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【2025年】風呂場の暖房器具おすすめ7選!

【2025年】風呂場の暖房器具おすすめ7選!

「冬のお風呂場、寒くて入るのが億劫…」
「脱衣所が寒すぎて、湯冷めしそう…」
「両親のために、ヒートショック対策をしたいけど、どんな暖房器具がいいの?」

冬場の入浴時、このような悩みを抱えていませんか?暖かいリビングから寒い脱衣所やお風呂場へ移動するときの「ヒヤッ」とする感覚は、不快なだけでなく、実は命に関わる「ヒートショック」のリスクを高めてしまいます。

ヒートショックは急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす危険な現象です。特に高齢のご家族がいる場合は、決して軽視できません。

この記事では、そんな冬場の入浴を快適で安全なものに変える「風呂場におすすめの暖房器具」を徹底的に解説します。暖房器具の種類ごとの特徴から、後悔しないための選び方のポイント、そして専門家が厳選した人気ランキングまで、どこよりも詳しくご紹介。

この記事を読めば、あなたの家に最適な一台が必ず見つかり、冬のバスタイムが待ち遠しくなるはずです。ぜひ最後までご覧いただき、快適で安全な冬をお過ごしください。

監修・執筆者
大谷

家電製品アドバイザー。
年間100台以上の家電をチェックし、自腹で試す家電マニア。
数々の家電選びの失敗から学んだ、”本当に役立つ知識”を発信している。

なぜ風呂場に暖房器具が必要?ヒートショック対策の重要性

なぜ風呂場に暖房器具が必要?ヒートショック対策の重要性

まずはじめに、なぜ脱衣所や風呂場に暖房器具を設置することが推奨されるのか、その最大の理由である「ヒートショック」について理解を深めましょう。

ヒートショックとは、急激な温度の変化によって血圧が上下に大きく変動し、心臓や血管に重大な疾患を引き起こすことを指します。入浴中に亡くなる方の多くが、このヒートショックに起因すると考えられているほど、注意が必要な現象です。

冬場の入浴シーンを想像してみてください。

  1. 暖かいリビングから寒い脱衣所へ移動(血圧が急上昇)
  2. 服を脱ぎ、さらに寒い状態で熱い湯船に入る(血圧がさらに上昇し、その後急降下)
  3. 暖かい湯船から出て、再び寒い脱衣所へ(血圧が再び急上昇)

このように、短時間で何度も血圧が乱高下するため、心臓や血管に大きな負担がかかります。特に65歳以上の高齢者は血管がもろくなっている傾向があり、ヒートショックのリスクが非常に高まるため、ご家族に高齢の方がいる場合は特に注意が必要です。

この危険なヒートショックを防ぐ最も効果的な対策が、「家の中の温度差をなくすこと」です。メインのエアコンだけでは暖めきれない脱衣所や風呂場を専用の暖房器具でピンポイントに暖めることで、温度差を小さくし、体を守ることができるのです。

大谷
大谷
そうなんです。ヒートショック対策は「寒さを感じないようにすること」が何よりも重要です。入浴する少し前から脱衣所の暖房器具のスイッチを入れておくだけで、リスクを大幅に減らせますよ。大切なご家族へのプレゼントとしても、とても喜ばれるアイテムです。

後悔しない!風呂場向け暖房器具の選び方4つのポイント

後悔しない!風呂場向け暖房器具の選び方4つのポイント

「風呂場暖房」と一言でいっても、種類はさまざま。どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。そこで、購入してから「失敗した…」とならないために、必ずチェックしておきたい選び方のポイントを4つに絞って解説します。

1. 暖房器具の速暖性と安全性で選ぶ

脱衣所やトイレで使う暖房器具は、短時間しか使わないからこそ「すぐに暖まるか(速暖性)」「安心して使えるか(安全性)」が最も重要です。

速暖性の目安は「消費電力500W以上」

コンパクトな電気ヒーターは、消費電力(W数)が大きいほどパワフルで、速暖性が高くなります。脱衣所やトイレを素早く暖めるには、最低でも最大設定で500W以上のモデルを選びましょう。500W未満だと、暖かさを実感しにくい可能性があります。

「消費電力が大きいと電気代が心配…」と思うかもしれませんが、脱衣所での使用は長くても数十分程度です。電気代はそこまで高くならないので、寒さを我慢して後悔するよりは、暖かさを重視して選ぶのがおすすめです。

安全性は「転倒時自動オフ」と「過熱防止機能」をチェック

狭いスペースで使うからこそ、安全機能は必須です。以下の2つの機能が搭載されているか、必ず確認してください。

  • 転倒時自動オフ機能:本体が倒れたり、傾いたりした際に自動で電源がオフになる機能。万が一ぶつかって倒してしまっても火災のリスクを減らせます。
  • 過熱防止機能:本体の上にタオルなどがかぶさって異常に温度が上昇した際に、自動で電源がオフになる機能。こちらも火災防止に不可欠です。
大谷
大谷
最近は「人感センサー」付きのモデルも人気ですよ。人の動きを感知して自動でON/OFFしてくれるので、スイッチの切り忘れを防げます。電気代の節約にもつながるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

2. 暖房器具の種類で選ぶ

風呂場向けの暖房器具にはいくつかの種類があり、それぞれ暖め方や得意なことが異なります。ライフスタイルや目的に合わせて最適なタイプを選びましょう。

体を芯から素早く温めたいなら「遠赤外線ヒーター」

遠赤外線ヒーター(電気ストーブやカーボンヒーターなど)は、スイッチを入れて数秒で暖かくなる圧倒的な速暖性が魅力です。日光や焚き火のように、遠赤外線で直接体を暖める「放射式」なので、体の芯からポカポカして湯冷めを防ぎます。風が出ないため、肌が乾燥しにくく、ホコリを舞い上げないのも嬉しいポイント。空間全体を暖める力は弱いですが、入浴前後の短時間に体を温める目的なら最適です。

ただし、ヒーター部分が非常に熱くなるため、やけどや引火には注意が必要です。必ず「転倒時自動オフ機能」などが付いた安全性の高いモデルを選びましょう。

じんわり優しく、安全に暖めたいなら「小型オイルヒーター」「ミニパネルヒーター」

オイルヒーターやパネルヒーターも、遠赤外線と同じ「放射式」で体を直接暖めます。遠赤外線ヒーターほどの速暖性はありませんが、表面温度がそこまで高くならず、やけどのリスクが低いのが大きなメリットです。風が出ないので静かで乾燥しにくく、クリーンな暖房です。小さなお子様やペットがいるご家庭でも比較的安心して使えます。

  • 小型オイルヒーター:消費電力が高いモデルが多くパワフル。しっかりヒートショック対策をしたい人におすすめ。
  • ミニパネルヒーター:薄型で軽量なモデルが多いのが特徴。寒さを和らげたい人や、持ち運んで他の場所でも使いたい人に向いています。
大谷
大谷
入浴後は体が濡れているため、温風が当たると逆に寒く感じることがあります。その点、オイルヒーターやパネルヒーターのような風の出ない放射熱タイプは、濡れた体でも優しく暖めてくれるのでおすすめですよ。

脱衣所から浴室まで空間全体を暖めたいなら「セラミックファンヒーター」

セラミックファンヒーターは、温風で空間を暖める「対流式」の暖房器具です。体を直接暖める速さは放射式に劣りますが、狭い空間全体を暖めるのが得意です。入浴前に浴室のドアを開けて、脱衣所から浴室まで一気に暖めておく、といった使い方が可能。ヒートショック対策として、空間の温度差をなくすのに非常に効果的です。

電源を入れてすぐに温風が出るモデルが多く、比較的安価な製品が多いのも魅力です。

3. 暖房器具の設置場所とサイズで選ぶ

脱衣所はスペースが限られていることがほとんど。洗濯機や収納棚などで、床に置くスペースがほとんどない場合もありますよね。購入前に必ず設置場所のスペースを測り、動線の邪魔にならないサイズの暖房器具を選びましょう。

床置きスペースがないなら「壁掛けタイプ」が便利

床に物を置きたくない、つまずくリスクを減らしたい、という方には壁掛けタイプが断然おすすめです。スペースを有効活用できるだけでなく、小さなお子様の手が届きにくいというメリットもあります。

壁掛けタイプには、パワフルなセラミックファンヒーターや、体を直接暖めるパネルヒーター、電気ストーブなど種類も豊富です。設置には壁にネジで穴を開ける工事が必要なモデルもありますが、賃貸でも安心なタオルハンガーに引っ掛けるタイプも増えています。

ちょっとした隙間に置くなら「スリム・コンパクトタイプ」

床に置く場合でも、足元サイズのコンパクトなモデルや、奥行きが15cm程度のスリムなパネル型モデルなら、圧迫感なく設置できます。購入前に本体の幅・奥行・高さをしっかり確認し、設置場所に収まるかシミュレーションしておきましょう。

4. 暖房器具の便利な付加機能で選ぶ

最近の暖房器具には、快適性や節電性を高める便利な機能が搭載されています。ライフスタイルに合わせて、必要な機能をチェックしましょう。

  • 人感センサー:人の動きを検知して自動で電源をON/OFF。消し忘れ防止と電気代の節約に大きく貢献します。
  • 室温センサー(温度センサー):設定した温度を保つように自動で運転を調節。無駄な暖めすぎを防ぎ、快適な室温をキープします。
  • タイマー機能:入浴時間に合わせて事前に運転を開始できる「入タイマー」や、就寝時などに便利な「切タイマー」があります。
  • 送風機能:夏場は扇風機やサーキュレーターとして使えるモデルも。一年中出しっぱなしにできるので収納場所に困りません。
  • チャイルドロック:小さなお子様のいたずらによる誤操作を防ぎます。

【種類別】風呂場におすすめの暖房器具人気ランキング

【種類別】風呂場におすすめの暖房器具人気ランキング

ここからは、選び方のポイントを踏まえ、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の製品の中から、特におすすめの風呂場向け暖房器具を種類別にランキング形式でご紹介します!

セラミックファンヒーターのおすすめ人気ランキング

空間全体を素早く暖め、ヒートショック対策に最適なセラミックファンヒーター。機能が充実したモデルが多く、メインの暖房としても活躍します。

1位:スリーアップ ヒートワイドスリム|CH-T2236

広い吹出口で足元からすねまでワイドに暖める!使い勝手もNo.1

季節家電を得意とするスリーアップの「ヒートワイドスリム」は、その名の通りワイドな吹出口が最大の特徴です。独自設計の風路により温風到達距離が長く、パワフル暖房時の風速は6.0m/sとトップクラス。運転開始からわずか3分で周辺温度を約20℃まで上昇させ、冷え切った脱衣所の足元を瞬時に暖めてくれます。

特筆すべきはその暖房範囲の広さ。両足を広げてリラックスした状態でも、すねのあたりまで温風がしっかりと届くため、お風呂上がりに体を拭いている間もずっと暖かい状態をキープできます。これなら湯冷めの心配もありませんね。

使い勝手の面でも非常に優秀です。「節電」「暖房」「パワフル暖房」の3モードに加え、18〜30℃までの細かい温度設定が可能。最大8時間のオフタイマーや、人の動きを感知して自動でON/OFFする人感センサー、離れた場所から操作できるリモコンなど、欲しい機能がすべて詰まっています。人感センサーを使えば、消し忘れもなく電気代も節約できるので一石二鳥です。

運転音はやや大きめですが、それを補って余りある暖房性能と機能性を備えています。設置スペースに余裕があり、とにかくパワフルで高機能な一台を探している方に自信を持っておすすめできる、まさにベストバイなセラミックファンヒーターです。

消費電力 パワフル暖房:1200W
センサー 人感センサー、温度センサー
本体サイズ 幅48.0 × 奥行15.0 × 高さ41.0 cm
本体重量 4.0kg
安全機能 転倒時自動オフ機能、過熱防止機能

2位:ダイニチ工業 Dainichi|セラミックファンヒーター|EF-P1200G

安全性への配慮がピカイチ!子育て世帯におすすめの日本製

石油暖房機器で有名な国内メーカー、ダイニチ工業のセラミックファンヒーター。この製品の最大の魅力は、なんといっても徹底した安全性への配慮です。運転中の本体表面温度は最高でも約40℃と、万が一触れてしまってもやけどの心配がほとんどありません。さらに、転倒時自動オフ、過熱防止機能はもちろん、お子様のいたずらを防ぐチャイルドロック機能まで搭載。小さなお子様がいるご家庭でも安心して使えます。

暖房性能も非常に高く、運転開始からわずか40秒ほどで暖かさを実感できる速暖性を誇ります。足元だけでなく胴回りまで広範囲を暖めることができ、10分間の運転で12℃だった室温が平均20℃を超えるほどパワフル。これ一台あれば、脱衣所からリビングまで様々な場所で活躍してくれるでしょう。

人感センサーと温度センサーのWセンサーを搭載し、人がいないときや設定温度に達したときに自動で運転を制御。無駄な電力消費を抑えてくれる賢い一台です。弱モードの省エネ性能も高く、お財布に優しいのも嬉しいポイント。信頼の日本製で、安全性と性能を両立したい方におすすめです。

消費電力 1200W
センサー 人感センサー、温度センサー
本体サイズ 幅26.0 × 奥行15.5 × 高さ36.0 cm
本体重量 約3.0kg
安全機能 転倒時自動オフ機能、過熱防止機能、チャイルドロック

小型オイルヒーターのおすすめ人気ランキング

風を出さずにじんわり暖めるオイルヒーター。空気を汚さず、乾燥しにくいのが特徴。コンパクトサイズなら脱衣所にもぴったりです。

1位:アイリスオーヤマ ミニ オイルヒーター|POH-505K-W

置く場所を選ばないコンパクト設計!体に優しいクリーンな暖房

アイリスオーヤマのミニオイルヒーターは、幅14cm、奥行き24.5cmという驚きのコンパクトさが魅力です。トイレや脱衣所など、スペースが限られた場所に置くのにまさに最適。このサイズ感なら、冬の間だけ置いても邪魔になりません。

オイルヒーターの最大のメリットは、風や火を使わずに部屋全体をムラなく、じんわりと暖めてくれること。温風が出ないのでホコリを舞い上げることもなく、空気が乾燥しにくいので喉や肌に優しいのが特徴です。運転音もほとんどしないため、非常に静か。

500Wのパワーで、足元から優しく体を暖めてくれます。速暖性ではファンヒーターに劣りますが、入浴の少し前からつけておけば、脱衣所がほんのり暖かい快適な空間に変わります。転倒時には自動で電源が切れる安全機能も搭載しているので、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して使用できます。デザインもシンプルで、どんなインテリアにも馴染みやすい一台です。

消費電力 500W
センサー なし
本体サイズ 幅14.0 × 奥行24.5 × 高さ38.5 cm
本体重量 3.2kg
安全機能 転倒時自動オフ機能、過熱防止機能

壁掛け式電気ヒーターのおすすめ人気ランキング

床のスペースを一切使わない壁掛けタイプ。脱衣所をスッキリ見せたい、つまずく心配をなくしたい方におすすめです。

1位:高須産業 涼風暖房機|SDG-1200GBM

浴室も脱衣所もパワフル暖房!夏は涼風で一年中快適

換気扇メーカーとして有名な高須産業の「涼風暖房機」は、プロも認める本格派。防水仕様なので、脱衣所だけでなく湿気の多い浴室の壁にも直接設置可能です。人感センサーで人の動きを察知して自動運転し、パワフルなグラファイトヒーターですぐに体を暖めてくれます。冬の寒い浴室や脱衣所のヒートショック対策としては、これ以上ないほど強力な味方です。

この製品のすごいところは、暖房機能だけではありません。「涼風モード」を搭載しており、夏場の蒸し暑いお風呂上がりには、扇風機のように爽やかな風を送ってくれます。まさに一台二役、一年を通して大活躍間違いなしです。

リモコンで操作も簡単、タイマー機能で消し忘れも防げます。設置には専門業者による工事が必要になりますが、その価値は十分にあります。「とにかくしっかりヒートショック対策がしたい」「脱衣所も浴室も快適な空間にしたい」という方に、ぜひ検討していただきたいハイエンドモデルです。

消費電力 1200W
発熱体 グラファイトヒーター
本体サイズ 幅52.5 × 奥行13.0 × 高さ20.4 cm
機能 人感センサー、涼風機能、タイマー
設置タイプ 壁掛け(要工事)

小型電気ストーブのおすすめ人気ランキング

スイッチONですぐ暖かい、圧倒的な速暖性が魅力の電気ストーブ。冷えた体をピンポイントで温めたいときに大活躍します。

1位:アイリスオーヤマ 遠赤外線電気ストーブ|IEHDB-800-P

体の芯まで暖めるブラックコートヒーター搭載!レトロなデザインも魅力

どこか懐かしさを感じさせるレトロなデザインが特徴的な、アイリスオーヤマの遠赤外線電気ストーブ。ヒーター管に施された「ブラックコート」によって、遠赤外線の放射量がアップし、体の芯まで効率よく暖めてくれます。スイッチを入れればすぐに赤熱し、そばにいるだけでポカポカと暖かさを感じられます。

お風呂上がりの冷えた体に直接熱を届けたい、というニーズに完璧に応えてくれる一台です。出力は400Wと800Wの2段階で切り替え可能。少しだけ暖まりたい時から、しっかり暖まりたい時まで、状況に応じて使い分けられます。

本体重量は約2.3kgと軽量で、移動に便利な取っ手も付いているため、脱衣所からキッチン、書斎へと気軽に持ち運んで使えます。もちろん、転倒時自動オフ機能や過熱防止装置といった安全機能もしっかり搭載。速暖性とデザイン性を両立した、コストパフォーマンスに優れた電気ストーブです。

消費電力 800W / 400W
発熱体 石英管(ブラックコート)
本体サイズ 幅40.0 × 奥行15.6 × 高さ37.7 cm
本体重量 2.3kg
安全機能 転倒時自動オフ機能、過熱防止機能

風呂場の暖房器具に関するQ&A

風呂場の暖房器具に関するQ&A

ここでは、風呂場の暖房器具についてよくある質問にお答えします。

ヒートショックを防ぐために脱衣所は何℃にしたらよい?

ヒートショック対策で最も重要なのは、部屋ごとの「温度差」をなくすことです。一般的に、暖かい部屋と寒い部屋の温度差が10℃以上あると危険とされています。暖房器具を使って、リビングなど他の部屋との温度差を5℃以内に保つことができれば、ヒートショックのリスクを大きく減らすことができます。脱衣所の室温の目安としては、冬場であれば18℃〜20℃程度を目標に暖めると良いでしょう。

暖房以外にできる脱衣所の寒さ対策は?

暖房器具の設置と合わせて行うと、より効果的な寒さ対策がいくつかあります。

  • 窓の断熱:脱衣所に窓がある場合、冷気の最大の侵入経路になります。窓に市販の断熱シートや、梱包材のプチプチを貼るだけでも、窓からの冷気を遮断し、室温の低下を防げます。
  • 床の対策:床が冷たいと、足元から体温が奪われます。床にマットやすのこを敷くことで、直接的な冷たさを軽減できます。
  • 入浴法を工夫する:湯船のお湯をシャワーでかけ湯してから入る、浴室のドアを少し開けて蒸気で脱衣所を暖める、といった工夫も手軽にできる対策です。

まとめ:最適な暖房器具で冬の風呂場を快適・安全に

まとめ:最適な暖房器具で冬の風呂場を快適・安全に

今回は、冬場のヒートショック対策に欠かせない、風呂場におすすめの暖房器具について、選び方から人気製品まで詳しくご紹介しました。

最後にもう一度、選び方の重要なポイントをおさらいしましょう。

  1. 速暖性と安全性:すぐに暖まる「500W以上」を選び、「転倒時自動オフ」と「過熱防止機能」は必須。
  2. 暖房器具の種類:体を温めたいなら「遠赤外線」、空間を温めたいなら「セラミックファンヒーター」、安全重視なら「オイルヒーター」など目的に合わせて選ぶ。
  3. 設置場所とサイズ:スペースがなければ「壁掛け」、隙間に置くなら「スリム・コンパクト」タイプを選ぶ。
  4. 便利な機能:「人感センサー」や「室温センサー」があれば、さらに快適で省エネに。

寒い冬の入浴は、正しい暖房器具を選ぶだけで、我慢の時間から至福のリラックスタイムへと変わります。そして何より、ご自身と大切なご家族をヒートショックの危険から守ることができます。

今回ご紹介した製品を参考に、ぜひあなたのライフスタイルにぴったりの一台を見つけてください。最適な暖房器具を手に入れて、今年の冬は心も体も温まる、快適で安全なバスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。