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テレビのネジ式アンテナケーブルが抜けない原因と外し方を解説!

テレビのネジ式アンテナケーブルが抜けない原因と外し方を解説!

テレビの配置換えや掃除をしようとした時、「あれ?アンテナケーブルが固くて抜けない…!」と困った経験はありませんか?

特にネジ式のアンテナケーブルは、一度固く締まると素手ではなかなか回らないもの。

力任せに回そうとすると、テレビや壁の端子を壊してしまいそうで不安になりますよね。

この記事では、そんなガチガチに固まったネジ式のテレビアンテナケーブルを、力を入れずに安全に外すための具体的な方法を徹底解説します。

なぜ抜けなくなるのかという原因から、便利な道具を使った裏ワザ、今後のための予防策まで網羅的にご紹介。

この記事を読めば、もうアンテナケーブルが抜けなくて悩むことはありません!

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なぜ?テレビのネジ式アンテナケーブルが抜けなくなる3つの原因

そもそも、なぜアンテナケーブルは抜けなくなってしまうのでしょうか?

原因を知ることで、正しい対処ができ、今後の予防にも繋がります。

原因1:長期間の締め付けによる固着

最も多い原因が、長期間同じ状態で締め付けられていたことによる固着です。

テレビは一度設置すると何年も動かさないことが多いため、その間にネジ部分がガッチリと固まってしまうのです。

原因2:経年劣化による金属のサビや腐食

ケーブルの端子(F型接栓)は金属製です。

そのため、部屋の湿気やホコリなどが原因で、接続部分に目に見えないほどの小さなサビや腐食が発生し、滑りが悪くなって抜けにくくなります。

大谷
大谷
特に窓際や北側の部屋など、湿気がこもりやすい場所はサビが発生しやすいので注意が必要ですよ。

原因3:最初に締めすぎたことによる変形

「接続はしっかりと!」という思いから、最初に設置した際にペンチなどの工具を使って力いっぱい締め付けてしまうと、ネジ山が少し変形してしまうことがあります。

このわずかな変形が、外す際の大きな抵抗となってしまうのです。

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【基本編】まずは試そう!ネジ式アンテナケーブルの正しい外し方

裏ワザを試す前に、まずは基本の正しい外し方をおさらいしましょう。

これで外れればそれに越したことはありません。

外し方の手順

  1. テレビの電源を必ず切る
    作業中の万が一のショートや感電を防ぐため、テレビの主電源を切り、コンセントも抜いておくとより安全です。
  2. ケーブルの根元を持つ
    ケーブルのコード部分ではなく、テレビや壁の端子に繋がっている金属のネジ部分(F型接栓)をしっかりと持ちます。
  3. 「左回り(反時計回り)」にゆっくり回す
    「ネジを緩める」方向である左回りに、ゆっくりと力を加えて回します。焦らず、じっくりと力を伝えるのがコツです。
ケーブル部分を引っ張ると断線や端子破損の原因になります。必ず金属のネジ部分を持って回してください。
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【裏ワザ5選】固くて抜けない!ネジ式アンテナケーブルを外す秘訣

基本の方法で外れない場合は、いよいよ裏ワザの出番です!

身近なものから専用工具まで、5つの方法をご紹介します。

裏ワザ1:ゴム手袋で摩擦力アップ!

一番手軽に試せるのが、炊事用のゴム手袋を使う方法です。

ゴムの摩擦力が滑り止めになり、素手よりも格段に力を入れやすくなります。

ネジ部分をしっかり掴んで、グッと回してみてください。意外とこれで解決することも多いですよ。

裏ワザ2:ペンチやプライヤーを正しく使う

ゴム手袋でもダメなら、工具を使いましょう。

家庭にあるペンチやプライヤーが役立ちます。

【使い方】

  1. ネジ部分をペンチで挟みます。この時、ネジ山を潰さないように、ギザギザのついていない部分で挟むのが理想です。
  2. タオルなどを一枚かませてから挟むと、傷がつきにくく、滑り止め効果もアップします。
  3. てこの原理を意識し、ゆっくりと左に回します。
力を入れすぎると端子ごと破損する危険があります。あくまで「回すきっかけを作る」くらいの力加減で試してください。

裏ワザ3:潤滑剤を少量使う(最終手段)

サビが原因で固着している場合、潤滑剤が有効なことがあります。

ただし、これはテレビや壁の端子を汚したり、故障させたりするリスクもあるため、慎重に行う必要があります。

綿棒の先に「CRC-556」などの潤滑スプレーを少量だけ付け、ケーブルのネジの隙間にほんの少しだけ塗布します。

数分待ってから、再度ペンチなどで回してみてください。

潤滑剤を直接スプレーするのは絶対にやめてください!精密機器であるテレビ内部に入り込むと故障の原因になります。

裏ワザ4:ドライヤーで軽く温める

金属は温めるとわずかに膨張する性質があります。

この性質を利用し、ドライヤーの温風を10~20秒ほど、ネジ部分に当てることで、固着が緩む場合があります。

温めた直後はネジが熱くなっているので、ヤケドに注意し、タオルやゴム手袋を使って回してください。

大谷
大谷
温めすぎは禁物です!テレビ本体や壁紙を傷めないよう、あくまで「軽く」温める程度にしてくださいね。

裏ワザ5:専用レンチ(F型接栓レンチ)を使う

最も安全かつ確実なのが、「F型接栓レンチ」という専用工具を使う方法です。

このレンチはアンテナケーブルのネジのサイズにぴったり合うように作られているため、ネジ山を潰すことなく、効率的に力を伝えることができます。

ペンチのように挟む強さを加減する必要がなく、ただはめて回すだけなので非常に簡単です。

頻繁に抜き差しする方や、工具の扱いに慣れていない方には、専用レンチが最もおすすめです。

一家に一本あると安心なF型接栓レンチは、通販サイトで手軽に購入できます。

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絶対にやってはいけない!アンテナケーブルを外す際のNG行動

早く外したい一心で、ついやってしまいがちな危険な行動があります。

高額な修理費がかかる事態を避けるためにも、以下の行動は絶対にやめましょう。

  • 力任せに無理やり回す:テレビや壁側の端子ごとねじ切ってしまう最大の原因です。
  • ケーブル本体を引っ張る:ケーブル内部が断線し、テレビが映らなくなります。
  • サイズの合わない工具で回す:ネジ山が潰れてしまい、さらに取り外しが困難になります。
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アンテナケーブルが抜けた後のチェックポイントと予防策

無事にケーブルが抜けたら、ひと安心ですね。

しかし、次に接続する前にいくつか確認・対策しておきましょう。

端子部分に破損がないか確認する

取り外したケーブルの先端と、テレビ・壁側の端子に、曲がりや破損がないか目視で確認しましょう。

もし破損している場合は、接触不良でテレビの映りが悪くなる原因になるため、ケーブルの交換や端子の修理が必要です。

ケーブルの劣化具合をチェックする

ケーブルが古くなっている(5年以上使用しているなど)場合は、交換を検討する良い機会です。

古いケーブルは画質の劣化を招いている可能性もあります。

最近の4K/8K放送に対応した新しいケーブルに交換すれば、ノイズが減り、画質が向上する可能性がありますよ!

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次に固着させないための予防策

今後、同じ悩みを繰り返さないために、接続時にひと工夫しましょう。

締め付けは「手で回して止まるところから、工具で軽く半回転」程度で十分です。締めすぎないことが最大の予防策です。
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どうしても抜けない…最終手段と相談先

あらゆる手を尽くしても、どうしても抜けない…。

または、自分で作業して機器を壊してしまうのが怖い、という場合もあるでしょう。

そんな時は、無理せずプロに頼るのが賢明です。

プロの業者(電気店やアンテナ工事業者)に依頼する

街の電気屋さんや、アンテナ工事の専門業者に依頼すれば、専門的な知識と道具で安全・確実に作業してもらえます。

費用は出張費込みで数千円程度が相場ですが、状況によって異なるため、事前に見積もりを取ると安心です。

賃貸物件の場合の注意点

賃貸マンションやアパートにお住まいの場合は、作業前に必ず大家さんや管理会社に相談しましょう。

壁のアンテナ端子は共用部分の設備と見なされることが多く、勝手に修理や交換を行うとトラブルの原因になる可能性があります。

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まとめ:正しい外し方を知って、テレビの配線を快適に!

今回は、固くて抜けないネジ式のテレビアンテナケーブルの外し方について、原因から裏ワザ、予防策まで詳しく解説しました。

最後に、重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。

  • 抜けなくなる主な原因は「長期の固着」「サビ」「締めすぎ」
  • まずはゴム手袋を試すのが手軽でおすすめ。
  • 工具を使うならペンチか、安全・確実な専用レンチが◎。
  • 力任せに回したり、ケーブルを引っ張ったりするのは絶対にNG
  • どうしても抜けない時や不安な時は、無理せずプロに相談する。

固くて抜けないアンテナケーブルも、原因と正しい対処法を知れば、もう怖くありません。

ぜひ今回の方法を試して、テレビ周りの配線をスッキリ解決してくださいね!

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