PR

パソコンの矢印の名前は?ポインタの全種類と記号の出し方5選

パソコンの矢印の名前は?ポインタの全種類と記号の出し方5選

「パソコンの画面上で動く矢印の正式名称は何?」
「キーボードで矢印記号(→)を出したいけれど、変換が面倒…」

パソコンを使っていると、「矢印」に関するちょっとした疑問や不便さを感じることがありますよね。

実は、画面上の矢印には状態ごとに名前があり、キーボードの矢印にも便利な使い方が隠されています。これらを知るだけで、パソコン操作の効率がグッと上がります。

この記事では、パソコンの「矢印」に関する名称、役割、そして便利な入力方法を網羅的に解説します。

5分で読めるこの記事で、矢印に関するモヤモヤをすべて解決しましょう。

PR
【監修者】
大谷

家電専門ライターとして10年以上活動し、監修した記事は1万を超える。自身のサイトは月間11万PVを達成。
最新のデータや実体験を交え、分かりやすく信頼できる情報発信を心がけている。

画面の矢印の名前と種類

まず、パソコンの画面上でマウス操作に合わせて動く「矢印」について解説します。これの正式名称は「マウスポインタ(Mouse Pointer)」です。

マウスポインタは、パソコンの処理状況に応じて自動的に姿を変えます。それぞれの名前と意味を知っておきましょう。

基本の矢印はポインタ

普段目にする左上を向いた矢印は、「通常の選択」の状態です。

  • ファイルやフォルダを選択する
  • ボタンをクリックする
  • ウィンドウをドラッグして移動する

基本的には「ユーザーの指示待ち」の状態を表しており、最も標準的なマウスポインタの姿です。

文字入力の縦線はカーソル

Wordや検索窓の上で、矢印が「I」のような縦線の形になることがあります。これは正式には「Iビーム」や「テキストカーソル」と呼ばれます。

この形が表示される場所では、以下の操作が可能です。

  • クリックして文字入力を開始する
  • ドラッグして文字を選択・コピーする
大谷
大谷
専門的には点滅する縦棒を「キャレット(Caret)」と呼ぶこともあります。文字を挿入する位置を示す大切なマークですね。

指のマークはリンクの選択

Webサイト上で、矢印が「人差し指を立てた手」の形に変わることがあります。これは「リンクの選択」を意味します。

このマークが出た場所をクリックすると、別のページへ移動したり、プログラムが動いたりします。「ここには押せるボタンやリンクがありますよ」という案内表示です。

待機中の青い輪と砂時計

矢印の横にクルクル回る青い輪が表示されたり、砂時計になったりすることがあります。これは「待ち状態」または「バックグラウンドで作業中」です。

パソコンが裏側でデータの読み込みや処理を行っています。この表示が出ているときは、処理が終わるまでクリックを控えて待つのが基本です。

PR

矢印記号の出し方と読み方

次に、文字としての「矢印(→)」をスムーズに入力する方法を解説します。資料作成やメールで頻繁に使うため、効率的な出し方を覚えておきましょう。

変換で出すのが一番早い

最も一般的な方法は、読み方を入力して変換キーを押すことです。

出したい記号 入力する読み方 備考
→(右矢印) みぎ 「やじるし」でも変換可
←(左矢印) ひだり 「もどる」で出る場合も
↑(上矢印) うえ 「じょうしょう」など
↓(下矢印) した 「かき」など

「やじるし」と打って変換リストから探すよりも、方向の名前(みぎ、ひだり)を直接入力したほうが、候補が少なく素早く入力できます。

特殊な矢印記号の入力

一般的な矢印以外にも、ニュアンスを伝えるための特殊な矢印があります。

  • (二重矢印):結論や結果を示す際によく使われます。「やじるし」で変換可能です。
  • (両矢印):交換や対義関係を示します。「りょうやじるし」と入力します。
  • (右上カーブ):気分の高揚などを表します。「あがる」や「みぎうえ」で変換できます。
大谷
大谷
「ー(長音)」と「>(大なり)」を組み合わせて「ー>」と打ち、変換すると「→」になるIME(入力ソフト)もあります。試してみてください。
PR

キーボードの矢印の正体

キーボードの右下に配置されている4つの矢印キー。これにも正式名称があり、意外と知られていない便利な使い方があります。

正式名称はカーソルキー

この4つのキー(↑↓←→)は、正式には「カーソルキー(Cursor keys)」または「方向キー」と呼ばれます。

文字入力のカーソル位置を移動させたり、選択項目を切り替えたりするために使用します。マウスを使わずに操作できるため、ホームポジションから手を離さずに済むのがメリットです。

効率化するショートカット

カーソルキーは、他のキーと組み合わせることで真価を発揮します。

  • Shift + 矢印キー:文字の範囲選択ができます。マウスでドラッグするより正確です。
  • Ctrl + 矢印キー:単語ごとにカーソルがジャンプします。素早く移動したい時に便利です。
  • Windowsキー + 矢印キー:開いているウィンドウを画面の半分に寄せたり、最大化したりできます。

操作性を上げるには、使いやすいキーボードやマウスを選ぶことも重要です。

Amazonで人気の「キーボード」を見る楽天市場で人気の「キーボード」を見る

Amazonで人気の「USBマウス」を見る楽天市場で人気の「USBマウス」を見る

PR

矢印が見にくい時の設定

「最近、マウスポインタが小さくて見失う」「色が地味で見にくい」と感じることはありませんか?Windowsの設定で簡単にカスタマイズできます。

ポインタの色と大きさを変更

以下の手順で、マウスポインタを見やすく変更しましょう。

  1. 「スタートボタン」をクリックし、「設定(歯車)」を開く。
  2. 「簡単操作(またはアクセシビリティ)」を選択する。
  3. 左メニューの「マウスポインターとタッチ」をクリックする。

ここで、ポインタのサイズを巨大化したり、色を蛍光色に変更したりできます。特に高解像度のモニターを使っている場合、標準サイズでは小さすぎることがあるため、サイズ調整がおすすめです。

矢印が消えた時の対処法

よくあるトラブルとして「マウスポインタが突然消えた」という現象があります。慌てずに以下の原因を確認してください。

  • マウスの電池切れ:ワイヤレスマウスの場合、最も多い原因です。
  • 文字入力中:設定により、文字を打っている間だけポインタが隠れる機能があります。マウスを動かせば再表示されます。
  • フリーズ:キーボードも反応しない場合は、パソコン自体が固まっている可能性があります。
PR

よくある質問(Q&A)

Q. 矢印(ポインタ)の動きが遅い、または速すぎます。調整できますか?

はい、調整可能です。「設定」>「デバイス」>「マウス」から「カーソル速度」のスライダーを動かすことで、マウスを動かした時のポインタの移動速度を変更できます。自分に合った速度にすると手首の負担が減ります。

Q. キーボードに矢印キーがない場合はどうすればいいですか?

小型のノートパソコンなどでは、矢印キーが省略されていることがあります。その場合、「Fnキー」を押しながら特定の文字キー(I、J、K、Lなど)を押すことで矢印として機能することが多いです。機種ごとのマニュアルを確認してください。

PR

まとめ

パソコンの「矢印」には、操作を補助するマウスポインタと、文字としての記号、そして入力用のカーソルキーという3つの側面がありました。

最後に記事の要点をまとめます。

  • 画面の矢印は「マウスポインタ」。状況により「待ち状態」や「リンク選択」に変わる。
  • 文字入力位置を示す縦棒は「カーソル(キャレット)」
  • 記号の矢印(→)は「みぎ」「ひだり」で変換するのが最速。
  • キーボードの矢印は「カーソルキー」。ショートカットで時短が可能。

名前を知ることは、パソコンを理解する第一歩です。もし操作中にトラブルが起きても、「ポインタ」や「カーソル」という言葉を使って検索すれば、すぐに解決策が見つかるはずです。

ぜひ今回紹介したショートカットや設定変更を試して、より快適なパソコンライフを送ってくださいね。

※記事の執筆には可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっている可能性もあります。重要な情報は再確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。

パソコン
PR