GPS・加速度・ジャイロセンサー全搭載！8インチタブレットのおすすめ5選

カーナビにジャイロセンサーが必要な理由

「スマホより画面が大きいタブレットをカーナビにしたい」という方は多いですが、ここでジャイロセンサーの有無が決定的な差を生みます。

トンネル内での自律航法

GPSは、空が見えないトンネルや地下、高層ビル街では電波を受信できません。この時、カーナビアプリは以下のように挙動します。

• GPSのみの機種：電波が切れた瞬間に自車位置アイコンが停止します。長いトンネルの出口で、現在地が一気にワープする現象が起きます。
• GPS＋ジャイロの機種：GPSが切れても、「時速◯kmで直進」「右にカーブした」という情報をセンサーが検知し、予測で地図を進めます（自律航法）。

首都高の地下分岐や山間部のトンネルで、案内が止まると命取りになります。カーナビとして使うなら、ジャイロセンサーは必須条件です。

ゲームに加速度・ジャイロが必要な理由

「PUBGモバイル」「CODモバイル」「荒野行動」などのFPS/TPSゲームや、「ポケモンGO」のような位置情報ゲームをプレイする場合も、センサー性能が勝敗を分けます。

ジャイロエイムの精度

上級者の多くは、指での操作に加えて、端末を傾けて微調整する「ジャイロエイム」を使用しています。

ジャイロセンサーの精度が低い、あるいは非搭載のタブレットでは、この微調整ができません。また、ポケモンGOのARモードも、ジャイロセンサーがないと背景とポケモンが連動せず、楽しさが半減してしまいます。

8インチタブレットが最適な理由

なぜ10インチではなく8インチが推奨されるのでしょうか。その理由は「機動力」と「視認性」のバランスにあります。

カーナビ・ゲームでのサイズ感

• カーナビとして：10インチは視認性が高いですが、車種によってはダッシュボードからはみ出し、視界を遮る危険があります。8インチは一般的な2DINカーナビ（7インチ）より少し大きく、運転の邪魔になりにくい絶妙なサイズです。
• ゲーム機として：10インチは重く、画面中央のボタンに指が届きにくい場合があります。8インチなら両手でホールドしやすく、長時間のプレイでも疲れにくいメリットがあります。

設定と校正（キャリブレーション）方法

「センサー搭載機を買ったのに、動きがおかしい」と感じた時は、故障を疑う前に「校正」を試してみましょう。

Androidのセンサー校正

機種によって異なりますが、以下の手順で改善することが多いです。

1. 「設定」＞「ディスプレイ」または「詳細設定」を開く。
2. 「Gセンサー校正」「ジャイロスコープ校正」を選択。
3. 端末を水平な机の上に置き、指示に従って校正ボタンを押す。

設定メニューにない場合は、Google Playストアで「センサーテスト」等のアプリを導入し、確認・補正を行ってください。

iPadのコンパス調整

iPadは自動補正が優秀ですが、方向がズレる場合は以下を確認します。

1. 「設定」＞「プライバシーとセキュリティ」＞「位置情報サービス」を開く。
2. 最下部の「システムサービス」＞「コンパスの調整」がオンになっているか確認する。
3. マグネット付きのケースを使用している場合は、一度外して挙動を確認する。

よくある質問（Q&A）

使えますが、精度は落ちます。GPS電波が入る屋外の直線道路なら問題ありませんが、交差点での右左折判定が遅れたり、トンネルで停止したりします。あくまで「地図確認用」と割り切る必要があります。

iPadのWi-FiモデルにはGPSチップ自体が入っていないため、スマホのテザリングでネットに繋いでも、正確な位置情報は取得できません（Wi-Fi測位のみ）。Androidの一部機種を除き、屋外利用なら必ず「LTE/Cellularモデル」を選びましょう。

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できません。GPSやジャイロセンサーは基板に組み込まれているため、USBなどで外付けすることは不可能です。購入時のモデル選びが全てです。