう。

防湿庫で適切な湿度管理

加水分解を防ぐためには、湿度のコントロールが不可欠です。カメラの保管に最適な湿度は40%〜50%とされています。

  • 専用の防湿庫を購入して湿度を一定に保つ
  • 密閉できるドライボックスに乾燥剤と湿度計を入れる
  • 押し入れや窓際など結露しやすい場所での保管は避ける

梅雨から夏場にかけては特に湿度が上がりやすいため、湿度計の数値をこまめにチェックしてくださいね。

使用後は定期的に手入れ

カメラを使わずに放置することも劣化の原因になります。また、使用後の皮脂汚れを残さないことも重要です。

  • 撮影後は必ず乾いたクロスで全体の汚れを拭き取る
  • 長期間使わない場合でも月に1回は外に出して操作する
  • 直射日光の当たらない風通しの良い場所で陰干しする

日常的な少しの手間が、大切なカメラの寿命を大きく延ばします。

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よくある質問(Q&A)

除光液でベタベタを拭き取っても大丈夫ですか?

マニキュアの除光液(アセトン)はプラスチックやゴムを溶かす力が強すぎるため、絶対に使用しないでください。グリップだけでなく、周囲のプラスチックパーツまで白く変色したり溶けたりする恐れがあります。

シール剥がしスプレーは使えますか?

シール剥がしスプレーも強力な溶剤が含まれている製品が多く、カメラの素材を痛めるリスクが高いため推奨しません。安全にお手入れするなら、無水エタノールか重曹水を使用するのが安心です。

グリップのゴムだけ自分で買って交換できますか?

一部の有名機種であれば、インターネット通販などで互換品のグリップ用ラバー(両面テープ付き)が販売されていることがあります。手先が器用な方であれば、古いゴムを剥がして自分で貼り替えることも可能です。

まとめ

カメラ ベタベタ 取り方

この記事では、カメラのグリップ部分に発生するベタベタの取り方と、加水分解の原因・予防策について詳しく解説しました。

無水エタノールや重曹水などを活用すれば、諦めかけていたカメラのベタつきも綺麗に取り除くことができます。適切な湿度管理と定期的なお手入れを心がけ、愛用のカメラを末長く大切に使っていきましょう。

綺麗に復活したカメラを持って、さっそく次の休日は素敵な景色を撮影しに出かけてみてはいかがでしょうか。

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