「テレビのリモコンが壊れた!ボタンが効かない…」
「リモコンをなくしてしまったけど、テレビ本体はまだ使える」
そんな時、「テレビのリモコンのみ購入したい」と思っても、どこで買えるのか、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。ご安心ください。テレビのリモコンは単体で購入可能です。
この記事では、リモコンのみを購入できる5つの具体的な場所、純正品と汎用品の正しい選び方、そして購入時の注意点まで、あなたの疑問をすべて解決します。
最適なリモコンを見つけて、快適なテレビライフを取り戻しましょう。
※2025年11月18日 記事の内容を最新の情報に更新しました。
購入前に試したい!リモコン簡単診断と対処法
「リモコンが壊れた!」と思っても、実は簡単な対処で直るケースもあります。購入を決める前に、以下の3ステップを試してみましょう。
- 電池の確認: まずは基本の電池交換を試しましょう。電池が古い、または+−が逆になっているだけでも動きません。
- リモコンのリセット: 電池を抜いた状態で、リモコンのボタンをいくつか数回押して放電させます。その後、新しい電池を入れてみてください。
- 赤外線チェック: スマホのカメラを起動し、リモコンの先端(送信部)をカメラに向けながらボタンを押します。カメラ画面で先端が光ればリモコンは正常です。光らない場合はリモコンの故障が濃厚です。(※iPhoneの外側カメラなど一部機種では見えません。内側カメラで試してください)
これらを試しても動かない場合、リモコンの購入を検討しましょう。
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まず診断!純正・汎用・互換どれを選ぶ?
リモコンの購入で最初に決めるべきは、「純正リモコン」と「汎用・互換リモコン」のどちらを選ぶかです。あなたの使い方に合うのはどちらか、まずはチェックしてみましょう。
純正リモコンがおすすめな人
- メーカーのすべての機能を完璧に使いたい
- 録画やデータ放送、ネット動画ボタンを多用する
- 複雑な初期設定はしたくない
- 購入後の安心感を最優先したい
汎用・互換リモコンがおすすめな人
- 購入費用をできるだけ安く抑えたい
- 電源オンオフ、チャンネル、音量変更が主
- 古いテレビで純正品が廃盤になっている
- 簡単な初期設定(コード入力)ができる
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性能と価格の比較表
| 種類 | 価格相場 | 機能 | 設定 | メリット |
|---|---|---|---|---|
| 純正リモコン | 3,000円~8,000円 | 全機能に対応 | 不要 | 安心・確実に全機能が使える |
| 汎用・互換リモコン | 1,000円~3,000円 | 基本機能が中心 | 必要 | 価格が安く、選択肢が多い |
テレビのリモコンのみ購入できる場所5選
「リモコンだけ買いたい」と思っても、具体的にどこで売ってるのか悩みますよね。主な購入場所は以下の5つです。それぞれのメリット・デメリットを知って、最適な場所を選びましょう。
1. 家電量販店(電気屋)
ヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電機などの家電量販店です。
- メリット: 専門知識を持つ店員に相談できる。汎用リモコンならその場ですぐ買える
- デメリット: 純正リモコンは在庫がなく「取り寄せ」になる場合が多い
- ポイント: すぐに欲しい場合は、汎用リモコンのコーナーを確認しましょう
2. ネット通販(Amazon・楽天)
Amazonや楽天市場などの大手ECサイトです。
- メリット: 純正・汎用・互換品すべての品揃えが圧倒的。価格比較が簡単で、レビューも参考にできる
- デメリット: 実物を手に取れない。届くまでに時間がかかる(最短翌日)
- ポイント: 型番さえわかれば、最も安く最適なリモコンを見つけやすい方法です。特に「互換リモコン」が豊富です
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3. メーカー公式サイト
ソニーやパナソニックなど、テレビ本体のメーカー公式サイトの部品販売ページです。
- メリット: 確実に純正品が手に入る。品質や互換性の不安が一切ない
- デメリット: 価格が定価で高い。送料が別途かかる場合がある
- ポイント: 古い機種でも在庫があるか確認する価値はあります(詳しくは後述)
4. 100均・ホームセンター
ダイソーやセリアなどの100円ショップ、カインズやコーナンなどのホームセンターです。
- メリット: 圧倒的に安い(100均では500円程度~)。身近な場所で買える
- デメリット: 機能が最低限(電源・音量・ch)。対応メーカーが限られる
- ポイント: 「とりあえず動けばOK」という緊急時のつなぎとして優秀です
5. フリマアプリ(中古品)
メルカリやヤフオク!などです。
- メリット: 廃盤になった古い純正リモコンが見つかる可能性がある。安価
- デメリット: 中古品のため故障リスクがある。個人間取引の手間がかかる
- ポイント: 購入前に「動作確認済みか」を必ず出品者に確認しましょう
リモコンの購入で失敗しない4つの注意点
せっかくリモコンを買ったのに「使えなかった…」という失敗は避けたいですよね。購入前に必ず確認すべき4つの注意点を解説します。
1. 必ず「型番」を確認する
最も重要なのがテレビ本体の「型番」です。
型番さえわかれば、そのテレビに対応するリモコン(純正・汎用ともに)を正確に探すことができます。
型番は、テレビ本体の裏側や側面にあるシール、または取扱説明書に記載されています。
- 例:KJ-55X9500H(ソニー)、TH-55LX950(パナソニック)など
純正リモコンを探す場合は、元のリモコン本体に記載されている「リモコン型番」(例: N2QAYB000000)で探すのも確実です。
2. 汎用品は対応メーカーを確認
汎用リモコンを購入する場合は、パッケージや商品説明に記載されている「対応メーカーリスト」を必ず確認してください。
「国内主要メーカー対応」と書かれていても、お使いのテレビメーカーがリストに含まれているか、自分の目でチェックすることが大切です。
3. 必要なボタン(機能)があるか
特に汎用・互換リモコンを選ぶ際、自分がよく使う機能のボタンがあるか確認しましょう。
- データ放送(dボタン)
- 録画リスト、番組表
- 入力切替(HDMI)
- ネット動画ボタン(YouTube, Netflixなど)
これらの特殊な機能は、安価な汎用リモコンでは対応していない場合があります。
4. 汎用リモコンの初期設定方法
汎用リモコンは、購入後に「メーカーコード設定」という初期設定が必要です。 設定は簡単で、多くの場合以下のステップで完了します。
- リモコンに電池を入れる
- 説明書にある「メーカーコード一覧」から、自分のテレビのメーカー番号(例: ソニーなら「001」)を見つける
- リモコンの「設定」ボタンを押しながら、メーカー番号を入力する
- 設定が完了すれば、操作できるようになります
※製品によって設定方法が異なるため、必ず付属の説明書を参照してください。
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リモコンの値段相場はいくら?
購入方法によって、リモコンの価格は大きく変わります。おおよその相場を知っておきましょう。
純正リモコンの価格
相場:3,000円 ~ 8,000円程度
メーカーや機種、機能によって価格は変動します。高機能なスマートテレビのリモコンほど高価になる傾向があります。
汎用・互換リモコンの価格
相場:1,000円 ~ 3,000円程度
基本的な機能に絞ったものであれば1,000円台から見つかります。純正品とボタン配置がそっくりな「互換リモコン」もこの価格帯で人気です。100円ショップでは500円~1,000円程度で販売されていることもあります。
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メーカー別:リモコンの探し方
メーカーごとに純正リモコンの探し方に特徴があります。主要なメーカーの傾向を知っておきましょう。
ソニー(BRAVIA)
「RMF-TX〜」や「RM-JD〜」といった型番が一般的です。ソニー公式サイトの「部品・消耗品」ページや、家電量販店のオンラインストアで型番検索するのが早いです。
パナソニック(VIERA)
「N2QAYB〜」で始まる型番が多いです。パナソニックの公式通販「Panasonic Store Plus」で探すか、ネット通販で「VIERA リモコン N2QAYB〜」のように検索します。
シャープ(AQUOS)
「GB〜」や「GA〜」で始まる型番が主流です。シャープの「COCORO STORE」で部品として販売されています。ネット通販では互換リモコンも非常に多く流通しています。
東芝(REGZA)
「CT-90〜」という型番が一般的です。東芝の公式「部品・消耗品 ご購入サイト」で探すか、ネット通販での検索が便利です。(参照:各メーカー公式サイト)
緊急時に!スマホをリモコン代用にする方法
「リモコンが届くまで待てない!」「今すぐテレビを操作したい!」
そんな緊急時は、お持ちのスマートフォンをリモコンの代わりにする方法があります。
多くのテレビメーカーが公式のリモコンアプリを無料で提供しています。
- お使いのテレビメーカーの公式アプリを検索(例:「ソニー テレビリモコン アプリ」)
- アプリをスマホにインストールする
- スマホとテレビを同じWi-Fiネットワークに接続する
- アプリの指示に従ってテレビとペアリング(接続)する
これができれば、スマホの画面操作でチャンネル変更や音量調整が可能になります。ただし、この方法はWi-Fi(インターネット)に接続されたスマートテレビである必要があります。(参照:各メーカー公式サイト)
よくある質問(Q&A)
A. テレビ本体の裏側や側面に貼られているシールをまず確認してください。そこにも記載がないか、見えない場合は、テレビ購入時の「取扱説明書」や「保証書」に必ず記載されています。それらも紛失した場合は、テレビ画面の設定メニュー内で「本体情報」「システム情報」などを確認すると表示される場合があります。
A. はい、使えます。ただし、500円~1,000円程度の商品が多く、対応メーカーが限られています。また、機能も電源・音量・チャンネルなど最低限のものが多いため、「一時的な代用品」として考えるのが良いでしょう。
A. まずは入力したメーカーコードが間違っていないか再確認してください。一つのメーカーに複数のコードが割り当てられている場合があります。AのコードでダメならBのコードを試す、といった作業が必要です。また、製品によっては「自動スキャン機能(対応コードを自動で探す)」が付いているものもあるので、説明書をよく読んで試してみてください。
まとめ:最適なリモコンを選んでテレビを快適に
テレビのリモコンのみ購入する方法と選び方について解説しました。
最後にポイントをおさらいしましょう。
- まずは「電池・リセット・赤外線」をチェックし、本当に故障か診断する
- リモコンは「純正」(安心・高価)と「汎用・互換」(安価・要設定)の2択
- 購入場所は「家電量販店」「ネット通販」「メーカー」「100均」「フリマ」の5つ
- 失敗しない鍵は「テレビ本体の型番」を正確に把握すること
- 緊急時は「スマホアプリ」での代用も可能
「リモコンが壊れた!」と慌ててテレビ本体の買い替えを検討する必要はありません。
ご自身の予算や使い方に合った最適なリモコンを見つけて、これからも快適なテレビ生活を楽しんでくださいね。


