「床のリフォームを安く済ませたいけど、失敗は絶対にしたくない…」
パナソニックの「ウスイータ」は、既存の床の上から貼れる画期的なリフォーム材ですが、検索では「後悔」「安っぽい」「剥がれる」といった不穏なワードが並びます。
「1.5mmなんてペラペラで大丈夫?」
「本当にDIYでもキレイに仕上がるの?」
この記事では、住宅設備に精通した筆者が、ウスイータのリアルな評判を徹底検証。カタログには載っていない具体的なデメリットや、よく比較される「ナオスフローリング」との違い、そして後悔しないための色選びまで、プロ目線で包み隠さず解説します。
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※2025年12月24日 記事の内容を最新の情報に更新しました。
パナソニックの「ウスイータ」とは?なぜ人気なのか
ウスイータは、パナソニックが開発した「リフォーム専用の上張り(うわばり)フローリング」です。その最大の特徴は、常識を覆すスペックにあります。
厚さ1.5mmがもたらす革命
通常のフローリング材は厚さが12mm、一般的なリフォーム用の上張り材でも3mm〜6mm程度あります。しかし、ウスイータはわずか1.5mm。
この「薄さ」こそが、最大にして最強の武器です。
- ドアの下を削らなくていい:厚みが出ないので、ドアの開閉に干渉しません。
- 見切り材が不要:隣の部屋との段差がほとんど出ないため、つまずき防止の「スロープ(見切り材)」を入れる必要がありません。
- 床暖房の熱伝導が良い:薄いため、下の床暖房の熱をしっかり伝えます(※床暖房対応タイプの場合)。

ウスイータで後悔する5つの理由とデメリット
メリットばかりに見えるウスイータですが、施工環境や選び方を間違えると「こんなはずじゃなかった」と後悔することになります。特に注意すべき5つのデメリットを深掘りします。
1. 「安っぽい」という評判の正体
検索クエリでも多い「安っぽい」という声。これは主に「シートタイプ」の質感に起因します。
ウスイータには2種類あります。
- 突き板(つきいた)タイプ:天然木を使用。質感は良いが高い。
- シートタイプ:木目を印刷したシート。安いが光沢が人工的。
シートタイプは耐久性が高くお手入れも楽ですが、光の当たり方によっては「プリント感」や「ビニール感」が出ます。無垢フローリングのような深みのある質感を求めている人がシートタイプを選ぶと、ギャップに後悔することになります。
2. 下地の状態を「100%」拾ってしまう
1.5mmという薄さは、良くも悪くも下地の影響をダイレクトに受けます。
もし元の床が「歩くと沈む」「ギシギシ鳴る」状態であれば、ウスイータを貼ってもそれは直りません。むしろ、下地の動きにウスイータが追従できず、継ぎ目が浮いてきたり、割れたりする原因になります。
3. 転倒時の衝撃が硬い
クッションフロアのような柔らかさは一切ありません。WPB基材は非常に硬いため、高齢者やお子様が転倒した際の衝撃は大きめです。また、硬い物を落とした際、へこむのではなく「表面が欠ける(えぐれる)」ような傷つき方をすることがあります。
4. DIY施工の難易度が意外と高い(ボンド問題)
「両面テープで貼るだけ」と誤解されがちですが、ウスイータの施工には「専用のウレタン系接着剤」が必須です。
このボンドは非常に強力で、手につくと取れません。また、塗布量が多すぎるとはみ出し、少なすぎると浮きの原因になります。「カッターで切れる」とはいえ、壁際の数ミリ単位の調整はプロでも神経を使う作業。DIY初心者が安易に手を出すと、隙間だらけの仕上がりになりがちです。
5. 水回りの「腐食」リスク
ウスイータは上張りなので、既存の床とウスイータの間に水分が入り込むと、逃げ場がなくなりカビや腐食の原因になります。
キッチンやトイレに施工する場合、壁際や継ぎ目のコーキング処理(シリコンで隙間を埋める作業)を完璧に行わないと、見えない部分で床が腐るリスクがあります。
他社比較:ウスイータ vs ナオス vs 張り替え
「じゃあ、どれを選べばいいの?」という疑問に答えるため、よく比較される「ナオスフローリング」や「張り替え工事」と比較表を作成しました。
| 項目 | ウスイータ(パナソニック) | ナオスフローリング(ナオス) | フローリング張り替え |
|---|---|---|---|
| 厚さ | 1.5mm | 3.0mm | 12mm(一般的) |
| 施工方法 | 上張り(重ね張り) | 上張り(重ね張り) | 解体・新規張り |
| 段差 | ほぼ出ない(最強) | 少し出る(見切り材が必要な場合も) | 調整可能 |
| 下地への追従 | 低い(下地の影響大) | 普通(多少の凹凸はカバー) | 下地から直せる |
| 価格(6畳目安) | 約10〜15万円 | 約12〜16万円 | 約15〜25万円 |
| おすすめな人 | 段差をなくしたい・安く済ませたい | デザイン性を重視・耐久性重視 | 床が沈む・きしむ・断熱もしたい |
結論:段差解消とスピード重視なら「ウスイータ」一択です。
3mm厚の製品だと、どうしてもドアが開かなくなるケースがありますが、1.5mmならその心配がほぼありません。一方で、床のきしみを直したいなら「張り替え」しか選択肢はありません。
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ウスイータの人気色と失敗しない選び方
部屋の印象を決める「色選び」。後悔しないためのポイントと、人気色を紹介します。
人気色ランキング(傾向)
- ホワイトオーク柄(ウォッシュドオーク):部屋が広く明るく見える圧倒的人気色。髪の毛やホコリが目立ちにくいのもメリット。
- チェリー柄(カームチェリー):どんな家具にも馴染む王道のミディアムカラー。温かみがあり、安っぽく見えにくい。
- ウォールナット柄:高級感を出したいならこれ。濃い色は重厚感が出るため、シート特有の「軽さ」をカバーできます。
色選びの失敗例
「ホワイト系を選んだけど、白い壁紙と合わなくて病院みたいになった」
「ダーク系にしたら、埃が目立って掃除が大変」
こうした失敗を防ぐには、必ずA4サイズ以上のサンプルを取り寄せ、実際の部屋の床に置いて、朝・昼・夜の光で確認することが重要です。
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施工費用の相場と内訳(材料費・工賃)
最後に、具体的な費用の目安を解説します。
6畳の部屋をリフォームする場合の目安
- 材料費(ウスイータ本体):約40,000円〜60,000円
- 副資材(専用接着剤・両面テープ):約10,000円〜15,000円
- 施工費(職人手間賃):約50,000円〜80,000円
- 合計:約100,000円〜155,000円
※廃材処分費や、家具移動費が別途かかる場合があります。
通常のフローリング張り替え(約15〜25万円)と比較すると、約3〜4割ほど安く抑えられる計算になります。
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よくある質問(Q&A)
A. 一般的な複合フローリングと同様、10年〜15年程度が目安です。ただし、表面が強いため、ワックス不要で美観は長持ちします。
A. できません。畳は柔らかく動くため、ウスイータを貼ると割れてしまいます。畳を撤去し、高さを合わせるための下地造作工事(合板捨て張り)が必要です。
A. 通常タイプは一般的なフローリング同様に滑ります。ペットがいる場合は、防滑性能を高めた「ウスイータ 防音直貼床材(ペット対応)」などを選ぶことを強くおすすめします。
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まとめ:ウスイータはこんな人に最適!
ウスイータの評判やデメリットを徹底解説しました。結論として、ウスイータでリフォームすべき人は以下の通りです。
【ウスイータがおすすめな人】
- リフォーム費用を安く、工期を短く済ませたい人
- 段差のないバリアフリーな床にしたい人
- 床の下地がしっかりしていて、表面の汚れだけが気になる人
【ウスイータをやめたほうがいい人】
- 床が沈む、きしむなどの構造的な問題を抱えている人
- 無垢材のような本物の木の質感を最優先したい人
- DIY初心者が自分で施工しようとしている場合
ウスイータは、その特性さえ理解していれば、コストパフォーマンス最強のリフォーム建材です。「安っぽい」「後悔」という口コミに惑わされず、ご自宅の状況(特に下地!)に合わせて賢く選んでくださいね。
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