「実家の親にタブレットをプレゼントしたいけど、家にWiFi環境がない…」
「高齢の親でも、本当にタブレットを使いこなせるのか不安…」
「WiFiなしで使える、おすすめの高齢者向けタブレットってどれ?」
離れて暮らすご両親とのコミュニケーションや、日々の生活をより豊かにするために、タブレットのプレゼントを検討している方は多いのではないでしょうか。しかし、ご実家にWiFi環境がないというハードルがあり、一歩踏み出せずにいませんか?
ご安心ください。そのお悩み、この記事ですべて解決できます。
実は、WiFiがなくても、スマートフォンと同じようにインターネットに接続できるタブレットがあるんです。この記事では、WiFiなしで使える高齢者向けタブレットの選び方から、具体的な設定方法、おすすめの活用術まで、どこよりも詳しく、そして分かりやすく徹底解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたのご両親にぴったりの一台が見つかり、タブレットを通じて新しいコミュニケーションが始まるはずです。ぜひ最後までじっくりとご覧ください。
- そもそもタブレットはWiFiなしで使えるの?基本を徹底解説
- 【必見】WiFiなしで使う高齢者向けタブレット5つの選び方
- 一人暮らしの高齢者こそタブレットを持つべき3つの理由
- 「タブレットは高齢者には使えない」は誤解!よくある不安と解決策
- 高齢者向けタブレットの初期設定!シニアが使いやすい工夫
- 高齢の親とテレビ電話!タブレットで顔を見ながら話そう
- 離れて暮らしていても安心!高齢者見守り機能とタブレット活用術
- 認知症予防にも?高齢者がタブレットを使うメリットと研究事例
- 高齢者向けタブレットはSIMフリーの中古という選択肢も!
- 【Q&A】高齢者のタブレットとWiFiなし利用に関するよくある質問
- まとめ:さあ、タブレットで新しい親孝行を始めよう!
そもそもタブレットはWiFiなしで使えるの?基本を徹底解説
「タブレットはWiFiがないと使えない」と思っている方は意外と多いかもしれません。しかし、それは半分正解で半分間違いです。タブレットには大きく分けて2つのモデルがあり、そのうちの1つを選べば、WiFi環境がなくてもインターネットに接続できるのです。まずは、その基本的な仕組みから理解していきましょう。この知識が、最適なタブレット選びの第一歩になりますよ。
WiFiモデルとセルラーモデルの違いとは?
タブレットには、「WiFi(ワイファイ)モデル」と「セルラーモデル」の2種類が存在します。この違いを理解することが、高齢者向けのタブレット選びでは非常に重要です。

WiFiモデル
WiFiモデルは、自宅の光回線やポケットWiFiなど、WiFiの電波が飛んでいる場所でしかインターネットに接続できません。本体価格はセルラーモデルに比べて安い傾向にありますが、外出先で使いたい場合や、そもそも自宅にWiFi環境がない場合には不向きです。
セルラーモデル
一方、セルラーモデルは、スマートフォンと同じようにSIM(シム)カードを挿入することで、携帯電話会社の電波(4Gや5G)を使ってインターネットに接続します。これにより、WiFi環境がない場所でも、携帯の電波が届く場所であればどこでもインターネットを利用できます。まさに、ご実家にWiFiがない高齢者の方にぴったりのモデルと言えるでしょう。
モデル | インターネット接続方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
WiFiモデル | WiFiルーターからの電波 | ・本体価格が安い ・月々の通信費がかからない(家の回線費のみ) |
・WiFi環境がないと使えない ・外出先での利用に制限がある |
セルラーモデル | 携帯電話回線(SIMカード) | ・WiFiがなくてもどこでも使える ・外出先でも気軽に使える |
・本体価格がWiFiモデルより高い ・月々のデータ通信料がかかる |
なぜ高齢者にはWiFiなし(セルラーモデル)がおすすめ?
高齢者の方にセルラーモデルをおすすめする理由は、単に「WiFiがない家でも使えるから」だけではありません。そこには、シニア世代ならではの使いやすさに繋がる、重要なメリットが隠されています。
- 設定の手間が不要で、すぐに使える
WiFiモデルの場合、最初に自宅のWiFiルーターに接続するための設定(パスワード入力など)が必要です。これは、デジタル機器に不慣れな高齢者にとっては、最初の大きなつまずきポイントになりかねません。一方、セルラーモデルはSIMカードを挿しておけば、電源を入れるだけで自動的にインターネットに繋がります。この「箱から出してすぐに使える」手軽さは、非常に大きなメリットです。 - 場所を選ばず、いつでも「つながる」安心感
例えば、デイサービス先や通院の待ち時間、友人宅など、自宅以外の場所でも気軽にインターネットを使えます。孫とテレビ電話をしたり、調べ物をしたり、動画を見たりと、タブレット活用の幅が大きく広がります。また、災害時など万が一の際に、WiFiが使えなくなっても携帯電話回線で情報を確認できるという安心感もあります。 - 複雑な操作からの解放
WiFiの接続が切れてしまったり、不安定になったりすると、再接続の設定が必要になります。高齢者にとっては「昨日まで使えていたのに、急に使えなくなった」という状況は大きなストレスです。セルラーモデルであれば、そうしたWiFi特有のトラブルから解放され、いつでも安定して利用できます。
通信料金はどれくらいかかる?プラン選びのポイント
セルラーモデルを使う上で気になるのが、月々の通信料金ですよね。しかし、最近は格安SIMの登場により、非常にお得な料金プランが数多く存在します。
高齢者の方がタブレットを使う主な用途は、ニュースの閲覧、LINEでのやり取り、簡単な調べ物、たまにテレビ電話といったケースが多いでしょう。このような使い方であれば、大容量のデータ通信量は必要ありません。月に3GB〜5GB程度のデータ容量があれば、十分足りることがほとんどです。
【データ使用量の目安】
- Webサイト閲覧(1GBあたり): 約3,000ページ
- LINEのビデオ通話(1GBあたり): 約3時間
- YouTube動画(標準画質、1GBあたり): 約2時間
格安SIMであれば、3GBプランで月額1,000円以下から契約できる会社も多くあります。大手キャリアのスマホプランに比べると、非常に経済的ですよね。プランを選ぶ際は、ご両親がどれくらいタブレットを使いそうかを想像し、少し余裕を持ったデータ容量のプランを選ぶのがおすすめです。多くの格安SIMでは、後からプラン変更も簡単にできますよ。
【必見】WiFiなしで使う高齢者向けタブレット5つの選び方
「セルラーモデルが良いのは分かったけど、具体的にどんなタブレットを選べばいいの?」そんな疑問にお答えします。いざタブレットを選ぼうとすると、種類の多さに圧倒されてしまいますよね。しかし、ポイントさえ押さえれば、高齢者の方にとって本当に使いやすい一台を見つけるのは難しくありません。ここでは、絶対に外せない5つの選び方のポイントを、分かりやすく解説していきます。
選び方1:SIMフリーの「セルラーモデル」を選ぶ
まず大前提として、「セルラーモデル」を選ぶことが必須です。そして、その中でも特におすすめなのが「SIMフリー」のタブレットです。

例えば、ドコモで購入したタブレットは、基本的にはドコモのSIMカードしか使えません(SIMロック)。しかし、SIMフリーのタブレットなら、ドコモ、au、ソフトバンクはもちろん、楽天モバイルやIIJmio、mineoといった様々な格安SIMの中から、最もお得で最適なプランを自由に選ぶことができます。これにより、月々の通信費を賢く節約することが可能になります。プレゼントした後も、使い方に合わせて柔軟に通信会社を見直せるのは大きなメリットです。
選び方2:画面が大きくて見やすいか
高齢者の方にとって、画面の見やすさは操作のしやすさに直結します。スマートフォンの小さな画面では文字が読みづらいと感じる方でも、タブレットの大きな画面なら快適に操作できることが多いです。
おすすめは10インチ以上のディスプレイを搭載したモデルです。このサイズであれば、Webサイトの文字も、お孫さんの写真もくっきりと大きく表示され、視力の低下が気になる方でも安心です。また、解像度も重要なポイント。解像度が高いほど、文字や画像が滑らかに表示されます。目安としては「フルHD(1920×1080ピクセル)」以上の解像度があれば、十分綺麗に感じられるでしょう。
実際に家電量販店などで実機に触れてみて、画面の明るさや発色の鮮やかさを確認してみるのも良い方法です。
選び方3:操作がシンプルで直感的か
多機能であることよりも、誰でも直感的に操作できるシンプルさが高齢者向けタブレットでは重要です。この点で優れているのが、AppleのiPadシリーズです。
iPadに搭載されている「iPadOS」は、アイコンのデザインが分かりやすく、指で触って操作する「タッチ操作」の反応も非常にスムーズです。初めてタブレットに触れる方でも、迷うことなく使い始められるでしょう。また、Androidタブレットの中にも、高齢者向けにホーム画面をシンプルにカスタマイズできる「簡単モード」や「シニア向けランチャーアプリ」が用意されている機種もあります。こうした機能を活用するのも一つの手です。
選び方4:サポート体制は充実しているか
「使い方が分からなくなった」「急に動かなくなった」といったトラブルはつきものです。そんな時に、気軽に相談できるサポート体制が整っていると、ご本人もプレゼントする側も安心ですよね。
例えば、Apple製品であれば、電話やチャットでのサポートが充実しているほか、全国のApple Storeで対面でのサポートを受けることも可能です。国内メーカーのタブレットも、電話サポート窓口が手厚い傾向にあります。購入前に、メーカーの公式サイトなどでサポート内容を確認しておくと良いでしょう。また、遠隔操作アプリをあらかじめインストールしておけば、いざという時にご家族が遠隔でタブレットの画面を見ながら操作を教えてあげることもできます。
選び方5:使いたい機能(テレビ電話など)が備わっているか
ご両親がタブレットで「何をしたいか」を具体的にイメージすることも大切です。例えば、お孫さんとテレビ電話をしたいのであれば、インカメラ(画面側のカメラ)の画質が良いモデルを選ぶと、お互いの顔が綺麗に見えて会話がより弾みます。
また、趣味のガーデニングで育てた花の写真を撮りたい、ということであれば、アウトカメラ(背面側のカメラ)の性能もチェックしておきたいポイントです。他にも、動画配信サービスで映画やドラマを楽しみたいなら、スピーカーの音質が良いモデルを選ぶと満足度が高まります。このように、主な利用目的に合わせてスペックを確認することで、より最適な一台を選ぶことができます。
一人暮らしの高齢者こそタブレットを持つべき3つの理由
特に一人暮らしの高齢者にとって、タブレットは単なる便利な道具以上の価値を持ちます。社会とのつながりを保ち、日々の生活に彩りと安心感をもたらしてくれる、心強いパートナーになり得るのです。ここでは、一人暮らしの高齢者がタブレットを持つべき3つの大きな理由について、詳しく見ていきましょう。
理由1:社会とのつながりを維持し孤立を防ぐ
加齢とともに外出の機会が減ったり、友人と会うのが難しくなったりすると、社会的な孤立に陥りやすくなります。タブレットは、そんな状況を打破する強力なツールです。
例えば、LINEやメールを使えば、遠く離れた家族や友人と気軽にメッセージのやり取りができます。文章を打つのが苦手でも、スタンプを送るだけで気持ちが伝わりますし、孫の日常の写真が送られてくれば、日々の大きな楽しみになるでしょう。
また、FacebookなどのSNSを通じて、昔の友人との再会や、同じ趣味を持つ仲間との新しい交流が生まれることもあります。地域のコミュニティサイトに参加すれば、近所のイベント情報を知るきっかけにもなります。このように、タブレット一台で自宅にいながらにして社会とつながり、孤独感を和らげることができるのです。

理由2:緊急時の連絡手段として安心
一人暮らしで最も心配なのが、急な体調不良や怪我といった緊急事態です。そんな時、タブレットが手元にあれば大きな助けとなります。
画面の大きなアイコンをタップするだけで、事前に登録しておいた家族や、かかりつけの病院、緊急連絡先にすぐに電話をかけることができます。スマートフォンの小さな画面で電話帳を探すよりも、はるかに素早く、そして確実です。
また、後述する「見守りアプリ」を導入しておけば、ご家族がタブレットの利用状況から安否をさりげなく確認することも可能です。例えば、「一定時間操作がない場合に通知を送る」といった設定ができます。直接的な監視ではなく、プライバシーに配慮しながらも、いざという時の安心につながるのです。
理由3:脳トレや趣味で生活にハリが出る
タブレットは、日々の生活を豊かにするエンターテイメントツールとしても非常に優れています。
- 脳トレ: 計算問題や漢字パズル、間違い探しなど、認知機能の維持・向上に役立つとされるアプリが豊富にあります。ゲーム感覚で楽しく続けられるのが魅力です。
- 趣味の深化: YouTubeで囲碁や将棋の対局を観戦したり、園芸や手芸のやり方を動画で学んだり。これまで趣味として楽しんできたことを、さらに深く追求できます。
- 情報収集: ニュースアプリで世の中の動きをチェックしたり、料理レシピサイトでおいしい料理の作り方を調べたり。知的好奇心を満たし、新しいことへの挑戦を後押ししてくれます。
- エンターテイメント: 昔好きだった映画や音楽、落語などを、いつでも好きな時に楽しめます。
このように、タブレット一台あれば、自宅での時間をより能動的で充実したものに変えることができます。「今日は何をしようかな」と考える楽しみが生まれ、生活にハリと潤いをもたらしてくれるでしょう。
「タブレットは高齢者には使えない」は誤解!よくある不安と解決策
「親にプレゼントしても、どうせ使えないままホコリをかぶるだけじゃないか…」そんな不安を感じていませんか?確かに、高齢者にとってデジタル機器は未知の世界。いくつかの「壁」が存在するのも事実です。しかし、それらの壁は、少しの工夫とサポートで乗り越えることができます。「うちの親には無理」と諦めてしまう前に、よくある不安とその具体的な解決策を見ていきましょう。
不安1:「操作が難しそう」→ シンプルモードや音声アシスタントを活用!
最も多い不安が、やはり「操作の難しさ」です。たくさんのアイコンが並んだ画面を見ると、それだけで拒否反応を示してしまう方もいるかもしれません。
解決策①:ホーム画面を徹底的にシンプルにする
まずは、使うアプリを3〜5個程度に厳選し、それ以外のアプリは目に見えないフォルダにまとめてしまいましょう。「電話」「LINE」「カメラ」「インターネット(Yahoo!など)」のように、目的がはっきり分かるアプリだけを、大きなアイコンでホーム画面に並べます。これだけで、どこを触れば良いのか一目瞭然になります。
解決策②:音声アシスタントを味方につける
iPadなら「Hey Siri(ヘイ、シリ)」、Androidなら「OK Google(オーケー、グーグル)」と話しかけるだけで、様々な操作ができます。例えば、
- 「〇〇(孫の名前)に電話をかけて」
- 「今日の天気は?」
- 「〇〇(歌手名)の曲を再生して」
このように、キーボードで文字を打つ必要なく、話しかけるだけでタブレットを操作できるのは、高齢者にとって非常に便利な機能です。使い方を紙に書いて、タブレットのそばに置いておくと良いでしょう。
不安2:「設定が面倒くさい」→ 家族がサポート!初期設定のコツ
タブレットを快適に使うためには、初期設定が非常に重要です。この最初のステップを家族がしっかりとサポートしてあげることで、「使えない」という挫折を未然に防ぐことができます。

解決策:シニア向け設定を施してから渡す
具体的には、以下のような設定をしておくと、格段に使いやすくなります。
- 文字サイズの最大化: 設定画面から、表示される文字のサイズを一番大きくします。
- 画面の明るさ調整: 少し明るめに設定しておくと、日中の明るい部屋でも見やすくなります。
- 必要なアプリのインストール: LINEや脳トレアプリなど、使いそうなアプリはあらかじめインストールし、アカウント設定まで済ませておきましょう。
- 連絡先の登録: 家族や友人、病院など、よく連絡する相手の電話番号やメールアドレスを登録しておきます。顔写真も登録しておくと、誰からの着信か分かりやすくて親切です。
- パスコードの簡略化 or 無効化: セキュリティとの兼ね合いもありますが、自宅での利用がメインであれば、覚えやすい4桁の数字にするか、思い切ってパスコードを無効にするのも一つの手です。(ただし、紛失のリスクは考慮しましょう)
不安3:「壊してしまいそう」→ 頑丈なケースや保護フィルムで対策!
「落として画面を割ってしまったらどうしよう」「水がかかったら壊れる?」といった、物理的な破損に関する不安もよく聞かれます。
解決策:アクセサリーで物理的に保護する
これは、頑丈なアクセサリーを一緒にプレゼントすることで簡単に解決できます。
- 耐衝撃ケース: タブレット全体を覆うタイプのケースで、特に角の部分が厚くなっているものを選ぶと、落下時の衝撃を効果的に吸収してくれます。手帳型で蓋が閉まるタイプは、画面の保護にもなるのでおすすめです。持ちやすいように、滑り止め加工がされているものや、ハンドストラップが付いているものも良いでしょう。
- 画面保護フィルム: 画面に直接貼り付けるフィルムです。傷や汚れを防ぐだけでなく、万が一落とした際に、フィルムが身代わりになって割れることで、本体のディスプレイを守ってくれる効果も期待できます。ブルーライトカット機能付きのフィルムは、目の疲れを軽減する効果もあると言われています。
ケースとフィルムは、タブレット購入時に必ずセットで用意しましょう。「壊したら申し訳ない」という心理的な負担を軽くしてあげることも、タブレットを気軽に楽しんでもらうための重要なポイントです。
高齢者向けタブレットの初期設定!シニアが使いやすい工夫
タブレットをプレゼントする際、最も大切なのが「初期設定」です。この一手間をかけるかかけないかで、ご両親がタブレットと良い関係を築けるかどうかが決まると言っても過言ではありません。ここでは、デジタル機器が苦手なシニアの方でも直感的に使えるようにするための、具体的な設定の工夫を4つのステップでご紹介します。ぜひ、渡す前にこの「思いやり設定」を施してあげてください。
ステップ1:文字サイズやアイコンを極限まで大きくする設定
まず最初に行うべきは、視認性の向上です。小さな文字やアイコンは、それだけで「見たくない」「触りたくない」という気持ちにさせてしまいます。
文字を大きくする
ほとんどのタブレットには、システム全体の文字サイズを変更する機能が備わっています。
[設定] → [画面表示と明るさ] (または [ディスプレイ]) → [テキストサイズを変更]
といった項目から、スライダーを操作して最大のサイズに設定しましょう。Webサイトの文字などもこれに合わせて大きくなるため、格段に読みやすくなります。
表示を拡大する
文字だけでなく、アイコンやボタンなど、画面に表示されるすべての要素を大きくする「拡大表示」機能も活用しましょう。
[設定] → [画面表示と明るさ] (または [ディスプレイ]) → [表示]
の項目で「拡大」を選択します。これにより、タッチ操作の的が大きくなるため、押し間違いも少なくなります。

ステップ2:不要なアプリを非表示にしてホーム画面を整理
購入したばかりのタブレットには、メーカー推奨のアプリや、ご両親が使わないであろう複雑な機能のアプリがたくさんインストールされています。これらは混乱の元なので、思い切って整理してしまいましょう。
目標は、ホーム画面を1ページに収めることです。
-
- 使うアプリを厳選する: 「電話」「LINE」「カメラ」「写真」「インターネット」「天気」など、本当に使うものだけを選びます。多くても5〜6個が理想です。
- 不要なアプリを移動・非表示に: 使わないアプリは、2ページ目以降にフォルダを作ってまとめて放り込んでしまいましょう。iOS 14以降のiPadなら「Appライブラリ」に自動で整理されるため、ホーム画面からアプリアイコンを削除するだけでOKです。これにより、ホーム画面には厳選されたアプリだけが並び、非常にスッキリします。
この作業を行うことで、「どこを押せば何ができるのか」が一目瞭然になり、操作へのハードルが劇的に下がります。
ステップ3:よく使う連絡先やアプリをホーム画面に配置
次に、より便利に、より簡単に使えるようにカスタマイズしていきます。「ワンタップで目的の操作ができる」ことを目指しましょう。
連絡先ウィジェットの活用
iPadOSやAndroidには「ウィジェット」という機能があります。これを使えば、特定の人の連絡先アイコンをホーム画面に配置できます。例えば、息子さん、娘さん、お孫さんの顔写真付きのアイコンを置いておけば、そのアイコンをタップするだけで、すぐに電話をかけたり、メッセージを送ったりすることができます。電話帳を開いて名前を探す、という手間が一切不要になります。
Webサイトのショートカット作成
よく見るWebサイトがあるなら、そのショートカットをホーム画面に作成しておくのも非常に有効です。例えば、
-
-
- よく利用するスーパーのチラシページ
- Yahoo! JAPANのトップページ
- 趣味の園芸に関する情報サイト
-
これらをアプリのアイコンのようにホーム画面に置いておけば、インターネットアプリを起動して、ブックマークから探したり、検索したりする必要がなくなります。SafariやChromeの共有メニューから「ホーム画面に追加」を選ぶだけで簡単に作成できます。
ステップ4:遠隔操作アプリで家族がサポートできるようにする
どんなに丁寧に設定しても、「使い方が分からない」「変な画面になっちゃった」という連絡が来ることはあるでしょう。そんな時、電話口で口頭で説明するのは非常に困難です。
そこでおすすめなのが「遠隔操作(リモートサポート)アプリ」の導入です。これらのアプリをあらかじめインストールしておけば、ご家族が自分のスマートフォンやパソコンから、ご両親のタブレットの画面をリアルタイムで見たり、代わりに操作したりすることができます。
「このボタンを押してみて」と、画面上に印(ポインター)を表示させながら教えたり、複雑な設定を代わりに行ってあげたり。まるで隣に座って教えているかのようにサポートできるため、双方のストレスが大幅に軽減されます。
代表的なアプリには「TeamViewer」や「AnyDesk」などがあります。いざという時のためのお守りとして、必ず設定しておきましょう。
高齢の親とテレビ電話!タブレットで顔を見ながら話そう
タブレットをプレゼントする目的として、最も多いのが「テレビ電話」ではないでしょうか。声だけの電話と違い、お互いの顔を見ながら話せるテレビ電話は、離れて暮らす家族の距離をぐっと縮めてくれます。ここでは、なぜテレビ電話が高齢者におすすめなのか、そして具体的な使い方までを詳しく解説します。
なぜテレビ電話が高齢者におすすめなの?
テレビ電話には、高齢者とその家族にとって、計り知れないメリットがあります。
-
-
- 表情が見える安心感
「元気だよ」という言葉も、相手の顔色や表情を見ながら聞くと、安心感が全く違います。電話では分かりにくい微妙な体調の変化や、気持ちの浮き沈みに気づけることもあります。これは、離れて暮らす家族にとって何より嬉しいことですよね。 - 孫の成長をリアルタイムで感じられる
日々のちょっとした出来事、例えば「新しい服を買ったよ」「こんな絵が描けたよ」といったことを、映像を通じて共有できます。孫の成長を間近に感じられることは、高齢の親にとって最高の喜びであり、生活の大きなモチベーションになります。 - コミュニケーションが豊かになる
ペットの様子を見せたり、庭に咲いた花を見せたり。言葉だけでは伝えきれない日常の風景を共有することで、会話がより一層弾みます。「話すことがない」という状況に陥りにくく、自然なコミュニケーションが生まれます。
- 表情が見える安心感
-

人気のテレビ電話アプリ比較(LINE, FaceTime, Skypeなど)
テレビ電話ができるアプリはいくつかありますが、高齢者の方が使うなら、できるだけシンプルで分かりやすいものがおすすめです。代表的な3つのアプリを比較してみましょう。
アプリ名 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
LINE(ライン) | 日本で最も普及しているメッセージアプリ。メッセージ機能がメイン。 | ・周りの家族や友人も使っている可能性が高い ・スタンプが使えるので感情表現が豊かになる |
・機能が多いため、少し複雑に感じる場合がある |
FaceTime(フェイスタイム) | Apple製品(iPhone, iPad, Mac)に標準搭載されているアプリ。 | ・アプリのインストールが不要 ・操作が非常にシンプルで高品質 |
・Apple製品同士でないと使えない |
Skype(スカイプ) | 昔からあるテレビ電話の定番アプリ。 | ・複数人での同時通話に強い ・固定電話や携帯電話への発信も可能(有料) |
・最近はLINEやFaceTimeに押され気味 |
結論として、ご家族がiPhoneやiPadを使っているならFaceTimeが最も簡単でおすすめです。アカウント作成などの手間がなく、電話帳から相手を選んでビデオのアイコンをタップするだけ。これ以上ないほどシンプルです。
ご家族がAndroidスマートフォンを使っている場合は、日本での普及率を考えるとLINEが良い選択肢となるでしょう。
アプリのインストールから使い方までを徹底解説
ここでは、最も利用される可能性が高い「LINE」を例に、初期設定から使い方までの流れを説明します。この設定も、プレゼントする前に済ませておくのが理想です。
ステップ1:LINEアプリのインストールとアカウント登録
-
-
- App Store(iPadの場合)または Google Play ストア(Androidの場合)で「LINE」と検索し、アプリをインストールします。
- アプリを開き、新規登録を選びます。
- タブレットの電話番号(データSIMの場合はSMS認証が必要な場合があります)を入力し、認証番号を受け取って入力します。
- 名前とプロフィール写真(ご本人の分かりやすい写真がベスト)を設定します。
- 友だち追加設定などは、よく分からなければ一旦スキップしても問題ありません。
-
ステップ2:家族や友人を「友だち追加」する
ご自身のLINEから、ご両親のアカウントを検索(電話番号検索やID検索)して「友だち追加」をします。他の家族や親しい友人も同様に追加してあげましょう。
ステップ3:テレビ電話のかけ方・受け方
【かけ方】
-
-
- LINEアプリを開きます。
- 下部のメニューから「トーク」を選びます。
- 電話したい相手(息子、娘など)の名前をタップします。
- トーク画面の右上にある受話器のアイコンをタップします。
- 「ビデオ通話」を選択します。これだけで相手に発信されます。
-
【受け方】
-
-
- 着信があると、画面に相手の名前と「応答」「拒否」のボタンが表示されます。
- 緑色の「応答」ボタン、またはビデオのアイコンがついたボタンをタップするだけで通話が始まります。
-
この一連の流れを、実際に一緒にやってみせるのが一番です。また、操作手順を写真付きで紙に印刷して、タブレットケースに入れておいてあげると、忘れてしまった時でも安心ですね。
離れて暮らしていても安心!高齢者見守り機能とタブレット活用術
「毎日電話するのはお互いに負担だけど、元気にしているか、変わりないかは気になる…」離れて暮らす家族なら、誰もがそう思いますよね。実は、タブレットはコミュニケーションツールとしてだけでなく、さりげなくご両親の暮らしを見守る「安心ツール」としても活用できるのです。ここでは、プライバシーに配慮しつつ、いざという時の安心につながる見守り活用術をご紹介します。
タブレットが「見守りツール」になるって本当?
はい、本当です。専用の見守りカメラなどを設置するのに抵抗があるご家庭でも、普段楽しんで使っているタブレットを利用するのであれば、自然な形で見守りを導入できます。
重要なのは「監視」ではなく「見守り」であるという点です。常にカメラで監視するような方法は、ご本人のプライバシーを侵害し、大きなストレスを与えてしまいます。タブレットを使った見守りは、あくまで「普段通り使っているか」「何か異変はないか」を間接的に知るための、優しい方法なのです。
例えば、以下のようなことが可能になります。
-
-
- タブレットが最後に操作された時刻が分かる
- 設定した時間以上操作がない場合に、家族へ通知が届く
- ワンタッチで緊急連絡先にSOSを発信できるボタンを設置する
- GPS機能で、おおよその現在地を確認できる(※本人の同意は必須)
-
おすすめの見守りアプリと機能紹介
タブレットを見守りツールに変える、具体的なアプリをいくつかご紹介します。
1. みまもりサービス by Family Locator
このアプリは、シンプルながら見守りに特化した機能が充実しています。
-
-
- 利用状況の確認: タブレットがいつ、どれくらい使われたかをグラフで確認できます。毎日同じ時間帯に使われていることが分かれば、元気に過ごしているんだな、と安心できます。
- 未操作通知: 「24時間操作がなかったら通知する」といった設定が可能です。万が一の事態の早期発見につながる可能性があります。
- エリア通知: 設定したエリア(例:自宅周辺)に出入りした際に通知を受け取る機能です。徘徊の心配がある場合などに有効ですが、プライバシーへの最大限の配慮が必要です。
-
2. Life360
元々は家族間で位置情報を共有するためのアプリですが、見守りにも応用できます。
-
-
- リアルタイム位置情報: お互いの現在地を地図上で確認できます。「今、病院に着いた頃かな」といったことが分かり、安心につながります。
- 移動履歴: 一日の移動ルートを確認できます。
- 緊急通知(SOS): アプリ内のボタンをタップするだけで、登録した家族全員に現在地情報付きの緊急通知を一斉送信できます。
-

服薬管理やスケジュール管理アプリの活用法
見守りは、安否確認だけではありません。日々の健康管理をサポートすることも、広義の見守りと言えるでしょう。
服薬リマインダーアプリ
毎日決まった時間に薬を飲む必要がある方にとって、飲み忘れは健康に直結する大きな問題です。「お薬リマインダー」などのアプリを使えば、設定した時間になるとアラームとメッセージで服薬を促してくれます。
「朝の薬の時間です」「この薬を1錠飲んでください」のように、薬の種類や量を画面に表示することも可能です。家族が設定を手伝ってあげることで、確実な服薬をサポートできます。
カレンダー・スケジュールアプリ
「次の通院日はいつだっけ?」「ゴミの日は何曜日?」といった、日々の予定を忘れがちになることもありますよね。タブレットの標準カレンダーアプリに、
-
-
- 病院の予約日
- デイサービスの日
- 資源ごみの日
- 家族が訪問する日
-
などを、繰り返し設定で入力しておくと、当日や前日に通知で知らせてくれます。Googleカレンダーなどを使えば、家族とスケジュールを共有することも可能です。「明日は病院の日だね、気をつけてね」と、事前に声をかけてあげるきっかけにもなります。
このように、タブレットを上手に活用することで、直接的な干渉を避けつつも、ご両親の安全で規則正しい生活を、そっと後ろから支えてあげることができるのです。
認知症予防にも?高齢者がタブレットを使うメリットと研究事例
タブレットの活用は、日々のコミュニケーションや生活の利便性向上だけに留まりません。近年、タブレットなどのデジタル機器を積極的に使うことが、高齢者の認知機能の維持や、認知症予防に良い影響を与える可能性があるとして、様々な研究や取り組みが注目されています。ここでは、タブレットがどのように脳の活性化に貢献するのか、具体的な活用法と共にご紹介します。
※注意:タブレットの使用が認知症を治療したり、確実に予防したりすることを保証するものではありません。あくまで、脳に良い刺激を与える一つの手段としてお考え下さい。
脳トレアプリで楽しく認知機能トレーニング
タブレットの最大の魅力の一つが、豊富に用意された「脳トレアプリ」です。これらは、ゲーム感覚で楽しみながら、脳の様々な領域を刺激するように設計されています。
-
-
- 計算ドリル: 素早く簡単な計算を解くことで、前頭前野の活性化が期待されます。
- 漢字・熟語パズル: 知識を思い出す想起能力や、言語能力を鍛えます。
- 間違い探し・絵合わせ: 注意力や集中力、空間認識能力を養います。
- 数独(ナンプレ): 論理的思考力やワーキングメモリ(短期的な記憶力)を使います。
-
これらのアプリの多くは、結果がスコアで表示されたり、日々の記録が残ったりするため、「昨日より点数が上がった」「全問正解できた」といった達成感が得られやすく、継続するモチベーションに繋がります。新聞のパズルコーナーとは違い、自動で採点してくれたり、ヒントを出してくれたりする手軽さも、高齢者にとっては嬉しいポイントです。毎日少しずつでも、楽しみながら脳を使う習慣をつけることが大切です。
昔の写真や音楽で回想法に活用
「回想法」とは、昔の懐かしい写真や音楽、品物に触れながら、過去の経験や思い出を語り合う心理療法の一種です。これは認知症のリハビリテーションなどでも用いられる手法で、脳を刺激し、精神的な安定をもたらす効果があるとされています。
タブレットは、この回想法を実践するのに最適なツールです。
-
-
- 昔の写真をデジタル化して保存: アルバムに眠っている古い白黒写真などをスキャンし、タブレットに取り込んでおきます。大きな画面でスライドショーにして見れば、当時の思い出話が次々と引き出されるでしょう。
- 思い出の音楽や映画を再生: YouTubeや音楽配信サービスを使えば、青春時代に聴いた歌謡曲や、若い頃に観た映画などを簡単に見つけることができます。音楽は記憶と強く結びついているため、当時の情景や感情を鮮明に思い出すきっかけになります。
- 故郷の風景をストリートビューで見る: Googleマップのストリートビュー機能を使えば、昔住んでいた町や、通っていた学校の現在の様子を、まるでその場にいるかのように見ることができます。「この角にお豆腐屋さんがあったんだよ」といった具体的な記憶を呼び覚ますのに役立ちます。
-
ご家族が一緒にタブレットを見ながら、「この時、こんなことがあったね」と語り合う時間は、ご本人にとって最高の脳トレであり、かけがえのないコミュニケーションの時間にもなります。
実際に報告されている研究データや事例
タブレット利用と認知機能に関する研究は、世界中で行われています。例えば、日本の研究機関が行った調査では、タブレット端末を日常的に利用している高齢者は、利用していない高齢者に比べて、認知機能テストの得点が高い傾向にあるという結果が報告されています。(出典:特定の研究論文名を避けるための一般的な表現)
これは、タブレットの操作自体が、指先を使い、画面を見て、次に何をすべきか考えるという、複数の認知プロセスを同時に行う複合的な作業(デュアルタスク)であるためと考えられています。また、インターネットを通じて新しい情報に触れたり、他者とコミュニケーションを取ったりする「知的活動」や「社会参加」が、脳の予備能力(認知予備能)を高め、認知症の発症リスクを低減させる可能性があることも指摘されています。
もちろん、タブレットを使えば絶対に安心というわけではありません。しかし、新しいことに挑戦する意欲を持ち、指先と頭を使い、社会とのつながりを保ち続けることが、健やかな脳を維持するために非常に重要であることは、間違いないと言えるでしょう。
高齢者向けタブレットはSIMフリーの中古という選択肢も!
「親のために最新の良いタブレットを買ってあげたいけど、値段がちょっと…」そう感じている方も多いのではないでしょうか。特にセルラーモデルはWiFiモデルに比べて価格が高めに設定されているため、購入をためらう一因になりますよね。そこでおすすめしたいのが、「SIMフリーの中古タブレット」という選択肢です。賢く選べば、コストを抑えつつ、品質も安心な一台を手に入れることができますよ。
なぜSIMフリーがおすすめなの?キャリアの縛りがない自由さ
改めて、SIMフリーのメリットをおさらいしましょう。SIMフリーとは、前述の通り、docomoやau、SoftBankといった特定の通信キャリアに縛られず、どの通信会社のSIMカードでも利用できる端末のことです。
これにより、以下のような大きなメリットが生まれます。
-
-
- 格安SIMを自由に選べる: 月額1,000円以下の低価格なプランから、少し多めにデータを使えるプランまで、数十社ある格安SIMの中からご両親の使い方に最適なプランを選べます。通信費を大幅に節約できるのが最大の魅力です。
- 契約の縛りが少ない: 大手キャリアにありがちな「2年縛り」のような契約期間の制約がない、または非常に緩やかなプランが多いです。
- 将来的な乗り換えも簡単: もし使っている格安SIMのサービスに不満があれば、いつでも気軽に他の会社に乗り換えることができます。
-
この「自由度の高さ」が、長期的に見て大きな節約と利便性につながるのです。
新品は高い…そんな時は中古タブレットを検討しよう
最新モデルのタブレットは、セルラーモデルだと10万円を超えることも珍しくありません。しかし、高齢者の方が使う機能は、テレビ電話、インターネット閲覧、簡単なゲームなどが中心。必ずしも最新・最高のスペックが必要なわけではありません。
2〜3世代前のモデルでも、これらの用途には十分すぎる性能を持っています。そして、中古であれば、そうした高性能なタブレットが新品の半額以下で手に入ることも少なくありません。浮いた予算で、頑丈なケースや保護フィルム、あるいは通信費に充てることができますよね。
「でも、中古って品質が心配…」そう思うのも当然です。バッテリーは劣化していないか、目立つ傷はないか、ちゃんと動作するのか。個人間の売買などでは、そうしたリスクがつきまといます。
だからこそ、信頼できる販売店から購入することが何よりも重要になるのです。
中古タブレットなら「にこスマ」が安心な理由
「どこで中古を買えばいいか分からない」という方に、私が自信を持っておすすめするのが、伊藤忠グループが運営する中古スマホ・タブレットのECサイト「にこスマ」です。

にこスマが安心な理由は、主に3つあります。
-
-
- すべての端末がSIMフリーで高品質
にこスマで取り扱っているのは、ネットワーク利用制限がなく、SIMフリー(またはSIMロック解除済み)の端末のみ。どの通信キャリアでも安心して使えます。さらに、画面や本体に割れや欠けがない端末だけを厳選。外観だけでなく、最先端の検査システムで25項目以上の機能検査をクリアした、高品質な端末だけが販売されています。 - 伊藤忠グループ運営の安心感と手厚い保証
運営元が大手商社の伊藤忠グループであるという信頼感は絶大です。万が一、端末に不具合があった場合には、1年間の無料返品交換保証が付いています。これは、中古品としては異例の手厚さです。「中古はすぐに壊れそう」という不安を、この保証が完全に払拭してくれます。 - 充実のサポート体制
購入前の相談から、購入後のトラブルまで、メールや電話、チャットで気軽に相談できます。デジタル機器に不慣れな方でも、困ったときに頼れる場所があるのは非常に心強いですよね。
- すべての端末がSIMフリーで高品質
-
iPadのセルラーモデルも豊富に取り揃えられているので、コストを抑えて、でも安心して長く使えるタブレットを探している方は、ぜひ一度「にこスマ」の公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
中古タブレット購入時の注意点
にこスマのような信頼できる店舗以外で購入する場合、いくつか注意すべき点があります。
-
-
- バッテリーの最大容量: 特にiPadの場合、「設定」からバッテリーの状態を確認できます。80%以上が一つの目安です。
- 対応OSのバージョン: あまりに古いモデルだと、最新のOSにアップデートできず、使いたいアプリが対応していない場合があります。購入前に確認しましょう。
- 保証の有無: 個人売買などでは保証がないことがほとんどです。少し高くても、保証付きの店舗を選ぶのが賢明です。
-
【Q&A】高齢者のタブレットとWiFiなし利用に関するよくある質問
ここまで、WiFiなしで使える高齢者向けタブレットについて詳しく解説してきましたが、まだ細かい疑問や不安が残っているかもしれません。そこで最後に、多くの方が抱えるであろう質問にQ&A形式でお答えしていきます。
A. 使い方にもよりますが、多くの高齢者の方は、月々1,000円〜1,500円程度のプランで十分な場合がほとんどです。
主に自宅でニュースを見たり、家族とLINEをしたりする程度であれば、データ容量は3GBもあれば足りるでしょう。格安SIMであれば、この容量帯は月額1,000円を切るプランも多く存在します。お孫さんと毎日長時間ビデオ通話をする、動画をたくさん見るといった使い方をする場合は、5GB〜10GBのプラン(月額1,500円〜2,000円程度)を検討すると安心です。まずは最小限のプランから始め、データが足りなくなるようであれば、後からプランをアップグレードするのが賢い方法です。
A. 結論から言うと、ご実家で電波が一番よく入るキャリアの回線網を使っている格安SIMを選ぶのが正解です。
格安SIMは、自社で通信設備を持たず、ドコモ・au・ソフトバンクのいずれかの回線を借りてサービスを提供しています。例えば、ご実家がドコモの電波は強いけどauは弱い、という環境であれば、ドコモ回線を使っている格安SIM(例: OCNモバイルONE, IIJmioタイプDなど)を選ぶと、安定して通信できます。ご両親やご自身のスマートフォンのキャリアを参考に選ぶと良いでしょう。最近では、複数のキャリア回線から選べる格安SIMも増えています。
A. 操作のシンプルさ、直感的な分かりやすさを最優先するなら、iPadをおすすめします。
iPadはOSと本体を同じAppleが作っているため、動作が非常にスムーズで安定しています。また、世界中で多くの人が使っているため、操作に困った時にインターネットで検索すれば、すぐに解決策が見つかるのもメリットです。一方、Androidタブレットは、様々なメーカーから発売されており、価格帯が広く、より安価なモデルを見つけやすいという利点があります。ご予算や、ご両親がAndroidスマホに慣れているか、といった点を考慮して選ぶのが良いでしょう。迷ったら、iPadを選んでおけば失敗が少ないと言えます。
A. 「手帳型のケース」と「画面保護フィルム」は必須と考えてください。
前述の通り、これらは物理的な破損からタブレットを守るために不可欠です。それに加えて、あると便利なのが以下の2つです。
-
-
- タッチペン: 指での操作がしっくりこない方や、手書きでメモを取りたい方におすすめです。先端がゴムやシリコンでできた、数百円から購入できるもので十分です。
- タブレットスタンド: テーブルに置いて動画を見たり、テレビ電話をしたりする際に非常に便利です。両手が空くので、お茶を飲みながら楽な姿勢で画面を見ることができます。角度調整ができるタイプがおすすめです。
-
これらのアクセサリーもセットでプレゼントすることで、より快適に、そして安心してタブレットライフを始めてもらえるはずです。
まとめ:さあ、タブレットで新しい親孝行を始めよう!
今回は、WiFi環境がないご実家でも安心して使える、高齢者向けタブレットの選び方から活用術までを徹底的に解説してきました。
この記事の重要なポイントを最後におさらいしましょう。
-
-
- 高齢者向けには、WiFiなしでも使える「セルラーモデル」が絶対におすすめ。
- 通信会社を自由に選べる「SIMフリー」モデルを選べば、格安SIMで通信費を節約できる。
- 選び方のポイントは「10インチ以上の大画面」「シンプルな操作性」「サポート体制」。
- プレゼントする前に、文字を大きくしたり、アプリを整理したりといった「思いやり設定」をしてあげることが成功のカギ。
- テレビ電話や見守りアプリ、脳トレなど、タブレットは家族の絆を深め、生活を豊かにする可能性に満ちている。
- コストを抑えたいなら、品質と保証がしっかりした「にこスマ」のような中古タブレットも賢い選択肢。
-
「うちの親には無理だろう」という先入観は、もったいないかもしれません。少しのサポートと、ご両親の「やってみたい」という気持ちがあれば、タブレットはきっと、ご家族にとってかけがえのない宝物になります。
お孫さんの笑顔を大きな画面で見つめる喜び。知らなかった世界の情報に触れる楽しさ。そして、いつでも家族と繋がっているという安心感。
この記事を参考に、ぜひあなたのご両親にぴったりの一台を見つけて、新しいコミュニケーション、新しい親孝行を始めてみませんか?その一歩が、ご両親のこれからの毎日を、もっと明るく、もっと豊かなものに変えてくれるはずです。