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電子レンジの冷却中は故障?止まらない原因と3つの対処法

電子レンジの冷却中は故障?止まらない原因と3つの対処法

「チンし終わったのに、ファンの音がずっと鳴り止まない…」
「表示画面に『冷却中』と出ているけど、これって故障なの?」

電子レンジを使った後にブーという音が続くと、壊れてしまったのかと不安になりますよね。

結論をお伝えすると、「冷却中」の表示や音は正常な機能であり、故障ではありません。

この記事では、「冷却中の仕組み」から「やってはいけないNG行動」、「故障との見分け方」までを徹底解説します。

【監修者】
大谷

家電の専門ライターとして10年以上活動し、監修した記事は1万を超える。自身のサイトは月間11万PVを達成。
最新のデータや実体験を交え、分かりやすく信頼できる情報発信を心がけている。

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電子レンジの冷却中とは?

まずは、なぜ使用後に電子レンジが動き続けるのか、その理由を明確にします。

部品を守るための正常動作

電子レンジが「冷却中」になるのは、加熱によって高温になった内部部品を冷やすためです。

電子レンジの心臓部である「マグネトロン(電波を出す部品)」や制御基板は、調理中に非常に熱くなります。そのまま放置すると熱で部品が劣化したり、最悪の場合は故障したりするため、ファンを回して強制的に熱を外へ逃がしているのです。

大谷
大谷
人間で例えると、全力疾走した後の「クールダウン」と同じですね。息を整える時間が必要なんです。

冷却ファンの音がうるさい理由

「ブー」「フォー」という音が気になることがありますが、これは冷却ファンが高速回転している音です。

特に最近の電子レンジは高性能化しており、精密機器を守るためにより強力な冷却が必要なケースが増えています。音が大きいからといって、直ちに異常というわけではありません。

冷却中が止まらない原因

では、具体的にどのような使い方の時に「冷却中」になりやすいのでしょうか。主な原因は3つあります。

オーブンやグリル機能の使用

もっとも頻繁に起こるのが、オーブンやグリル機能を使った後です。

これらの機能はヒーターを使って庫内を200℃以上の高温にします。レンジ機能(あたため)よりも圧倒的に内部温度が上がるため、使用後はほぼ確実に、そして長時間の冷却運転に入ります。

長時間の連続運転を行った

お弁当を温めた直後に冷凍食品を解凍するなど、休みなく連続で使用した場合も冷却中になりやすくなります。

一回ごとの加熱時間は短くても、連続することで内部に熱が蓄積され、センサーが「冷却が必要」と判断します。

設置場所の放熱スペース不足

意外な盲点が「設置場所」です。電子レンジは側面や背面、上部から熱を逃がす構造になっています。

  • 壁にぴったりくっつけている
  • レンジの上に物を置いている
  • 棚の隙間が狭すぎる

このような状態だと熱がこもりやすく、ファンがなかなか止まらない原因になります。

冷却中の正しい対処法

表示が出たり音が鳴ったりしている時、私たちはどうすれば良いのでしょうか。

電源プラグは絶対に抜かない

音がうるさいからといって、いきなりコンセントを抜くのは絶対にNGです。

冷却ファンは、電子レンジの「寿命」を守るために動いています。無理に電源を切ると、内部に熱がこもったままになり、基板の故障や変形、センサー異常を引き起こすリスクが高まります。

大谷
大谷
僕も昔、音が気になってプラグを抜いてしまい、その後すぐにエラーが出るようになった経験があります…。自然に止まるまで待つのが鉄則です。

扉を開けて熱を逃がす

多くの機種では、冷却中に扉を開けても問題ありません。むしろ、扉を開けることで庫内の熱気が早く外に逃げるため、冷却時間が短縮されることもあります。

ただし、小さな子供がいる家庭などでは、高温になった庫内に触れないよう注意が必要です。

次の調理に使ってもいい?

基本的には、冷却中でも次の調理に使用してOKです。

ただし、以下のような制限がかかる場合があります。

  • センサーあたためができない: 庫内が熱すぎてセンサーが正しく働かない場合、「C21」などのエラーが出ることがあります。
  • オーブン直後のレンジ機能: 庫内が高温のままプラスチック容器などを入れると溶ける危険があります。

故障の可能性があるケース

「冷却中」自体は正常ですが、以下の症状が伴う場合は故障を疑ってください。

異音や異臭がする

ファンの風切り音以外の異常なサインがないか確認しましょう。

  • 「ガリガリ」「キーキー」という金属が擦れるような音
  • 焦げ臭いにおい、プラスチックが溶けたようなにおい
  • 煙が出ている

これらは部品の破損や回路のショートが考えられます。直ちに使用を中止し、メーカーへ相談してください。

30分以上止まらない

通常、冷却運転は長くても5分〜15分程度で終わります。もし30分以上経ってもファンが回り続けている場合、温度センサーの故障や基板の不具合が疑われます。

よくある質問(Q&A)

読者の方が気になっている疑問をまとめました。

Q. 冷却中はずっと電気代がかかりますか?

A. ファンを回すための電力は消費していますが、加熱時に比べればごくわずか(数円以下)です。電気代を節約しようとしてプラグを抜き、本体を故障させる方が修理費が高くつくため、最後まで運転させてあげましょう。

Q. メーカーによって表示は違いますか?

A. はい、異なります。パナソニックやシャープは液晶に「冷却中」やファンのマークが出る機種が多いです。日立や東芝も同様にファンが回りますが、東芝の石窯ドームなどは高火力な分、冷却もしっかり行う傾向があります。

Q. 冷却時間を短くする方法はありますか?

A. 設置場所の風通しを良くすることが一番です。レンジの周りに物を置かないように整理しましょう。また、夏場など室温が高いと冷却に時間がかかる傾向があります。

まとめ:焦らず見守ろう

電子レンジの「冷却中」は、故障ではなく次の調理に備えるための準備期間です。

記事のポイントを整理します。

  • 冷却中は正常な動作なので、コンセントは抜かない。
  • オーブン使用後や連続使用後はファンが回りやすい。
  • 異音や異臭がなければ、そのまま放置でOK。
  • 周りのスペースを確保すると冷却効率が上がる。

音が鳴り止まないと気になりますが、「機械が深呼吸しているんだな」と余裕を持って見守ってあげてくださいね。

もし、10年以上使用していて異音が激しくなってきた場合は、安全のためにも買い替えを検討する時期かもしれません。最新機種は冷却音も静かになっていますよ。

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