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パナソニックのシーリングライトが外れない!5つの原因と対処法

パナソニックのシーリングライトが外れない!5つの原因と対処法
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パナソニックのシーリングライトが外れない…黒いレバーが固くてうんともすんとも言わない!」

そんな経験はありませんか?照明を交換したいだけなのに、びくともしないシーリングライトを前に途方に暮れてしまいますよね。他の部屋の照明は簡単に交換できたのに、なぜか今回だけ外れない…。

この記事では、パナソニックのシーリングライトが外れない主な原因から、誰でも安全に試せる具体的な対処法まで、わかりやすく徹底解説します。

無理やり外そうとすると、天井や器具を傷つけてしまう可能性も。正しい知識を身につけて、ストレスなく安全に照明交換を成功させましょう!

【執筆者】
大谷

家電ライター/家電製品アドバイザー
ライターとして5,000記事以上執筆し、自身のサイトは月間10万PVを達成。
多数の専門家と連携し、多角的な視点を取り入れた質の高いコンテンツ制作を常に心掛けている。

まず確認!シーリングライトが外れない5つの主な原因

「なんでうちのシーリングライトだけ外れないの?」とイライラする前に、まずは考えられる原因をチェックしてみましょう。原因がわかれば、解決策も見えてきますよ。

原因①:外し方の手順がそもそも間違っている

意外と多いのがこのケース。「前にやったことがあるから」という思い込みで手順を間違えている可能性があります。特に、カバーの外し方と本体の外し方は全く別物です。まずは基本に立ち返り、正しい手順を確認することが解決への一番の近道です。

原因②:ロックレバーが固着している

本体を固定している黒いレバーが固くて動かないというケースは非常に多いです。これは、長年の使用で部品が硬直してしまっている状態。ちょっとしたコツで動くようになることがほとんどです。

原因③:長年のホコリや汚れの蓄積

天井と照明器具の間には、知らず知らずのうちにホコリや油汚れ、湿気などが溜まっています。これらが接着剤のような役割を果たしてしまい、器具が天井に「へばりつい」てしまうことがあるんです。

原因④:取り付け時の施工不良

これは稀なケースですが、過去に業者さんが取り付けた際に、無理な力で設置してしまったり、部品が正しく噛み合っていなかったりする可能性も考えられます。コネクタとレバーが不自然に連動して動く場合は、この可能性も疑ってみましょう。

原因⑤:アダプタ自体の経年劣化

シーリングライト本体だけでなく、天井側に取り付けられている「引掛シーリングアダプタ」が経年劣化で歪んだり、脆くなったりしていることも。この場合、取り外しにはより一層の注意が必要です。

【基本のキ】パナソニック製シーリングライトの正しい外し方

対処法を試す前に、まずは基本となるシーリングライトの外し方を再確認しましょう。パナソニックの公式サイトでも案内されている、一般的なタイプの手順です。

作業を始める前に、必ず壁のスイッチを切り、さらに安全のためブレーカーを落としてください。感電やショートを防ぐための最も重要なステップです。

Step1. カバーを外す

まず、照明のカバー(セード)を外します。多くの丸型シーリングライトは、カバーを両手でしっかりと持ち、左(反時計回り)に少し回すと「カチッ」という感触とともにロックが外れ、下に降ろせるようになります。

Step2. コネクタを外す

カバーを外すと、本体と天井のアダプタをつなぐコネクタが見えます。コネクタの側面にあるつまみを押しながら、まっすぐ引き抜いてください。

Step3. 本体を外す

いよいよ本体の取り外しです。これが一番の難関かもしれませんね。

  1. 本体が落ちないように、片手または両手でしっかりと支えます。
  2. 本体を天井に固定している2つの黒いレバー(ロックレバー)を、矢印の方向(外側)に「グッ」と広げます。
  3. レバーを広げたまま、本体をゆっくりと真下に降ろして外します。

Step4. アダプタを外す(※交換する場合)

天井に残った丸いアダプタ(引掛シーリングアダプタ)も交換する場合は、アダプタ側面にあるロックボタンを押しながら、アダプタ本体を左に回すと取り外せます。

上記はあくまで一般的な外し方です。製品の取扱説明書が手元にあれば、そちらを確認するのが最も確実ですよ。

【実践編】固くて外れない!ケース別の解決策

基本の手順はわかったけど、やっぱりレバーが固くて動かない!そんな時のために、効果的な解決策を伝授します。

解決策①:【最重要】本体を”天井に押し付けながら”レバーを操作する

これは、外れない時に最も効果が期待できる方法です。多くの方が、本体を下に引っ張りながらレバーを動かそうとしていますが、それは逆効果!

両手でシーリングライト本体をしっかりと持ち、グッと天井方向に押し付けます。この押し付けによって、ロック部分にかかっている照明器具の重さがなくなり、レバーが動きやすくなるんです。本体を押し付けた状態で、親指を使って黒いレバーを外側にスライドさせてみてください。驚くほど簡単に動くことがありますよ!

解決策②:コネクタの動きを見ながらゆっくり力を加える

「レバーを動かすとコネクタ部分も一緒に動いてしまう」という場合は、取り付け時に配線が少し噛んでしまっている可能性があります。この場合は、力任せに動かすのは危険です。

レバーを左右に少しずつ揺らすように、じわーっと力を加えてみてください。コネクタが不自然に引っ張られていないか確認しながら、ゆっくりと動かすのがコツです。

潤滑剤(CRC5-56など)を使いたくなる気持ちはわかりますが、電気部品への使用はショートや火災の原因となり大変危険です。基本的には使用しないでください。どうしても試す場合は自己責任の上、通電部分にかからないよう綿棒などで接点に極少量だけ塗布し、必ず時間を置いて乾燥させてから通電するようにしてください。

それでも外れない…最終手段と注意点

ここまで試しても外れない場合、無理は禁物です。間違った対処は、天井や電気配線を傷つけ、もっと大きなトラブルにつながる可能性があります。

絶対にNG!無理な力を加えること

ドライバーなどでこじ開けようとしたり、ハンマーで叩いたりするのは絶対にやめてください。天井の石膏ボードが割れたり、内部の配線を断線させてしまったりする恐れがあります。そうなると、修理費用も高額になってしまいます。

最終手段はプロの業者に依頼すること

「もうお手上げだ…」と感じたら、迷わずプロに相談しましょう。電気工事業者や便利屋さんに依頼すれば、安全かつ確実にシーリングライトを取り外してくれます。

費用は業者や作業内容によって異なりますが、出張費込みで数千円からが相場です。新しい照明の取り付けも一緒にお願いできますよ。

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もし賃貸物件にお住まいの場合は、作業の前に必ず管理会社や大家さんに連絡してください。設備の一部なので、勝手に交換・処分するとトラブルになる可能性があります。場合によっては、業者を手配してくれることもありますよ。

参考:シーリングライトのカバー、外し方の種類いろいろ

「そもそもカバーの外し方が違うかも?」という方のために、パナソニック製品でよく見られるカバーの外し方のタイプをいくつかご紹介します。ご自宅のタイプはどれに近いか確認してみてくださいね。

ソフトターン方式
最も一般的な丸型タイプ。カバーを左に回して外します。
プッシュ方式
角型ライトに多いタイプ。本体の両端にあるプッシュボタンを押してカバーを外します。
レバー方式
本体の裏側にあるレバーを回転させてカバーを固定・解除するタイプです。
センターターン方式
カバーの中央にあるツマミを左に回して外すタイプです。

この他にも様々なタイプがあります。詳しくは照明器具の取扱説明書や、パナソニックの公式サイトで確認してみてください。

パナソニックのシーリングライトが外れない時によくある質問(Q&A)

National(ナショナル)製の古いシーリングライトでも外し方は同じですか?

はい、基本的な構造は同じことが多いです。Nationalは現在のPanasonicブランドですので、今回ご紹介した「本体を押し付けながらレバーを操作する」方法を試してみてください。ただし、長年の使用でより固着している可能性が高いので、慎重に作業してくださいね。

黒いレバーではなく、ボタン式の場合はどうすればいいですか?

ボタン式のアダプタもあります。その場合は、本体を支えながら、アダプタの側面にある解除ボタンを強く押すことでロックが外れます。これも、本体を少し天井に押し付けながら行うと外れやすいですよ。

本体は外れたけど、天井のアダプタが外れません!

アダプタの側面にある小さな「解除ボタン」を押しながら、アダプタ全体を左(反時計回り)に回してみてください。このボタンが固い場合もありますが、マイナスドライバーの先などで慎重に押し込んでみましょう。

作業中にライトが落ちてきそうで怖いです…

わかります、不安ですよね。可能であれば、二人で作業するのが理想的です。一人が本体を支え、もう一人がレバーやボタンを操作すると、安全かつスムーズに作業できます。一人で作業する場合は、足場を安定させ、常に本体をしっかり支えることを意識してください。

業者に頼むと、費用はいくらくらいかかりますか?

単純な取り外し・取り付け作業であれば、出張費を含めて5,000円~10,000円程度が一般的な相場です。ただし、天井の補修や配線工事が必要になると追加料金がかかります。事前に見積もりを取ることをお勧めします。

新しいシーリングライトは自分で取り付けられますか?

はい、天井に「引掛シーリング」という配線器具が設置されていれば、資格がなくても自分で取り付け可能です。ほとんどの賃貸物件や戸建てには設置されています。ただし、配線器具の交換や新設には電気工事士の資格が必要です。

LEDシーリングライトの寿命はどのくらいですか?

LED照明の寿命は、一般的に約40,000時間と言われています。1日10時間使用したとしても約10年以上持つ計算です。ただし、これはLED光源の寿命であり、本体の電子部品などが先に故障する場合もあります。

カバーだけ交換したいのですが、外し方がわかりません。

カバーの外し方は、本記事の「カバー、外し方の種類いろいろ」で紹介したように様々です。まずは照明の形(丸型か角型か)や、ボタン・ツマミの有無を確認してみてください。取扱説明書があれば、そちらで確認するのが一番確実です。

力に自信がない女性でも一人で外せますか?

はい、コツさえつかめば力はそれほど必要ありません。特に「本体を天井に押し付けながら」という方法を試してみてください。重さでロックが解除しにくくなっているだけなので、このコツで解決することが多いです。

外した古いシーリングライトの処分方法は?

自治体によって異なりますが、一般的には「不燃ごみ」や「粗大ごみ」として処分します。蛍光管は有害物質を含むため、分別してリサイクル回収に出す必要があります。お住まいの自治体のルールを確認してくださいね。

まとめ:焦らず、正しい手順で!困ったときはプロを頼ろう

パナソニックのシーリングライトが外れない問題、解決の糸口は見つかりましたか?

最後に、大切なポイントをもう一度おさらいしましょう。

  • まずは基本の手順を再確認!思い込みが一番の敵です。
  • 固いレバーには「天井に押し付けながら」が効果絶大!
  • どうしても外れない時は無理をしない!天井や配線を傷つける前プロに相談しましょう。

固くて外れないと、ついイライラして力任せになりがちですが、一呼吸おいて、今回ご紹介した方法を試してみてください。きっと、あなたの家の照明もスムーズに交換できるはずです。

それでもダメなら、プロの力を借りるのも賢い選択。安全第一で、快適な照明ライフを手に入れてくださいね!

あなたのシーリングライト交換体験談も、ぜひ下のコメントで教えていただけると嬉しいです!

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