冷蔵庫の買い替えを検討しているけれど、選択肢が多くて迷っていませんか?特に「シャープの冷蔵庫って実際どうなの?」「利用者のリアルな口コミや評判が知りたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
シャープの冷蔵庫には「どっちもドア」や「プラズマクラスター」など、他のメーカーにはない独自の機能がたくさんありますよね。
この記事では、シャープの冷蔵庫に関するレビューや口コミ・評判を徹底的に調査し、そのメリット・デメリット、さらには他社製品との違いまで詳しく解説します。この記事を読めば、シャープの冷蔵庫があなたに本当に合っているかが分かります。
シャープの冷蔵庫に関する主な口コミ・評判は?
まずは、シャープの冷蔵庫を実際に使っている方々の口コミや評判を見ていきましょう。良い点と気になる点、両方を知ることが大切です。
良い口コミ・評判(メリット)
- 「どっちもドア」がとにかく便利。キッチンのレイアウトや引っ越しを気にせず置けるし、動線上どちらからでも開けられるのが想像以上に快適。
- プラズマクラスターのおかげか、庫内の臭いが気にならない。キムチや作り置きのニオイ移りが減った。
- 野菜室の性能が良い。葉物野菜がシャキシャキのまま長持ちする。
- COCORO HOME(ココロホーム)アプリで献立を提案してくれるのが意外と便利。
- 冷凍室が「メガフリーザー」で大容量。まとめ買いや作り置きに最適。
- デザインがスタイリッシュで、キッチンがおしゃれになった(特にガラスドアモデル)。
悪い・気になる口コミ・評判(デメリット)
- 製氷時の音や、時々「ブーン」という運転音が気になることがある。特に静かな夜間は響くかも。
- 多機能な分、本体価格が他のメーカーと比べて少し高いと感じた。
- 「どっちもドア」の構造上、ドアポケットの収納量が片開きドアより少し少ない気がする。
- AI機能(COCORO HOME)を結局使いこなせていない。
口コミ・評判まとめ
「どっちもドア」の圧倒的な利便性や「プラズマクラスター」による清潔さ、大容量冷凍室など、シャープ独自の機能に対する満足度は非常に高いようです。
一方で、価格や運転音については、一部でネガティブな意見も見られました。特に音に関しては設置環境や個人差もあるため、後述する対処法も参考にしてください。

口コミ・評判からわかるシャープの冷蔵庫の5つの特徴(メリット)
シャープの冷蔵庫が多くの人に選ばれる理由、それは他社にはない魅力的な機能があるからです。口コミ・評判でも特に評価の高かった5つの特徴(メリット)を深掘りします。
特徴1: 唯一無二の「どっちもドア」
シャープ冷蔵庫の最大の代名詞ともいえるのが「どっちもドア」です。これは、1つのドアが左右どちらからでも開閉できるシャープだけの技術(※)。
キッチンのレイアウト変更や引っ越しで冷蔵庫の置き場所が変わっても、ドアの開き方を気にする必要がありません。また、料理中にキッチン側から、飲み物を取る際にダイニング側から、といったように動線に合わせて開ける方向を選べるため、日々の小さなストレスを軽減してくれます。
(※一部のフレンチドアモデル、コンパクトな片開きモデルを除く)
特徴2: 清潔さを保つ「プラズマクラスター」技術
シャープ独自の空気浄化技術「プラズマクラスター」が冷蔵庫全室に搭載されています(※一部機種を除く)。プラズマクラスターイオンが庫内を循環し、浮遊菌や付着菌を除菌し、気になるニオイを脱臭する効果が期待できます。
「冷蔵庫内の食品のニオイ移りが減った」「清潔に保たれている安心感がある」といった口コミも多く、衛生面を重視する方には大きなメリットです。
特徴3: 大容量で使いやすい「メガフリーザー」
近年のライフスタイルに合わせて、冷凍室の容量を重視する方が増えています。シャープは「メガフリーザー」と呼ばれる大容量冷凍室に強みがあります。
3段ケース(または2段)で整理しやすく、冷凍食品のまとめ買いや、作り置きのストックにも十分対応できると評判です。「冷凍庫がパンパン」という悩みを解決してくれます。
特徴4: 食材管理をサポートする「COCORO HOME」AI機能
上位モデルに搭載されているAIoT機能「COCORO HOME」も注目されています。無線LANに接続することで、冷蔵庫が家族の食生活を学習。
スーパーの特売情報や、庫内の食材を使った献立を提案してくれたり、食材の買い忘れを減らすための「ストック確認」機能(※対応機種のみ)を使えたりします。「毎日の献立決めに役立つ」と、忙しい家庭で好評です。
特徴5: 鮮度を長持ちさせる高機能な貯蔵室
シャープは食品の鮮度保持にも力を入れています。
- 低温高湿野菜室: 低温高湿な環境で野菜の乾燥を抑え、シャキシャキ感を長持ちさせます。(一部モデルでは「雪下シャキット野菜室」とも呼ばれます)
- うるおいチルド: チルド室も大容量で使いやすく、食品の鮮度をしっかり守る設計になっています。
シャープの冷蔵庫の注意点(デメリット)と対処法
多くのメリットがある一方で、購入前に知っておきたい注意点(デメリット)も存在します。口コミ・評判でも指摘されていた点と、その対処法をまとめました。
デメリット1: 一部のモデルは価格が高め
「どっちもドア」や「プラズマクラスター」「AI機能」など、多機能な上位モデルは、他社の同クラスの冷蔵庫と比較して価格が高めになる傾向があります。
もちろん、その機能に価値を感じるかどうかがポイントです。予算と必要な機能のバランスを考えて選ぶ必要がありますね。
デメリット2: 運転音や製氷音が気になる場合も
「悪い口コミ」でも触れましたが、一部のユーザーからは運転音(コンプレッサー音)や自動製氷の音が気になるとの声があります。
これはシャープに限った話ではありませんが、特にワンルームマンションや、キッチンとリビングが近い間取りの場合は注意が必要です。
対処法
音の感じ方には個人差がありますが、設置状況によっても音の響き方は変わります。
- 冷蔵庫が水平にしっかり設置されているか確認する。
- 壁から適切な距離(製品の取扱説明書に記載)を離して設置する。
- それでも気になる場合は、床に「防振・防音マット」を敷くことで軽減される場合があります。

デメリット3: 「どっちもドア」のドアポケット容量
「どっちもドア」は、左右両開きに対応するヒンジ(蝶番)機構をドアに内蔵しているため、構造上、片開きドアのモデルと比較するとドアポケットの奥行きや容量がわずかに少なくなる傾向があります。
飲み物や調味料をドアポケットに大量に収納したい方は、購入前に店頭で実際の収納量を確認することをおすすめします。
【シリーズ別】シャープの冷蔵庫の選び方と特徴
シャープの冷蔵庫は、機能やデザインによって複数のシリーズに分かれています。ランキングを見る前に、どのシリーズが自分に合っているか確認しましょう。
| シリーズ名 | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| GKシリーズ | 最上位フラッグシップモデル。高品位ガラスドア採用。AI機能、プラズマクラスターなど全機能搭載。 | デザインと機能性、すべてにこだわりたい人。 |
| MF / MWシリーズ | 奥行薄型(約63cm~)のフレンチドアモデル。デザイン性が高く、キッチンにすっきり収まる。 | マンションのキッチンなどで設置スペースが限られる人。デザインを重視する人。 |
| XWシリーズ | 「どっちもドア」を搭載した主力モデル。AI機能や大容量冷凍室など、機能バランスが良い。 | シャープの独自機能「どっちもドア」をメインで使いたいファミリー世帯。 |
| PDシリーズ | コンパクト(200L~300L台)ながら「どっちもドア」を搭載。 | 二人暮らしや、引っ越しの多い人。サブ冷蔵庫にも。 |
シャープの冷蔵庫のおすすめ人気ランキング
ここまで紹介した特徴や口コミ・評判をもとに、シャープのおすすめ冷蔵庫をランキング形式で3つ厳選してご紹介します。あなたの家庭にぴったりの一台を見つけてください。
第1位: XWシリーズ(例: SJ-XW46P-S) 455L

シャープの代名詞「どっちもドア」を搭載した、幅60cmスリムな主力モデル。機能と設置性のバランスを重視するファミリー世帯に最適です。野菜室が真ん中レイアウトなのも使いやすいと評判です。
- 「どっちもドア」搭載(5ドア)
- プラズマクラスター搭載(集中シャワーモードあり)
- 野菜室が真ん中レイアウト
- 大容量冷凍室(134L)
- おうちでロック製氷(大・標準サイズの氷が選べる)
価格・レビュー
価格(税込): ¥156,000 (参考価格: ¥199,000)
Amazonレビュー: 5.0 / 5.0 (2件)
よくある口コミ
「幅60cmなのに大容量で『どっちもドア』なのが決め手でした」「毎朝の挨拶や天気、気温のほか時々声をかけてくれます。デザインや収納力なども申し分ないです」「ごはんや常備菜を冷凍前にあたたかいまま急冷できるのが便利です。」
| モデル例 | SJ-XW46P-S |
|---|---|
| 定格内容積 | 455L |
| ドアタイプ | どっちもドア(5ドア) |
| 主な機能 | どっちもドア、プラズマクラスター、野菜室真ん中 |
| 外形寸法 | 幅600×奥行699×高さ1,829mm |
第2位: MFシリーズ(例: SJ-MF43P-H) 429L

業界トップクラスの奥行薄型63cmが魅力のデザインモデル。キッチン空間を広く使いたい、デザインにこだわりたい方に人気です。高さ175cmのロースタイルで、小柄な方でも最上段に手が届きやすい設計です。
- 超薄型設計(奥行63cm)&ロースタイル(高さ175cm)
- ピラーレスフレンチドア(メタルドア)
- プラズマクラスター搭載
- COCORO HOME対応(AI機能)
- メガフリーザー(135L)&うるおいチルド
価格・レビュー
価格(税込): ¥219,773 (参考価格: ¥253,000)
Amazonレビュー: 5.0 / 5.0 (2件)
よくある口コミ
「奥行が浅いのでキッチンが本当にすっきりした」「ロースタイルで背が低くても最上段に手が届きやすい」「デザインや収納力なども申し分ないです。毎朝の挨拶や天気、気温のほか声をかけてくれます。」
| モデル例 | SJ-MF43P-H |
|---|---|
| 定格内容積 | 429L |
| ドアタイプ | フレンチドア(6ドア) |
| 主な機能 | 奥行63cm薄型, プラズマクラスター, COCORO HOME |
| 外形寸法 | 幅650×奥行630×高さ1,750mm |
第3位: PDシリーズ(例: SJ-PD31K-W) 310L

大容量「メガフリーザー」を搭載した、二人暮らしに最適な高コスパモデル。「どっちもドア」は非搭載ですが、冷凍ストックを最重視する方や、価格を抑えたい方におすすめです。
- クラス最大級「メガフリーザー」(125L)
- プラズマクラスター搭載(冷気除菌)
- シャキット野菜室(高湿度シールド構造)
- 静音化設計(約23dB)
- (※このモデルは右開き・片開きです)
価格・レビュー
価格(税込): ¥89,800 (過去価格: ¥94,800)
Amazonレビュー: 4.3 / 5.0 (66件)
よくある口コミ
「冷凍庫が本当に広い。引き出し式で整理しやすく、まとめ買いが楽になった」「シンプルで使いやすい」「音がうるさいというレビューもあったが、数時間経つと気にならないレベルになった」「この容量でこの価格はコスパが良い」といった声が寄せられています。
| モデル例 | SJ-PD31K-W |
|---|---|
| 定格内容積 | 310L |
| ドアタイプ | 右開き(2ドア) |
| 主な機能 | メガフリーザー(125L)、プラズマクラスター、静音化設計 |
| 外形寸法 | 幅560×奥行665×高さ1,698mm |
【徹底比較】シャープと他社(パナソニック・日立・三菱)の冷蔵庫は何が違う?
シャープの冷蔵庫を検討する際、必ず比較対象となるのがパナソニック、日立、三菱電機ですよね。各社の強み(キラー機能)を表でまとめました。
| メーカー | 主な強み・代表機能 |
|---|---|
| シャープ | ・どっちもドア(左右開き) ・プラズマクラスター(清潔性・脱臭) ・メガフリーザー(大容量冷凍) |
| パナソニック | ・はやうま冷凍/冷却(急速冷凍・冷却) ・ナノイーX(清潔性) ・ワンダフルオープン(野菜室/冷凍室が全開) |
| 日立 | ・まるごとチルド(冷蔵室全体がチルド温度) ・新鮮スリープ野菜室(鮮度保持) ・特鮮氷温ルーム |
| 三菱電機 | ・切れちゃう瞬冷凍A.I.(解凍不要の冷凍) ・朝どれ野菜室(LEDで鮮度保持) ・氷点下ストッカーA.I.(チルドより長持ち) |
シャープの最大の強みは、やはり「どっちもドア」という利便性です。これは他社にはありません。
一方で、冷凍技術(パナソニックの「はやうま」や三菱の「瞬冷凍」)や、冷蔵室・野菜室の特殊な鮮度保持機能(日立の「まるごとチルド」)など、他社も強力な機能を持っています。
「清潔さ」と「設置の自由度」を最優先するならシャープ、「冷凍の質」ならパナソニックや三菱、「冷蔵室や野菜室の鮮度」なら日立、といった選び方ができます。
シャープの冷蔵庫はどんな人におすすめ?
メリット・デメリット、そして他社比較を踏まえると、シャープの冷蔵庫は特に以下のような方におすすめです。
「どっちもドア」を重視する人
やはり「どっちもドア」の利便性はシャープを選ぶ最大の理由になります。キッチンの動線が複雑な方、壁際に冷蔵庫を置く必要がある方、将来的に引っ越しの可能性がある方には強くおすすめできます。
庫内の清潔さ・ニオイを気にする人
「プラズマクラスター」による除菌・脱臭効果は、口コミでも非常に評価が高いポイントです。食品のニオイ移り(特にキムチやニンニクなど)を防ぎたい、庫内は常に清潔に保ちたいという衛生意識の高い方にぴったりです。
冷凍食品のストックを増やしたい人
「メガフリーザー」による大容量冷凍室もシャープの強みです。まとめ買いや作り置きを頻繁にする家庭にとって、大きなメリットとなります。
よくある質問(Q&A)
最後に、シャープの冷蔵庫に関してよく寄せられる疑問にお答えします。
いいえ、冷蔵庫に搭載されているプラズマクラスターは、基本的にユニット交換は不要です。
空気清浄機やエアコンなどに搭載されている一部のプラズマクラスターユニットは定期交換が必要ですが、冷蔵庫搭載モデルは交換なしで製品寿命まで(または長期間)使用できるように設計されています。ランニングコストがかからないのは嬉しいポイントですね。
「どっちもドア」だからといって、電気代が著しく高くなることはありません。
ドアの構造は複雑ですが、密閉性や断熱性は片開きドアと同等レベルで設計されています。また、シャープ独自の省エネ技術「節電25モード」なども搭載されており、最新モデルは高い省エネ性能を実現しています。安心してご使用いただけます。
「どっちもドア」は構造が特殊なため、壊れやすさを心配する声も聞かれますが、特に壊れやすいというデータや口コミが多数あるわけではありません。
長年採用されている実績のある技術であり、耐久性も考慮されて設計されています。ただし、無理な力で開閉したり、ドアに物を挟んだまま閉めたりすると故障の原因になるのは、どの冷蔵庫でも同じです。丁寧に使用することを心がけましょう。
冷蔵庫の平均的な寿命(耐用年数)は、一般的に約8年〜12年程度と言われています。これはシャープ製に限らず、全メーカーに共通することです。
メーカー(シャープ)が定めている部品の「最低保有期間」は製造打ち切り後9年間(冷蔵庫の場合)となっているため、この期間が一つの目安にはなるでしょう。
まとめ:シャープの冷蔵庫は口コミ・評判通り「おすすめ」できる!
今回は、シャープの冷蔵庫に関するレビューや口コミ・評判をもとに、その特徴やおすすめモデルを徹底検証しました。
シャープの冷蔵庫は、「どっちもドア」「プラズマクラスター」「大容量メガフリーザー」といった独自の魅力が多く、特に利便性や清潔さ、冷凍容量を重視する方々から高い評価を得ていることが分かりました。
価格や運転音など一部気になる点はありますが、それ以上にメリットを感じる方が多いのも事実です。
結論として、シャープの冷蔵庫は「おすすめできる」製品です。
この記事で紹介した他社比較やシリーズ別の選び方も参考に、あなたのライフスタイルやキッチンの環境に最適な一台を見つけてくださいね。

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