「新しく買ったタブレット、文字入力がローマ字しかできなくて使いにくい…」
「子供が使うから、ひらがなを直接打てるようにしたいのに、やり方が分からない!」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
タブレットの初期設定は、パソコンと同じローマ字入力になっていることが多く、スマホのフリック入力に慣れている方や、お子様にとっては大きな壁に感じられますよね。
ご安心ください。ほとんどのタブレットは、簡単な設定変更で「ひらがな入力」に切り替えることができます。
この記事では、お使いのタブレットのOS(Android、iPad、Windows)別に、誰でも簡単にできるひらがな入力への変更方法を、分かりやすく徹底解説します。さらに、便利なキーボードアプリや、海外製タブレットで日本語入力ができない場合の対処法まで、文字入力に関するあらゆる疑問を網羅的に解決します。
この記事を読み終える頃には、あなたはタブレットの文字入力を自由自在に操れるようになっているはずです。さっそく設定を見直して、快適なタブレットライフを始めましょう!

なぜ?タブレットでひらがな入力ができない主な原因
「そもそも、なぜ私のタブレットはひらがな入力ができないの?」と疑問に思う方もいるでしょう。設定方法を見る前に、まずはその原因を理解しておくと、今後のトラブル解決にも役立ちます。主な原因は、以下の4つが考えられます。
原因1:初期設定が「ローマ字入力」になっている
最も多いのがこのケースです。多くのタブレットは、工場出荷時のキーボード設定が「QWERTY(クワーティ)配列」、つまりパソコンと同じローマ字入力になっています。これは、幅広いユーザーに対応するための標準的な設定ですが、スマホのようなフリック入力や、ひらがなを直接打つ「かな入力」をしたい場合は、ユーザー自身で設定を変更する必要があります。これは故障ではなく、あくまで仕様なので安心してくださいね。
原因2:OSごとの正しい設定方法を知らない
タブレットには、主にGoogleの「Android」、Appleの「iPadOS」、Microsoftの「Windows」という3種類のOS(オペレーティングシステム)があります。ひらがな入力への設定方法は、このOSごとに異なります。以前使っていたタブレットとOSが変わった場合など、「前の機種ではできたのに…」と戸惑ってしまうのは、このためです。この記事ではOS別に解説するので、ご自身のタブレットがどれに当てはまるか確認しながら読み進めてください。
原因3:キーボードアプリの設定が適切でない
Androidタブレットの場合、文字入力は「キーボードアプリ」によって制御されています。標準でインストールされている「Gboard」のほか、「Simeji」や「ATOK」など、自分で好きなアプリをインストールすることも可能です。ひらがな入力ができないのは、このキーボードアプリ内の言語設定やレイアウト設定が、ローマ字入力のままになっていることが原因かもしれません。アプリの設定画面を開いて、日本語の入力方法を見直す必要があります。
原因4:海外製タブレットで日本語環境が不十分
これは少し特殊なケースですが、安価な海外製のタブレットの中には、そもそも日本語の言語パックや入力システムが標準で搭載されていないものがあります。設定画面を開いても「日本語」の選択肢が見当たらない場合は、この可能性が考えられます。しかし、諦めるのはまだ早いです。多くの場合、後から日本語入力アプリをインストールすることで解決できます。ただし、システム全体が日本語表示にならないなど、使用上の不便が残る可能性もあるため、購入時には注意が必要です。
【Android】タブレットをひらがな入力にする設定方法
それでは、具体的な設定方法を見ていきましょう。まずは、多くのメーカーが採用しているAndroidタブレットからです。ここでは、標準キーボードアプリとして広く使われている「Gboard」を例に解説します。
結論:Gboardのキーボードレイアウトを変更する
Androidタブレットでひらがな入力に切り替えるには、「Gboard」の設定画面で、日本語キーボードのレイアウトを「12キー」や「GODAN」などに変更します。これにより、スマホでおなじみのフリック入力や、ひらがなが直接打てるようになります。手順は以下の通りです。
ステップ1:「設定」アプリを開く
まずは、ホーム画面やアプリ一覧から歯車のアイコンが目印の「設定」アプリをタップして開きます。
ステップ2:「システム」→「言語と入力」へ進む
設定項目の中から「システム」を探してタップします。次に、「言語と入力」という項目をタップしてください。
※メーカーやAndroidのバージョンによっては、「一般管理」→「言語とキーボード」など、メニューの名称が異なる場合があります。「入力」や「キーボード」といった単語を手がかりに探してみてください。
ステップ3:「画面キーボード」→「Gboard」を選択
「言語と入力」の画面で、「画面キーボード」(または「仮想キーボード」)をタップします。現在インストールされているキーボードアプリの一覧が表示されるので、その中から「Gboard」を選んでください。
ステップ4:「言語」→「日本語」でレイアウトを選択
Gboardの設定画面が開いたら、一番上の「言語」をタップします。「日本語」という項目があるので、これをタップすると、キーボードレイアウトの選択画面が表示されます。ここで、好みのひらがな入力レイアウトにチェックを入れましょう。
- 12キー:スマホでおなじみのフリック入力やトグル入力ができます。一番おすすめです。
- GODAN:フリック入力よりも少ない動作で入力できる新しい方式です。
- QWERTY:現在設定されているローマ字入力です。チェックを外しても構いません。
- 手書き:手書きで文字を入力できます。
「12キー」にチェックを入れたら、右上の「完了」をタップします。これで設定は完了です!

【iPad】タブレットをひらがな入力にする設定方法
次に、AppleのiPad(iPadOS)でひらがな入力にする方法です。iPadもAndroidと同様、非常に簡単な手順で設定できます。フリック入力ももちろん可能です。
結論:「かな入力」キーボードを追加して切り替える
iPadでひらがな入力を行うには、設定から日本語の「かな入力」キーボードを追加し、文字入力時に地球儀マークで切り替えるのが基本操作です。iPadは標準で高品質な日本語入力システムを備えているため、特別なアプリをインストールする必要はありません。
ステップ1:「設定」アプリを開く
ホーム画面にある、歯車のアイコンの「設定」アプリをタップします。
ステップ2:「一般」→「キーボード」へ進む
左側のメニューから「一般」をタップし、右側に表示された項目の中から「キーボード」をタップします。
ステップ3:「キーボード」→「新しいキーボードを追加…」
一番上の「キーボード」という項目をタップすると、現在追加されているキーボードの一覧が表示されます。その下にある「新しいキーボードを追加…」をタップしてください。
ステップ4:「日本語」を選択し、「かな入力」にチェック
追加できるキーボードの言語一覧が表示されるので、「日本語」を探してタップします。すると、「かな入力」と「ローマ字入力」の選択肢が現れます。ここで「かな入力」にチェックを入れて、右上の「完了」をタップします。これで、かな入力用のキーボードが追加されました。
ステップ5:入力画面で地球儀マークをタップして切り替え
設定は以上です。実際にメモ帳やブラウザなどで文字を入力する画面を開いてみましょう。キーボードの左下にある「地球儀マーク」をタップするたびに、「ローマ字入力」→「かな入力」→「絵文字」のようにキーボードが切り替わります。これで、フリック入力や50音配列でのひらがな入力が可能になります。
【Windows】タブレットをひらがな入力にする設定方法
Windowsタブレット(Surfaceなど)や、タッチパネル搭載のWindowsパソコンでも、画面に表示される「タッチキーボード」を使ってひらがな入力が可能です。
結論:タッチキーボードのレイアウトを「かな入力」に変更する
Windowsの場合、画面に表示される「タッチキーボード」のキーボード設定から、レイアウトを標準キーボードに変更し、「かな入力」モードに切り替えることで対応します。物理的なキーボードとは別の設定なので注意が必要です。
ステップ1:タッチキーボードを表示する
まずはタッチキーボードを画面に表示させます。文字を入力したい場所(検索バーなど)を指でタップすると、自動的に表示されるのが一般的です。もし表示されない場合は、タスクバー(画面下部のバー)の右側にあるキーボードのアイコンをタップしてください。
※アイコン自体がない場合は、タスクバーを長押し(または右クリック)し、「タッチキーボードボタンを表示」にチェックを入れると表示されます。
ステップ2:キーボード左上の「設定アイコン」をタップ
表示されたタッチキーボードの左上隅に、歯車にキーボードが重なったような形の「キーボード設定」アイコンがあります。これをタップしてください。
ステップ3:キーボードレイアウトで「標準キーボード」を選択
設定メニューが表示されます。いくつかレイアウトの選択肢があるので、その中から「標準キーボード」(大きいレイアウトのキーボード)をタップします。初期設定の分割されたキーボードなどから、フルサイズのキーボードレイアウトに変わります。
ステップ4:「かな」キーをタップして切り替え
レイアウトが「標準キーボード」に変わると、スペースキーの近くに「A」や「あ」と表示されたキーとは別に、「かな」と書かれたキーが表示される場合があります。または、キーボードの種類を切り替えるキーをタップして「日本語 Microsoft IME」を選択し、キーボードの右下にある「A」と表示されている部分をタップして「あ」(ひらがな入力)に切り替えます。
これにより、キーボードの配列が「あいうえお…」と表示された「かな入力」用のレイアウトに変わります。
おすすめ日本語入力キーボードアプリ【無料】
特にAndroidタブレットでは、標準のキーボードアプリ以外にも、さまざまな特徴を持ったアプリをインストールして利用できます。設定がうまくいかない場合や、もっと高機能な入力を求めている場合は、新しいキーボードアプリを試してみるのも一つの手です。ここでは、定番の無料アプリを2つご紹介します。
Gboard:シンプルで高機能なGoogle純正キーボード
ほとんどのAndroidタブレットに標準でインストールされている、Google製のキーボードアプリです。シンプルながら、翻訳機能、GIF検索、音声入力など機能は非常に豊富で、動作も安定しています。予測変換の精度も高く、多くの人にとって十分満足できる性能を持っています。
特別な理由がなければ、まずはGboardを使いこなすのがおすすめです。この記事のAndroid編で解説した設定も、このGboardを基準にしています。
- メリット:動作が安定、Google翻訳と連携、シンプルなデザイン、広告なし
- デメリット:デザインのカスタマイズ性(きせかえ)は他アプリに劣る
- こんな人におすすめ:シンプルで安定したキーボードを求める全ての人
Simeji:きせかえや顔文字が豊富な人気キーボード
豊富な「きせかえ」テーマや、ユニークな顔文字・絵文字の変換で若者を中心に絶大な人気を誇るキーボードアプリです。キーボードの背景を好きな写真やイラストに変えたり、入力した文字に合わせてエフェクトが出たりと、カスタマイズ性が非常に高いのが特徴です。「クラウド超変換」という機能により、流行りの言葉やネットスラングの変換にも強いです。
- メリット:デザインの自由度が非常に高い、顔文字や絵文字が豊富、流行語に強い
- デメリット:広告表示がある、多機能なぶん動作がやや重く感じることがある
- こんな人におすすめ:キーボードのデザインを自分好みにしたい人、SNSでのコミュニケーションを楽しみたい人
海外製タブレットで日本語入力ができない場合の対処法
「設定を探しても、どこにも『日本語』が見つからない…」そんな時は、日本での使用を想定していない海外製のタブレットかもしれません。しかし、Android OSである限り、多くの場合で日本語入力は可能になります。段階的な対処法を見ていきましょう。
対処法1:OSの言語設定で日本語を追加する
まずは、タブレット全体の表示言語を設定する場所を確認します。英語表示の場合、「Settings」→「System」→「Languages & input」→「Languages」といった手順で進みます。「Add a language」をタップして一覧に「日本語」があれば、追加して一番上にドラッグすることで、システム全体の言語を日本語に変更できます。これができれば、キーボード設定にも日本語が追加される可能性が高いです。
対処法2:日本語入力キーボードアプリをインストールする
OSの言語設定に日本語がなくても、多くの場合この方法で解決します。タブレットに「Google Play ストア」アプリが入っていれば、そこから「Gboard」や「Simeji」といった日本語入力アプリを検索してインストールしてください。
インストール後、アプリを開くと初期設定のガイドが表示されます。それに従ってキーボードを有効にし、デフォルトの入力方法として設定すれば、ローマ字入力やひらがな入力が可能になります。システム表示は英語のままでも、文字入力だけは問題なく日本語で行えるようになります。
対処法3(最終手段):返品・交換を検討する
上記の方法を試しても日本語入力ができない、またはGoogle Play ストア自体が搭載されていない特殊なタブレットの場合は、残念ながら快適な日本語環境を構築するのは困難です。また、設定画面などが日本語で表示されないと、今後の利用で不便を感じる場面が多くなるでしょう。
購入して間もないのであれば、販売店に連絡して返品や交換が可能か相談するのが賢明な判断です。特に、日本のオンラインストアで購入したにもかかわらず日本語に非対応だった場合は、その旨をしっかりと伝えましょう。
ひらがな入力の種類とメリット・デメリット
一口に「ひらがな入力」と言っても、実はいくつかの方式があります。それぞれの特徴を知って、自分にぴったりの入力方法を見つけましょう。
入力方式 | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|
フリック入力 | ・慣れると非常に速く入力できる ・片手での操作がしやすい |
・習得に少し練習が必要 | ・スマホの入力に慣れている人 ・素早く文字を打ちたい人 |
トグル入力(ケータイ入力) | ・ガラケーと同じ操作で直感的 ・フリックが苦手な人でも安心 |
・「お」を入力するのに5回キーを押すなど、打鍵数が多い | ・ガラケーの操作に慣れ親しんだ世代の人 |
50音入力(かな配列) | ・キーボードに「あいうえお」が並んでおり、見た目が分かりやすい | ・キーが小さくなりがちで、押し間違いやすい | ・パソコンやスマホに不慣れな高齢者やお子様 |
QWERTYローマ字入力 | ・パソコンのキーボードに慣れている人は速い ・英字入力との切り替えがスムーズ |
・ひらがなを直接入力できない ・タッチ操作では入力しにくいと感じる人も |
・普段からパソコンをよく使う人 |
AndroidのGboardやiPadの標準キーボードでは、これらの入力方式を自由に選ぶことができます。ぜひ色々試してみてください。
こんな時どうする?文字入力のトラブルシューティング
設定を変更していると、思わぬトラブルに遭遇することもありますよね。よくある文字入力の「困った!」と、その解決策をまとめました。
トラブル1:キーボードが画面に出てこない
文字入力欄をタップしてもキーボードが表示されない場合、一時的なシステムの不具合が考えられます。まずはタブレット本体を再起動してみてください。ほとんどの場合、これで改善します。それでも直らない場合は、使用しているキーボードアプリのキャッシュを削除(「設定」→「アプリ」から該当アプリを選択)するか、アプリを一度アンインストールして再インストールしてみましょう。
トラブル2:入力した文字が勝手に確定・変換される
意図しないタイミングで文字が確定されたり、おかしな予測変換が出たりする場合、キーボードアプリの学習機能が影響している可能性があります。これも、キーボードアプリのキャッシュやストレージを削除することで、学習履歴がリセットされて改善することがあります。ただし、登録したユーザー辞書なども消えてしまう可能性があるので注意してください。
トラブル3:キーボードアプリが頻繁に落ちる・固まる
特定のキーボードアプリだけが頻繁に強制終了する場合、アプリとOSのバージョンの相性が悪いのかもしれません。キーボードアプリと、タブレットのOS(システム)の両方が最新のバージョンにアップデートされているか確認しましょう。それでも改善しない場合は、別のキーボードアプリを試してみるのが手っ取り早い解決策です。

【応用編】もっと快適に!文字入力の便利な設定・小技
ひらがな入力に慣れてきたら、さらに一歩進んだ便利な機能を活用して、文字入力をマスターしましょう。作業効率が格段にアップしますよ。
ユーザー辞書によく使う単語を登録する
自分の名前や住所、メールアドレス、よく使う定型文などを「ユーザー辞書」に登録しておくと、短い読みを入力するだけで簡単に呼び出すことができます。例えば、「じゅうしょ」と入力して自分の住所を変換候補に出す、といった具合です。「設定」→「言語と入力」→「単語リスト」や「ユーザー辞書」といった項目から登録できます。
キーボードのサイズや高さを変更する
「タブレットの画面が大きいから、キーボードの上の方に指が届きにくい…」と感じることはありませんか?Gboardなどの高機能なキーボードアプリでは、キーボードの表示サイズや高さを自分好みに調整できます。また、キーボードを画面の左右どちらかに寄せる「片手モード」も便利です。キーボードの設定メニューから「レイアウト」や「デザイン」といった項目を探してみてください。
音声入力を活用する
長い文章を入力するのが面倒な時は、音声入力が非常に便利です。キーボードに表示されるマイクのアイコンをタップして話しかけるだけで、驚くほど正確に文字をテキスト化してくれます。議事録のメモを取ったり、ブログの下書きをしたりする際に大活躍します。句読点も「まる」や「てん」と話すことで入力できますよ。
クリップボード機能を使いこなす
コピーしたテキストを一時的に保存しておく「クリップボード」。最近のキーボードアプリには、このクリップボードの履歴を複数保存しておける機能が搭載されています。Gboardでは、キーボード上部のメニューからクリップボードのアイコンをタップすると、過去にコピーしたテキストの一覧が表示され、そこから選んで貼り付けることができます。何度も同じ情報をコピー&ペーストする際に非常に役立ちます。
よくある質問(Q&A)
最後に、タブレットのひらがな入力に関して、読者の皆さんからよく寄せられる質問にお答えします。
はい、可能です。例えばAndroidのGboardの場合、「設定」→「言語」→「日本語」と進み、レイアウト選択で「QWERTY」のチェックを外し、「12キー」のみにチェックを入れれば、実質的にフリック入力に固定できます。iPadの場合も、「設定」→「一般」→「キーボード」で「ローマ字入力」キーボードを左にスワイプして削除すれば、「かな入力」だけにできます。
キーボードに表示されている「地球儀マーク」をタップするのが最も簡単な方法です。これにより、追加されている言語(日本語、英語など)やキーボードレイアウト(かな、ローマ字)が順番に切り替わります。地球儀マークを長押しすると、切り替えたい言語を一覧から直接選択することもできて便利です。
外付けキーボードの場合は、OS側の設定が必要です。Windowsの場合は、タスクバー右下の入力モード表示(「A」や「あ」)を右クリックし、「かな入力」を有効にします。iPadの場合は、「設定」→「一般」→「キーボード」→「ハードウェアキーボード」から、キーボードの種類に応じて設定を変更します。使用するキーボードが「かな印字」に対応している必要がありますのでご注意ください。
Simejiは過去に、入力内容をサーバーに送信する仕様がプライバシー上の懸念として指摘されたことがあります。しかし、現在は改善されており、フルアクセス(すべての入力内容の送信)を許可しなければ、個人情報やパスワードなどが送信されることはないと公式に表明されています。クラウド変換機能を利用するにはサーバーとの通信が必要ですが、設定でオフにすることも可能です。安全性が気になる方は、フルアクセスを許可せず、パスワードなどの重要な情報を入力する際は標準キーボードに切り替えるといった自衛策を取るとより安心でしょう。
まとめ:ひらがな入力をマスターしてタブレットを使いこなそう!
今回は、タブレットの文字入力を「ひらがな入力」に変更する方法について、OS別に詳しく解説しました。
【この記事のポイント】
- タブレットの入力方法は、OSやキーボードアプリの設定から簡単に変更できる。
- Android:「設定」→「言語と入力」から「Gboard」のレイアウトを「12キー」などに変更する。
- iPad:「設定」→「一般」→「キーボード」で「かな入力」キーボードを追加し、地球儀マークで切り替える。
- Windows:「タッチキーボード」の設定からレイアウトを「標準キーボード」にし、「かな入力」モードにする。
- 海外製タブレットなどで日本語が選べない場合でも、「Gboard」などの日本語入力アプリをインストールすれば解決できることが多い。
最初は少し戸惑うかもしれませんが、一度設定してしまえば、その後は見違えるほど快適に文字入力ができるようになります。特に、フリック入力に慣れれば、長文のメールやSNSの投稿もサクサクこなせるようになり、タブレット活用の幅がぐっと広がるはずです。
この記事を参考に、ぜひご自身のタブレットを一番使いやすい設定にカスタマイズしてみてください。そして、快適なひらがな入力で、新しいタブレットライフを存分に楽しんでくださいね!
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