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【カメラ】64ギガのSDカードで写真は何枚撮れる?容量の選び方で失敗しない!

【カメラ】64ギガのSDカードで写真は何枚撮れる?容量の選び方で失敗しない!
この記事は約10分で読めます。

「新しいカメラを買ったけど、SDカードの容量ってどれくらいがいいの?」

カメラで使う64GBのSDカード、実際には何枚くらい撮れるんだろう?

こんな疑問、お持ちではないですか?せっかくの旅行や大切なイベントで、「容量不足で撮れない…!」なんて悲劇は絶対に避けたいですよね。

この記事では、64GBのSDカードで実際に何枚の写真が撮れるのか、画質や設定による違いを具体的な数字で徹底解説します。さらに、あなたの使い方にピッタリなSDカード容量の選び方までわかりますので、もう迷うことはありません。最適な一枚を見つけて、撮影を心ゆくまで楽しみましょう!

【執筆者】
大谷

家電ライター/家電製品アドバイザー
ライターとして5,000記事以上執筆し、自身のサイトは月間11万PVを達成。
多数の専門家と連携し、多角的な視点を取り入れた質の高いコンテンツ制作を常に心掛けている。

【結論】64GBのSDカードで撮影できる枚数・時間の目安

早速ですが、結論からお伝えします。64GBのSDカードで保存できる写真の枚数や動画の時間は、お使いのカメラの画素数や設定によって大きく変わります。

まずは、一般的な目安を下の表で確認してみましょう。

静止画の撮影可能枚数(目安)

画素数 64GB 128GB 256GB
800万画素 約16,400枚 約32,800枚 約65,550枚
1,600万画素 約8,400枚 約16,800枚 約33,600枚
2,400万画素 約5,890枚 約11,790枚 約23,590枚
RAW(2000万画素) 約2,460枚 約4,920枚 9,840枚
RAW(キヤノン EOS 5Ds) 約800枚

動画の撮影可能時間(目安)

解像度 64GB 128GB 256GB
HD (1280×720) 約5時間20分 約10時間40分 約21時間20分
FHD (1920×1080) 約2時間40分 約5時間20分 約10時間40分
4K (3840×2160) 約1時間52分 約3時間44分 約7時間28分
これらの数値はあくまで目安です。お使いのカメラの機種や圧縮率の設定、撮影シーンによって撮影可能枚数・時間は変動します。正確な情報については、お使いのカメラメーカーの公式サイトをご確認ください。

見ての通り、同じ64GBでも設定次第で枚数が大きく異なるのがわかりますよね。特に、高画質なRAW形式で撮影すると、記録できる枚数がぐっと減ってしまいます。

なぜ?カメラによって撮影枚数が変わる3つの理由

「同じ64GBなのに、どうしてこんなに枚数が違うの?」と疑問に思いますよね。その理由は、主に3つのポイントにあります。

理由①:画質(画素数)の設定

最も大きな理由が「画質(画素数)」です。画素数が高ければ高いほど、写真はきめ細やかで美しくなりますが、その分1枚あたりのデータサイズが大きくなります。
例えば、2400万画素で撮影した写真は、800万画素で撮影した写真よりも約3倍のデータ容量が必要です。そのため、同じ64GBのSDカードでも、保存できる枚数が少なくなってしまうのです。

理由②:保存形式(RAW / JPEG)

デジタルカメラには、主に「JPEG(ジェイペグ)」と「RAW(ロウ)」という2つの保存形式があります。

  • JPEG:カメラ内で自動的に色味などが調整され、圧縮されたデータ。ファイルサイズが軽く、扱いやすいのが特徴です。
  • RAW:撮影したままの「生」のデータ。編集の自由度が非常に高い反面、ファイルサイズがJPEGの数倍~数十倍と非常に大きいのが特徴です。

本格的な写真編集を楽しみたい方はRAW形式がおすすめですが、保存枚数が大幅に減ることは覚えておきましょう。

理由③:カメラの機種

カメラの機種、特に搭載されているセンサーの性能や画像処理エンジンによっても、1枚あたりのファイルサイズは微妙に変化します。最新の高性能なカメラほど、より多くの情報量を記録するため、ファイルサイズが大きくなる傾向があります。

【用途別】あなたに最適なSDカード容量の選び方

「じゃあ、結局どの容量を選べばいいの?」という方のために、撮影スタイル別におすすめのSDカード容量をご紹介します。

日常スナップや数日間の旅行がメインなら【32GB~64GB】

JPEG形式での撮影がメインで、動画もたまに撮る程度であれば、64GBあれば十分余裕をもって撮影を楽しめます。「毎日10枚撮影する」と仮定しても、64GBなら約2年分の写真を保存できる計算です。旅行先で容量を気にしたくない!という方には安心の容量ですね。

高画質な作品撮りや連写を多用するなら【128GB以上】

RAW形式での撮影や、スポーツ・野鳥撮影などで連写を多用する方は、データサイズが大きくなりがちです。シャッターチャンスを逃さないためにも、128GB以上の大容量SDカードを用意しておくと安心です。

4K動画もたくさん撮りたいなら【256GB以上】

4Kの高画質動画は、静止画とは比べ物にならないほどデータ容量を消費します。64GBだと1〜2時間程度でいっぱいになってしまうことも。長時間のイベントや旅行の記録を4Kで残したい場合は、256GB以上の大容量カードを検討しましょう。

迷ったらコレ!「64GB」が万能でおすすめ!
「RAW撮影はあまりしないし、4K動画もたまに撮るくらい…」という、ほとんどのカメラユーザーにとって、64GBは最もコストパフォーマンスと利便性のバランスが取れた容量と言えます。まず一枚持っておくなら、64GBを選んでおけば間違いは少ないでしょう。

要注意!SDカード選びで容量以外に失敗しない3つのポイント

SDカード選びは容量だけではありません。快適な撮影のために、以下の3つのポイントも必ずチェックしましょう。

ポイント①:転送速度(スピードクラス)を確認しよう

SDカードにはデータを書き込む・読み込む「転送速度」があり、これが遅いと連写が途中で止まったり、4K動画が正常に記録できなかったりします。
特に動画撮影では「V30」や「UHS-I U3」以上の規格を選ぶのがおすすめです。パッケージに記載されている記号を確認してみてくださいね。

ポイント②:耐久性(防水・耐衝撃など)もチェック

大切な思い出が詰まったSDカード。万が一の事態に備えて、防水・耐衝撃・耐X線などの耐久性を備えた製品を選ぶとより安心です。特にアウトドアなど過酷な環境で撮影する機会が多い方は、耐久性を重視しましょう。

ポイント③:信頼できるメーカーを選ぼう

市場には安価なSDカードも多く出回っていますが、中には品質が不安定なものや偽物も存在します。データを守るためにも、SanDisk(サンディスク)、KIOXIA(キオクシア)、SONY(ソニー)といった、実績のあるメーカーの製品を選ぶことを強くおすすめします。

ネット通販などで極端に安い価格で販売されているSDカードには注意が必要です。レビューなどをよく確認し、信頼できる販売店から購入するようにしましょう。

カメラとSDカードのよくある質問(Q&A)

ここでは、カメラやSDカードに関するよくある疑問にお答えしていきます。

Q1. 64GBのSDカードで動画は結局どのくらい撮れますか?

A1. 目安として、一般的なフルHD画質(1920×1080)なら約2時間40分、より高画質な4K(3840×2160)なら約1時間52分です。ただし、カメラのバッテリーが先に切れる場合も多いので注意が必要です。多くのカメラでは、バッテリー1個で連続撮影できるのは1〜2時間程度です。

Q2. スマホの写真なら64GBに何枚くらい保存できますか?

A2. スマホの写真はカメラの画素数設定によりますが、一般的に1枚あたり3MB〜5MB程度です。仮に1枚4MBとすると、64GBのカードには約16,000枚の写真を保存できます。

Q3. RAWで撮ると本当にそんなに枚数が減るのですか?

A3. はい、大幅に減ります。例えば2400万画素のカメラの場合、JPEGなら1枚約8.2MBですが、RAWだと1枚25MB以上になることも珍しくありません。単純計算でJPEGの3倍以上の容量が必要になるため、撮影可能枚数は3分の1以下になります。

Q4. SDカードの寿命はどのくらいですか?

A4. SDカードは消耗品で、書き込み回数に上限があります。使用頻度にもよりますが、一般的には数年〜10年程度と言われています。長期間同じカードを使い続けている場合は、大切な撮影の前に新しいものに買い替えることをおすすめします。

Q5. おすすめのSDカードメーカーはありますか?

A5. SanDisk(サンディスク)、KIOXIA(キオクシア、旧東芝メモリ)、SONY(ソニー)、ProGrade Digital(プログレードデジタル)などが、プロのカメラマンからも信頼が厚くおすすめです。

Q6. 「フォーマット」って何ですか?した方がいいですか?

A6. フォーマットとは、SDカードを初期化して、使用するカメラに最適化する作業です。新しいSDカードを使い始める前や、他の機器で使ったカードをカメラで使う前には、必ずそのカメラでフォーマットを行うようにしましょう。エラーの発生を防ぎ、安定した動作につながります。

Q7. SDカードのデータが突然消えてしまいました…

A7. 慌ててSDカードに新しいデータを書き込まないでください。データ復旧ソフトを使えば、元に戻せる可能性があります。まずは落ち着いてカードを抜き、専門のサービスやソフトウェアの利用を検討しましょう。

Q8. UHS-IとかUHS-IIって何が違うのですか?

A8. これは転送速度の規格の違いです。UHS-IIの方がUHS-Iよりも高速なデータ転送が可能です。UHS-II対応のカメラで連写や高画質動画を撮影する場合、UHS-II対応のカードを使うとその性能を最大限に引き出せます。お使いのカメラがどちらの規格に対応しているか、仕様を確認してみましょう。

Q9. 容量がいっぱいになったらどうすればいいですか?

A9. パソコンや外付けHDD、クラウドストレージなどにデータをバックアップしてから、SDカード内のデータを削除(またはフォーマット)して空き容量を確保します。大切なデータは、必ず複数の場所にバックアップ(二重保存)しておく習慣をつけましょう。

Q10. ビデオカメラでも同じ考え方で大丈夫ですか?

A10. 基本的な考え方は同じです。ただし、ビデオカメラは長時間連続で撮影することが多いため、より大容量で、かつ安定した書き込みができるV30以上のスピードクラスを持つSDカードが推奨されます。製品によっては64GBの内蔵メモリを持つものもあります。

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まとめ:64GBのSDカードを賢く選んでカメラライフを満喫しよう!

今回は、カメラで使う64GBのSDカードで何枚の写真が撮れるか、そして最適なSDカードの選び方について解説しました。

最後に、この記事の重要なポイントを振り返りましょう。

  • 64GBのSDカードは、JPEG形式なら数千枚の写真が撮影でき、多くの人にとって十分な容量。
  • 撮影可能枚数は「画質」「保存形式(RAW/JPEG)」「カメラの機種」によって大きく変わる。
  • SDカード選びは容量だけでなく、「転送速度」や「耐久性」「メーカーの信頼性」も重要。
  • 迷ったら、まずはバランスの取れた「64GB」から試してみるのがおすすめ!

この記事を参考に、あなたの撮影スタイルに合った最高のSDカードを見つけてください。容量の心配から解放されれば、目の前のシャッターチャンスにもっと集中できるはずです。

さあ、新しいSDカードを持って、素晴らしい一瞬を切り取りに出かけましょう!

あなたのカメラライフでは、どんな容量のSDカードが活躍していますか?もしよろしければ、あなたの経験もぜひコメントで教えてくださいね!

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