「スマートホーム化には興味があるけど、ハブって本当にお金を出して買う必要があるの?」
「そもそもハブが何をするものなのか、イマイチよく分からない…」
このように導入を迷っていませんか?
結論から言うと、あなたの生活スタイルや持っている家電によっては、スマートホームハブはいらない可能性が十分にあります。不要な機器を買って後悔しないためには、「通信の仕組み」を少しだけ理解することが近道です。
この記事では、「ハブが不要な人の条件」と「逆にないと困る具体的なケース」、そして失敗しない選び方を徹底解説します。これを読めば、あなたが今買うべきものが明確になります。
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※2026年2月10日 記事の内容を最新の情報に更新しました。
スマートホームハブとは?
まずはその役割を正しく理解しましょう。ここを飛ばすと、後で「やっぱり買えばよかった」となりかねません。
ハブは「翻訳機」兼「司令塔」
スマートホームハブとは、スマホやスマートスピーカーからの指示を、家電が理解できる言葉に翻訳して届ける「中継地点」のことです。
例えば、スマホ(Wi-Fi)からの「エアコンをつけて」という指示を、古いエアコン(赤外線)や、スマートロック(Bluetooth)に届くように信号を変換します。
- Wi-Fi信号:スマホやスマートスピーカーが使う言葉
- 赤外線・Bluetooth・Zigbee:家電やセンサーが使う言葉
- ハブ:これらをつなぐ通訳
「スマートリモコン」と「ハブ」の違い
日本で一般的に販売されている「SwitchBotハブ2」や「Nature Remo」などは、厳密には「赤外線リモコン機能」がついたハブです。
海外製の純粋な「ハブ(ブリッジ)」は通信の中継しかできませんが、日本で人気のモデルは「テレビやエアコンのリモコン代わり」にもなるため、1台2役の役割を果たしています。

スマートホームハブがいらない3つの条件
では、具体的にどのような人ならハブを買わずに済むのでしょうか。以下の3つの条件のいずれかに当てはまる場合は、導入を見送っても問題ありません。
1. すべての家電が「Wi-Fi対応」である
操作したい家電がすべて最新で、直接Wi-Fiに接続できるモデルであれば、ハブという仲介役は不要です。
ハブなしで動く家電の例
- スマホアプリ対応の最新エアコン(ダイキン、Panasonicなど)
- Wi-Fi対応のロボット掃除機(ルンバ、Ankerなど)
- Wi-Fi電球(TP-Link Tapoなど)
これらは、それぞれのメーカーのアプリや、Amazon Alexaなどと直接連携(クラウド連携)できるため、間にハブを挟む必要がありません。
2. ハブ機能内蔵のスマートスピーカーを持っている
ここが意外と知られていないポイントです。実は、特定のスマートスピーカーには、すでにスマートホームハブ機能が内蔵されています。
| 製品名 | 内蔵ハブ機能 |
|---|---|
| Amazon Echo Show 10 / Echo (第4世代) | Zigbee対応 |
| Apple HomePod (第2世代) / mini | Matter / Thread対応 |
これらの機種をお持ちであれば、対応するスマート電球やセンサーを直接接続できるため、別途ハブを購入する必要はありません。
3. 外出先からの操作を必要としない
「家の中で、スマホでBluetooth接続できれば十分」という場合もハブは不要です。
例えば、スマートロックの「Qrio Lock」や「SwitchBotロック」は、ハブがなくてもスマホを近づければ解錠できます。外出先から鍵の状態を確認したり、遠隔操作したりする必要がないのであれば、本体のみの購入で完結します。

逆にスマートホームハブが必要なケース
「いらない条件」を見てきましたが、逆に「これをやりたいならハブがないと絶対にできない」というケースも存在します。多くの人がハブを購入する理由はここにあります。
今ある古い家電(赤外線)を操作したい
これが最も多い理由です。「10年前に買ったエアコン」や「普通のシーリングライト」、「テレビ」をスマホで操作したい場合、赤外線機能付きのスマートホームハブが必須です。
ハブがあなたの代わりに赤外線信号を発射してくれることで、古い家電があたかも最新のIoT家電のように生まれ変わります。
複数の機器を連携・自動化したい
「朝7時になったら、カーテンを開けて、照明をつけて、テレビをニュースにする」といった高度な連携(シーン設定)を行う場合、ハブが司令塔として必要になります。
特に、「Matter(マター)」という新しい共通規格に対応したハブがあれば、メーカーの壁を超えてスムーズに機器同士を会話させることができます。
家のWi-Fi接続台数を減らしたい
意外と盲点なのが、Wi-Fiルーターへの負荷です。すべての電球やコンセントをWi-Fi接続タイプにしてしまうと、接続台数が増えすぎてネットが不安定になることがあります。
ハブを使用する場合、各デバイスは「Zigbee」や「Bluetooth」などでハブと繋がり、ハブ1台だけがWi-Fiに繋がります。これにより、家のネット環境を圧迫せずにスマートホーム化が可能です。
「スマートホームいらない」は本当?導入のメリット
検索キーワードの中には「スマートホーム いらない」という、そもそもシステム自体を疑問視する声もあります。しかし、実際に導入して生活している立場からすると、得られるメリットは「楽になる」だけではありません。
小さな「名もなき家事」が消滅する
リモコンを探す時間、寝る前に全部屋の電気を消して回る手間、帰宅時に暗い部屋のスイッチを探すストレス。これら一つひとつは数秒ですが、積み重なると大きな負担です。これらが「声」や「自動」で解決するのは、想像以上の開放感があります。
大切な家族を守るツールになる
スマートホームは防犯や見守りにも役立ちます。
- 防犯:旅行中、夕方になると自動で照明をつけ、在宅を装う。
- 見守り:室温が28度を超えたらエアコンをつけ、ペットの熱中症を防ぐ。

失敗しないスマートホームハブの選び方
もしハブが必要だと感じた場合、適当に選ぶと「対応していない家電があった」と後悔することになります。選ぶ際のポイントは以下の2点です。
1. 「Matter」に対応しているか
これからの時代、長く使いたいなら「Matter(マター)」対応を選びましょう。Matterとは、メーカーの垣根を超えて接続できる世界共通の規格です。
これに対応していれば、将来Apple製品からGoogle製品に乗り換えたとしても、ハブや家電をそのまま使い続けることができます。
2. センサー機能の有無
ハブ自体に「温度計」「湿度計」「照度センサー」がついているか確認しましょう。
「寒くなったら暖房をつける」「暗くなったら電気をつける」という自動化をしたい場合、センサー内蔵型を選ぶと、別途センサーを買う必要がなくコスパが良いです。
おすすめのスマートホームハブ
迷ったらこれを選べば間違いない、現在主流の信頼できるモデルを紹介します。
SwitchBot ハブ2
現在、最も機能が充実している決定版です。温湿度計、照度センサーを本体に内蔵し、画面で室温も確認できます。赤外線の届く範囲も広く、Matterにも対応しているため、初心者から上級者まで満足できる一台です。
Nature Remo nano
「とりあえず安く、テレビとエアコンだけスマホで操作したい」という方に最適です。センサー類はありませんが、世界最小クラスで場所を取らず、USBに挿すだけで使えます。Matterにも対応しており、エントリーモデルとして優秀です。
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よくある質問(Q&A)
最後に、導入を検討している方からよくある疑問に回答します。
はい、問題ありません。スマートホームハブは壁に穴を開ける必要がなく、棚に置いたり、付属の両面テープで壁に貼ったりするだけで設置可能です。
基本的に機器本体を購入すれば、アプリの利用や操作に月額料金はかかりません。ただし、インターネット回線(Wi-Fi)の契約は必要です。
いいえ、スマホアプリだけでも操作可能です。スマートスピーカーがあれば「声」で操作できるようになり便利ですが、必須ではありません。
まとめ

今回は「スマートホームハブはいらない?」という疑問に対し、不要な条件と必要なケースを解説しました。
- Wi-Fi対応家電のみを使うなら、ハブはいらない。
- 今ある古い家電(テレビ・エアコン)を操作したいなら、ハブは必須。
- ペットの見守りや、外出先からの操作をしたい場合もハブが必要。
スマートホームハブは、単なる機械ではなく、あなたの代わりに「家を見守り、快適にしてくれるパートナー」です。
まずは、最もよく使うリビングのエアコン操作から始めてみませんか?帰宅前にスマホで「暖房ON」を押す、そのたったひとつのアクションが、冬の寒さからあなたと家族を解放してくれます。
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