「朝の忙しい時間に、コンロの前でお湯が沸くのを待つのが面倒」「ゆで卵を作りたいけれど、火加減や時間を計るのが大変」と感じたことはありませんか?
実は、炊飯器の「保温機能」と「熱湯」を使えば、ほったらかしで驚くほど簡単に、自分好みのゆで卵が作れます。お湯を入れてボタンを押すだけなので、その間に洗濯を干したり、メイクを済ませたりと時間を有効活用できるのが最大のメリットです。
この記事では、失敗しない炊飯器でのゆで卵の作り方と、好みの固さに仕上げるための正確な時間目安を分かりやすく解説します。
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炊飯器の保温機能と熱湯でゆで卵を作る方法
それでは早速、炊飯器の保温機能を使ったゆで卵の作り方を紹介します。ポイントは、水からではなく必ず「沸騰した熱湯」を使用することです。

準備するものと基本手順
特別な道具は不要です。以下の4点を用意してください。
- 卵(冷蔵庫から出して常温に戻したもの)
- 沸騰したての熱湯(卵が完全に被る量)
- 炊飯器
- キッチンペーパー(内釜の傷防止用)
手順は以下の5ステップです。
- 卵を常温に戻し、お尻(気室側)に画鋲などで小さな穴を開ける(殻剥きが楽になります)。
- 炊飯器の内釜にキッチンペーパーを敷き、卵を重ならないように並べる。
- 卵全体がしっかり隠れるまで、沸騰した熱湯を注ぐ。
- 蓋を閉めて「保温」ボタンを押す(※炊飯ボタンではありません)。
- 作りたい固さの時間まで放置し、時間になったらすぐ冷水に取る。
【保存版】保温時間の目安と仕上がりチャート
熱湯を入れてからの放置時間で、仕上がりの固さが変わります。一般的な炊飯器(保温温度60℃〜74℃)の場合の目安は以下の通りです。
| 仕上がりの状態 | 保温時間の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 温泉卵(とろとろ) | 約20分 | 白身も黄身もトロッとした状態。丼のトッピングに最適。 |
| 半熟卵(しっとり) | 約30分 | 白身は固まり、黄身の中心がねっとりと濃厚な状態。 |
| 固ゆで卵(しっかり) | 約40分〜 | 黄身まで完全に火が通った状態。お弁当やサンドイッチ向け。 |
※炊飯器の機種や卵のサイズ(M・L)、室温によって多少前後します。初めて作る際は、30分を目安に一度確認してみてください。
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なぜ「水」ではなく「熱湯」を使うべきなのか?
「水を入れて保温ボタンを押すだけではダメなの?」と思うかもしれませんが、安全においしく作るためには熱湯スタートが絶対条件です。その理由を2つ解説します。
1. 衛生面と食中毒リスクの回避
卵の調理で最も注意すべきはサルモネラ菌です。菌を死滅させるには、中心温度75℃以上で1分以上、または65℃〜70℃で一定時間の加熱が必要です。
水から保温機能でゆっくり温めると、菌が最も繁殖しやすい30℃〜40℃の温度帯を長く通過してしまいます。これでは食中毒のリスクが高まります。熱湯(100℃)を一気に注ぐことで、卵の表面を即座に殺菌し、安全な温度帯をキープすることができます。(参照:食品安全委員会)

2. 失敗のない安定した仕上がり
炊飯器の保温温度は通常60℃〜74℃程度で維持されますが、水をこの温度まで上げるには非常に時間がかかります。「1時間待ったのに白身がドロドロのままだった」という失敗は、ほとんどが水からスタートしたことが原因です。

炊飯器で作る際に失敗しない3つのコツ
非常に簡単な調理法ですが、以下の点に気をつけると、より美しく美味しいゆで卵が作れます。
冷蔵庫から出してすぐの卵は使わない
冷え切った卵に熱湯をかけると、急激な温度差で殻にヒビが入り、白身が飛び出してしまいます。調理の30分〜1時間前に冷蔵庫から出しておくか、ぬるま湯に数分浸して常温に戻してから使用しましょう。
殻がツルンと剥けるように急冷する
保温時間が終わったら、すぐに卵を取り出し、ボウルに入れた氷水で一気に冷やしてください。この「急冷」によって中身が収縮し、殻との間に隙間ができるため、驚くほどきれいに殻が剥けるようになります。余熱で黄身が固まりすぎるのも防げます。
長時間放置しすぎない
保温機能は便利ですが、数時間も放置し続けるのはNGです。60℃程度の温度帯で長時間放置すると、雑菌が繁殖する可能性があります。最長でも1時間程度で取り出し、冷やして冷蔵保存することをおすすめします。

よくある質問(Q&A)
最後に、炊飯器でのゆで卵作りについて、読者が疑問に思うポイントにお答えします。
A. 可能です。その場合は、卵をアルミホイルで隙間なくしっかりと包み、お米の上に置いて通常通り炊飯してください。ホイルで包むことで、万が一殻が割れた場合に中身が流れ出るのを防ぎ、衛生面も保てます。ただし、メーカーによっては推奨していない場合もあるため、取扱説明書を確認しましょう。

A. 固ゆでにした場合、殻付きのまま冷蔵保存で2〜3日が目安です。殻にヒビが入ってしまった場合や、半熟・温泉卵の状態の場合は、菌が繁殖しやすいため、その日のうちに食べ切るようにしてください。
A. お湯の量が少ないと温度が下がりやすいため、少し長めに時間を置く必要があるかもしれません。まずは上記の目安時間で試し、もし柔らかすぎる場合は次回から5〜10分延長して調整してみてください。
まとめ:保温機能を活用して家事を時短しよう
今回は、炊飯器の保温機能と熱湯を使った、放置でできるゆで卵の作り方をご紹介しました。
- 水からではなく「熱湯」を注いで保温する。
- 時間は「温泉卵20分」「半熟30分」「固茹で40分」が目安。
- 卵は常温に戻し、加熱後はすぐに氷水で急冷する。
- 衛生面を考慮し、長時間放置しすぎない。
この方法をマスターすれば、忙しい朝や夕食の準備中に、コンロを塞ぐことなく一品追加することができます。ぜひ明日の食事作りから取り入れてみてください。
もし、今の炊飯器の保温温度にばらつきがあったり、内釜の劣化が気になったりする場合は、買い替えのタイミングかもしれません。最新の炊飯器は保温性能が格段に向上しており、料理の幅がさらに広がりますよ。
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