「テレビの音声は聞こえるのに、画面が真っ暗…」
大切なテレビが突然映らなくなると、本当に焦りますよね。特に、音は出るのに映像だけが見えない場合、それはテレビのバックライトが切れている可能性が非常に高いです。
「修理に出すしかないのかな?」「自分で何かできることはないの?」
そうお考えのあなたのために、この記事ではテレビのバックライトが切れた時の応急処置から、原因別の根本的な5つの対処法まで、わかりやすく解説します。
この記事を読めば、専門業者に連絡する前にご自身で試せることを知り、無駄な出費を抑えるヒントが見つかるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
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まず確認!テレビのバックライトが切れる原因と症状
テレビ画面が真っ暗になるトラブルの多くは「バックライト切れ」が原因です。まずは、ご自宅のテレビの症状がこれに当てはまるか確認してみましょう。
症状:音は出るのに画面が真っ暗、またはうっすら見える
バックライトが切れた時の典型的な症状は以下の通りです。
- 電源は入っていて、音声は正常に聞こえる。
- 画面は真っ暗で何も映らない。
- 目を凝らしてよく見たり、角度を変えたりすると、うっすらと映像が見えることがある。
これらの症状が見られる場合、バックライト切れを疑って良いでしょう。
主な3つの原因
バックライトが切れてしまう主な原因は、部品の寿命や故障です。
- LEDバックライトの寿命:テレビを長時間使用することによる経年劣化です。一般的に1日8時間の視聴で約10年が寿命の目安とされています。
- 電源基板の故障:バックライトに電力を供給する部分が故障すると、ライトは点灯しません。
- 基盤の半田(はんだ)割れ:テレビ内部の基盤にある接続部分に、熱や振動で亀裂が入ると電気が流れなくなります。
これらの原因が、突然テレビが映らなくなるトラブルを引き起こすのです。
【今すぐ試せる】テレビのバックライト切れの応急処置
「とにかく、今すぐ原因を特定したい!」という方のために、誰でも簡単にできる応急処置をご紹介します。
この方法は、バックライト切れかどうかを判断するための、非常に有効な確認手段です。
懐中電灯やスマホのライトを画面に当てる
テレビの電源が入った状態で、懐中電灯やスマートフォンのライトを画面に近づけて強く照らしてみてください。
もし、ライトを当てた部分にうっすらと映像が見えたなら、故障の原因はバックライト切れでほぼ確定です。
これは、外部の光でバックライトの代わりをすることで、正常に機能している液晶パネルの映像を無理やり視認させている状態です。
応急処置で原因判明!根本的な5つの対処法
応急処置でバックライト切れの可能性が高いとわかったら、次はいよいよ根本的な解決策に移りましょう。対処法は主に5つあります。ご自身のテレビの状況に合わせて最適な方法を選んでくださいね。
1. テレビの電源を入れ直してみる
意外かもしれませんが、一時的なシステムの不具合でバックライトが点灯しないケースもあります。
まずは、テレビの主電源を切り、電源コードをコンセントから抜いてみましょう。そのまま2〜3分ほど待ってから、再度コンセントを差し込んで電源を入れてみてください。これだけで症状が改善することもあります。
2. メーカーに修理を依頼する
購入から5年以内の比較的新しいテレビであれば、メーカーに修理を依頼するのが最も確実で安心な方法です。
- 保証期間内なら無償の可能性:メーカー保証は通常1年ですが、販売店の延長保証に加入していれば、期間内は無償または安価で修理できます。
- 費用の目安:保証期間外の場合、費用はテレビのサイズやメーカーによりますが2万円〜5万円程度が目安となります。
まずは保証書を確認し、メーカーのサポートセンターに連絡してみましょう。
3. 街の電気店に修理を依頼する
メーカーの保証期間が過ぎており、修理費用を少しでも抑えたい場合は、地域の電気店に相談するのも一つの手です。
メーカー修理よりも安価に対応してくれる場合がありますが、バックライト修理は専門技術が必要なため、全ての店舗で対応しているわけではありません。事前に電話などで修理可能か確認することをおすすめします。
4. 思い切って買い替えを検討する
バックライトの故障は、テレビ自体の寿命が近づいているサインであることが少なくありません。
特に購入から7年以上経過しているテレビは、修理してもすぐに別の箇所が故障するリスクが高いです。
修理にかかる数万円と、新しいテレビの購入費用を天秤にかけてみましょう。最新のテレビは画質や省エネ性能も格段に向上しているため、長い目で見れば買い替えた方が満足度もコストパフォーマンスも高くなることが多いです。
▼最新テレビの性能や価格が気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

5. 自分で修理する(非推奨)
ネットで検索すると、自分でバックライトを交換している動画などが見つかることがあります。しかし、この方法は絶対に推奨できません。
修理?買い替え?迷ったときの判断の目安
「結局、修理と買い替え、どっちがいいの?」と迷ってしまいますよね。そんな時は、以下の2つのポイントで判断するのがおすすめです。
購入からの「使用年数」で判断する
一番わかりやすい判断基準は、テレビの使用年数です。
- 購入から5年未満:まだ新しいテレビなので、修理を検討する価値は十分にあります。まずは保証が使えないか確認しましょう。
- 購入から5年以上:修理費用が高額になるケースが増えてきます。見積もりを取った上で、買い替えを本格的に検討し始める時期です。
「修理費用」の見積もりで判断する
液晶パネルの交換など、修理箇所によっては5万円以上の高額な費用がかかることもあります。メーカーや電気店から修理費用の見積もりを取り、その金額を確認してから最終判断しましょう。
もし、同程度のサイズの新品テレビが買えてしまうような金額であれば、買い替えの方が賢明な選択と言えるでしょう。
よくある質問(Q&A)
A1. テレビの平均的な寿命は約10年と言われています。これはバックライトの寿命(約30,000〜60,000時間)が大きく関係しています。
A2. テレビのインチサイズやメーカーによって大きく異なりますが、一般的に2万円〜5万円程度が相場です。大型テレビや特殊なモデルの場合は、それ以上かかることもあります。
A3. はい、専門知識と適切な工具がない限り、非常に危険なため絶対におやめください。感電やさらなる故障のリスクが伴います。安全を最優先し、プロに任せるのが賢明です。
A4. ライトを当てても全く映像が見えない場合、バックライト以外の故障、例えば電源基板の完全な故障や液晶パネル自体の故障などが考えられます。この場合も個人での対処は困難なため、メーカーや修理業者に相談してください。
A5. はい、「画面が突然暗くなった後、しばらくして元に戻る」「画面の四隅が暗くなってきた」といった症状は、バックライトの寿命が近づいているサインの可能性があります。
A6. 通常の使用における自然故障であれば、保証規定に則って無料で修理されるケースがほとんどです。ただし、落下や水没などの物損は対象外となることが多いので、保証書の内容を確認しましょう。
A7. メリットは、メーカー修理よりも費用が安くなる可能性がある点です。デメリットとしては、業者によって技術力に差があることや、純正部品が使われない場合がある点が挙げられます。
A8. スムーズに手続きを進めるために、テレビの「メーカー名」「型番」「購入年月日」を事前にメモしておくと良いでしょう。保証書や購入時のレシートも手元に準備しておくと万全です。
A9. 以下の3点を心がけるだけでも、テレビの寿命を延ばす効果が期待できます。
・長時間つけっぱなしにしない(オフタイマーを活用する)
・直射日光が当たる場所を避けて設置する
・テレビ周りのホコリをこまめに掃除する
A10. 「E201」「E202」などのエラーコードが表示されたり、特定のチャンネルだけが映らない場合は、アンテナや配線の問題が考えられます。しかし、「音声は出るが画面だけが真っ暗」という症状の場合は、バックライト切れの可能性が圧倒的に高いです。
まとめ:テレビのバックライト切れは、状況に合わせた最適な判断を!
今回は、テレビのバックライトが切れてしまった時の応急処置と、その後の対処法について解説しました。
突然のトラブルで驚かれたと思いますが、まずは落ち着いて行動することが大切です。最後に、この記事のポイントを振り返ってみましょう。
- まずは応急処置:懐中電灯などで画面を照らし、うっすら映像が見えるか確認して原因を特定する。
- 対処法を選択:電源の入れ直しを試した後、「修理」か「買い替え」を検討する。
- 判断の目安:購入から5年未満なら修理、5年以上なら買い替えも視野に入れるのがおすすめ。
- 自己修理はNG:感電などの危険があるため、自分で分解するのは絶対にやめる。
この記事を参考に、あなたのテレビとあなたの状況にとって、最も良い選択をしてくださいね。
この記事が、あなたの悩みを解決する一助となれば幸いです。
あなたのテレビは無事に復活しましたか?もしよろしければ、どのような方法で解決したか、あなたの経験も教えていただけると嬉しいです。

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