「テレビ台のホコリが目立って、毎日掃除するのがストレス…」
「布を敷いておしゃれにしたいけど、おばあちゃんの家みたいに生活感が出そう…」
リビングの顔であるテレビ周り。黒くて無機質なテレビ台は、少しのホコリや傷が目立ちやすく、インテリアとしても悩みどころですよね。
結論から言うと、テレビ台に布を敷くことは、掃除の手間をゼロにし、部屋を一瞬で垢抜けさせる最強のテクニックです。
この記事では、インテリアコーディネートの観点から「絶対にダサくならない布の選び方」や、ニトリ・100均のおすすめアイテム、そして命を守るための「火災・故障対策」までを網羅しました。
これを読めば、あなたの家のテレビ周りが、安全かつホテルのような洗練された空間に生まれ変わります。
※2025年11月22日 記事の内容を最新の情報に更新しました。
テレビ台に布を敷くメリットは傷防止だけじゃない
テレビ台に布を敷くことは、単なる「飾り」以上の大きな実用性があります。多くの人が実践している理由は、以下の3つの強烈なメリットがあるからです。
1. ホコリ掃除のストレスから解放される
テレビ周りは静電気の巣窟です。特に黒やダークブラウンのテレビ台は、朝掃除しても夕方には白くホコリが積もってしまいます。
布を敷いておけば、ホコリは布の上に留まります。掃除機をかける必要はなく、布をパタパタ払うか洗濯機に入れるだけ。「拭いても拭いてもキリがない」というストレスから完全に解放されます。
2. ゲーム機やリモコンによる傷を防ぐ
テレビの前には、SwitchやPS5などのゲーム機、リモコン、時計などを置くことが多いですよね。これらを出し入れする際、硬い天板だとすぐに細かい擦り傷がつきます。
布がクッション代わりになることで、大切な家具と小物の両方を傷から守ることができます。
3. 配線や安っぽさを目隠しできる
「テレビ台の素材が安っぽい合板で気に入らない」「裏側の配線コードが見えて汚い」といった悩みも、布一枚で解決します。
家具を買い替えなくても、上質な布で覆うだけで、高級家具のような雰囲気にリメイクできるのが最大の魅力です。
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「ダサい」と言わせない!おしゃれな布の選び方5選
「布を敷くと生活感が出る」原因は、サイズや素材の選び間違いにあります。ここでは、誰でも簡単におしゃれに見せられる5つの法則をご紹介します。
1. テーブルランナー風に中央だけ敷く
テレビ台全体を覆うと重たい印象になりがちです。おすすめは、幅の狭い細長い布(テーブルランナー)を中央に敷くスタイルです。
テレビ台の素材(木目など)をあえて少し見せることで「抜け感」が生まれ、ショップのディスプレイのような洗練された印象になります。
2. リネン(麻)やコットンなど天然素材を選ぶ
ツルツルした化学繊維の布は、安っぽく見えがちです。ざっくりとした質感のある「リネン」や「コットン」などの天然素材を選ぶと、高級感が出ます。
- リネン(麻):ナチュラルで涼しげ。シワも味になるので無造作に置くのに最適。
- ウール・ニット:温かみがあり、秋冬のインテリアにぴったり。
3. 色はカーテンやラグとリンクさせる
失敗しない配色のコツは、部屋の中にある他のファブリック(布製品)と色を合わせることです。
カーテンがベージュならベージュの布を、ラグがグレーならグレーの布を選ぶと、部屋全体に統一感が生まれ、プロが選んだようなまとまりが出ます。
4. あえて無造作にくしゃっと置く
きっちり畳んで敷くのではなく、柔らかい布をあえて「くしゅっ」とドレープ(ひだ)を作って置く上級テクニックです。
その上にドライフラワーやアンティークな小物を飾ると、カフェのようなこなれた雰囲気を作れます。
5. 配線を隠すなら垂らしテクを使う
テレビ裏の配線をごちゃごちゃ隠したい場合は、少し大きめの布を選び、テレビ台の背面に向かって長く垂らしましょう。
画鋲やメンディングテープで布を固定し、のれんのように配線を覆うだけで、正面から見た時のスッキリ感が劇的に変わります。
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ニトリ・100均で買える!おすすめ代用アイテム
わざわざ高価な専用カバーを買う必要はありません。身近なショップのアイテムが優秀な代用品になります。
ニトリ・無印良品のおすすめ
- テーブルランナー:サイズ感が絶妙で、そのまま敷くだけで様になります。
- 大きめのランチョンマット:テレビの両脇(スピーカーや小物を置く場所)だけにポイント使いするのに最適です。
- マルチカバー:ソファなどにも使える大判サイズ。配線ごと隠したい場合に便利です。
100均(ダイソー・セリア)のおすすめ
- 手ぬぐい:和モダンな柄から北欧風まで種類が豊富。汚れたらすぐ買い替えられるコスパが魅力。
- カフェカーテン:レース素材などがあり、透け感を楽しめます。端の処理がされているので、縫う必要がありません。
- 端切れ布(はぎれ):手芸コーナーにある布。自分好みのサイズに折って使えます。

危険!火災を防ぐために絶対守るべき注意点
テレビ台に布を敷く際、デザインよりも優先しなければならないのが「安全性」です。間違った使い方は、テレビの寿命を縮めたり、火災を招いたりするリスクがあります。
排熱用の通気口を絶対に塞がない
テレビは稼働中に内部で熱を持ちます。そのため、背面や底面、天面などに熱を逃がすための「通気口(スリット)」が設けられています。
この通気口を布で覆ってしまうと、熱が内部にこもり、部品の故障や発煙・発火の原因になります。
布を敷く際は、テレビのスタンドの下には敷かず、テレビの「前」や「横」の空きスペースに飾るように配置するのが鉄則です。
センサー類を隠さない
テレビの下部には、リモコンの信号を受け取る「受光部」や、明るさを検知するセンサーがあります。ここを垂れ下がった布で隠してしまうと、リモコンが効かなくなります。
布をセットした後は、必ずリモコンの操作確認を行いましょう。
よくある質問(Q&A)
A. 通気口を塞がなければ、通常の使用で発火することは稀です。しかし、万が一に備えて「防炎加工」が施された布を選ぶとより安心です。長期間旅行などで家を空ける際は、安全のためコンセントを抜くことをおすすめします。
A. はい、風水ではテレビは「強い気(陽の気)」を発するものとされています。天然素材(コットンや麻)の布を敷くことで、気を和らげ、リラックスできる空間になると言われています。ホコリ(悪い気)を防ぐ意味でもおすすめです。
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まとめ:布を活用して、掃除のいらないおしゃれ空間へ
テレビ台に布を敷くことは、誰でもすぐに実践できる、最も手軽なインテリア術です。
最後に、失敗しないためのポイントを振り返ります。
- 布を敷くことで、ホコリ掃除の手間が激減し、傷防止にもなる。
- おしゃれに見せるなら、素材にこだわり、「ランナー敷き」や「ドレープ使い」を取り入れる。
- テレビの通気口は絶対に塞がないように配置する。
まずは、今週末にでも100円ショップやニトリで、お気に入りの一枚を探してみてはいかがでしょうか?
たった一枚の布が、あなたのリビングを「もっと居心地の良い場所」に変えてくれるはずです。


