引っ越し先でテレビを設置しようとしたら、「壁のアンテナ端子が2つあってどっちに繋げばいいかわからない」と困っていませんか?
結論から言うと、この2つの端子は「地上デジタル放送用(地デジ)」と「BS/CS放送用(衛星放送)」に分かれているためです。
本記事では、なぜテレビのアンテナ端子が2つ存在するのか、壁のアンテナ端子の見分け方、そして正しい接続手順を分かりやすく解説します。この記事を読めば、迷うことなくテレビの配線を完了させ、すぐにお気に入りの番組を楽しめるようになりますよ。
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※2026年4月7日 記事の内容を最新の情報に更新しました。
テレビのアンテナ端子が2つあるのはなぜ?
まずは、壁にテレビ端子が2つある理由について解説します。理由を知ることで、どちらに繋ぐべきかが明確になりますよ。
地デジとBS/CSの違い
壁にテレビ線が2つある最大の理由は、電波の種類ごとに端子が独立して配線されているからです。
日本のテレビ放送は、大きく分けて以下の2種類が存在します。
- 地上デジタル放送(地デジ)
- 衛星放送(BS・CS)
戸建て住宅などでは、これら2つの異なる電波が混ざらないよう、最初から壁の中で端子を分けています。端子が分かれているおかげで、電波を分けるための「分波器」という機器を買わずに済むというメリットがあります。
マンションでアンテナ端子が2つの場合
マンションでアンテナ端子が2つの場合も、基本的には戸建てと同じ理由です。
築浅の物件やリフォーム済みの部屋では、入居者が地デジとBS/CSの両方をすぐに楽しめるよう、管理会社が各部屋に2つのアンテナ線を引き込んでいます。これも親切な設計の証拠ですね。
古い物件のVHFとUHF
築年数の古い物件の場合、少し事情が異なります。
昔のアナログ放送時代に使われていた「VHF」と、現在の地デジで使われる「UHF」の2つに分かれているケースがあるのです。現在VHFの電波は使われていないため、地デジを見るには必ず「UHF」と書かれた端子に接続する必要があります。
壁のアンテナ端子の見分け方
端子が分かれている理由はわかりましたが、「じゃあ、壁のアンテナ端子はどっちが地デジ用なの?」と疑問に思いますよね。ここでは見分け方を解説します。
端子付近の印字を見る
もっとも確実な壁のアンテナ端子の見分け方は、壁のプレート(カバー)に書かれている文字を確認することです。
端子のすぐ近くに、以下のような印字がされています。
- 地デジ用:「地上」「UHF」「VHF/UHF」「TV」
- BS/CS用:「BS」「CS」「BS/110度CS」「SAT」
文字が小さくて見えにくい場合は、スマートフォンのライトで照らして確認してみてください。
ケーブルの種類の見分け方
テレビと壁を繋ぐための、アンテナケーブルの種類の見分け方も覚えておきましょう。ケーブルの先端(プラグ)の形状によって特徴が異なります。
- ストレート型(S型):まっすぐな形状で壁の端子に挿しやすい
- L字型:先端が直角に曲がっておりテレビ裏の狭い隙間に最適
- F型コネクタ:ネジ式で回して固定するため抜けにくい
室内の一般的な配線であれば、テレビ裏には「L字型」、壁側にはしっかり固定できる「ストレート型」や「F型コネクタ」が付いたケーブルを選ぶと配線がすっきりします。
テレビ線が二つある時の接続方法
見分け方がわかったところで、実際にテレビ線が二つある時の接続方法を解説します。見たい番組に合わせて、テレビ側と壁側の端子を正しく繋ぎましょう。
地デジだけを見たい場合
壁の「地デジ(UHF)」側の端子と、テレビ背面の「地上デジタル入力」端子を1本のケーブルで繋ぎます。もう片方のBS/CS端子は空のままで問題ありません。
地デジとBS/CSの両方を見たい場合
アンテナケーブルが2本必要です。1本目を壁の「地デジ」からテレビの「地デジ入力」へ繋ぎます。2本目を壁の「BS/CS」からテレビの「BS/110度CS入力」へ繋いでください。
これで、リモコンのボタン一つで放送を切り替えて視聴できます。

「双方向」と書かれている場合
壁の端子に「双方向」と書かれている場合、テレビ端子をどっちに繋げばいいか悩みますよね。この「双方向」という端子は、ケーブルテレビ(CATV)などでテレビ側から信号を送り返す必要がある専用機器(セットトップボックスなど)を使うためのものです。
通常のテレビ(地デジやBS/CS)を視聴するだけであれば、「TV」や「OUT」と書かれている出力端子側に繋げば綺麗に映ります。
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よくある質問(Q&A)
ケーブルを繋いだ方の放送(地デジ、またはBS/CS)のみが視聴できる状態になります。もし地デジしか見ないのであれば、BS/CS側の端子は何も繋がず空けたままで全く問題ありません。
壁の時点で端子が2つに分かれている場合、分波器は不要です。それぞれの端子からテレビの入力端子へ、直接アンテナケーブルを繋ぐだけで視聴できます。
室内での取り回しを重視するなら、細くて曲げやすい「4C」がおすすめです。テレビから壁の端子までの距離が長く、電波の減衰を防ぎたい場合は、少し太めの「5C」を選ぶと安心です。
まとめ

テレビのアンテナ端子が2つある理由や、正しい見分け方について解説しました。ポイントをもう一度確認しましょう。
- 端子が2つあるのは地デジとBS/CSの電波が分かれているため
- 壁のプレートにある「UHF」や「BS」などの印字で見分ける
- 古い物件の場合は「UHF」に繋ぐと地デジが見られる
- 見たい放送に合わせてケーブルをそれぞれ正しく繋ぐ
アンテナ端子をどっちに繋ぐか迷っても、壁の印字をしっかり確認し、用途に合ったケーブルを使えば誰でも簡単に接続できます。正しい配線を行って、新居でのテレビ視聴を存分に楽しんでください。
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