「ご飯を炊こうとしたら、スタートボタンを押しても反応しない!」
「昨日まで使えていたのに、急に画面が真っ暗で電源が入らなくなった…」
食事の準備中に炊飯器が動かないと、本当に焦ってしまいますよね。
実は、日立の炊飯器で「ボタンが効かない」「電源が入らない」といったトラブルの多くは、故障ではなく「安全機能」や「設定」が原因です。修理に出す前に確認すべきポイントを知っていれば、その場で解決できるケースも少なくありません。
この記事では、日立の炊飯器のトラブルを解決するための5つのチェックポイントと、エラーコード(H・C)の見分け方、そして修理か買い替えかを判断する基準を分かりやすく解説します。
まずは、もしもの買い替えに備えて、最新モデルの価格や機能をチェックしておきたい方はこちらをご覧ください。
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ボタンが反応しない原因は?まず試すべき5つの対処法
故障を疑う前に、以下の5つのポイントを順番にチェックしてください。
これらは日立の取扱説明書やサポートでも推奨されている「よくある原因」です。
1. 鍵マーク(チャイルドロック)が点灯していませんか?
最も多い原因が、「チャイルドロック(キーロック)」の設定です。
液晶画面に「鍵(カギ)のマーク」や「CL」という文字が表示されていませんか?
これは、子供のいたずらや誤操作を防ぐためのロック機能です。掃除の際などにボタンを長押ししてしまい、知らぬ間に設定されていることがよくあります。
解除方法
(※機種によりボタンが異なります。「鍵マーク」が印字されているボタンを探してください)

2. 蓋(ふた)が「カチッ」となるまで閉まっていますか?
日立の圧力IH炊飯器などは、安全のため蓋が完全に閉まっていないとボタン操作を一切受け付けない仕様になっています。
特に、内蓋(うちぶた)のパッキンが浮いていたり、フック部分にご飯粒が挟まっていたりすると、センサーが「開いている」と誤認識してしまいます。
- 内蓋を一度取り外し、再度しっかりとはめ込む
- 本体のフック周辺に米粒などの異物がないか確認する
- 蓋の手前中央を、カチッと音がするまで上から押さえる
3. 「省エネモード(待機時消費電力ゼロ)」になっていませんか?
画面が真っ暗で何も表示されていない場合、「故障」ではなく「エコ設定(待機時省電力オフ機能)」が働いている可能性があります。
これは、使っていない時の消費電力を抑えるため、自動的に表示を消す機能です。
この状態だと、いきなり「炊飯」ボタンを押しても反応しないことがあります。
- 一度蓋を開け閉めする
- 「とりけし」ボタンを押して画面を点灯させる
上記を行うことで、画面が表示され、操作が可能になります。
4. 操作パネルの汚れや水分を拭き取る
タッチパネル式や、静電容量式ボタン(スマホのように軽く触れるだけのタイプ)を採用している上位機種の場合、操作パネルに付着した水滴や油汚れが原因で反応が悪くなることがあります。
- 乾いた布で操作パネルをきれいに拭き取る
- 指が濡れている場合は拭いてから操作する
5. 電源プラグとコンセントの接続確認
基本的なことですが、マグネット式プラグ(本体とコードが磁石でくっつくタイプ)の場合、本体側の接続部分に汚れや錆(サビ)が付着し、接触不良を起こしている可能性があります。
一度プラグを外し、接触面をティッシュなどで拭いてから付け直してみてください。
「H」と「C」エラーコードの違い
もし液晶画面にアルファベットと数字が表示されている場合、それは炊飯器からのメッセージです。
日立の炊飯器では、大きく分けて「C」と「H」の2種類のエラーがあります。
| エラーの種類 | 意味と対処 |
|---|---|
| Cから始まるコード (C10, C11など) |
ユーザー側で直せるエラーです。 ・蓋が開いている ・内釜がない ・異物が詰まっている 取扱説明書を見て対処すれば直ります。 |
| Hから始まるコード (H01, H02など) |
故障の可能性が高いエラーです。 ・センサーの断線 ・基板のトラブル ・ファンの異常 基本的に修理が必要です。 |
「C」であれば慌てる必要はありません。しかし、「H」が出ている場合は、次にご紹介するリセット方法を試し、それでもダメなら修理か買い替えの判断になります。
直らない時の最終手段「リセット(再起動)」
ここまでの対処法を試しても「ボタンが反応しない」「エラー表示(H**)が消えない」という場合は、炊飯器本体のマイコンが一時的な不具合を起こしている可能性があります。
一度、本体のリセット(再起動)を試してみましょう。
- 電源プラグをコンセントから抜く
- そのまま1分〜5分程度放置する(内部の電気を放電させます)
- 再度、電源プラグを差し込む
これで内部の回路がリセットされ、正常に動作するようになることがあります。

もし、リセットしても症状が改善しない場合は、物理的な故障の可能性が高いです。
修理代金が高額になることもあるため、使用年数によっては買い替えの方がお得になることも。一度、最新機種の価格をチェックしてみることをおすすめします。
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修理か買い替えか?判断する「6年」の基準
「修理に出すべきか、新しいものを買うべきか」
この判断に迷ったときは、以下の2つの基準を参考にしてください。
メーカーの部品保有期間は「6年」
日立を含め、多くのメーカーでは炊飯器の補修用性能部品(修理に必要な部品)の保有期間を製造打ち切り後6年と定めています。(参照:日立の家電品 お客様サポート)
もし、お使いの炊飯器が購入から6年以上経過している場合、部品がなくて修理できない可能性があります。
また、6年経つと内釜のフッ素コーティングが剥がれたり、温度センサーの精度が落ちたりして、ご飯の味が落ちてくる時期でもあります。
修理費用の目安
日立の炊飯器をメーカー修理に出す場合、故障箇所にもよりますが、以下のような費用がかかることが一般的です。
| 修理内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| 操作基板・電源基板の交換 | 約11,000円〜17,000円 |
| 温度センサー等の交換 | 約8,000円〜13,000円 |
| 内釜の交換(購入) | 約10,000円〜25,000円 |
「修理に1万5千円かかるなら、あと少し出して新品を買ったほうが良い」と判断される方が多いのが現実です。
最新のエントリーモデルや型落ちの上位モデルであれば、2〜3万円台で購入できるものも多くあります。

よくある質問(Q&A)
最後に、日立の炊飯器のトラブルに関するよくある質問をまとめました。
本体内部にある「リチウム電池」の寿命切れです。電池が切れていても、コンセントを差せば通常通り炊飯は可能ですが、プラグを抜くと時計がリセットされるため「予約炊飯」ができなくなります。電池交換はメーカー修理対応となるため、買い替えのタイミングの一つと言えます。
現在時刻が正しく設定されていない可能性があります。時計表示が点滅していたり、時間が大幅にずれていると予約設定ができません。まずは「時計」ボタン(または「時」「分」ボタン)長押しで現在時刻を合わせてから、再度試してください。
「無音設定(サイレントモード)」になっている可能性があります。機種によって設定方法は異なりますが、「切」ボタンと「予約」ボタンの同時長押しなどで解除できるケースが多いです。取扱説明書を確認し、設定を戻してください。
まとめ
日立の炊飯器のボタンが反応しない、電源が入らない時は、まず以下の5つを再確認しましょう。
- チャイルドロック(鍵マーク)を解除する
- 蓋を「カチッ」と音がするまで確実に閉める
- 省エネモードから復帰させる(蓋を開け閉めする)
- 操作パネルの汚れを拭き取る
- コンセントを抜き差ししてリセットする
これらを試しても改善せず、エラーコード「H**」が出る場合や、購入から6年以上経過している場合は、寿命の可能性が高いです。
毎日食べるご飯だからこそ、不具合にイライラしながら使い続けるよりも、新しい炊飯器でふっくら美味しいご飯を楽しむ生活に切り替えてみてはいかがでしょうか?
最新の日立の炊飯器は「外硬内軟(がいこうないなん)」という、粒立ちが良く甘みのある炊き上がりを実現しており、毎日の食事がより楽しみになりますよ。
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