「大画面テレビで、映画や動画配信サービスを思う存分楽しみたい!」
「でも、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない…」
4Kや有機EL、MiniLEDなど、テレビの技術は日々進化しており、専門用語も多くて混乱してしまいますよね。せっかく高い買い物をするなら、絶対に失敗したくないはずです。
この記事では、あなたにぴったりの一台を見つけるための「テレビの選び方」から、サイズ別のおすすめ人気ランキングまで、どこよりも分かりやすく解説します。最新のトレンドや人気メーカーの特徴も網羅しているので、この記事を読めば、あなたのテレビ選びの悩みはすべて解決します!
テレビの選び方で失敗しない!7つの重要ポイント
テレビ選びは難しく感じるかもしれませんが、ポイントを押さえれば簡単です。「種類」「サイズ」「画質」「録画機能」「ネット機能」「倍速機能」「HDR対応」の7つをチェックすれば、あなたに最適なテレビが必ず見つかります。
① テレビの種類(液晶・有機EL・MiniLED)で選ぶ
テレビのパネルは大きく分けて3種類。それぞれに特徴があり、視聴スタイルや予算によって最適なものが異なります。まずは、この違いを理解しましょう。
種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
液晶テレビ | バックライトで液晶を照らして映像を映す。現在最も主流のタイプ。 | ・価格が比較的安い ・サイズや種類のラインナップが豊富 ・明るい部屋でも見やすい |
・黒の表現が有機ELに劣る ・コントラストがやや低い |
有機ELテレビ | 画素自体が発光するため、バックライトが不要。 | ・黒の表現が圧倒的に美しい ・高コントラストでリアルな映像 ・薄型・軽量なモデルが多い ・応答速度が速い |
・価格が高い傾向にある ・同じ映像を長時間表示すると焼き付きのリスクがある |
MiniLEDテレビ | 液晶テレビの一種だが、非常に小さなLEDをバックライトに使用。 | ・液晶より高画質、高コントラスト ・有機ELより価格が安い傾向 ・明るく、黒の表現も得意 |
・通常の液晶テレビよりは高価 |
② 部屋の広さに合った画面サイズで選ぶ
テレビのサイズは、部屋の広さと視聴距離で決めるのがベストです。大画面は魅力的ですが、部屋に合わないと逆に見づらくなってしまうことも。以下の目安を参考にしてください。
- 4Kテレビの最適な視聴距離:画面の高さ × 約1.5倍
- フルHDテレビの最適な視聴距離:画面の高さ × 約3倍
部屋の広さの目安 | おすすめの画面サイズ |
---|---|
~6畳(一人暮らし・寝室) | 24~40V型 |
6~8畳 | 40~50V型 |
8~12畳(リビング) | 50~65V型 |
12畳~ | 65V型~ |
最近はベゼル(縁)が薄くなっているので、一昔前と同じ設置スペースでも、より大きな画面サイズのテレビを置けるようになっていますよ。
③ 画質(解像度)で選ぶ|今は4Kが主流!
テレビの画質は解像度で表され、数値が大きいほど高精細になります。現在主流なのは「4K(3,840×2,160)」です。
地上デジタル放送の解像度はフルHD(1,920×1,080)に満たないため、フルHDでも十分楽しめます。しかし、NetflixやYouTube、Amazon Prime Videoなどの動画配信サービスや、PS5などの最新ゲーム機は4Kコンテンツが当たり前になっています。
これから長く使うことを考えると、43V型以上のテレビを選ぶなら4K対応モデルが断然おすすめです。
④ 録画機能・チューナー数で選ぶ
見たい番組を逃したくないなら、録画機能は必須ですよね。テレビの録画方法は主に2種類です。
- 外付けHDD対応:USBでHDDを接続するだけ。容量がいっぱいになってもHDDを交換すれば録画を続けられます。
- HDD内蔵:テレビ本体にHDDが内蔵されており、別途購入の必要がありません。
また、チューナー数が多ければ、番組を見ながら別のチャンネルの番組を録画(裏番組録画)できます。2つ以上のチューナーが搭載されているモデルが便利でおすすめです。
⑤ ネット動画対応機能で選ぶ|スマートテレビが便利
YouTubeやNetflix、Amazon Prime Videoなどを大画面で楽しみたいなら、インターネットに接続できる「スマートテレビ」を選びましょう。
特に「Google TV」や「Fire TV」が搭載されているモデルは、スマホのようにアプリを追加できるのでおすすめです。新しい動画配信サービスが登場しても、アプリをダウンロードするだけで対応できます。
⑥ ゲームやスポーツ観戦なら「倍速機能」をチェック
サッカーや野球などのスポーツや、動きの速いアクションゲームをよく見る方には「倍速機能」搭載テレビがおすすめです。
通常のテレビは1秒間に60コマの映像を表示しますが、倍速機能付きのモデルは120コマや240コマの映像を表示できます。これにより、残像が少なくなり、滑らかでクリアな映像を楽しめます。
⑦ より高画質に!「HDR」対応かチェック
「HDR(ハイダイナミックレンジ)」は、映像の明るい部分と暗い部分の表現力を高める技術です。
HDR対応テレビなら、従来の映像(SDR)では白飛びしたり黒つぶれしたりしていた部分も、肉眼で見る景色に近い、リアルで立体感のある映像を映し出すことができます。4Kテレビの多くが対応しており、Ultra HD ブルーレイや4K動画配信サービスでその効果を最大限に発揮します。
テレビの人気メーカー7社の特徴を徹底比較!
テレビメーカーは数多くありますが、それぞれに強みや特徴があります。ここでは、特に人気の高い7社をピックアップしてご紹介します。どのメーカーが自分に合うか、チェックしてみてください。
メーカー | シリーズ名 | 特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|
Panasonic | VIERA (ビエラ) | 自然で美しい画質と使いやすさが魅力。「Fire TV」搭載モデルも人気。地震に強い転倒防止スタンドも特徴。 | 画質と操作性のバランスを重視する人、家族みんなで使う人 |
SHARP | AQUOS (アクオス) | 低反射パネルで明るい部屋でも見やすい。音響技術にも定評があり、映像と音の一体感が得られる。 | リビングなど明るい場所で視聴する人、音質にもこだわりたい人 |
SONY | BRAVIA (ブラビア) | 独自の高画質プロセッサーによるリアルな映像美と、臨場感あふれるサウンドが強み。「Google TV」搭載でネット機能も充実。 | 映画やライブ映像をとことん楽しみたい人、PS5でゲームをする人 |
TVS REGZA | REGZA (レグザ) | 「タイムシフトマシン」に代表される優れた録画機能が最大の特徴。独自の映像エンジンで高画質と快適な操作性を両立。 | テレビ番組の見逃しをしたくない人、録画機能を重視する人 |
Hisense | – | 高いコストパフォーマンスが魅力。独自の映像エンジン「HI-VIEWエンジン」で、低価格でも高画質を実現。 | 予算を抑えつつ高機能なテレビが欲しい人、コスパ重視の人 |
TCL | – | 世界的に高いシェアを誇るメーカー。チューナーレスからMiniLED搭載モデルまでラインナップが豊富。ゲーム機能も充実。 | 大画面・高機能なテレビを安く手に入れたい人、ゲーム好きの人 |
LG | – | 有機ELテレビのパイオニア。鮮やかな色彩と深い黒の表現力に定評がある。視野角の広いIPSパネルも特徴。 | 最高の画質で映画やゲームに没入したい人、斜めから見る機会が多い人 |
【サイズ別】テレビのおすすめ人気ランキング
ここからは、選び方のポイントと人気メーカーの特徴を踏まえ、具体的なおすすめテレビをサイズ別にランキング形式でご紹介します!
【32~40V型】一人暮らしや寝室に!おすすめテレビ
1位:ハイセンス 液晶テレビ「A4Nシリーズ」32A4N
- 特徴:4Kで培った高画質技術を活かした「HI-VIEWエンジン2K」を搭載。ネット動画も快適に視聴でき、「低遅延ゲームモード」も備えています。
- 口コミ:「この価格でこの画質と機能は驚き。ネット動画もサクサク動くし、ゲームも遅延なく快適です。」
2位:レグザ 液晶テレビ「REGZA V35Nシリーズ」40V35N
- 特徴:ネット動画を高画質化する「ネット動画ビューティ」や、AIが好みの番組をおすすめする「ざんまいスマートアクセス」など、機能が充実したフルHDモデル。
- 口コミ:「リモコンのダイレクトボタンが便利。あまり見ないジャンルの面白い番組をAIが教えてくれるのが良い。」
【42~49V型】リビングの主役に!おすすめテレビ
1位:ソニー 液晶テレビ「BRAVIA X80Lシリーズ」KJ-43X80L
- 特徴:インテリアに馴染むスリムなデザイン。「Google TV」搭載で様々なコンテンツを楽しめます。PS5との連携機能も充実しており、ゲームに最適化された画質でプレイできます。
- 口コミ:「PS5との連携が素晴らしい。ゲームメニューで設定をすぐ変えられるのが便利。映像もさすがソニーという美しさ。」
2位:シャープ 有機ELテレビ「AQUOS GQ1/GQ2ライン」4T-C48GQ2
- 特徴:有機ELならではの高コントラスト映像と、画面上下のスピーカーによる迫力のサウンドが魅力。映像と音の一体感で、まるで映画館のような没入感を味わえます。
- 口コミ:「黒の締まりが液晶とは全然違う。音も上から降ってくるような感覚で、映画を見るのが最高に楽しい。」
【50~55V型】没入感を求めるなら!おすすめテレビ
1位:レグザ 液晶テレビ「REGZA Z870Nシリーズ」55Z870N
- 特徴:MiniLED液晶パネルと重低音立体音響システムを搭載した高画質・高音質モデル。見逃した番組を後から見られる「タイムシフトマシン」も搭載。
- 口コミ:「映像の明るさとコントラストがすごい。音も迫力があって、サウンドバーがなくても満足できるレベル。タイムシフトマシンは一度使うと手放せない。」
2位:パナソニック 液晶テレビ「VIERA」TV-50W80B
- 特徴:AIが高画質エンジンで地上波からネット動画まで最適化。「Fire TV」を内蔵し、様々なコンテンツをシームレスに楽しめます。「Dolby Atmos」対応で立体音響も楽しめます。
- 口コミ:「Fire TV内蔵なのでリモコン一つで済むのが楽。AIが画質を自動で調整してくれるので、どんな映像も綺麗に見える。」
【60V型以上】映画館のような迫力を!おすすめテレビ
1位:ソニー 液晶テレビ「BRAVIA」KJ-65X75WL
- 特徴:高画質プロセッサー「X1」により、あらゆるコンテンツを4K画質にアップコンバート。「Google TV」搭載で音声操作にも対応しており、コンテンツ検索も簡単です。
- 口コミ:「65インチの大画面で見る4K映像は圧巻。昔のDVDも綺麗に見えるのが嬉しい。音声検索の精度が高くて便利。」
2位:シャープ 液晶テレビ「AQUOS XLED HP1ライン」4T-C65HP1
- 特徴:MiniLEDと量子ドット技術を組み合わせた「XLED」を搭載。鮮やかな色彩と深い黒を両立し、映り込みを抑える「N-Black Wideパネル」で明るいリビングでも快適に視聴できます。
- 口コミ:「昼間にカーテンを開けていても映像がくっきり見える。色の鮮やかさが素晴らしく、風景映像などに見入ってしまう。」
テレビをお得に買う方法は?買い替え時期を解説
少しでも安くテレビを手に入れたい!という方は多いはず。テレビには、実は安くなりやすい時期があります。
- モデルチェンジ時期(1~3月、7~9月頃):
多くのメーカーが新製品を発売する時期です。このタイミングで、生産が完了した「型落ち品」が狙い目になります。性能が大きく劣るわけではないのに、価格がぐっと下がるので非常にお得です。 - セール時期(決算期、ボーナス時期、年末年始):
家電量販店がセールを行う時期もチャンス。3月や9月の決算期、夏と冬のボーナス時期、年末年始のセールは特に大きな値引きが期待できます。
テレビ購入に関するよくある質問(Q&A)
一般的に、液晶テレビや有機ELテレビの寿命は約10年(約3万時間)と言われています。ただし、使用環境や頻度によって異なります。「画面が暗くなった」「電源が入りにくい」「異音がする」といった症状が出始めたら、買い替えを検討するサインかもしれません。
これは重要な違いです。「4K対応テレビ」は4K画質のパネルを搭載していますが、BS/CSの4K放送を見るためには別途4Kチューナーが必要です。一方、「4Kチューナー内蔵テレビ」は、そのままで4K放送を受信・視聴できます。これから買うなら、チューナー内蔵モデルが断然おすすめです。
その名の通り、地上波やBS/CS放送を受信するチューナーを搭載していないテレビのことです。NetflixやYouTubeなどのネット動画視聴に特化したモデルで、その分価格が安く設定されています。地上波を全く見ないという方には、賢い選択肢の一つです。
大型テレビの設置は、自分で行うのはなかなか大変です。多くの家電量販店では、購入時に設置サービスを申し込むことができます。また、古いテレビは家電リサイクル法に基づき、適切に処分する必要があります。こちらも購入店で引き取りを依頼するのが一般的です。リサイクル料金がかかるので、事前に確認しておきましょう。
テレビ本体のスピーカー性能も向上していますが、映画やライブ映像の音にこだわるなら、サウンドバーの導入を強くおすすめします。音の迫力や臨場感が格段にアップし、視聴体験がまったく変わります。最近はテレビとセットで買いやすい価格のモデルも増えています。
液晶パネルには主に「IPS方式」と「VA方式」があります。IPSパネルは視野角が広く、斜めから見ても色の変化が少ないのが特徴で、家族など大人数での視聴に向いています。一方、VAパネルはコントラストが高く、黒の表現が得意なので、一人で正面から映画などをじっくり楽しみたい方におすすめです。
「低遅延モード」や「ゲームモード」が搭載されているモデルを選びましょう。映像信号の処理を簡略化して、ボタン操作とのタイムラグを減らしてくれます。また、PS5などの最新ゲーム機を楽しむなら、4K/120Hz入力に対応したモデルを選ぶと、より滑らかな映像でプレイできます。
テレビの電気代は、パネルの種類やサイズ、輝度設定によって変わります。一般的に、同じサイズなら有機ELテレビの方が液晶テレビより消費電力が少ない傾向にあります。省エネ性能を気にするなら、製品カタログなどに記載されている「年間消費電力量」をチェックしましょう。
壁掛けには、壁の強度や配線の処理など専門的な知識が必要です。特に大型テレビの場合、落下の危険もあるため、専門業者に依頼するのが最も安全で確実です。賃貸の場合は、壁に穴を開けずに設置できる「壁寄せテレビスタンド」も人気ですよ。
テレビ番組をたくさん録画して、ディスクに残しておきたい場合はブルーレイレコーダーが必要です。しかし、最近はテレビ本体の録画機能も高性能化しており、外付けHDDがあれば十分という方も増えています。TVerなどの見逃し配信サービスも充実しているので、ご自身の視聴スタイルに合わせて検討してみてください。
まとめ:あなただけの最高のテレビを見つけよう!
今回は、テレビのおすすめ人気ランキングと、失敗しない選び方について徹底解説しました。
最後に、テレビ選びのポイントをおさらいしましょう。
- 視聴スタイルに合わせて「液晶・有機EL・MiniLED」を選ぶ
- 部屋の広さと視聴距離で「最適なサイズ」を決める
- 4Kやネット動画対応など、将来を見据えた「機能」をチェックする
- メーカーごとの「強み」を理解して、自分に合うものを選ぶ
たくさんの情報がありましたが、この記事を参考にすれば、きっとあなたのライフスタイルを豊かにしてくれる最高のパートナーが見つかるはずです。
新しいテレビが、あなたのおうち時間をもっと楽しく、もっと感動的なものにしてくれることを願っています。
あなたが選んだテレビの感想や、おすすめのモデルがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね!
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