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絵が描ける安いタブレット7選!PC不要モデルと失敗しない予算別の選び方

絵が描ける安いタブレット7選!PC不要モデルと失敗しない予算別の選び方

「趣味でデジタルイラストを始めたいけど、機材は高そう…」「絵が描けるタブレットが欲しいけど、PC不要のモデルは? iPadとAndroidって何が違うの?」

そんな悩みから、最初の一歩が踏み出せないでいませんか?

高性能な機材は高価ですが、今は3万円前後からでも十分使える「安くて高性能」なタブレットがたくさんあります。しかし、安さだけで選んで「動きがカクカクする」「PCがないと使えなかった」と後悔するケースも少なくありません。

この記事では、初心者の方が失敗しない「安いお絵描きタブレットの選び方」を徹底解説。PC不要モデルから本格的な液タブまで、予算別のおすすめ7選を紹介します。この記事を読めば、あなたの環境と目的に最適な一台が見つかります。

【監修者】
大谷

家電専門ライターとして10年以上活動し、執筆した記事は5,000を超える。自身のサイトは月間11万PVを達成。
最新のデータや実体験を交え、分かりやすく信頼できる情報発信を心がけている。

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【結論】お絵描きタブレット3種とあなたに最適な一台

まず結論から。お絵描き用タブレットは「PCに接続するかどうか」で大きく3種類に分かれます。あなたがどれを選ぶべきか、ここで明確にしましょう。

PC不要でどこでも描きたい人

→「OS搭載タブレット (iPad, Android)」一択

タブレット本体にOS(iPadOSやAndroid)が搭載されており、単体で動作します。パソコンを持っていない人、カフェやベッドの上など好きな場所で描きたい人に最適です。アプリをインストールすれば、すぐに描き始められます。

PCに繋いで本格的に描きたい人

→「液晶ペンタブレット (液タブ)」がおすすめ

パソコンの画面を映し出し、画面に直接ペンで描けるタイプです。紙に描く感覚に近いため直感的ですが、必ずPCが必要です。PCのスペック(性能)にも依存します。

予算最小限で始めたい人

→「ペンタブレット (板タブ)」が最適

画面がなく、手元の板(タブレット)で操作し、PCモニターを見ながら描くタイプです。最も安価(1万円以下)に導入できますが、手元と画面が別々になるため、独特の操作感に「慣れ」が必要です。

大谷
大谷
「液タブ」と「板タブ」は、見た目が似ていても単体では動きません! 安いからと間違えて買うと「PCがなくて使えない…」となるので、注意してくださいね。
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安いタブレット選びで失敗しない5つの条件

「安い」といっても、快適に絵が描けなければ意味がありません。価格を抑えつつも失敗しないために、最低限クリアしたい5つのスペック(性能)条件を解説します。

予算:1万円・3万円・5万円の壁

予算によって、選べるタブレットの種類が変わってきます。

  • 予算1万円以下: 「板タブ」が中心。PCを持っていることが前提
  • 予算3万円前後: 「PC不要のAndroidタブレット」や「PC必須の液タブ」が選択肢に入る
  • 予算5万円前後: 「iPad(型落ちモデル)」が現実的な選択肢になり、快適さが格段に上がる

筆圧感知:4096レベル以上が推奨

筆圧感知は、ペンの力の入れ具合で線の太さや濃淡を変えられる機能です。この数値が高いほど、繊細な表現が可能になります。

最低でも2048レベル、快適さを求めるなら4096レベル以上を選びましょう。最近の安いモデルでも8192レベルに対応しているものが増えています。

画面サイズと解像度(10インチ/フルHD)

液タブやOS搭載タブレットの場合、画面の大きさも重要です。

  • サイズ: 持ち運びと描きやすさのバランスが良い「10インチ前後」が初心者にはおすすめ
  • 解像度: 画面のきめ細かさ。最低でも「フルHD (1920×1080)」以上ないと、画像が粗く見えたり作業領域が狭く感じたりします

PC不要機:メモリとストレージ(4GB/64GB以上)

OS搭載タブレットを選ぶ場合、PCのスペックと同じくメモリ(RAM)とストレージ(ROM)が重要です。

  • メモリ(RAM): アプリを動かす力。最低4GB、レイヤーを多用するなら6GB以上あると安心
  • ストレージ(ROM): データ保存容量。最低64GB、できれば128GB以上。SDカードで増設できる機種もあります

【注意】安さのデメリットと妥協点

価格が安いモデルには、必ず理由があります。以下の点を妥協できるかどうかが判断基準になります。

  • 視差(パララックス): 液タブで、ペン先と実際に線が描画される位置のズレ。安いモデルはズレが大きい場合がある
  • 遅延: ペンを動かしてから線が描画されるまでの時間。遅延が大きいとストレスになる
  • 色域: 表現できる色の範囲。安いモデルは色域が狭く、PCで見たときに色味が変わって見えることがある
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【予算・タイプ別】安いお絵描きタブレットおすすめ7選

ここまでの選び方を踏まえ、タイプ別におすすめの「安くても描ける」タブレットを7機種紹介します。

【PC不要・iPad】[1] iPad (第9世代)

「PC不要で安く、でも快適に」というニーズに最強の答えが「型落ちのiPad」です。第9世代はホームボタン搭載の古い型ですが、性能は十分。Apple Pencil (第1世代)と合わせても5万円台前半で揃えられ、描き心地は抜群です。(参照:Apple公式サイト

【PC不要・Android】[2] Xiaomi Pad 6

Androidタブレットで今最もコスパが高い一台。5万円以下で高い処理性能(メモリ6GB〜)と滑らかなディスプレイ(144Hz)を備え、別売りの専用ペンも高性能です。「iPadは高いけど、快適なPC不要機が欲しい」人に最適です。(参照:Xiaomi公式サイト

【PC不要・Android】[3] Lenovo Tab P11 (Gen 2)

3万円台で買えるPC不要タブレットの有力候補。筆圧4096レベルの専用ペン(別売)に対応し、メモリも4GBと最低ラインをクリアしています。動画視聴などと兼用したい入門機として優秀です。

【液タブ・コスパ】[4] Huion Kamvas 13

「液タブを安く試したい」ならまず検討すべき一台。3万円台で13インチのフルHD液晶、筆圧8192レベル、視差の少ないフルラミネーション加工と、価格以上のスペックを誇ります。(参照:Huion公式サイト

【液タブ・コスパ】[5] XPPen Artist 12 (第2世代)

Huionと並ぶコスパメーカーXPPenの12インチ液タブ。3万円前後から購入可能で、ペン性能も高く、初心者向けの機能はすべて揃っています。豊富なカラーバリエーションも魅力です。(参照:XPPen公式サイト

【板タブ・定番】[6] Wacom One by Wacom

「板タブの王道」Wacomの最も安価なモデル。1万円以下で「Wacomのペン」という信頼性を手に入れられます。筆圧レベルは2048ですが、入門機としては十分すぎる品質です。

【板タブ・高機能】[7] XPPen Deco L / LW

1万円前後でWacomを超えるスペック(筆圧8192レベル、傾き検知)を備えた板タブ。Bluetoothのワイヤレス接続に対応したモデルもあり、PC周りをスッキリさせたい人にもおすすめです。(参照:XPPen公式サイト

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安く始めるならiPadとAndroidどっち?

PC不要タブレットで絵を描く場合、最大の悩みは「iPadかAndroidか」ですよね。どちらも一長一短があるため、何を重視するかで選びましょう。

アプリの充実度(Procreateの存在)

最大の差は「Procreate(プロクリエイト)」というアプリの有無です。これはiPad/iPhone専用の超人気お絵描きアプリで、買い切り型(約1,500円)で直感的に使えます。このアプリを使いたいがためにiPadを選ぶ人も多いです。

一方、「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」や「アイビスペイント」は両方のOSで使えるため、これらのアプリが目的ならAndroidでも問題ありません。

ペンの標準付属と描き心地

iPadはApple Pencilが別売りで、本体と合わせると高価になりがちです。一方、Androidタブレットは、モデルによって(特にSamsungのGalaxyなど)高性能なペンが「標準付属」している場合があり、トータルコストを抑えられます。

描き心地の遅延の少なさや安定性では、現状iPadに軍配が上がることが多いです。

トータルコストの比較

結論として、安さだけを追求するならペン付属のAndroidタブレット、多少高くても快適さと人気アプリを選ぶならiPad(型落ち)というのが現状の最適解です。

大谷
大谷
クリスタ(CLIP STUDIO PAINT)は、PC版は買い切りがありますが、iPad/Android版は月額または年額のサブスクリプション(定額利用)が基本になるので、その点もコストとして計算に入れておきましょう。
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Wacomと海外メーカー(XPPen/Huion)の違い

液タブや板タブを探すと「Wacom(ワコム)」と、それ以外の「XPPen」や「Huion(フイオン)」といったメーカーが目につきます。それぞれの特徴は何でしょうか?

価格と性能(コスパ)

Wacomは「高いが、信頼と実績のブランド」です。ペンの描き心地や耐久性、ドライバの安定性など、プロの現場で選ばれるだけの品質があります。

XPPenやHuionは「圧倒的なコストパフォーマンス」が武器です。Wacomの半額以下で同等以上のスペック(高い筆圧レベル、フルラミネーションなど)を搭載したモデルが多く、初心者や趣味で使うには十分すぎる性能を持っています。

信頼性とサポート体制

数年前までは「安かろう悪かろう」のイメージもあった海外メーカーですが、現在は品質が飛躍的に向上し、日本法人によるサポート体制も整ってきています。

とはいえ、長期間の安心感や消耗品(替え芯など)の入手しやすさでは、まだWacomに分があります。予算が許すならWacom、コスパを最優先するならXPPenやHuion、というのが基本的な選び方になります。

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絵を描くために他に何が必要?

タブレット本体以外にも、デジタルイラストを始めるにはいくつか必要なものがあります。

お絵描きアプリ(ソフト)の選び方

どのタブレットを選んでも、描画するためのアプリ(ソフト)が必要です。

アプリ名 特徴 主な対応OS
CLIP STUDIO PAINT (クリスタ) プロ御用達の定番。機能が非常に豊富 iPad, Android, Windows, macOS
Procreate iPad専用。直感的で買い切り型 iPadOS
アイビスペイント (ibisPaint) 無料で高機能。スマホ・タブレット向け iPad, Android, Windows

まずは無料で始められる「アイビスペイント」から試してみるのがおすすめです。(参照:各アプリ公式サイト)

あると快適さが上がる周辺機器

  • 保護フィルム: 画面の傷防止。紙のような描き心地になる「ペーパーライクフィルム」が人気
  • スタンド: 液タブやOS搭載タブレットの角度を調整し、描きやすい姿勢を保つ
  • 左手デバイス: ショートカットキーを割り当て、作業効率を上げる(PC接続の場合)
  • ペンタブレット用グローブ: 画面に手が触れて誤動作するのを防ぐ
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よくある質問 (Q&A)

初心者が抱きがちな、さらに細かい疑問にお答えします。

Q. 中古や型落ちモデルは?

A. iPadに関しては「型落ち」は非常におすすめです。ただし、中古品はバッテリーの消耗や、OS・アプリが最新版に対応しなくなるリスクがあります。特にフリマアプリでの購入は注意が必要です。保証のある専門店や、Appleの認定整備済製品を選ぶと安心です。

Q. 子供・学生向けの安いモデルは?

A. お子様の初めてのタブレットとしては、1万円以下の「板タブ」が丈夫で壊れにくいためおすすめです。学生でiPadを検討している場合は、Appleの「学生・教職員向けストア」で割引価格で購入できるか確認してみましょう。

Q. Amazonの無名メーカーでも大丈夫?

A. Amazonには数千円で売られている無名のタブレットもありますが、初心者にはおすすめしません。筆圧感知が機能しない、ドライバが不安定、すぐに壊れるなどのトラブルが多く、サポートも期待できないためです。「安物買いの銭失い」になる可能性が高いので、最低でもこの記事で紹介したメーカー(Wacom, XPPen, Huion, Apple, Lenovoなど)から選ぶことを強く推奨します。

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まとめ:最適な「安い一台」でデジタルイラストを楽しもう

この記事では、「絵が描ける安いタブレット」の選び方とおすすめモデルを、網羅的に解説しました。

最後に、あなたが選ぶべき一台をもう一度おさらいしましょう。

  • PCなし・予算5万円: iPad (第9世代) が最強の選択肢
  • PCなし・予算3万円: 高コスパな Androidタブレット (Xiaomi, Lenovo)
  • PCあり・予算3万円: 描き心地重視の 液タブ (Huion, XPPen)
  • PCあり・予算1万円: 最小限で始める 板タブ (Wacom, XPPen)

デジタルイラストは、高価な機材がなくても始めることができます。大切なのは、自分の予算と「PCが必要か、不要か」という環境を明確にすることです。

この記事を参考に、あなたにぴったりの一台を見つけて、お絵描きの楽しさにぜひ触れてみてください!

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