「部屋をスッキリ見せたいけれど、収納も欲しい……」
「テレビスタンドはおしゃれだけど、地震で倒れないか心配……」
リビングの主役とも言えるテレビ。その設置方法を「壁寄せテレビスタンド」にするか、従来の「テレビ台(ローボード)」にするかで、部屋の広さや快適さは劇的に変わります。
結論から言うと、部屋の広さや家族構成によって「正解」は異なります。一概にどちらが良いとは言えませんが、選び方を間違えると「配線がごちゃごちゃで見苦しい」「収納が足りずに部屋が散らかる」といった失敗につながりかねません。
この記事では、両者のメリット・デメリットを徹底比較し、あなたのライフスタイルに最適な選択肢をズバリ提示します。
テレビスタンドとテレビ台の違いとは?メリット・デメリットを徹底比較
まずは、両者の決定的な違いを把握しましょう。検索されることの多い「メリット」と「デメリット」を整理しました。
| 項目 | テレビスタンド(壁寄せ) | テレビ台(ローボード) |
|---|---|---|
| 見た目・広さ | ◎ 圧倒的に広く見える (壁掛け風) |
△ 圧迫感が出やすい (奥行きが必要) |
| 収納力 | △ ほぼ無し (HDD等は背面に隠せる) |
◎ 大容量 (レコーダー・ゲーム機) |
| 設置・移動 | △ 組み立てが大変 (VESA規格の確認必須) |
◯ 置くだけで簡単 (完成品も多い) |
| 配線処理 | △ 工夫が必要 (柱に通す手間あり) |
◎ 裏に隠しやすい (ズボラでも隠せる) |
| 耐震性 | ◯ 震度7対応製品が多い (壁固定推奨) |
◎ 重心低く安定 (TV自体の転倒防止は必須) |
テレビスタンドのメリット・デメリット
テレビスタンドは、金属製の支柱にテレビを固定し、壁に寄せて設置するスタイルです。最大の魅力は「工事不要で壁掛けテレビのような見た目」を実現できる点です。
メリット
- 足元がスッキリして、部屋が実際の畳数以上に広く見える。
- 高さ調整が自在で、ダイニングチェアやベッドからも見やすい位置に設定できる。
- ロボット掃除機が通りやすく、床掃除が楽になる。
デメリット
- レコーダーやゲーム機の置き場に困る(棚板は別売りや枚数制限がある)。
- 配線を支柱の中に通す作業が意外と手間。
- すべてのテレビが取り付けられるわけではない(背面のネジ穴「VESA規格」の確認が必要)。
テレビ台(ローボード)のメリット・デメリット
テレビ台は、箱型の家具の上にテレビを置く、最も一般的なスタイルです。
メリット
- 収納力が抜群。DVD、ゲームソフト、説明書などをまとめて隠せる。
- どっしりとした安定感があり、組み立て不要の完成品も多い。
- 周辺機器が増えても対応しやすい。
デメリット
- 奥行きが30〜45cmほどあるため、部屋の動線を狭くする。
- 裏側にホコリが溜まりやすく、掃除のために動かすのが重労働。
- 高さ調整ができないため、ソファや椅子の高さと合わない場合がある。

【一人暮らし vs ファミリー】ライフスタイル別のおすすめはどっち?
「自分にはどっちが合うの?」という疑問に、具体的なシチュエーション別でお答えします。
一人暮らし・ワンルームなら「テレビスタンド」一択
6畳〜8畳のお部屋にお住まいなら、迷わずテレビスタンドをおすすめします。
テレビ台を置くと、ベッドとテレビ台の間がカニ歩きでないと通れない……なんてことになりがちです。スタンドなら壁から数センチの出っ張りで済むため、部屋の真ん中にヨガマットを敷けるくらいのスペースが生まれます。
赤ちゃんやペットがいるファミリーなら「ケースバイケース」
ここが一番悩みどころですが、目的によって分かれます。
- テレビ台がおすすめな場合:
子供がまだ小さく、おもちゃや絵本をリビングに収納したい場合。引き出し付きのテレビ台は、急な来客時に物を放り込むのに便利です。 - テレビスタンドがおすすめな場合:
「テレビ画面をベタベタ触る」「テレビ台に登る」のを防ぎたい場合。ハイタイプ(高さを上げられるタイプ)のスタンドを選べば、子供の手が届かない位置に画面を設置できます。

地震に強いのはどっち?転倒防止と安全性
「背の高いテレビスタンドは地震で倒れそう」というイメージがあるかもしれません。しかし、最近の製品は非常に進化しています。
テレビスタンドの耐震性能
主要なメーカー(EQUALSのWALLシリーズなど)は、震度7相当の耐震実験をクリアしています。土台の鉄板が重く作られており、重心が低いため簡単には倒れません。
ただし、前後には揺れやすいため、付属の転倒防止ワイヤーなどで壁と繋ぐ等の対策は必須です。
テレビ台のリスク
テレビ台自体は倒れにくいですが、「台の上のテレビが飛んでくる」リスクがあります。テレビ台を選ぶ場合は、耐震ジェルマットやベルトで、テレビと台をガッチリ固定する必要があります。
失敗しない選び方のコツと3つの注意点
どちらを買うにしても、購入前に以下の3点だけは必ず確認してください。
1. VESA規格と取り付け確認
特にテレビスタンドの場合、テレビの背面に「壁掛け用のネジ穴(VESA規格)」があるか確認が必要です。古いテレビや、背面が盛り上がっているデザインのテレビは取り付けられないことがあります。
2. 配線の逃げ道とコンセント位置
テレビスタンドを壁にピタッと寄せたい場合、壁のコンセントと支柱が干渉しないかチェックしましょう。コンセントが支柱の真後ろに来てしまうと、スタンドを壁から離さなければならず、見栄えが悪くなります。
3. 組み立ての難易度
テレビスタンドは「家具の組み立て」というより「工事」に近いです。テレビを持ち上げて支柱に引っ掛ける作業があるため、必ず大人2人以上で作業してください。自信がない方は、「設置サービス付き」の配送を選ぶのが賢明です。
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よくある質問(Q&A)
最後に、購入を迷っている方からよく寄せられる質問にお答えします。
はい、可能です。「壁寄せタイプ」のスタンドは、壁に穴を開けずに自立するため、賃貸でも問題なく使用できます。ただし、転倒防止のために壁にピンを刺すタイプもあるので、穴が目立たないピンを使用しているか確認しましょう。
対応モデルであれば安定します。ただし、大型テレビは重量があるため、スタンドの耐荷重に余裕がある製品を選んでください。ギリギリの耐荷重だと、地震の際の揺れに弱くなる可能性があります。
テレビスタンドの場合、専用の「棚板」を追加購入して設置します。また、外付けHDDであれば、専用のホルダーを使ってテレビの背面に隠して収納するテクニックも人気です。
まとめ:ライフスタイルの変化を見据えて選ぼう
テレビスタンドとテレビ台、どちらにも素晴らしいメリットがあります。
- 部屋を広くおしゃれに、生活感を消したいなら「テレビスタンド」
- 収納力を重視し、機器を安定して置きたいなら「テレビ台」
選ぶ際のポイントは、「今の部屋」だけでなく、「数年後の生活」を想像することです。子供が生まれる、引っ越しの予定がある、ゲーム機が増えそう……そんな未来の変化に対応できるのはどちらかを考えると、自然と答えが出てくるはずです。
ぜひ、あなたの理想のリビングを実現する一台を選んでくださいね。
さらに具体的なおすすめモデルや、メーカーごとの特徴を知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。

