「つかまり立ちを始めた赤ちゃんが、テレビ画面を叩いてヒヤヒヤする…」
「テレビ台の角に頭をぶつけないか、毎日心配で目が離せない」
そんな悩みを抱えるパパママの間で、今「壁寄せテレビスタンド」への買い替えが急増しています。
しかし、検索すると「倒れる」「危険」といった不安なキーワードも目に入り、導入を迷っていませんか?
結論から言うと、正しい選び方と対策を行えば、テレビスタンドは従来のテレビ台よりも圧倒的に安全で快適です。
この記事では、「赤ちゃんがいる家庭のためのテレビスタンドの選び方」と「絶対にやっておくべき安全対策」を徹底解説します。
なぜ赤ちゃんがいる家庭にテレビスタンドが推奨されるのか?
まず、なぜ従来の低いテレビ台(ローボード)ではなく、テレビスタンドが子育て世帯に選ばれているのか、その理由を比較しながら解説します。
比較表:テレビ台 vs テレビスタンド
それぞれの特徴を安全性と利便性の観点から比較しました。
| 項目 | 従来のテレビ台 | テレビスタンド |
|---|---|---|
| 画面への到達 | 低いので叩かれる・触られる | 高く設置でき、手が届かない |
| 転倒リスク | 安定感はあるが、登られる危険あり | 壁固定必須だが、登りにくい |
| 怪我のリスク | 角が鋭利で頭をぶつけやすい | 足元がフラットで安全 |
| 部屋の広さ | 圧迫感があり狭くなる | 壁に寄せて部屋が広くなる |
ハイタイプなら画面を守れる
最大のメリットは「高さ」です。
ハイタイプのスタンドを選べば、画面の位置を床から100cm以上に設定することも可能です。
これにより、おもちゃで画面を叩き割られるリスクや、指紋でベタベタになるストレスから解放されます。

買ってから後悔しない!幼児向けテレビスタンドの選び方
「おしゃれだから」という理由だけで選ぶと、後で後悔することになります。
赤ちゃんとの生活を第一に考えた場合、チェックすべきポイントは以下の4点です。
1. ベース(土台)が薄く、スロープ状のもの
テレビスタンドの足元(ベースプレート)には厚みがあります。
この段差に赤ちゃんがつまずいて転倒する事故が意外と多いのです。
選ぶ際は、ベースの厚みが極力薄いもの(数ミリ程度)、または端がスロープ状(斜め)に加工されているものを選びましょう。
角が丸くカットされているデザインであれば、万が一転んでも怪我のリスクを低減できます。
2. 震度7相当の耐震試験をクリアしているか
背が高い家具は、地震の際に揺れやすくなります。
「おしゃれさ」よりも「頑丈さ」を優先してください。
公式サイト等で「震度7耐震試験クリア」と明記されている製品を選びましょう。
また、本体重量がある程度重い(20kg以上など)方が、重心が低くなり安定します。
3. 棚板は「なし」または「無段階調整」
DVDプレイヤーやゲーム機を置くための「棚板」は、赤ちゃんにとってはジャングルジムの足場です。
よじ登って転倒する事故を防ぐため、以下のいずれかを選んでください。
- 棚板なしモデル:最も安全。周辺機器はテレビ裏に隠す。
- 無段階調整モデル:棚板を子供の手が届かない高い位置(テレビの直下など)に固定できるもの。
4. 配線を支柱内に完全収納できるか
コード類がダラリと垂れ下がっていると、引っ張ってテレビごと倒れたり、首に巻き付いたりする危険があります。
コードを支柱(パイプ)の中に通して隠せるタイプを選びましょう。
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プロが教える!絶対にやるべき5つの安全対策
最適な製品を選んでも、設置方法を間違えると危険です。
ここでは、私が実践している「念には念を入れた安全対策」を5つ紹介します。
1. 転倒防止ワイヤーでの壁固定(必須)
スタンド自体が倒れなくても、揺れで「テレビだけ」が外れたり、スタンドごと前に倒れてくる可能性があります。
多くの製品に付属している「転倒防止ワイヤー」は必ず取り付けてください。
壁に穴を開けたくない場合は、石膏ボード用のピン(画鋲程度の穴で済むもの)で固定できる市販の転倒防止グッズを併用しましょう。
2. 液晶保護パネルの設置
テレビの位置を高くしても、ボールやおもちゃを投げられる可能性はゼロではありません。
高価な有機ELや4Kテレビの画面を割られる前に、アクリル製の「液晶保護パネル」を装着しましょう。
ブルーライトカット機能付きのものなら、子供の目にも優しく一石二鳥です。
3. 人工芝を裏返しで置く
これは有名な裏技ですが、テレビスタンドの足元に「人工芝」を裏返し(チクチクする面を上)にして敷いておくと、赤ちゃんが痛がって近寄らなくなります。
ただし、成長とともに慣れてしまう子もいるため、あくまで一時的な対策と考えましょう。
4. 周辺機器はテレビ裏か壁面収納へ
棚板を使わない場合、レコーダーやHDDの置き場に困りますよね。
おすすめは以下の方法です。
- テレビ裏収納ラック:テレビの背面にあるネジ穴(VESA規格)を利用して、裏側に機器を隠す。
- ウォールシェルフ:手の届かない高さの壁に棚を付け、そこに機器を置く。
5. ベビーゲートで囲う(最終手段)
兄弟がいて激しく遊ぶ場合や、どうしても心配な場合は、テレビスタンドごとベビーゲート(サークル)で囲ってしまうのが最も確実です。
見た目の圧迫感は出ますが、安全には代えられません。

よくある質問(Q&A)
購入前にチェックしておきたい疑問をまとめました。
はい、あります。
1つ目は「揺れやすさ」です。横幅のあるテレビ台に比べると、構造上どうしても揺れには弱くなります。
2つ目は「組み立ての大変さ」です。安全のために部材が非常に重く作られているため、設置は大人2人以上で行う必要があります。
しかし、これらを補って余りある「安全性(高さ)」と「部屋の広さ」というメリットがあります。
可能です。
壁に大きなネジ穴を開けられない賃貸の場合、以下のようなグッズが有効です。
・つっぱり棒タイプ:スタンドの上部と天井を突っ張る。
・粘着マット:スタンドの底面に貼る耐震ジェル。
・石膏ボード用ピン:抜き跡が目立たないピンでワイヤーを固定する。(参照:消費者庁 家具の転倒防止対策)
いいえ、全てのテレビに対応しているわけではありません。
テレビの背面にあるネジ穴の間隔(VESA規格)が合致している必要があります。
購入前に必ず、メーカーの公式サイトにある「対応確認表」で、お持ちのテレビ型番が取り付け可能かチェックしてください。
まとめ:テレビスタンドで安全と広さを手に入れよう
本記事では、幼児がいる家庭に向けたテレビスタンドの選び方と安全対策について解説しました。
重要なポイントを再確認しましょう。
- ハイタイプを選び、子供の手が届かない環境を作る
- ベースが薄い・スロープ状のものを選び、つまずきを防ぐ
- 棚板は使用せず、周辺機器はテレビ裏や壁面に収納する
- 転倒防止ワイヤーと液晶保護パネルで万が一に備える
テレビスタンドへの買い替えは、単なる模様替えではありません。
「子供の安全」と「親の心の余裕」を手に入れるための投資です。
危険な場所を減らすことで、「ダメ!」と叱る回数を減らし、お子様との笑顔の時間をもっと増やしてみませんか?
ぜひ、ご家庭にぴったりの一台を見つけてください。

