毎日使う家電が突然故障すると高額な修理費用が心配になりますよね。
万が一に備えられるのがTEPCOの家電修理サービスですが、加入前に知っておくべきデメリットが存在します。
本記事では、TEPCOの家電修理サービスのデメリットや注意点を徹底解説します。
対象外となるケースを把握し、ご家庭にとって本当に必要なサービスか判断する材料にしてください。
※2026年6月28日 記事の内容を最新の情報に更新しました。
TEPCO家電修理サービスとは?
TEPCOの家電修理サービスは、毎月一定の保証料を支払うことで、対象家電が故障した際に無料修理が受けられるサービスです。
まずはサービスの基本的な内容を把握しておきましょう。
月額料金と対象家電
TEPCOが提供する修理サービスには、対象となる機器に合わせて3つのプランがあります。
東京電力エナジーパートナーの公式サイトによると、それぞれの月額料金と対象機器は以下の通りです。
| 家電修理サービス | 月額450円(非課税) 対象:エアコン・冷蔵庫・洗濯機 |
|---|---|
| 住設修理サービス | 月額300円(非課税) 対象:調理コンロ・給湯器 |
| 住設・家電修理サービス | 月額680円(非課税) 対象:調理コンロ・給湯器・エアコン・冷蔵庫・洗濯機 |
ご家庭の電気やガスの契約がTEPCOでなくても、単独で加入することが可能です。
補償上限額と出張費無料の条件
本サービスの最大の魅力は、1回の修理につき最大50万円(税込)まで自己負担なしで修理できる点です。
この50万円には、修理作業に伴う出張費、部品代、工事費などがすべて含まれます。
補償の範囲内であれば何回でも、何台でも修理を依頼することができます。
TEPCOの家電修理サービスのデメリット
手厚い補償内容に見えますが、確実に押さえておくべきデメリットや注意点がいくつかあります。
ここを理解していないと、いざ修理を依頼した際に無料にならない恐れがあります。
エアコン・冷蔵庫・洗濯機のみ対象
TEPCOの家電修理サービスは、すべての家電が対象になるわけではありません。
対象となる家電製品は「エアコン」「冷蔵庫」「洗濯機」の3種類のみに限定されています。
以下のような生活家電は修理の対象外となります。
- テレビやパソコンなどのAV機器
- 電子レンジや炊飯器などの小型キッチン家電
- 掃除機
- 単体の衣類乾燥機
- 空気清浄機
家中のあらゆる家電がカバーされるわけではないため、加入前にどの家電を守りたいかを明確にしておく必要があります。
10年以上の家電は対象外になる
本サービスは、設置または購入日から10年以内の機器のみが修理対象となります。
家電製品にはメーカーが定める部品の保有期間があり、古すぎると部品がなく修理できないためです。
たとえば、11年前に購入したエアコンが故障した場合、毎月サービス料金を支払っていても無料修理は受けられません。
中古品や購入日が不明な場合は、製造日から10年以内で判定されます。長く使っている家電ほど故障リスクは高まりますが、古い家電はカバーできない仕組みになっています。
自然故障以外は補償されない
無料修理の対象となるのは、取扱説明書に従って正常に使用していたにもかかわらず発生した自然故障のみです。
以下のような要因による故障や不具合は、サービスの対象外となります。
- 落下や衝撃など利用者の過失による破損
- 地震や落雷や水害などの自然災害による故障
- フィルターやパッキンなど消耗品の劣化
- 本体の変色や傷など使用に問題のないもの
子どもがおもちゃをぶつけて壊してしまった場合や、落雷で電源が入らなくなった場合などは実費での修理となります。
賃貸の備え付け家電は対象外
賃貸物件に最初から備え付けられているエアコンなどの家電は、修理サービスの対象外となります。
重要事項説明において、加入者が所有または管理している機器が対象と定められているためです。
アパートに入居したときから設置されている家電が故障した場合、それは大家さんや管理会社の所有物になります。
賃貸にお住まいの方は、ご自身で購入して持ち込んだ家電のみが対象となる点に注意してください。
診断結果で出張費が発生するケース
修理業者が訪問して診断した結果、出張費などの自己負担が発生するケースがあります。
最大50万円の無料補償は、あくまで対象範囲内の自然故障と認定された場合に適用されるためです。
故障かと思って業者を呼んだら単なるフィルターの詰まりだった場合や、対象外の部品の故障と判断された場合は、出張費を請求されるリスクがあります。
業者を呼ぶ前に、取扱説明書を見て簡単なトラブルシューティングを行うことが大切です。
東京電力の修理サービスの評判は?
実際にTEPCOの修理サービスを利用している方の声を分析すると、メリットとデメリットが明確に見えてきます。
SNSや口コミサイトでの評判の傾向をまとめました。
良い評判と悪い口コミの傾向
良い評判として多く見られるのは、高額な修理費用が無料になって助かったという声です。
エアコンのコンプレッサー交換などは数万円以上の費用がかかることが多いため、月額数百円で出費を抑えられた点が高く評価されています。
一方で悪い口コミの傾向として目立つのは、対象外と言われてがっかりしたという意見です。
購入から10年以上経過していることを忘れていた場合や、自然故障として認められなかった場合に不満を感じる方が多いようです。
解約方法とログイン時の注意点
サービスを利用するにあたり、解約に関するルールや手順も事前に知っておくべき重要なポイントです。
自動更新のため解約手続きが必要
TEPCOの家電修理サービスは自動更新されるため、不要になったらご自身で解約手続きを行う必要があります。
電気やガスの契約と連動して自動解約される仕組みではありません。
引越しでTEPCOの電気契約を解約した場合でも、くらしTEPCO WEBのマイページにログインし、別途解約手続きをしなければ月額料金が請求され続けます。
ご自宅の家電が購入から10年を超えたタイミングなどで、サービスの継続を見直す自己管理が求められます。
問い合わせ先の電話番号
サービスに関する不明点や修理の依頼は、専用の電話番号で受け付けています。
契約者専用の「TEPCOホッとライン」に電話をかけることで、24時間365日いつでも修理の受付が可能です。
万が一の故障時に慌てないよう、加入後は専用の電話番号を控えておくことをおすすめします。
どんな人におすすめのサービス?
ここまで解説したデメリットや条件を踏まえ、TEPCOの家電修理サービスに加入すべきかどうかの判断基準をお伝えします。
加入をおすすめしない人
ご自宅の状況が以下の条件に当てはまる場合は、加入を見送った方が賢明です。
- 主要な家電の購入からすでに7年以上経過している人
- 賃貸物件の備え付け家電しか使用していない人
- メーカーの長期延長保証にすでに加入している人
特に購入から10年以上は対象外という条件があるため、古い家電を長く使っているご家庭にはメリットがありません。
加入をおすすめする人
一方で、以下の条件に当てはまる方には、少ない負担で大きな安心が得られる有用なサービスです。
- 高価な最新家電を複数台同時期に購入したばかりの人
- メーカーの1年保証が切れた後の故障リスクに備えたい人
- 突然の高額な修理代による急な出費を絶対に避けたい人
購入から数年経過し、メーカー保証が切れたタイミングでの加入が最もコストパフォーマンスが高くなります。
ご自宅の家電の購入時期をリストアップし、10年以内であれば加入を検討してみてはいかがでしょうか。




