「部屋を広く使いたいからテレビスタンドにしたい。でも、今あるテレビやモニターが付くのか心配…」と悩んでいませんか?
特に、少し年式の古いテレビや、PC用のゲーミングモニターを流用したい場合、カタログを見ても「対応」と書かれておらず、判断に迷うことが多いものです。
実は、メーカー対応表になくても、3つのルールさえ守れば、9割以上の機種で取り付けが可能です。
この記事では、テレビスタンドに取り付け可能な条件と、ゲーミングモニターや古いテレビ特有の「落とし穴」を徹底解説します。
これを読めば、あなたの持っている画面がスタンドに設置できるか即座に判別でき、購入後の「付かなかった…」という失敗を確実に防げます。
テレビスタンド取り付けの3条件
まず、テレビスタンドに取り付けられるかどうかを決める「絶対条件」は以下の3つです。これらをクリアしていれば、基本的にメーカーや型番を問わず設置可能です。

1. VESA規格(ネジ穴)の確認
最も重要なのが「VESA(ベサ)規格」への対応です。テレビやモニターの背面を見てください。正方形、または長方形に4つのネジ穴が開いていますか?
このネジ穴の間隔が国際規格(VESA)で統一されています。定規で測ってみて、以下のサイズであれば合格です。
| 用途 | 主なネジ穴間隔(縦×横) |
|---|---|
| PCモニター・小型TV | 75×75mm / 100×100mm |
| 中型テレビ(32〜50インチ) | 200×200mm / 200×100mm |
| 大型テレビ(55インチ以上) | 400×200mm / 400×400mm |
テレビスタンド側の商品ページに「VESA対応(100×100〜400×400対応)」などの記載があれば取り付け可能です。
2. 総重量と耐荷重のバランス
次に、テレビ本体の「重量」です。スタンドごとに定められた「耐荷重(たいかじゅう)」を超えていないか必ず確認してください。
例えば、スタンドの耐荷重が30kgの場合、テレビは25kg以下を目安にするのが安全です。耐荷重ギリギリだと、地震の際の揺れで支柱や金具に過度な負荷がかかる恐れがあります。
3. 背面の凹凸と端子位置
意外な盲点が、背面の形状です。以下の特徴がある場合、そのままでは取り付けられないことがあります。
- 背面に大きな段差(スピーカーの出っ張りなど)がある。
- ネジ穴のすぐ近くに電源コードやアンテナ端子がある。
- スタンドの脚(純正スタンド)が取り外せない。
段差がある場合は、スタンドに付属している「スペーサー(高さ調整用の部品)」を使えば解消できることが多いですが、端子の位置は要注意です。
ゲーミングモニター設置の注意点
「ゲーミングモニターをテレビスタンドで浮かせて、デスク周りをスッキリさせたい」という需要は急増していますが、テレビとは違う注意点があります。
金具が端子に干渉する「罠」
これが最も多い失敗です。多くのテレビスタンドは、32インチ以上のテレビを想定して作られており、取り付け金具(パネル)が大きめに設計されています。
そのため、24インチや27インチのモニターに取り付けると、スタンドの金具がモニターの背面端子(HDMIやDisplayPort)を塞いでしまうことがあります。

モニターアームとの使い分け
ゲーミングモニターの場合、デスクに取り付ける「モニターアーム」と比較されますが、以下のような場合はテレビスタンドがおすすめです。
- 32インチ以上の大型モニターを使っている。(アームだと重すぎてデスクが歪む)
- ガラス製のデスクなど、アームが挟めない机を使っている。
- ソファやベッドからゲームをしたい。
湾曲モニターの取り付け方
画面がカーブしている「湾曲モニター」も、基本的にはVESA規格に対応していれば取り付け可能です。
ただし、背面が曲面になっているため、平面の金具をそのまま付けるとガタつきます。必ずモニターに付属している「マウントアダプター(延長ボルト)」を使用するか、長いネジとスペーサーを使って高さを調整してください。
古いテレビを取り付ける際の重要確認
「買い替えるのはもったいないから、実家の古いテレビを寝室で使いたい」というケース。古いテレビ(特に2010年前後のモデル)は、現在のテレビとは設計思想が異なります。
10年前の機種は「重さ」が別格
特に注意が必要なのが、かつて主流だった「プラズマテレビ」や初期の液晶テレビです。
- 現在の50型液晶: 約10〜15kg
- 昔の50型プラズマ: 約30〜40kg
このように重量が倍以上違うことがあります。格安のテレビスタンドは耐荷重が低いものも多いため、「対応インチ数」だけで選ばず、必ず「kg(キログラム)」を確認してください。
ケーブルの差し込み方向に注意
最新のテレビは、壁掛けを想定して端子が「横向き」や「下向き」に配置されています。しかし、古いテレビは端子が「真後ろ(壁側)」に向かって配置されていることが多いです。
テレビスタンド(特に壁寄せタイプ)に取り付けると、後ろのスペースが狭くなり、ケーブルが壁や支柱にぶつかって挿せないことがあります。
解決策
L字型の変換アダプター(HDMIやアンテナ用)を100円ショップや家電量販店で購入し、端子の向きを90度変えることで解決できます。
取り付け不可・規格外への対処法
どうしても条件に合わない場合でも、諦める前に以下の方法をチェックしてみてください。
VESA穴がないモニターの場合
一部の薄型モニターや安価なモデルには、背面にネジ穴が全くないものがあります。この場合は、通常の取り付けは不可能です。
しかし、「VESAマウントアダプター」という商品を別途購入し、モニターを上下から挟み込むことで、擬似的にネジ穴を作り出すことが可能です(※モニターの形状によります)。
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ネジの長さが合わない場合
古いテレビは本体が分厚く、スタンドに付属している標準ネジ(M6×15mmなど)では長さが足りないことがあります。
その際は、ホームセンターで「同じ径(M6など)で、より長いボルト」と「ワッシャー(調整用の座金)」を数百円で購入すれば取り付けられます。説明書を見て、必要なネジの規格を確認してみましょう。
よくある質問(Q&A)
購入前に読者様からよく寄せられる疑問にお答えします。
テレビスタンドは重量があるため、長期間置くとフローリングに跡がつく可能性があります。設置の際、ベース(土台)の下に「保護マット」や「薄手のラグ」を敷くことを強くおすすめします。これで傷も防げますし、少し位置をずらしたい時の滑りも良くなります。
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スタンドの組み立て自体は可能ですが、最後の「テレビをスタンドに引っ掛ける作業」だけは、必ず二人以上で行ってください。特に古いテレビや大型モニターは一人で持ち上げながらネジ位置を合わせるのが非常に困難で危険です。
多くのテレビスタンドには、オプションで「棚板」を取り付けられます。また、最近ではHDDホルダーや、背面にSwitchなどのゲーム機を隠して収納できるホルダーも販売されていますので、あわせて検討すると配線もスッキリします。
まとめ:条件さえ確認すれば古い機種も蘇る
テレビスタンドは、最新のテレビだけでなく、少し古いテレビやゲーミングモニターでも、条件さえ合えば問題なく使用できます。
取り付け成功のためのチェックリスト
- VESA規格(ネジ穴間隔)は合っているか?
- テレビの重量はスタンドの耐荷重以内か?
- (モニターの場合)金具が端子を塞がないか?
- (古いテレビの場合)端子の向きをL字に変える必要はないか?
このポイントさえ押さえれば、憧れの「壁掛け風」スタイルが手に入ります。配線のごちゃごちゃから解放され、広々としたお部屋で映像を楽しんでくださいね。
「条件はわかったけど、結局どれが一番おすすめなの?」と迷っている方は、以下の記事で機能性・デザイン・コスパを兼ね備えた最新モデルを厳選して紹介しています。ぜひスタンド選びの参考にしてください。

