「空気清浄機の音が以前より大きくなって、テレビの音が聞こえない……」
「フィルター掃除をしたのに、きれいモニターの赤ランプがずっと消えない」
毎日稼働している空気清浄機だからこそ、異変には敏感になりますよね。実はその「うるさい音」や「消えないランプ」、単なる汚れではなく発火やショートにつながる故障の前兆かもしれません。
この記事では、異音の種類による原因の切り分けや、メーカー別の赤ランプ対処法、そして「修理」と「買い替え」どちらが得かを徹底解説します。危険なサインを見逃さず、静かな生活を取り戻しましょう。
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空気清浄機が「ずっとうるさい」原因は音で判別できる
一口に「うるさい」と言っても、聞こえてくる音によって原因は全く異なります。まずは耳をすませて、どの音に近いか確認してください。
1. 「ゴー」「ボー」という風切り音が続く
これは、空気清浄機が常に「強運転(最大風量)」で回り続けている状態です。
- 原因A:フィルターの目詰まり
フィルターにホコリが分厚く付着していませんか?空気が通りにくくなると、モーターは無理やり空気を吸い込もうとして回転数を上げ、爆音になります。 - 原因B:センサーの誤作動
ホコリセンサーやニオイセンサーが「空気は汚れている」と誤認し続けているため、自動運転にしていても強風が止まりません。
2. 「カラカラ」「キュルキュル」という接触音
これは明らかに物理的な故障(寿命)のサインです。
- ファンモーターの軸ブレ:ファンを回す中心軸が摩耗し、回転するたびに内部でぶつかっています。
- ベアリングのオイル切れ:金属が擦れるような高い音がします。

3. 「ジージー」「チチチ」という断続音
これは、プラズマクラスター(シャープ)やナノイー(パナソニック)、ストリーマ(ダイキン)などのイオン発生ユニットが出している放電音であるケースが多いです。
- 正常な場合:耳を近づけると聞こえる程度なら正常です。
- うるさい場合:発生ユニットの電極にホコリや湿気が付着し、異常放電している可能性があります。ユニットの清掃が必要です。
きれいモニターが赤のまま消えない3つの理由
「部屋はきれいなはずなのに、センサーがずっと赤色(またはオレンジ)を示している」というトラブルも、騒音の原因となります。
1. センサー部分に頑固な汚れが付着している
意外と見落としがちなのが、本体の背面や側面にある「センサーの吸気口」です。ここにホコリが詰まっていると、常に「汚れている」と判定されます。
対処法
掃除機で吸い取るだけでなく、機種によっては綿棒でレンズ部分を優しく拭く必要があります。特にタバコのヤニや油汚れは掃除機では取れません。
2. 設置環境による「誤検知」
センサーは非常に敏感です。以下のような環境では、赤ランプが消えないことがあります。
- 加湿器のミストが直接当たっている(水蒸気を煙と誤認)
- エアコンの風が床のホコリを常に舞い上げている
- 芳香剤、アロマ、アルコール消毒液を近くで使用している
3. センサー自体の感度設定がズレている
長年使っていると電子部品が劣化し、感度が狂うことがあります。また、多くの機種には「感度調整機能(低い・標準・高い)」がついています。誤って「高い」に設定されていないか、取扱説明書を確認してみましょう。
修理に出す前に!今すぐできるリセット方法
「故障かな?」と諦める前に、以下のリセット手順を試してみてください。一時的なエラーであればこれで直ることがあります。
コンセントを抜いて放電する
電化製品の基本ですが、マイコンの誤作動は再起動で直ることが多いです。
- 電源を切る。
- コンセントを抜き、最低でも1分間(できれば5分間)放置する。
- 再度コンセントを挿して電源を入れる。
フィルターリセットボタンの長押し
フィルター掃除をした後、本体側の情報をリセットしましたか?多くの機種では「フィルターリセットボタン」を3秒以上長押ししないと、積算タイマーが戻らず、ランプや警告音が消えません。
修理代は高い!買い替えがお得な「5つの判断基準」
リセットや掃除をしても「うるさい音」や「赤ランプ」が直らない場合、修理すべきか買い替えるべきか。プロとしての結論は、「購入から5年以上なら迷わず買い替え」です。その根拠を解説します。
1. 修理代の相場は「新品が買える額」になる
メーカーに修理を依頼すると、「部品代」だけでなく「技術料」と「出張費(または送料)」がかかります。
| 費用の内訳 | 目安金額 |
|---|---|
| 出張費・診断料 | 4,000円 〜 6,000円 |
| 技術料 | 8,000円 〜 12,000円 |
| 部品代(モーター等) | 5,000円 〜 10,000円 |
| 合計修理費用 | 17,000円 〜 28,000円 |
2万円あれば、性能の良い新品のエントリーモデルやお掃除機能付きの型落ちモデルが十分購入できます。
2. 補修用部品の保有期間は6年〜10年
空気清浄機の部品保有期間は、製造打ち切りから6年〜10年です。古い機種の場合、「修理に出したけれど部品がなくて直せなかった(でも診断料は取られた)」という最悪のケースも起こり得ます。
3. 最新モデルの「静音性」は劇的に進化している
5年前のモデルと最新モデルでは、静音性が段違いです。
- DCモーター搭載:弱運転なら「動いているかわからない」レベル(20dB以下)の静けさ。
- 就寝モードの充実:モニターの光を自動で消灯し、音も極限まで抑える機能が標準装備。

よくある質問(Q&A)
最後に、空気清浄機の不調に関するよくある疑問をまとめました。
A. おすすめしません。叩いて直るのは、接触不良や軸のズレが一時的に噛み合っただけです。すぐに再発しますし、最悪の場合、ショートして発火するリスクがあります。
A. 音の原因がフィルター詰まりなら、互換品でも解消はします。ただし、サイズが微妙に合わず隙間から空気が漏れたり、集塵能力が低かったりすることが多いため、長く使うなら純正品を推奨します。買い替え直前のつなぎとしてならアリかもしれません。
A. それは水がタンクからトレーに供給される音なので故障ではありません。ただし、「ガリガリ」という何かを削るような音が混じる場合は、加湿フィルターのギア破損やカルキの固着が疑われます。
まとめ:うるさい音は寿命のサイン!安全のために買い替えを
空気清浄機が「ずっとうるさい」「赤ランプが消えない」原因と対策について解説しました。
- 「ゴー」という音はフィルター掃除やセンサー清掃で直る可能性がある。
- 「カラカラ」「キュルキュル」という異音はモーター故障(寿命)の決定打。
- 掃除しても直らない赤ランプは、内部基板やセンサーの寿命。
- 修理には2万円前後かかるため、5年以上使っているなら買い替えが経済的。
故障した空気清浄機を使い続けることは、電気代の無駄になるだけでなく、騒音によるストレスや安全面のリスクも伴います。
最新の空気清浄機は、驚くほど静かで、花粉やウイルスの除去能力も飛躍的に向上しています。「もっと早く買い替えればよかった」と感じるはずです。ぜひ、あなたのライフスタイルに合った最適な一台を見つけてください。
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