「リビングや寝室で、もっと大きな画面で動画を楽しみたい!」
「でも、スマホみたいに毎月通信料を払うのはちょっと…」
そんな風に考えているあなたに朗報です。実は、タブレットは通信契約なしでも、動画視聴を存分に楽しむことができるんです。
「え、本当に?SIMカードとか契約しなくて大丈夫なの?」と疑問に思うかもしれませんね。
結論から言うと、Wi-Fi環境さえあれば全く問題ありません。
この記事では、なぜ契約なしのタブレットで動画が見れるのか、その具体的な仕組みから、あなたにピッタリなタブレットの選び方、そして本当におすすめできる安いモデルまで、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説していきます。
最後まで読めば、「契約なしのタブレット」に関するあなたの疑問や不安はすべて解消され、今日からでもお得で快適な動画ライフをスタートできますよ。
結論!契約なしのタブレットでも動画を見ることは可能?

多くの方が「タブレット=スマホの大きい版=通信契約が必須」というイメージをお持ちかもしれません。しかし、それは半分正解で半分間違いです。
スマホのように外出先でいつでもネットに繋ぎたい場合はキャリアとの契約が必要ですが、「動画を見るだけ」という目的、特に自宅での利用がメインであれば、その必要は全くありません。
Wi-Fiがあれば動画は見放題!その仕組みを解説
では、なぜ契約なしで動画が見られるのでしょうか?その鍵を握るのが「Wi-Fi(ワイファイ)」です。
ほとんどのご家庭では、すでにインターネット回線を契約し、Wi-Fiルーター(無線LANルーター)を設置しているのではないでしょうか。パソコンやスマートフォンを自宅で使う際に、Wi-Fiに接続していますよね。
タブレットもこれと全く同じです。
現在販売されているほぼ全てのタブレットには、Wi-Fiに接続するための機能が標準で搭載されています。そのため、タブレットを自宅のWi-Fiに接続するだけで、インターネットに繋がり、YouTubeやNetflix、Amazonプライム・ビデオといった動画配信サービスを自由に楽しむことができるのです。
キャリアとの通信契約は、あくまで「Wi-Fiがない場所でもインターネットに接続するため」のものです。自宅にWi-Fi環境があるなら、動画視聴のためにわざわざ追加で通信契約を結ぶ必要は全くない、というわけですね。
キャリア契約が不要な2つのモデル
タブレットには大きく分けて2つのモデルが存在します。この違いを理解すると、なぜ契約が不要なのかがより明確になります。
- Wi-Fiモデル
Wi-Fiへの接続機能のみを搭載したモデルです。SIMカードを挿入するスロットがなく、キャリアとの通信契約はできません。その分、本体価格が安く設定されているのが最大の特長です。「動画を見るだけ」で、主に自宅で使うならこのモデルで十分以上です。 - セルラーモデル(Wi-Fi + Cellularモデル)
Wi-Fi接続機能に加えて、SIMカードを挿入してスマホのようにモバイルデータ通信ができるモデルです。外出先でも単体でネットに接続できる利便性がありますが、本体価格がWi-Fiモデルよりも1〜2万円ほど高くなります。
重要なのは、セルラーモデルであっても、必ずしもSIMカードを挿して契約する必要はないということです。セルラーモデルを「契約なし」で、Wi-Fiモデルと全く同じように使うことも可能なのです。
「動画を見るだけ」なら契約なしが絶対お得なワケ
動画視聴は多くのデータ通信量を消費します。例えば、高画質(HD)の動画を1時間視聴すると、約1GBのデータを消費すると言われています。
もしこれをキャリア契約のデータ通信で行うと、あっという間に月間のデータ容量を使い切ってしまい、通信速度が制限されたり、追加料金が発生したりする可能性があります。
一方で、自宅のWi-Fi(光回線など)は基本的にデータ通信量が無制限です。どれだけ長時間、高画質な動画を見続けても、追加料金がかかることはありません。
つまり、月々の通信費を0円に抑えつつ、データ量を一切気にすることなく動画に没頭できる。これが、契約なしのWi-Fiタブレットが「動画を見るだけ」の用途に最適で、絶対にお得だと言える最大の理由なのです。
なぜ?タブレットを契約なしで使うメリット5選
契約なしでタブレットを使うことのメリットは、単に「通信費がかからない」だけではありません。ここでは、あなたのタブレットライフをより豊かにする5つの大きなメリットを具体的に解説していきます。
① 月々の通信費が0円!圧倒的なコスト削減
これが最も大きなメリットであり、多くの方が契約なしタブレットを選ぶ理由でしょう。
もしタブレットをキャリアで契約した場合、安くても月々1,000円〜、データ容量を気にせず使おうとすれば数千円の通信費が毎月発生します。年間で考えると、数万円単位の固定費になってしまいます。
しかし、契約なしのWi-Fiモデルを選べば、この月々の支払いは一切発生しません。かかる費用は最初にタブレット本体を購入する代金のみ。一度購入してしまえば、あとは何年使ってもランニングコストは0円です。
浮いた数万円で、動画配信サービスのグレードを上げたり、気になっていた映画をレンタルしたり、あるいはタブレット用の高品質なスピーカーやケースを購入したりと、より快適な動画視聴環境を整えることにお金を使えます。
② 面倒な契約手続きや縛りからの解放
キャリアとの契約には、とかく面倒な手続きがつきものです。店舗に出向いて長時間待たされたり、複雑な料金プランを説明されたり、身分証明書の提示や書類への記入など、多くの時間と手間がかかります。
さらに、多くの契約には「2年縛り」のような契約期間の制約があり、期間内に解約すると違約金が発生することもあります。
契約なしタブレットであれば、こうした煩わしい手続きや縛りから一切解放されます。 家電量販店やネット通販で好きなモデルを購入すれば、その瞬間からあなたのものです。誰にも縛られることなく、自由に使うことができます。
③ 好きなタイミングで使える自由さ
「最近忙しくて、あまり動画を見る時間がないな…」
もしキャリア契約をしていたら、たとえタブレットを全く使わない月があったとしても、基本料金は満額請求されます。これは非常にもったいないですよね。
契約なしタブレットなら、使わない月があってもコストは一切かかりません。見たい時にWi-Fiに繋いで好きなだけ楽しみ、忙しい時はそのまま置いておけばOK。あなたのライフスタイルに合わせて、無駄なく、そして気兼ねなく使えるのも大きなメリットです。
④ テザリングやフリーWi-Fiを賢く活用できる
「でも、やっぱり外出先でも使いたくなるかも…」と心配な方もご安心ください。
契約なしタブレットでも、外出先でインターネットに接続する方法はあります。その代表的な方法が「スマホのテザリング」です。テザリングとは、お使いのスマートフォンをモバイルルーターのようにして、タブレットをインターネットに接続する機能のことです。
また、カフェや駅、商業施設などで提供されている「フリーWi-Fi」を活用することもできます。
このように、普段は自宅のWi-Fiでコストを抑え、必要な時だけスマホのデータ通信やフリーWi-Fiを賢く利用する。そんな柔軟な使い方ができるのも、契約なしタブレットの魅力と言えるでしょう。
⑤ 子供用のタブレットとしても最適
お子様に動画を見せたり、知育アプリで遊ばせたりするためにタブレットの購入を検討しているご家庭も多いのではないでしょうか。
その場合も、契約なしタブレットは最適な選択肢です。
- コストを抑えられる:万が一、子供が落として壊してしまっても、高価なセルラーモデルより精神的なダメージが少ないです。
- 利用場所を制限できる:Wi-Fiが繋がる場所(主に自宅)でしか使えないため、親の目の届かないところで勝手に使い続けるのを防げます。
- セキュリティ面で安心:知らないうちに高額な通信料が発生したり、危険なサイトにアクセスしたりするリスクを物理的に遮断できます。
ペアレンタルコントロール機能と組み合わせることで、安心・安全にお子様専用の動画マシンとして活用できます。
要注意!契約なしのタブレットのデメリットと解決策
多くのメリットがある一方で、契約なしタブレットにはいくつかのデメリット、あるいは注意すべき点も存在します。しかし、安心してください。これらのデメリットは、その特性を正しく理解し、事前に対策を講じることで十分にカバーできるものばかりです。

① Wi-Fiがない場所では何もできない
これは契約なしタブレットの最大のデメリットであり、宿命とも言える点です。
Wi-Fiモデルのタブレットは、Wi-Fi電波が届かない場所では基本的にインターネットに接続することができません。そのため、ストリーミングで動画を観たり、新しい情報を読み込んだりすることはできなくなります。まさに「ただの板」状態です。
【解決策】
このデメリットに対する最もシンプルで効果的な解決策は、「動画を事前にダウンロードしておく」ことです。
NetflixやAmazonプライム・ビデオ、YouTube Premiumなどの多くの動画配信サービスには、作品を端末内にダウンロード(一時保存)できる機能があります。自宅のWi-Fi環境で、見たい映画やドラマをあらかじめタブレットにダウンロードしておけば、外出先や移動中の飛行機の中など、オフライン環境でも問題なく視聴できます。
この「ダウンロード機能」を使いこなすことが、契約なしタブレットを最大限に活用するカギとなります。
② 外出先での利用には工夫が必要
ダウンロードし忘れた動画をどうしても外出先で見たい場合や、リアルタイムで配信されるスポーツ中継を見たい場合など、どうしても屋外でインターネット接続が必要になる場面もあるでしょう。
【解決策】
前述の通り、この問題は以下の方法で解決できます。
- スマートフォンのテザリング機能:現在契約しているスマートフォンのデータ通信プランを利用します。手軽ですが、スマホのデータ容量を消費し、バッテリーの減りも早くなる点には注意が必要です。
- フリーWi-Fiスポットの利用:カフェや公共交通機関のWi-Fiを利用します。無料で使えるのが魅力ですが、通信速度が遅かったり、セキュリティ面に不安があったりする場合もあります。
- ポケットWi-Fi(モバイルルーター)の契約:外出先での利用頻度が高い場合は、別途ポケットWi-Fiを契約するのも一つの手です。タブレットだけでなく、パソコンやゲーム機など複数のデバイスを接続できます。
自分のライフスタイルに合わせて、どの方法が最適か検討してみましょう。
③ GPSの精度が落ちる場合がある
地図アプリを使ったり、位置情報ゲームで遊んだりしたいと考えている方は注意が必要です。
スマホなどが搭載するGPSには、衛星からの電波で位置を測定する「GNSS」と、携帯電話基地局の位置情報を利用する「A-GPS」があります。Wi-Fiモデルのタブレットは後者の機能を持たないため、セルラーモデルに比べてGPSの測位に時間がかかったり、精度が若干落ちたりすることがあります。
【解決策】
Wi-Fiに接続している状態であれば、「Wi-Fi測位」という機能である程度の位置を特定できます。自宅やカフェなど、屋内での利用であれば大きな問題にはなりにくいでしょう。
しかし、カーナビとして使いたいなど、正確な位置情報が常に必要な場合は、セルラーモデルのタブレット(契約はしなくてもOK)を選ぶか、スマホの地図アプリをメインで使うことをおすすめします。
④ 初期設定で少し戸惑う可能性も
キャリアで購入したスマホやタブレットは、店員さんがある程度の初期設定をしてくれることが多いですよね。
しかし、Wi-Fiモデルを自分で購入した場合、箱から出して電源を入れるところから、Wi-Fiへの接続、GoogleアカウントやApple IDの設定まで、全て自分で行う必要があります。
【解決策】
とはいえ、心配は無用です。最近のタブレットは非常に親切に設計されており、画面に表示される指示に従って進めていくだけで、誰でも簡単に設定を完了できます。
この記事の後半でも、具体的な初期設定の手順を分かりやすく解説していますので、そちらを参考にすればまず迷うことはないでしょう。もし不安な場合は、家族や友人に手伝ってもらうのも良い方法です。
【動画を見るだけ】Wi-Fi専用タブレットの賢い選び方
「契約なしでOKなのは分かったけど、じゃあ具体的にどんなタブレットを選べばいいの?」
ここからは、あなたの「動画を見るだけ」という目的を最高に満たしてくれるタブレットを選ぶための、5つの重要なチェックポイントを解説します。これを押さえれば、購入後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔することはありません。
画面サイズと解像度で動画の迫力が決まる!
動画視聴において、最も重要と言っても過言ではないのが「画面」です。チェックすべきは「サイズ」と「解像度」の2点。
- 画面サイズ:一般的に「〇〇インチ」で表されます。動画視聴がメインなら、10インチ以上のモデルがおすすめです。スマホ(約6インチ)とは比べ物にならない迫力と没入感が得られます。持ち運びも重視するなら8インチクラスも選択肢になりますが、動画の迫力は少し落ちます。
- 解像度:画面のきめ細かさを表す数値です。「1920×1080」のように表記されます。この数値が大きいほど、映像がシャープで美しくなります。最低でもフルHD(1920×1080)以上の解像度を持つモデルを選びましょう。これ以下の解像度だと、せっかくのHD画質の動画もぼやけて表示されてしまいます。

ストレージ容量はどれくらい必要?
ストレージとは、タブレット本体にアプリや写真、そして動画などを保存しておくための容量のことです。
契約なしタブレットを賢く使う上で重要になる「動画のダウンロード機能」を多用するなら、ストレージ容量は非常に重要になります。
以下を目安に選びましょう。
- 32GB:最低ライン。動画をダウンロードするとすぐにいっぱいになる可能性が。主にストリーミング再生で、たまに1〜2本ダウンロードする程度ならOK。
- 64GB:標準的な容量。映画を数本、ドラマを1シーズン分くらいは余裕で保存できます。多くの方にとってバランスの取れた選択肢です。
- 128GB以上:旅行や出張が多く、大量の動画をダウンロードしておきたい方におすすめ。容量を気にせずガンガン使えます。
Androidタブレットの中には、microSDカードで後から容量を増やせるモデルもあります。最初は本体容量が少ないモデルを選び、必要になったらmicroSDカードを買い足す、という賢い使い方も可能です。
OS(iPadOS vs Android)の違いと特徴
タブレットのOS(基本ソフト)は、主にAppleの「iPadOS」とGoogleの「Android」の2種類です。どちらも動画視聴は快適にできますが、それぞれに特徴があります。
iPadOS (iPad) | Android | |
---|---|---|
長所 | ・操作が直感的でサクサク動く ・アプリの質が高く、最適化されている ・リセールバリュー(中古価格)が高い |
・価格帯が広く、安いモデルが豊富 ・カスタマイズ性が高い ・microSDカードで容量を増やせる機種が多い |
短所 | ・本体価格が高め ・microSDカードは使えない ・カスタマイズ性は低い |
・機種によって動作の安定性に差がある ・安いモデルはスペックが低い場合も |
iPhoneユーザーなら操作に迷わないiPad、価格を重視しつつ自分好みに使いたいならAndroid、という選び方が一般的です。
バッテリー性能も重要なチェックポイント
せっかく動画を見始めたのに、すぐにバッテリーが切れてしまっては興醒めですよね。特に、電源のない場所に持ち運んで使うことを想定しているなら、バッテリーの持続時間は重要です。
スペック表には「ビデオ再生時間:最大〇〇時間」といった記載があります。少なくとも10時間以上を目安に選ぶと、充電のことをあまり気にせずに1日中楽しむことができます。映画なら2〜3本は余裕で見られる計算です。
サウンド性能(スピーカー)にもこだわろう
映像美と同じくらい、動画の没入感を高めてくれるのが「音」です。
安いタブレットはスピーカーが1つ(モノラル)や2つ(ステレオ)のことが多いですが、少しこだわると「クアッドスピーカー(4つ)」を搭載したモデルもあります。これにより、臨場感あふれるサラウンドサウンドを楽しむことができます。
また、イヤホンやヘッドホンで視聴することが多い方は、高品質なワイヤレスイヤホンに対応する「Bluetoothのバージョン」や、有線イヤホンを接続できる「イヤホンジャック」の有無も確認しておくと良いでしょう。
動画視聴におすすめの安いタブレット5選
お待たせしました!ここからは、先ほどの選び方を踏まえ、「動画を見るだけ」という用途に最適で、かつコストパフォーマンスに優れたおすすめのタブレットを5機種、厳選してご紹介します。
【高コスパの王道】Amazon Fire HD 10
「とにかく安く、動画専用機が欲しい」という方に、まず一番におすすめしたいのがこのモデルです。
- 画面:10.1インチ フルHD (1920 x 1200)
- ストレージ:32GB / 64GB (microSDで1TBまで拡張可能)
- 価格帯:2万円前後〜
圧倒的なコストパフォーマンスが最大の魅力。2万円を切る価格でありながら、動画視聴には十分な10.1インチのフルHDディスプレイを搭載しています。Amazonのサービスとの連携が強力で、プライム・ビデオの視聴はもちろん、Kindleで読書、Alexaで音声操作なども快適です。
注意点として、OSはAmazon独自の「Fire OS」であり、Google Playストアが利用できません。そのため、一部対応していないアプリもありますが、NetflixやYouTube、TVer、U-NEXTなど主要な動画アプリはAmazonアプリストアから問題なくインストールできます。microSDカードで容量を気にせず動画をダウンロードできるのも嬉しいポイントです。
【Androidの定番】Lenovo Tab M10 (Gen 3)
「普通のAndroidタブレットで、安くて信頼できるものが欲しい」という方には、PCメーカーとしておなじみのLenovoの製品がおすすめです。
- 画面:10.1インチ フルHD (1920 x 1200)
- ストレージ:64GB (microSDで拡張可能)
- 価格帯:3万円前後〜
クセのない標準的なAndroidを搭載しており、Google Playストアももちろん利用可能。アプリの互換性を心配する必要はありません。Dolby Atmos対応のデュアルスピーカーを搭載しており、価格以上の迫力あるサウンドを楽しめるのも動画視聴には嬉しいポイント。薄型軽量で持ち運びやすく、読書モードなど目への負担を軽減する機能も充実しています。
【没入感◎】Xiaomi Pad 6
「安さも大事だけど、映像や音のクオリティにも妥協したくない」という、少し欲張りなあなたにおすすめなのがこちら。
- 画面:11インチ WQHD+ (2880 x 1800)
- ストレージ:128GB / 256GB
- 価格帯:4万円台〜
フルHDを大きく超える高精細なWQHD+解像度のディスプレイを搭載し、非常にシャープで美しい映像を楽しめます。さらに、リフレッシュレートは144Hzに対応しているため、スクロールなども非常に滑らか。Dolby Atmos対応のクアッドスピーカーは、タブレット単体とは思えないほどの臨場感と立体感のあるサウンドを奏でます。
少し予算は上がりますが、動画視聴の体験をワンランク上に引き上げてくれる、満足度の高い一台です。
【Apple入門機】iPad(第9世代)
「やっぱりタブレットはiPadがいい!」という方も多いでしょう。最新モデルは高価ですが、少し前のモデルであれば比較的手頃な価格で購入できます。特におすすめなのが第9世代です。
- 画面:10.2インチ Retinaディスプレイ (2160 x 1620)
- ストレージ:64GB / 256GB
- 価格帯:4万円台〜 (新品)
A13 Bionicチップを搭載しており、動画視聴はもちろん、少し重い作業でもサクサク快適に動作します。iPadOSの直感的でスムーズな操作性は、一度使うと手放せなくなる魅力があります。アプリの質も高く、長期間のOSアップデート保証があるため、長く安心して使えるのも大きなメリット。iPhoneユーザーならデータの連携もスムーズです。
【有機ELで美しい】HUAWEI MatePad
画質に徹底的にこだわりたいなら、有機ELディスプレイを搭載したモデルも視野に入れたいところです。
- 画面:11.5インチ 有機EL (2800 × 1840)
- ストレージ:256GB
- 価格帯:6万円台〜
液晶とは一線を画す、引き締まった黒と鮮やかな色彩表現が魅力の有機ELディスプレイを搭載。映画の暗いシーンも黒浮きせず、コンテンツの魅力を最大限に引き出します。HUAWEI Histen 8.1対応のクアッドスピーカーも搭載し、音響もパワフル。
Fireタブレット同様、Googleのサービス(GMS)には非対応という注意点はありますが、独自のアプリストア「AppGallery」や代替アプリを活用することで、多くの動画サービスは視聴可能です。画質最優先の方には検討の価値がある一台です。
もっと安く!中古タブレットという賢い選択肢
「新品のおすすめは分かったけど、それでもまだ予算が…」
「動画を見るだけなのに、数万円も出すのはちょっと抵抗があるな…」
そのように感じる方も少なくないでしょう。そんなあなたに、ぜひ検討していただきたいのが「中古タブレット」という選択肢です。
特に「動画を見るだけ」という用途であれば、最新・最高のスペックは必要ありません。少し前のモデルでも全く問題なく、そして驚くほど快適に動画を楽しむことができます。中古品を賢く選ぶことで、新品の半額以下で高品質なタブレットを手に入れることも可能なのです。
中古タブレットのメリット・デメリットを徹底比較
もちろん、中古品にはメリットだけでなくデメリットもあります。両方をしっかり理解した上で、自分に合っているか判断しましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
✅ とにかく価格が安い 最大の魅力。同じ予算でワンランク上のモデルが狙える。 |
❌ バッテリーが劣化している可能性 新品時に比べてバッテリーの持ちが悪くなっている場合がある。 |
✅ 型落ちのハイエンド機が手に入る 発売当時は高価だった高性能モデルが、手頃な価格で手に入る。 |
❌ 外観に傷や使用感がある どの程度の傷かは個体によって様々。 |
✅ 環境に優しい リユースすることで電子ゴミを減らし、環境負荷を低減できる。 |
❌ 保証がない、または短い場合がある 個人売買などでは初期不良のリスクも。 |
✅ 生産終了したモデルも選べる デザインやサイズ感が気に入っていた旧モデルを探せる。 |
❌ 付属品が揃っていないことがある 充電器やケーブルが付属しない場合も。 |
なぜ「動画を見るだけ」なら中古で十分なのか?
最新の3Dゲームを最高設定でプレイしたり、動画編集をしたりするわけではなく、「動画を見る」という目的であれば、タブレットに求められる処理能力はそれほど高くありません。
実際、2〜3年前に発売されたミドルレンジ以上のモデルであれば、現在の主要な動画配信サービスのHD動画を再生するには十分すぎる性能を持っています。
例えば、先ほどおすすめしたiPad(第9世代)も、発売は2021年ですが今でも全く性能に不満はありません。中古であれば、これがさらに安く手に入ります。浮いたお金で、高音質なヘッドホンやタブレットスタンドを購入すれば、よりリッチな動画視聴環境が完成しますよね。
中古品選びで失敗しないためのチェックポイント
とはいえ、「中古って、なんだか不安…」と感じるのも当然です。失敗しないためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 信頼できる販売店から購入する
- バッテリーの状態を確認する(可能な場合)
- 保証の有無と期間を確認する
- ネットワーク利用制限が「◯」になっているか確認する
- 付属品の有無を確認する
特に重要なのが「信頼できる販売店」を選ぶことです。フリマアプリなどの個人売買は安いですが、トラブルも多く初心者にはおすすめできません。品質の検査やクリーニング、そして何より「保証」を付けてくれる専門の販売店を選ぶのが、安心して中古タブレットを手に入れるための絶対条件です。

【安心】伊藤忠グループ運営の中古ECサイト「にこスマ」とは?
にこスマは、中古のスマートフォンやタブレットを専門に扱うECサイトです。ただの中古販売サイトと違うのは、大手総合商社である伊藤忠グループが運営しているという圧倒的な信頼感と、ユーザーが安心して購入できるための徹底したサービス体制です。
「中古は不安」というイメージを払拭してくれる、「にこスマ」の3つの大きな特長を見ていきましょう。
-
- 初めてでも安心の高品質な端末を厳選
にこスマでは、画面や本体に割れや欠けがない、状態の良い端末だけを厳選して販売しています。見た目だけでなく、最先端の検査システムによってバッテリー性能や各種機能など、25項目以上もの厳しい検査を実施。このテストをクリアした端末だけが商品として並びます。 - どのキャリアでも使えるSIMフリー端末のみ
販売されている端末は、ネットワーク利用制限がなく、SIMフリーの端末のみ。将来的に格安SIMを挿して使いたくなった場合でも、キャリアを気にすることなく自由に選べます。「動画を見るだけ」でWi-Fiで使う分には直接関係ないかもしれませんが、選択肢の広さは安心に繋がりますよね。 - 1年間の無料返品交換保証で万が一の時も安心
中古品で最も心配なのが「買ってすぐに壊れたらどうしよう…」という点です。にこスマなら、端末の不具合など初期不良に対して、なんと1年間もの無料返品交換保証が付いています。これは中古業界では異例の手厚さです。さらに、メールや電話、チャットでのサポート体制も整っているので、困った時も気軽に相談できます。
- 初めてでも安心の高品質な端末を厳選
これだけの安心が揃っていれば、「中古はちょっと…」と思っていた方も、前向きに検討できるのではないでしょうか。
動画視聴に最適なiPadの型落ちモデルや、人気のAndroidタブレットなどが、驚くほど手頃な価格で見つかるかもしれません。コストを抑えて、賢く、そして安心してタブレットを手に入れたいなら、「にこスマ」は間違いなく最良の選択肢の一つです。
【実践】契約なしのタブレットで動画を見るための初期設定
お気に入りのタブレットを手に入れたら、いよいよ設定です。初めてだと少し難しく感じるかもしれませんが、一つ一つのステップはとても簡単です。画面の指示に従って進めば、15分ほどで完了します。
ここでは、AndroidタブレットとiPadの一般的な初期設定の流れを解説します。
ステップ1:タブレットの電源を入れて初期設定
まずは箱からタブレットを取り出し、電源ボタンを長押しして起動します。
- 言語の選択:「日本語」を選択します。
- キーボードの設定:通常は「Gboard」や「日本語ローマ字入力」などでOKです。
このあたりは、特に迷うことなく進められるはずです。
ステップ2:自宅のWi-Fiに接続する方法
次に、インターネットに接続するためにWi-Fiの設定を行います。これが最も重要なステップです。
- Wi-Fiネットワークの選択:利用可能なWi-Fiの一覧が表示されるので、ご自宅のWi-Fiルーターのネットワーク名(SSID)をタップします。
- パスワードの入力:Wi-Fiのパスワード(暗号化キー)を入力します。パスワードは通常、Wi-Fiルーター本体の側面や底面に記載されています。
- 接続の確認:パスワードが正しければ、自動的に接続が完了します。画面上部のステータスバーに扇形のWi-Fiマークが表示されれば成功です。

ステップ3:Googleアカウント / Apple IDの作成
次に、アプリをダウンロードしたり、各種サービスを利用したりするために必要なアカウントを設定します。
- Androidの場合:Googleアカウント
Gmailアドレス(〇〇@gmail.com)のことです。すでにお持ちの場合は、そのIDとパスワードでログインします。持っていない場合は、画面の指示に従って無料で新規作成できます。 - iPadの場合:Apple ID
iPhoneなどですでに使っているIDがあれば、それでサインインします。持っていない場合は、同様に画面の指示に従って無料で新規作成します。
データの引き継ぎ設定などを聞かれますが、新しいタブレットとして使う場合は「新しいデバイスとして設定」などを選んで進めましょう。
ステップ4:動画配信アプリをインストールしよう
初期設定が完了し、ホーム画面が表示されたら、いよいよ動画アプリをインストールします。
- アプリストアを開く:Androidなら「Google Playストア」、iPadなら「App Store」のアイコンをタップします。
- アプリを検索する:検索窓に「YouTube」「Netflix」「TVer」など、利用したいアプリ名を入力して検索します。
- インストールする:目的のアプリを見つけたら「インストール」または「入手」ボタンをタップします。ダウンロードとインストールが自動的に始まります。
- アプリを開いてログイン:インストールが完了したら、ホーム画面に追加されたアプリアイコンをタップして起動し、各サービスのIDとパスワードでログインすれば、準備は完了です!
これで、あなただけの動画視聴専用マシンの出来上がりです。大画面で思う存分、動画の世界に浸ってください。
外出先でもOK!契約なしのタブレット活用術
「基本は家で使うけど、たまには旅行先やカフェにも持っていきたい!」
そんな時のために、契約なしタブレットを外出先でインターネットに接続するための具体的な方法と、それぞれのコツをご紹介します。これをマスターすれば、あなたのタブレット活用シーンは一気に広がります。
スマホのテザリング機能を使う方法
最も手軽で一般的な方法が、お手持ちのスマートフォンを踏み台にする「テザリング(インターネット共有)」です。
【設定方法(iPhoneの場合)】
- iPhoneの「設定」アプリを開く
- 「インターネット共有」をタップ
- 「ほかの人の接続を許可」をオンにする
- 表示されるパスワードを覚えておく
- タブレットのWi-Fi設定画面で、自分のiPhoneの名前を選択し、パスワードを入力する
Androidスマートフォンでも、設定メニューの「ネットワークとインターネット」→「アクセスポイントとテザリング」などから同様に設定できます。
注意点として、テザリングはスマートフォンのデータ通信量を消費します。長時間の動画視聴は避け、短時間の利用に留めるのが賢明です。また、スマートフォンのバッテリー消耗も激しくなるので、モバイルバッテリーを用意しておくと安心です。
フリーWi-Fiスポットを安全に利用するコツ
カフェ、ホテル、空港、駅、コンビニなど、今や多くの場所で無料のWi-Fiサービスが提供されています。これを利用しない手はありません。
利用方法はスポットによって異なりますが、多くはタブレットのWi-Fi設定画面でそのスポットのネットワーク名を選択し、ブラウザを開くと表示されるログイン画面でメールアドレスなどを登録すれば使えるようになります。
【安全に使うための重要ポイント】
フリーWi-Fiは非常に便利ですが、不特定多数の人が利用するため、セキュリティリスクも伴います。通信内容を盗み見られる危険性もゼロではありません。
- 個人情報やパスワードの入力は避ける:ネットショッピングの決済や、ネットバンキングの利用は絶対にやめましょう。
- HTTPS接続を確認する:ブラウザのアドレスバーの左端に鍵マークが表示されているサイト(暗号化されているサイト)のみを利用するように心がけましょう。
- VPNを利用する:より安全性を高めたいなら、VPN(仮想プライベートネットワーク)アプリを利用して通信を暗号化するのも有効な手段です。
ポケットWi-Fi(モバイルルーター)を契約する選択肢
出張が多い、あるいは外出先で頻繁に長時間タブレットを使いたいという場合は、別途ポケットWi-Fiを契約するのも良い選択です。
月々の料金はかかりますが、スマートフォンのデータ容量を気にする必要がなくなり、いつでもどこでも安定した高速通信が可能になります。タブレットだけでなく、ノートパソコンや携帯ゲーム機など、複数のデバイスを同時に接続できるのも大きなメリットです。
事前に動画をダウンロードしておく裏ワザ
そして、最も確実でコストもかからない方法が、やはり「オフライン再生機能(ダウンロード)」の活用です。
長距離の移動や、Wi-Fi環境があるか分からない場所へ行く前には、自宅のWi-Fiで観たい作品をタブレットにまとめてダウンロードしておきましょう。
これさえしておけば、通信環境のことを一切気にせず、いつでもどこでもお気に入りの動画を楽しむことができます。契約なしタブレットユーザーにとっては、まさに最強の活用術と言えるでしょう。
【Q&A】契約なしのタブレットに関するよくある質問
ここでは、契約なしタブレットに関して、多くの方が抱く疑問や不安について、Q&A形式でスッキリお答えしていきます。
Wi-Fiモデルの場合は元々SIMカードを挿せないので、何も問題ありません。セルラーモデルの場合、SIMカードを挿さずに使っても、Wi-Fiに接続すればインターネットの利用や動画視聴は全く問題なく行えます。
唯一の違いは、単体でモバイルデータ通信ができないことだけです。アラートが表示されることもありますが、設定でオフにできる場合がほとんどなので、気にする必要はありません。
はい、Wi-Fiに接続していればLINEの利用は可能です。
ただし、注意点が一つあります。LINEは原則として「1つのアカウントにつき1台のスマートフォン」でしか認証できません。そのため、タブレットで同じアカウントを使うには、PC版LINEとしてログインする必要があります。メッセージのやり取りやタイムラインの閲覧はできますが、音声通話やビデオ通話など一部機能が制限される場合があります。
はい、使えます。
ただし、本文でも触れた通り、Wi-FiモデルのタブレットはGPS衛星からの電波を直接受信する機能を持たないため、Wi-Fiの接続情報などから位置を特定します。そのため、セルラーモデルに比べると精度が若干劣ったり、位置を特定するまでに時間がかかったりすることがあります。
地図アプリで現在地を確認する程度なら問題ありませんが、カーナビのような高精度なナビゲーションには向かない場合があります。
お子様に使わせる場合は、「ペアレンタルコントロール」機能を必ず設定しましょう。
iPadなら「スクリーンタイム」、Androidなら「ファミリーリンク」といった機能を使えば、
- アプリの利用時間を制限する
- 不適切なコンテンツへのアクセスをブロックする
- アプリ内での課金を防ぐ
といった設定が可能です。これにより、お子様が安全にタブレットを楽しめる環境を作ることができます。
これは中古品を選ぶ上で最も気になる点ですよね。
バッテリーは消耗品なので、新品に比べてある程度劣化していることは避けられません。しかし、信頼できる販売店では、バッテリーの状態も厳しくチェックしています。
例えば、先ほどご紹介した「にこスマ」では、バッテリー最大容量が80%以上のものだけを販売するなど、明確な基準を設けています。こうしたお店を選べば、購入後すぐにバッテリーが使えなくなるような粗悪品を引くリスクは限りなく低くなります。また、1年間の保証があれば、万が一バッテリーに不具合が見つかった場合でも安心です。
まとめ:契約なしのタブレットで動画生活を始めよう!
今回は、「契約なしのタブレットで動画を見る」をテーマに、その仕組みからメリット・デメリット、おすすめの機種、そして賢い活用術まで、徹底的に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
最後に、この記事の重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。
- ✅ 自宅にWi-Fi環境さえあれば、通信契約なしでタブレットで動画は見放題!
- ✅ 契約なしなら月々の通信費0円で、データ量を気にせず楽しめる。
- ✅ 外出先では「動画のダウンロード機能」や「テザリング」を賢く活用。
- ✅ 動画用タブレットは「10インチ以上」「フルHD以上」「ストレージ64GB以上」がおすすめ。
- ✅ コストを徹底的に抑えたいなら、保証が手厚い「中古タブレット」が非常に賢い選択肢。
スマホの小さな画面で動画を見ていた方も、契約なしのタブレットを一台手に入れるだけで、その視聴体験は劇的に向上します。リビングのソファで、寝室のベッドで、あるいはキッチンで料理をしながら、大画面・高音質で楽しむ映画やドラマは格別です。
その第一歩は、あなたの使い方に合った最高のパートナー(タブレット)を見つけることから始まります。
この記事でご紹介した選び方やおすすめ機種を参考に、ぜひあなたにピッタリの一台を探してみてください。
特に、「初期費用はできるだけ抑えたいけど、品質や保証で妥協したくない…」という方は、伊藤忠グループが運営する「にこスマ」で、高品質な中古iPadやAndroidタブレットを探してみてはいかがでしょうか。きっと、あなたの新しい動画ライフを最高のものにしてくれる一台が見つかるはずです。