「バルサンを焚きたいけれど、テレビはそのまま置いておいても大丈夫?」と悩んでいませんか?
結論からお伝えすると、通常のバルサンを使用する際、テレビをそのまま放置するのは大変危険です。殺虫成分の微粒子が内部に入り込むと、大切なテレビが故障してしまう可能性があります。
この記事では、公式の取扱説明書など確かな情報に基づき、テレビやパソコンなどの精密機器を故障から守る正しいカバー手順を解説します。万が一カバーを忘れてしまった場合の対処法や、面倒な準備が一切不要になる最新のバルサンもご紹介します。
この記事を読めば、家電を壊すことなく安全に、お部屋の害虫を徹底的に駆除できるようになりますよ。ぜひ参考にしてくださいね。
バルサン使用時にテレビをそのままにしておくのはNG
バルサンを使用する際、テレビをそのままにしておくのは絶対に避けましょう。
レック株式会社のバルサン公式取扱説明書にも、「霧や煙が触れないように精密機器にはカバーをする」と明確に記載されています。
煙や霧が内部に入り故障の原因に
テレビをそのままにしてはいけない理由は、バルサンの煙や霧に含まれる殺虫成分の微粒子が内部の電子基板に付着してしまうからです。
テレビの裏側や側面には熱を逃がすための排気口があり、そこから成分が入り込みます。成分が内部でホコリと混ざることで接触不良を起こし、最悪の場合はショートして故障する原因になります。
大切な家電を守るためには、成分を完全に遮断することが必要不可欠です。
PC等の精密機器もそのままは危険
テレビだけでなく、以下のような精密機器もそのまま放置するのは危険です。
- デスクトップやノート型のパソコン
- 家庭用ゲーム機
- オーディオ製品
- ピアノなどの楽器類
パソコンやゲーム機は冷却用のファンが回っているため、より内部に成分を吸い込みやすい構造になっています。
使用前に必ず電源を落とし、カバーをかけるか、別の部屋に移動させるようにしてください。
カバーを忘れた場合の正しい対処
もしカバーをかけ忘れてバルサンを焚いてしまった場合は、慌てずに以下の手順で対処してください。
絶対にやってはいけないのは、すぐに電源を入れて動作確認をすることです。内部に成分が残った状態で通電すると、ショートする確率が高まります。
まずは部屋の換気を十分に行いましょう。
次に、固く絞った濡れタオルでテレビの外装を優しく拭き取り、乾拭きをして薬剤を落とします。内部の成分が完全に乾燥し、揮発するまで半日〜1日程度は電源を入れずに放置するのが安全です。
テレビを保護する3つのカバー手順
テレビなどの精密機器を薬剤から守るためには、正しくカバーをかける必要があります。
準備物は以下の2点のみです。
- 45L〜90Lの大きめのポリ袋(ゴミ袋)
- 養生テープまたはマスキングテープ
布やバスタオルでは細かい成分が隙間を通過してしまうため、必ずビニール製のポリ袋を使用してください。具体的な手順は以下の3ステップです。
45L以上の大きめのポリ袋を用意
お使いのテレビがすっぽりと入るサイズのポリ袋を用意します。
一般的な32型〜40型程度のテレビであれば、45L〜70Lのゴミ袋で覆うことが可能です。大型テレビの場合は、大きめのポリ袋を切り開いてテープで繋ぎ合わせ、一枚の大きなシート状にして使用すると便利です。
電源を切り上からすっぽりと被せる
カバーをかける前に、必ずテレビの電源を切ります。
直前まで使用していて本体が熱を持っている場合は、熱が完全に冷めてから作業を行ってください。熱いまま密閉すると内部に結露が発生する恐れがあります。
電源を切り、熱が冷めたことを確認したら、上からポリ袋をすっぽりと被せましょう。
隙間をテープで完全に塞ぎ密閉する
ポリ袋を被せたら、下からの煙の侵入を防ぐためにテープで密閉します。
空気が入る隙間を完全になくすことが、テレビを守るための最大のポイントです。
粘着力の強いガムテープを使うとテレビに跡が残ってしまうため、剥がしやすい養生テープやマスキングテープを使用してくださいね。
テレビ以外の家電製品の正しい扱い
お部屋にはテレビ以外にも様々な家電製品がありますよね。
バルサン使用時の一般的な対応方法を以下の表にまとめました。
| 家電製品の種類 | バルサン使用時の対応 |
|---|---|
| エアコン・冷蔵庫・電子レンジ | カバー不要(そのまま放置でOK) |
| 空気清浄機・加湿器・除湿機 | カバー不要だが必ず電源をオフにする |
| DVD・ブルーレイなどのディスク類 | 機器から取り出し専用ケースに収納する |
エアコンや冷蔵庫はカバー不要
エアコン、冷蔵庫、電子レンジなどの生活家電は、カバーをかけずにそのままで問題ありません。
アースレッドなどの類似製品の公式FAQでも「カバーなどは必要ありません」と明記されています。
ただし、バルサン本体を設置する際は、エアコンの真下や冷蔵庫のすぐ近くなど、煙が直接勢いよく当たる場所は避けるようにしましょう。
空気清浄機などは電源をオフにする
空気清浄機や加湿器などは、カバーをかける必要はありませんが、稼働させたままにするのはNGです。
電源を入れたままにすると薬剤の成分を吸い込んでしまい、フィルターが目詰まりを起こす原因になります。
また、後から薬剤のニオイが部屋中に放出されてしまう可能性もあるため、使用中は必ずコンセントを抜いて電源をオフにしておきましょう。
ディスク類は必ず専用ケースに収納
CD、DVD、ブルーレイディスクなどのメディア類が出しっぱなしになっている場合は注意が必要です。
ディスクの読み取り面に薬剤が付着すると、映像やデータが正しく読み込めなくなる恐れがあります。
出しっぱなしにせず、必ず専用のプラスチックケースに収納するか、引き出しや戸棚の中にしまってください。
カバー不要の最新バルサンで解決
「テレビやパソコンにいちいちカバーをかけるのは面倒」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな方には、事前の準備が劇的に楽になる最新のバルサンがおすすめです。
ラクラクバルサンなら準備の手間減
レック株式会社から発売されている「ラクラクバルサン」シリーズは、植物や精密機器にカバーが不要な画期的な商品です。
テレビやパソコン、オーディオ機器をそのままの状態で放置できるため、面倒なビニール袋やテープでの密閉作業が一切不要になります。
引っ越し前だけでなく、家具や家電がすべて揃った入居後の状態でも気軽に害虫駆除ができると非常に人気です。
霧タイプは火災警報器もカバー不要
ラクラクバルサンの中でも特に便利なのが「霧タイプ」です。
煙が出ない霧状の薬剤を使用しているため、精密機器だけでなく、マンションなどに設置されている火災警報器にも反応しません(ガス警報器にはカバーが必要な場合があります)。
カバーをかける手間がほぼゼロになるため、一人暮らしの方や準備に時間をかけられない方に最適です。
水タイプや煙タイプとの違いを解説
ラクラクバルサンには、霧タイプのほかに「水タイプ」もラインナップされています。
水タイプは、少量の水を入れるだけで細かな煙が発生し、部屋の隅々まで殺虫成分を行き渡らせることができるのが特徴です。水タイプも精密機器や植物へのカバーは不要ですが、煙が出るため火災警報器にはカバーをする必要があります。
手軽さを求めるなら「霧タイプ」、一軒家などで隙間までしっかり成分を届けたいなら「水タイプ」を選ぶのがおすすめですよ。

