引っ越しや模様替えの際、壁のコンセント横や下にある丸い穴や出っ張りが何なのか、疑問に思っていませんか?
結論からお伝えすると、あのコンセントの丸いやつは「テレビのアンテナ端子」です。
この記事では、テレビの丸いコンセントの正体から、テレビへの正しい付け方、トラブル時の対処法までをわかりやすく解説します。お読みいただくことで、専門知識がなくても迷わずスムーズにテレビを設置できるようになりますよ。
※2026年4月2日 記事の内容を最新の情報に更新しました。
コンセントの丸いやつはテレビのアンテナ端子
壁のコンセントの横にある丸は、テレビを視聴するために欠かせない重要な部分です。まずは、その役割と種類について解説します。
丸いコンセントは何?
壁に設置されている丸いコンセントは、テレビの電波を受信するための「アンテナ端子」です。屋根などに設置されたアンテナがキャッチした電波が、壁の中の配線を通ってこのコンセントの丸い穴まで届いています。ここにテレビのコードを繋ぐことで、初めてテレビに映像が映る仕組みです。
丸型コンセントの種類
テレビの丸型コンセントには、主に以下の種類があります。
- 押し込むだけで繋がるプッシュ式
- 回して固定するネジ式
- 古い住宅に見られる直付端子
最近の住宅では、簡単に抜き差しができるプッシュ式の丸形コンセントが主流です。一方、電波の漏れを防ぐ目的で、ネジ式(F型)が採用されていることも少なくありません。
LANケーブル差し込み口との違い
LANケーブルの差し込み口と、テレビのアンテナ端子の違いに迷う方もいらっしゃいますよね?
テレビ用のコンセントは完全な丸型で、近くに「TV」と印字されていることがほとんどです。一方、LANケーブル差し込み口(光コンセントなど)は、インターネット接続用であり、「LAN」や「光」と記載されています。間違えないように印字をしっかり確認しましょう。
丸いコンセントの付け方
正体がアンテナ端子だとわかったところで、丸いコンセントの付け方を具体的に見ていきましょう。一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)の規格に沿った正しい接続方法をご紹介します。
丸いコードの選び方
テレビと壁を繋ぐには、アンテナケーブルと呼ばれる専用の丸いコードが必要です。壁の丸コンセントの形状に合わせて選びます。
- ストレート型のプッシュ式プラグ
- しっかり固定できるネジ式プラグ
- 家具の裏に便利なL字型プラグ
ご自宅のコンセントに丸い出っ張りがある場合はネジ式を、ただの穴であればプッシュ式を選ぶと確実です。
テレビと繋ぐ5つの手順
準備ができたら、以下の手順で繋いでいきましょう。
- 安全のためテレビの電源をオフにする
- 壁の丸いコンセントにコードを挿す
- ネジ式の場合は時計回りに回して固定
- テレビ背面の地デジ入力端子にコードを繋ぐ
- テレビの電源を入れチャンネル設定を行う
BSやCS放送も視聴したい場合は、分波器という機器を使ってケーブルを2つに分ける必要があります。
固くて回らない時の対処法
壁側がネジ式で、固くて回らないというトラブルはよく起こりますよね?無理にペンチ等で回すと端子が破損する恐れがあります。
- ネジ山が斜めになっていないか確認
- 端子部分のサビやホコリを取り除く
- プッシュ式ケーブルで代用する
どうしても回らない場合は、先端がネジになっていない「プッシュ式」のケーブルを差し込むだけで解決できることが多いです。

