「あれ？パソコンの電源を入れたのに、いつもの画面が出てこない…」
電源ランプは点灯し、ファンの回る音も聞こえる。モニターも一瞬明るくなるのに、Windowsが起動せず黒い画面のまま、あるいはメーカーロゴから進まない。そんな「パソコンが起動しないけど画面はつく」という状況、本当に焦りますよね。
仕事のデータや大切な写真が消えてしまったらどうしようと、不安な気持ちでこの記事にたどり着いたのではないでしょうか。
ご安心ください。そのトラブル、正しい手順で対処すれば解決できる可能性が大いにあります。
この記事では、「パソコンの画面はつくけど起動しない」という問題について、考えられる全ての原因と、初心者の方でも試せる具体的な対処法を網羅的に解説します。簡単な確認作業から、少し専門的な修復方法まで、あなたのパソコンを復活させるための知識を詰め込みました。
この記事を最後まで読めば、あなたのパソコンがなぜ起動しないのか原因を切り分け、適切な解決策を実行できるようになるはずです。さあ、一緒にトラブルを解決していきましょう。
まず試すべき！パソコンが起動しない時に最初に確認する9つのこと
専門的な対処法を試す前に、まずは意外と見落としがちな基本的なポイントを確認しましょう。問題が案外あっさりと解決することがあります。
1. 電源ケーブルを差し直す
「そんな基本的なこと？」と思うかもしれませんが、デスクトップPCの場合、本体やコンセントのケーブルが少し緩んでいるだけ、というケースは非常に多いです。一度すべての電源ケーブルを抜き、しっかりと奥まで差し込み直してみてください。また、タコ足配線を使っている場合は、壁のコンセントに直接挿してみると、電力不足が解消されて起動することもあります。
2. 周辺機器やディスクをすべて取り外す
USBメモリ、外付けハードディスク、プリンター、さらにはDVDドライブに入れたままのディスクなどが、Windowsの起動プロセスを妨げていることがあります。一度、マウスとキーボード以外のすべての周辺機器を取り外し、ディスクも取り出した上で再起動を試してみてください。
3. パソコンの熱を冷ます
長時間使用した後や、ホコリが溜まって排熱がうまくいっていない場合、パソコン内部の熱が高くなりすぎて安全装置が働き、起動できなくなることがあります。電源を切り、ケーブル類をすべて抜いて、少なくとも30分〜1時間ほど放置して、本体が冷えるのを待ちましょう。
4. パソコン内部の電気を放電する
パソコンの内部に不要な電気が溜まる「帯電」という現象も、起動トラブルの一般的な原因です。以下の手順で放電作業を行ってみてください。
- パソコンの電源を完全にシャットダウンします。
- 電源ケーブルをコンセントから抜きます。
- ノートパソコンの場合は、可能であればバッテリーも取り外します。
- その状態で5分〜10分程度放置します。
- 再度ケーブル（とバッテリー）を接続し、電源を入れてみてください。
この放電作業だけで、何事もなかったかのように正常起動するケースは少なくありません。
5. メモリーを差し直す
少し難易度が上がりますが、デスクトップパソコンの場合、内部の「メモリー（RAM）」というパーツの接触不良が原因で起動しないことがよくあります。パソコンのケースを開け、メモリーを一度スロットから外し、再度しっかりと差し込み直すことで改善される場合があります。
※静電気には十分注意し、自信がない場合は無理に行わないでください。
6. モニターのケーブルを変えてみる
デスクトップPCの場合、パソコン本体ではなく、モニターと接続しているHDMIやDisplayPortなどのケーブルが断線しかかっている可能性も考えられます。予備のケーブルがあれば、交換して映るか試してみましょう。
7. 別のモニターに接続してみる
パソコン本体は正常に起動プロセスを進めているものの、モニター側が故障していて何も映らない、という可能性もあります。テレビなど、別のディスプレイに接続してみて画面が表示されるか確認しましょう。もし表示されれば、原因はモニターにあると特定できます。
8. BIOSを初期化する
パソコンのハードウェアを制御する「BIOS（バイオス）」または「UEFI」というプログラムの設定に問題が生じ、起動できなくなっている場合があります。電源投入直後に特定のキー（[F2]や[Delete]キーなど、メーカーにより異なる）を連打してBIOS設定画面に入り、「Load Default Settings」や「初期設定を読み込む」といった項目を選択して設定をリセットすることで、起動できるようになることがあります。
9. パソコン内部を掃除する
特にデスクトップPCで、長年掃除をしていない場合、CPUファンなどに溜まったホコリが原因で静電気が発生し、起動トラブルを引き起こすことがあります。エアダスターなどで内部のホコリを吹き飛ばすことで、問題が解決するかもしれません。
【症状別】パソコンが起動しない！黒い画面になる原因と対処法
基本的な確認で解決しない場合、より具体的な症状から原因を絞り込んで対処していく必要があります。あなたのパソコンの状況に最も近いものから確認してみてください。
黒い画面でカーソルだけ表示される
Windowsのロゴも何も表示されず、真っ暗な画面にマウスカーソルだけがポツンと表示される状態。これは、Windowsのデスクトップ環境を管理する「explorer.exe」というプログラムの読み込みに失敗している可能性が高いです。
この場合の対処法は以下の通りです。
- キーボードの[Ctrl] + [Shift] + [Esc]キーを同時に押して、「タスクマネージャー」を起動します。
- タスクマネージャーが表示されたら、左上の「ファイル」または「新しいタスクを実行する」をクリックします。
- 「新しいタスクの作成」というウィンドウが開いたら、「explorer.exe」と入力し、「OK」をクリックします。
これで見慣れたデスクトップ画面が表示されれば、一時的な読み込みエラーだったと考えられます。ただし、毎回この症状が出る場合は、システムファイルに問題がある可能性があるため、後述する「システムファイルの修復」を試すことをお勧めします。
Windowsロゴ表示後、黒い画面になる
メーカーロゴやWindowsのロゴは表示されるものの、その先で画面が真っ暗になってしまう場合、Windowsの読み込みの最終段階で問題が発生しています。原因は多岐にわたります。
- Windows Updateの失敗: アップデートの適用中に問題が起きた。
- ドライバーの不具合: グラフィックドライバーなど、重要なソフトウェアに問題がある。
- 常駐ソフトの問題: パソコン起動時に自動で立ち上がるソフトが悪影響を及ぼしている。
この状況で最も有効なのが、セーフモードでの起動です。
セーフモードで起動する方法
セーフモードは、必要最低限の機能だけでWindowsを起動する診断用のモードです。以下の手順で試みてください。
- パソコンの電源を入れ、メーカーロゴが表示されたらすぐに電源ボタンを長押しして強制終了します。
- この「起動→強制終了」の操作を2〜3回繰り返します。
- すると、「自動修復を準備しています」という画面が表示され、やがて青い「オプションの選択」画面に切り替わります。
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」と進み、「再起動」ボタンをクリックします。
- 再起動後、番号付きのメニューが表示されるので、キーボードの[4]キーを押して「セーフモードを有効にする」を選択します。
ノートパソコンが起動しないけど画面はつく特有の問題と対処法
ノートパソコンには、デスクトップPCとは異なる特有のトラブル原因が存在します。ここではノートパソコンに絞った確認ポイントを解説します。
バッテリーの不具合や劣化
長年使用しているノートパソコンの場合、バッテリーが劣化して電力供給が不安定になり、起動を妨げていることがあります。
一度バッテリーを取り外し、ACアダプター（充電器）だけを接続した状態で電源を入れてみてください。 これで正常に起動する場合、原因はバッテリーの劣化や故障である可能性が高いです。新しいバッテリーに交換することで解決します。
※最近の薄型ノートPCはバッテリーが内蔵されており、簡単に取り外せないモデルも多いです。その場合は無理に分解せず、次の対処法を試してください。
外部ディスプレイ出力モードになっている
何かの拍子に、映像の出力先が「外部ディスプレイのみ」に設定されてしまい、本体の画面には何も映らない状態になっていることがあります。
キーボードの[Windows]キー + [P]キーを同時に押してみてください。画面右側に表示設定のメニューが出てくるはずです。出てこない場合でも、[Windows] + [P]を押した後に、[↓]キーを1回押して[Enter]キーを押す、という操作を数回繰り返してみてください。これで「複製」や「PC画面のみ」に切り替わり、本体の画面が映る可能性があります。
画面のバックライト切れ
電源ランプは点灯しているし、よく見ると画面にうっすらとデスクトップのアイコンなどが見える…。この場合、液晶画面自体は表示されていますが、画面を後ろから照らすバックライトが切れてしまっている状態です。これは物理的な故障なので、液晶パネルの交換修理が必要になります。
パソコンが動かない！最初の画面（メーカーロゴ）でフリーズする原因
電源を入れると表示されるメーカーのロゴ（例: FUJITSU, NEC, HPなど）の画面で固まってしまい、そこから一向に進まないという症状もよくあります。これは、OS（Windows）の読み込みが始まる前の段階で問題が発生していることを示しています。
主な原因は以下の3つです。
- BIOS/UEFIの不具合: ハードウェアを管理するプログラム自体に問題がある。
- ストレージ（HDD/SSD）の認識失敗: WindowsがインストールされているハードディスクやSSDをパソコンが認識できていない。
- 接続機器の問題: 新しく接続したUSB機器などが悪影響を及ぼしている。
まずは、すべての周辺機器を外して再起動するのが基本です。それでも改善しない場合は、前述したBIOSの初期化を試してみてください。BIOS設定画面で、接続されているHDDやSSDが認識されているかを確認するのも有効な手段です。
それでもダメな場合、ストレージ自体の物理的な故障の可能性が高まり、部品交換が必要になるかもしれません。
「パソコンが起動しないけどファンは回る」…この深刻なサインを見逃すな
電源ボタンを押すと「ウィーン」とファンが回り始める。電源ランプも点灯する。しかし、画面は真っ暗なままで、メーカーロゴすら表示されない。これは、パソコンの起動プロセスの中でも、最も初期の段階（POST: Power-On Self-Test）で失敗していることを意味します。
この症状の場合、原因はより深刻なハードウェアトラブルである可能性が高いです。
- メモリーの故障・接触不良: 最も可能性の高い原因の一つ。差し直しで直ることもありますが、メモリー自体が故障している場合も。
- グラフィックボードの故障: 映像を出力する専門パーツが壊れている。
- マザーボードの故障: パソコンの基盤となる最も重要なパーツの故障。
- CPUの故障: パソコンの頭脳にあたるパーツの故障（頻度は稀）。
自力での解決は難易度が高いため、専門の修理業者に相談することをお勧めします。
ノートパソコンの画面が真っ暗で電源がついてる時の詳細ガイド
ノートパソコンで画面が真っ暗、でも電源はついているという状況は、これまで解説してきた原因が複合的に考えられます。ここでは、ソフトウェア的な修復方法に焦点を当てて、試すべき手順を解説します。
スタートアップ修復を実行する
Windowsには、起動に関する問題を自動で診断・修復してくれる「スタートアップ修復」という機能があります。前述した「セーフモードで起動する方法」の手順3まで進み、青い「オプションの選択」画面を表示させてください。
そこから「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ修復」を選択します。あとは画面の指示に従うだけで、システムが自動的に問題を探し、修復を試みてくれます。
システムの復元を試す
「新しいソフトをインストールしてから調子が悪くなった」「Windows Updateの後から起動しなくなった」という場合、パソコンが正常に動作していた時点の状態に戻す「システムの復元」が非常に有効です。
これも同様に、青い「オプションの選択」画面から「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「システムの復元」を選択します。復元ポイントが作成されていれば、カレンダーから正常だった日付を選んで復元を実行できます。
注意点として、復元ポイント以降に作成したファイルは消えませんが、インストールしたソフトやアプリは削除されます。
システムファイルの破損を修復する
セーフモードで起動できる場合は、Windowsのシステムファイルが破損していないかチェックし、修復することができます。
- セーフモードで起動後、スタートボタンを右クリックし、「Windows PowerShell (管理者)」または「コマンドプロンプト (管理者)」を選択します。
- 黒い画面が表示されたら、「sfc /scannow」と入力して[Enter]キーを押します。
- システムファイルのスキャンが始まり、問題があれば自動的に修復されます。完了までには少し時間がかかります。
「Windows リソース保護は、整合性違反を検出しませんでした。」と表示されれば、システムファイルは正常です。
パソコンの画面が真っ暗な時、どこを押す？試すべきキー操作まとめ
「とにかく何かキーを押して反応を見たい！」という焦る気持ち、よくわかります。闇雲に押すのではなく、意味のあるキー操作を試してみましょう。
- とりあえず何かキーを押す or マウスを動かす: 単純にスリープ状態になっているだけかもしれません。まずはこれを試しましょう。
- [Windows] + [P]: 前述の通り、ディスプレイの表示モードを切り替えます。何度か試す価値はあります。
- [Windows] + [Ctrl] + [Shift] + [B]: これはグラフィックドライバーをリフレッシュ（再起動）するショートカットキーです。画面が一瞬チカッとして映ることがあります。
- [Ctrl] + [Shift] + [Esc]: タスクマネージャーを起動します。もしタスクマネージャーが表示されれば、ソフトウェアレベルではPCが応答している証拠です。
- [Ctrl] + [Alt] + [Delete]: ロック画面やシャットダウンオプションが表示されるか試します。表示されれば、そこから再起動を選択できます。
これらのキー操作に全く反応がない場合、OSレベルでフリーズしているか、より深刻なハードウェアトラブルの可能性が高いと判断できます。
それでもダメな場合：修理か買い替えか？プロに相談する選択肢
ここまで紹介した対処法をすべて試しても状況が改善しない場合、残念ながら個人での対応は難しいかもしれません。その場合は、無理せずプロの力を借りることを検討しましょう。
修理に出す場合の判断基準
パソコンの修理には費用がかかります。修理に出すべきか、新しいものに買い替えるべきか、判断のポイントは「パソコンの購入時期」と「データの重要度」です。
- 購入から3年未満の場合: 修理して使い続ける価値は十分にあります。メーカー保証期間内であれば、無償で修理できる可能性も。
- 購入から5年以上経過している場合: 修理しても、また別の部品がすぐに故障する可能性があります。修理費用によっては、新しいパソコンの購入を検討した方がコストパフォーマンスが良いかもしれません。
- データが何よりも重要な場合: 修理業者によっては、データを保護しながら修理してくれるサービスがあります。まずはデータ復旧を最優先に相談しましょう。
おすすめのパソコン修理・処分サービス
いざという時に頼りになる、専門サービスを3つご紹介します。
1. PCホスピタル【データ復旧も可能なパソコン修理】
「PCホスピタル」は、データを極力消さずに修理してくれることで定評のある全国対応のパソコン修理サービスです。年間約10万件のサポート実績があり、メーカー修理のように初期化が前提ではないため、大切なデータを守りたい方には第一の選択肢となるでしょう。
出張・持込・宅配の3つの方法から選べ、最短即日での対応も可能です。「起動しない」というトラブルにも数多くの修理実績があり、原因の特定から修理までスピーディーに対応してくれます。まずは電話で無料相談してみるのがおすすめです。
2. リネットジャパン【壊れたPCも無料で回収】
修理費用が高額で買い替えを選択した場合、古いパソコンの処分に困りますよね。「リネットジャパン」は、国が認定したパソコンの無料宅配回収サービスです。壊れていても、どんなに古くても無料で自宅まで回収に来てくれます。
特に安心なのがデータ消去サービス。政府機関も採用するレベルの技術で、パソコンに残った個人情報やデータを完全に消去してくれるオプション（有料）もあります。情報漏洩のリスクなく、安全にパソコンを処分できるので、買い替えの際にはぜひ利用を検討してみてください。
3. データ復旧専門業者
「修理よりも、とにかく中のデータだけは何とかして取り出したい！」という場合は、データ復旧を専門とする業者に相談しましょう。物理的に破損したハードディスクからでもデータを取り出せる高度な技術を持っています。費用は高額になる傾向がありますが、お金には代えられない大切なデータがある場合には、最後の砦となります。
パソコンが起動しないトラブルに関するよくある質問（Q&A）
A. ほとんどのパソコンは、電源ボタンを10秒程度長押しすることで強制的に電源を切ることができます。ただし、この操作はパソコン、特にデータを保存しているHDDやSSDに大きな負荷をかける行為です。何度も繰り返すと、システムファイルが破損し、状況をさらに悪化させる可能性があります。やむを得ない場合を除き、強制終了の繰り返しは避けるべきです。
A. Windowsロゴの下で丸いアイコンがくるくる回り続ける場合、システムが起動しようと頑張っている最中です。特にWindows Updateの後は、処理に時間がかかっているだけの可能性もあります。まずは1〜2時間程度、辛抱強く待ってみましょう。それでも進まない場合は、システムやハードウェアに何らかの不具合が発生している可能性が高いです。その際は、この記事で紹介した「スタートアップ修復」などを試してみてください。
A. その音は「ビープ音」と呼ばれ、パソコンがハードウェアの異常を検知した際に鳴らす警告音です。音の長さや回数のパターンによって、どのパーツ（メモリー、グラフィックボード、CPUなど）に問題があるのかを示しています。メーカーやBIOSの種類によってパターンが異なるため、お使いのパソコンのメーカー名と「ビープ音」というキーワードで検索すると、原因の特定につながる可能性があります。
まとめ：焦らず一つずつ確認し、愛機を復活させよう
今回は、「パソコンが起動しないけど画面はつく」という絶望的な状況から脱出するための、あらゆる原因と対処法を解説しました。
最後に、この記事の要点をもう一度おさらいしましょう。
- まずは基本の確認から: 周辺機器を外し、ケーブルを差し直し、放電作業を試す。
- 症状をよく観察する: 「黒い画面にカーソルだけ」「メーカーロゴでフリーズ」など、症状によって原因の切り分けが可能。
- ソフトウェア修復を試す: セーフモード、スタートアップ修復、システムの復元は強力な解決策。
- ハードウェアトラブルの可能性: ファンは回るが画面が真っ暗な場合、深刻な物理故障も疑う。
- 最後の手段はプロに相談: 自力で解決しない場合は、データを守るためにも無理せず専門業者を頼る。
パソコンが起動しないトラブルは、誰にでも起こりうるものです。しかし、今回ご紹介した知識があれば、多くのケースで自力での解決が可能です。最も大切なのは、焦らずに、簡単なことから一つずつ順番に試していくことです。
この記事が、あなたのパソコンを無事に復活させるための一助となれば幸いです。もし、どうしても解決しない場合は、大切なデータを失う前に、信頼できるプロに相談する勇気も持ってくださいね。