共働きで毎日忙しく過ごしていると、冷蔵庫選びに悩んでいませんか?
「週末にまとめ買いしたいけど、容量が足りない…」
「作り置きや冷凍食品をもっと効率よく保存したい」
「平日の調理時間を少しでも短縮できる機能が欲しい」
このような悩みを持つご家庭は多いはずです。
この記事では、そんな忙しい共働きの家庭に最適な冷蔵庫を徹底解説します。大容量はもちろん、冷凍機能の充実度、時短調理をサポートする最新機能、家計に優しい省エネ性能まで、プロの目線で厳選したおすすめ人気ランキングを詳しくご紹介。
あなたのライフスタイルにぴったりの一台がきっと見つかりますよ。
共働き家庭の冷蔵庫選び、失敗しないための6つの重要ポイント
忙しい共働きの家庭にとって、冷蔵庫は日々の家事を支える重要なパートナーです。失敗しない冷蔵庫を選ぶためには、次の6つのポイントを押さえることが重要です。
ポイント1:買い物回数を減らせる「大容量」
週末に1週間分の食材をまとめ買いするご家庭も多いでしょう。共働き家庭には、450L以上の大容量モデルをおすすめします。
- 2人暮らし:350L~450L(作り置きが多いなら450L推奨)
- 3~4人家族:450L~550L
- 5人以上:550L以上
作り置きの保存容器や、かさばる野菜なども考えると、現在の容量より「少し大きすぎるかな?」と感じるくらいが、将来的な余裕にもつながりおすすめです。

ポイントは「容量7割収納」です!冷蔵庫は詰め込みすぎると冷気の循環が悪くなり、電気代が余計にかかってしまいます。効率よく冷やすためにも、余裕のあるサイズ選びが大切ですよ。
ポイント2:作り置き・冷凍食品の味方「高性能な冷凍室」
作り置きのおかずや下ごしらえした食材、冷凍食品をたっぷりストックできる冷凍室は、共働き家庭の必須条件ですよね。
冷蔵庫全体の容量に対し、冷凍室が20%~30%程度あると安心です。また、ただ広いだけでなく「機能性」にも注目しましょう。
- 急速冷凍機能:食材の細胞破壊を防ぎ、解凍後も美味しく食べられます。アツアツのご飯やおかずをそのまま冷凍できるモデルも便利です。
- 霜がつきにくい(ファン式):自動で霜取りを行うため、お手入れが簡単で、冷凍効率も落ちにくいです。
- 整理しやすい引き出し:3段ケースなどで仕切られていると、何がどこにあるか一目で分かり、食品ロスを防げます。
ポイント3:忙しい平日を助ける「時短・便利機能」
最新の冷蔵庫には、忙しい毎日をサポートする便利な機能が満載です。
- パーシャル室・チルド室:約-3℃~0℃で保存する機能です。肉や魚を「凍る直前」の状態でキープできるため、解凍の手間なくすぐに調理でき、鮮度も長持ちします。
- スマホ連携・AI機能:スマホから庫内の在庫を確認できたり(買い忘れ防止)、特売品を使ったレシピを提案してくれたりするモデルも登場しています。
- 自動製氷・急速製氷:夏場や来客時に便利です。製氷皿のお手入れが簡単なモデルを選びましょう。
ポイント4:家計に優しい「省エネ性能」
冷蔵庫は24時間365日動き続ける家電だからこそ、省エネ性能は重要です。特に共働き家庭では、日中にドアの開閉が少ないため、AIが生活パターンを学習して効率よく運転する「エコ機能」が効果を発揮しやすいです。
購入時には、店頭の「省エネラベル」やカタログの「年間消費電力量(kWh/年)」をチェックし、電気代を比較検討しましょう。
ポイント5:見落としがちな「設置スペースと搬入経路」
「せっかく買ったのに、キッチンに入らない!」という失敗は絶対に避けたいですよね。
冷蔵庫本体の「幅・奥行・高さ」だけでなく、壁からの放熱スペース(通常、左右0.5cm~、上部5cm~)も考慮して設置場所を計測してください。
さらに重要なのが「搬入経路」です。玄関のドア、廊下、階段、エレベーターなど、冷蔵庫が通るすべての場所の幅と高さを確認しましょう。
ポイント6:LDKに置くなら「静音性」と「デザイン性」
最近の住宅は、リビング・ダイニングとキッチンが一体となったLDKが主流です。
- 静音性:日中は不在でも、夜間や早朝に「ブーン」という運転音が気になるとストレスになります。約20dB(デシベル)以下を目安に、静音設計のモデルを選ぶと快適です。
- デザイン性:リビングから見える場所だからこそ、デザインも重要です。圧迫感のないマットな質感のものや、インテリアに馴染むガラスドアのモデルも人気です。

注意点として、キッチンの床がクッションフロアの場合、大型冷蔵庫の重みでへこむことがあります。設置前に「冷蔵庫マット」を敷いておくと、床の傷やへこみを防止できますよ。
【悩み別】共働きならどっち?冷蔵庫の「真ん中」配置問題
大型冷蔵庫のレイアウトは、「野菜室が真ん中」か「冷凍室が真ん中」かで大きく分かれます。これは共働き家庭のライフスタイルによって、使い勝手が全く異なるため非常に重要です。
野菜をよく使うなら「野菜室が真ん中」(東芝など)
メリット:
使用頻度が高く、重さのある野菜(キャベツや白菜、大根など)を、かがまずに楽な姿勢で出し入れできます。週末に野菜をまとめ買いし、平日は野菜中心の自炊をするご家庭におすすめです。
デメリット:
相対的に冷凍室が一番下になるため、冷凍食品や作り置きを取り出す際に、少しかがむ必要があります。
冷凍をよく使うなら「冷凍室が真ん中」(三菱、日立、パナソニックなど)
メリット:
作り置きのおかずや、まとめ買いした冷凍食品など、冷凍室の使用頻度が最も高い家庭に最適です。重い冷凍食品のストックも楽に出し入れできます。
デメリット:
野菜室が一番下になるため、重い野菜の出し入れに負担がかかる場合があります。

ご自身の調理スタイルを振り返り、「平日に一番よく開けるのは、野菜室か?冷凍室か?」で選ぶと失敗がありませんよ。
キッチンの動線をチェック!ドアの開き方メリット・デメリット
冷蔵庫のドアの開き方は、キッチンの使いやすさ(動線)に直結します。設置場所の「壁の位置」を基準に選びましょう。
フレンチドア(観音開き)
左右に開くタイプです。
- メリット:ドア1枚分の開き幅が小さくて済むため、冷蔵庫の前にスペースがあまりない狭いキッチンにもおすすめです。片側だけ開ければよいので、冷気が逃げにくい利点もあります。
- デメリット:中央に仕切りがあるため、大きなトレーや鍋をそのまま入れる際に、両方のドアを開ける必要があります。
片開き(右開き・左開き)
1枚のドアを片側に開くタイプです。
- メリット:ドアポケット(飲み物などを入れる棚)が広く、収納力が高いです。大きなものもスムーズに出し入れできます。
- デメリット:ドアを開くためのスペース(半径)が大きく必要です。基本は「壁と反対側」に開くもの(例:右側に壁があるなら左開き)を選ばないと、非常に使いにくくなります。
どっちもドア(シャープのみ)
シャープ独自の機能で、左右どちらからでも開けられます。
- メリット:キッチンのレイアウト変更や、引っ越しが多いご家庭でも安心して使えます。動線に合わせて開く方向を変えられて便利です。
共働きの家庭に最適な冷蔵庫のおすすめ人気ランキング
※本ランキングは、冷蔵庫の機能性(時短・冷凍性能)、容量、価格、レビュー評価などを総合的に比較し、共働き家庭のニーズに基づき選定したものです。
第1位:パナソニック NR-E45PX1-N – 幅60cmスリムと高機能AIを両立

幅60cmのスリム設計ながら450Lの容量を確保した、パナソニックの人気モデルです。共働き家庭に嬉しい「パーシャル半解凍」機能を搭載。買ってきた肉や魚を冷凍させずに約-3℃で保存し、解凍の手間なくすぐに調理できます。
スマホと連携する「AIエコナビ」が、生活パターンに合わせて賢く省エネ運転。100%全開できる「ワンダフルオープン」の引き出しも、奥の食材が見やすく整理しやすいと高評価です。幅60cmで設置しやすい点も、都市部のマンションなどにおすすめです。
| おすすめポイント | ・解凍いらずの「パーシャル半解凍」 ・スマホ連携「AIエコナビ」で省エネ ・奥まで見やすい「ワンダフルオープン」 |
|---|---|
| 容量 | 450L (冷凍室 108L) |
| レイアウト | 冷凍室が真ん中 / 右開き |
| 価格目安 | 約 ¥159,800 (税込) |
口コミ・レビュー (評価:★★★★☆ 4.8 / 5.0)
「これまで10年ほど使ったパナソニックの冷蔵庫と買い替えです。基本的に入れる入れる場所が変わりません。チルド、冷凍室、野菜室の順番などです。だから、間違って別の場所を開いてしまったりすることもなく、体に染みついた使い方を等左右できるのが気に入っています。」
– ミニさん (Amazonレビューより)
「[悪い点] WiFi&アプリ連携はついているがカメラ無しなので稼働確認や冷凍強弱をリモートから行う程度の中途半端な用途…理解に苦しむ庫内にある操作パネル…」
– タスさん (Amazonレビューより)
第2位:三菱電機 MR-WZ61M-W – 608Lの大容量と「切れちゃう瞬冷凍」

まとめ買いが多いご家庭や、食べ盛りの家族がいるご家庭に最適な、608Lの圧倒的な大容量モデルです。三菱電機最大の特長である「切れちゃう瞬冷凍A.I.」は、約-7℃で凍らせるためカチカチにならず、使いたい分だけ包丁でサクッと切れます。
「平日は解凍する時間すらない!」という忙しいご家庭の、強力な時短の味方になります。肉や魚の鮮度が長持ちする「ひろびろ氷点下ストッカーD A.I.」も搭載しており、食材を無駄なく使い切るサポートをしてくれます。
| おすすめポイント | ・解凍いらずでサクッと切れる「切れちゃう瞬冷凍A.I.」 ・肉や魚の鮮度が長持ち「氷点下ストッカーD A.I.」 ・まとめ買いに最適な608Lの大容量 |
|---|---|
| 容量 | 608L (冷凍室 110L) |
| レイアウト | 冷凍室が真ん中 / フレンチドア |
| 価格目安 | 約 ¥286,480 (税込) |
口コミ・レビュー
※2025年10月現在、この商品のカスタマーレビューはまだありません。
第3位:日立 R-HXCC54X X – 「冷蔵庫カメラ」と大容量冷凍が共働きの味方

買い物先から「あれあったっけ?」をスマホで確認できる「冷蔵庫カメラ」を搭載(※)。買い忘れや二重買いを防げる、まさに共働き家庭にぴったりの機能です。冷蔵室全体がチルド温度(約2℃)の「まるごとチルド」で、作り置きやサラダの鮮度も長持ちさせます。
冷凍室も合計159L(上下段・製氷室含む)と非常に大容量な「らくうま!ひろin冷凍プラス」を採用。まとめ買いした冷凍食品も、下ごしらえした食材もたっぷりストックできます。
※冷蔵室・冷凍室下段・野菜室に対応。日立冷蔵庫コンシェルジュアプリの利用とスマホ連携が必要です。
| おすすめポイント | ・買い忘れを防ぐ「冷蔵庫カメラ」(スマホ連携) ・冷蔵室全体が約2℃「まるごとチルド」 ・大容量159L「らくうま!ひろin冷凍プラス」 |
|---|---|
| 容量 | 540L (冷凍室 159L ※合計) |
| レイアウト | 冷凍室が真ん中 / フレンチドア |
| 価格目安 | オープン価格 |
口コミ・レビュー
※2025年10月現在、この商品のカスタマーレビューはまだありません。

第4位:東芝 VEGETA GR-S550FZ-ZH – 野菜をよく使う家庭に!「野菜室がまんなか」

東芝「VEGETA(ベジータ)」の特長である「野菜室がまんなか」レイアウトを採用した551Lの大容量モデルです。
使用頻度の高い野菜室が真ん中にあることで、重い野菜(キャベツや白菜など)もかがまず楽な姿勢で出し入れできます。週末に野菜をまとめ買いし、平日も新鮮なまま使い切りたい、野菜中心の食生活のご家庭に最適です。冷凍室も128Lと十分な容量を備えています。
| おすすめポイント | ・かがまず使える「野菜室がまんなか」レイアウト ・野菜の鮮度を長持ちさせる機能 ・551Lの大容量 |
|---|---|
| 容量 | 551L (冷凍室 128L) |
| レイアウト | 野菜室が真ん中 / フレンチドア |
| 価格目安 | オープン価格 |
口コミ・レビュー
※2025年10月現在、この商品のカスタマーレビューはまだありません。

第5位:シャープ SJ-XW46P-S – 引っ越しでも安心「どっちもドア」&清潔保存

幅60cmのスリム設計ながら455Lの容量を確保。シャープ独自の「どっちもドア」は、キッチンのレイアウト変更や、将来的な引っ越しがあっても開閉方向を気にせず使える優れものです。
「プラズマクラスター」機能が庫内を清潔に保ち、作り置きのおかずやニオイの強い食材も安心して保存できます。「真ん中野菜室」レイアウトで、野菜の出し入れがしやすいのもポイントです。
| おすすめポイント | ・引っ越しでも安心「どっちもドア」 ・「プラズマクラスター」で庫内を清潔に ・出し入れしやすい「真ん中野菜室」 |
|---|---|
| 容量 | 455L (冷凍室 134L) |
| レイアウト | 野菜室が真ん中 / どっちもドア |
| 価格目安 | 約 ¥160,000 (税込) |
口コミ・レビュー (評価:★★★★★ 5.0 / 5.0)
「毎朝の挨拶や天気、気温のほか「いつもおつかれさまです。私もがんばりますね」など冷蔵庫のドアを開けたときに時々声をかけてくれます。…ごはんや常備菜を冷凍前にあたたかいまま急冷できるのが便利です。」
– woodnymphさん (Amazonレビューより)

【番外編】サブ機や二人暮らしにおすすめのコスパモデル
「メイン冷蔵庫はすでにあるが、冷凍庫だけ増やしたい」「二人暮らしなので、そこまで大容量は不要」という共働き家庭には、以下の選択肢もおすすめです。
AQUA AQF-F12R(W) – 冷凍/冷蔵/チルド切替可能な「セカンド冷凍庫」

※こちらはメインの冷蔵庫ではなく「セカンド冷凍庫」です。
「まとめ買いした冷凍食品が入らない…」という共働き家庭の悩みを解決する122Lの冷凍庫。最大の特長は、「冷凍・冷蔵・チルド」の3モードに切り替え可能なこと。
普段は冷凍ストッカーとして、来客時には冷蔵庫として使うなど、ライフスタイルに合わせて柔軟な運用が可能です。面倒な霜取りが不要な「ファン式」である点も、忙しい共働き家庭には嬉しいポイントです。
| おすすめポイント | ・「冷凍/冷蔵/チルド」の3温切り替えが可能 ・面倒な霜取りが不要な「ファン式」 ・上にレンジも置ける「耐熱トップテーブル」 |
|---|---|
| 容量 | 122L |
| タイプ | 冷凍庫(フリーザー) / 右開き |
| 価格目安 | 約 ¥44,800 (税込) |
口コミ・レビュー (評価:★★★★★ 5.0 / 5.0)
「サブ冷凍庫としてはとても良いです。2025年6月時に縦型の冷凍庫を各社比較して、容量、外側のサイズなどを比較してこれに決めました。平常時は音も振動もなく、冷え方も均一、放熱も気になりません。」
– GREENさん (Amazonレビューより)

アイリスオーヤマ AZRSD-17A-B – コスパ最強「二人暮らし・サブ冷蔵庫」

※こちらは170Lのコンパクトモデルです。
大容量は不要な共働きの二人暮らしや、寝室・書斎用のサブ冷蔵庫として最適なモデル。幅約45cmのスリム設計ながら、50Lの冷凍室と12.8Lの野菜室を備え、自炊にも対応します。
圧倒的なコストパフォーマンスが魅力ですが、注意点として冷却方式が「直冷式」のため、レビューにもある通り定期的な霜取り作業(手動)が必要です。その手間を許容できるなら、非常に有力な選択肢となります。
| おすすめポイント | ・圧倒的なコストパフォーマンス ・幅約45cmのスリム設計 ・コンパクトながら野菜室・50L冷凍室を搭載 |
|---|---|
| 容量 | 170L (冷凍室 50L) |
| タイプ | 冷蔵庫 / 右開き / 直冷式(※霜取り手動) |
| 価格目安 | 約 ¥36,800 (税込) |
口コミ・レビュー (評価:★★★☆☆ 3.9 / 5.0)
サイズと価格については「十分な大きさで、冷凍室も十分な広さがある」と高く評価されています。一方で「霜については不満の声が多くあります」との指摘もあります。
「一人暮らしで、冷凍庫の大きめな冷蔵庫をと思い購入しました。…日常の使用には全く問題無いですが、ファン式ではないで、当たり前なのですがどうして冷凍庫に霜が着きます。1~2か月に一度は霜取をしないと…」
– オグリキャップさん (Amazonレビューより)

冷蔵庫の設置前に確認すべきこと
購入する冷蔵庫が決まったら、最後にもう一度「設置」について確認しましょう。
設置スペースの測り方
冷蔵庫は、本体のサイズぴったりでは設置できません。熱を逃がすための「放熱スペース」が必要です。
- 幅と奥行:本体サイズ + 左右各0.5cm~2cm程度(機種によります)
- 高さ:本体サイズ + 上部5cm~10cm程度
また、ドアを全開にしたときに壁や食器棚に当たらないか、引き出しを最後まで引き出せるかも確認してください。
搬入経路の確認
冷蔵庫本体のサイズにプラス10cm程度の余裕が、搬入経路(玄関、廊下、階段の手すり、エレベーターの入口など)にあるかを確認します。
特に見落としがちなのが「曲がり角」です。メジャーを持って、購入前に必ずすべての経路を計測しましょう。

豆知識ですが、冷蔵庫を設置した直後は、庫内が冷えるまで4~5時間(夏場はそれ以上)かかります。食材を入れるのは、庫内が十分に冷えてからにしてくださいね。
共働き家庭の冷蔵庫をもっと便利に使う「賢い収納術」
高性能な冷蔵庫を選んでも、中身がごちゃごちゃでは効率が半減してしまいます。忙しい中でも探す手間をなくす「収納術」をご紹介します。
冷蔵室:グルーピングと定位置化
「どこに何があるか」を家族全員が把握できることが重要です。
- 「朝食セット(パン、ジャム、バター)」、「ご飯のお供セット(納豆、漬物)」など、用途ごとに浅いトレーでまとめます。
- 上段は使用頻度の低いもの(粉類など)、中段は作り置き、下段はよく使うもの、と定位置を決めましょう。
冷凍室:立てる収納で一目瞭然
冷凍室は上から見渡せるように「立てる収納」が鉄則です。
- 肉や魚、カット野菜はフリーザーバッグに入れて薄く平らにし、立てて保存します。
- ブックスタンドや仕切りケースを使って、倒れないように工夫しましょう。
- マスキングテープなどで中身と日付をラベリングすると完璧です。
野菜室:鮮度を保つひと工夫
野菜室も、仕切りを使って「立てる収納」を心がけます。
- 葉物野菜(ほうれん草や小松菜)は、湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて立てて保存すると長持ちします。
- 使いかけの野菜は、カットして保存容器に入れておくと、平日の調理が格段に楽になりますよ。
よくある質問(Q&A)
ライフスタイルによりますが、まとめ買いや作り置きをしっかりするご家庭なら、350L~450L台をおすすめします。
外食が多い場合は300L台でも足りますが、将来的に家族が増える可能性も考慮すると、400L以上あると長く安心して使えます。
一般的に、冷蔵庫の寿命(設計上の標準使用期間)は8年~12年程度と言われています。
「最近、冷えが悪い」「製氷機が動かない」「異音が大きくなった」などのサインが見られたら、故障する前に買い替えを検討するのがおすすめです。
資源エネルギー庁のデータによると、最新の省エネ冷蔵庫は、10年前のモデルと比べて約40%~50%も省エネになっているとされています。
年間で数千円~1万円以上の節約になるケースも珍しくありません。本体価格は高くても、電気代を含めたトータルコストで考えるとお得になることが多いです。
冷蔵庫は、新モデルが登場する直前(主に8月~10月頃)が、旧モデル(型落ち)の値下げが最も期待できる時期です。
また、家電量販店の「決算セール(3月、9月)」や「ボーナスセール(7月、12月)」も狙い目です。ただし、共働きで忙しい中、故障してからでは遅いので、余裕を持った買い替え計画をおすすめします。
冷蔵庫は「家電リサイクル法」の対象品目です。基本的には、新しい冷蔵庫を購入する家電量販店に「引き取り(リサイクル)」を依頼するのが最も簡単です。
リサイクル料金と収集運搬料がかかりますが、購入時に同時に手続きできるため手間がかかりません。
大型冷蔵庫の場合は、必ず利用することをおすすめします。
特に共働きで時間が限られている中、重い冷蔵庫の搬入、設置、水平調整までを自分たちで行うのは非常に困難です。購入時に、搬入・設置サービスが含まれているかを確認しましょう。
まとめ:最適な冷蔵庫選びで、忙しい共働きの毎日をもっと快適に
今回は、共働きの家庭に最適な冷蔵庫の選び方と、おすすめの人気ランキングをご紹介しました。
あらためて、選び方の重要ポイントをおさらいします。
- ライフスタイルに合う「容量」と「レイアウト(真ん中が何か)」
- まとめ買いと作り置きの味方「高性能な冷凍室」
- 家事負担を減らす「時短・便利機能(パーシャル室など)」
- LDKに置くなら「省エネ性能」「静音性」「デザイン性」
- 購入前に必須確認!「設置スペースと搬入経路」
冷蔵庫は、一度買ったら長く使い続ける大切な家電です。ご家庭の食事のスタイルや、家事にかけられる時間を考慮し、最適な機能が搭載された一台を選びましょう。
賢い冷蔵庫選びは、日々の家事負担を確実に減らし、家族と過ごす大切な時間や、ご自身の休息時間を増やすことにつながります。
ぜひこの記事を参考に、あなたの家庭にぴったりのパートナーとなる冷蔵庫を見つけてくださいね。

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