「日立の炊飯器を買ったけれど、なんだかご飯が硬くてパサパサする……」
「期待していたほど美味しくない。これって私の炊き方が悪いの?」
毎日の食卓に欠かせないご飯が理想通りに炊けないと、本当にがっかりしてしまいますよね。実は「日立の炊飯器はまずい」と感じる原因の9割は、日立特有の「初期設定」と「食感のクセ」を知らずに使っていることにあります。
この記事では、「今ある日立の炊飯器で劇的に美味しく炊く5つのコツ」と、どうしても寿命などで改善しない場合の「失敗しない買い替えモデル」を解説します。
簡単な設定変更だけで、いつものお米が驚くほどふっくらするかもしれませんよ。
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なぜ「日立の炊飯器はまずい」と言われるのか?3つの原因
ネット検索で「日立 炊飯器 まずい」という言葉を見かけて不安になった方もいるでしょう。しかし、これは製品の欠陥ではなく、メーカーが目指している「美味しさの方向性」と、ユーザーの好みにズレが生じているケースがほとんどです。
1. デフォルト設定が「エコ炊飯」になっている
多くのモデルで、購入時の出荷設定が「エコ炊飯」になっています。エコ炊飯は消費電力を抑えるためにヒーターの火力を調整し、少し硬めに炊き上がる傾向があります。
これに気づかず「普通の白米モードで炊いているはずなのに、硬くて甘みがない」と誤解してしまうのが、評価を下げる最大の要因です。
2. 日立は「しゃっきり・硬め」が得意なメーカー
炊飯器メーカーにはそれぞれの「味の個性」があります。
- 象印:もっちり、柔らかめが得意。
- 日立:しゃっきり、粒立ちが良い(外硬内軟)が得意。
日立の上位機種は「外硬内軟(がいこうないなん)」といって、外側はハリがあり、中はふっくらという、京都の老舗米屋「八代目儀兵衛」が監修した食感を目指しています。そのため、柔らかいご飯に慣れている人にとっては「硬い」「パサついている」と感じられることがあります。
3. 高温スチームによる「おこげ」や「匂い」
日立独自の「圧力スチーム」機能は、100℃以上の高温で蒸らしを行います。これにより余分な水分を飛ばして粒を立たせますが、その反面、お米が黄色くなりやすかったり、うっすらと「おこげ」ができたりします。
また、蒸気を本体内部で循環させる仕組みのため、内蓋や蒸気口の手入れを怠ると、前回の料理のニオイがご飯に移り、「臭くてまずい」と感じる原因になります。

日立の炊飯器で美味しく炊く方法5選
では、日立の炊飯器のポテンシャルを最大限に引き出し、理想のご飯を炊くための具体的なテクニックを5つ紹介します。
1. 「極上コース」の「もちもち」を選択する
最も効果的なのは、炊飯コースの変更です。「エコ炊飯」や通常の「白米」ではなく、「極上(または極上炊き)」コースを選んでください。
さらに、好みの食感が選べる機種であれば、「しゃっきり」ではなく「もちもち」を選択することで、甘みを引き出し、柔らかい食感に近づけることができます。
| コース名 | 特徴 | おすすめな人 |
|---|---|---|
| エコ炊飯 | 消費電力を抑える、硬め | 電気代を節約したい人 |
| 極上(ふつう) | 浸し時間を長めにとり、旨味を引き出す | バランスの良いご飯が好き |
| 極上(もちもち) | 粘りと甘みを最大限に引き出す | 柔らかいご飯が好き |
2. 水加減を「1〜2mm多め」にする
日立の炊飯器は、蒸気を逃がさない構造のため、水加減がシビアです。マニュアル通りだと硬く感じる場合は、内釜の目盛り線よりも1mm〜2mmほど上まで水を入れてください。
たったこれだけで、驚くほどふっくらとした仕上がりになります。
3. 浸し(浸水)時間を30分確保する
最近の炊飯器は「浸し工程」が含まれていますが、冬場の冷たい水では吸水が不十分なことがあります。
予約炊飯にするか、スイッチを押す前に30分〜60分ほど水に浸しておくと、お米の芯まで水分が行き渡り、「芯が残る」という失敗を防げます。
4. 「スチームキャップ」と「内蓋」を毎回洗う
日立の「蒸気カット」機能搭載モデルは、蒸気の通り道が汚れやすい傾向があります。ここが詰まると温度制御がうまくいかず、炊きムラや異臭の原因になります。
面倒でも内蓋(プレート)と蒸気キャップは毎回水洗いし、蒸気の通り道を清潔に保ちましょう。
5. 保温は短時間で切り上げ、冷凍保存する
日立の「スチーム保温」は優秀ですが、それでも24時間を超えると黄ばみや匂いが出やすくなります。特に日立は高温で炊き上げるため、保温による劣化が他社よりも早く感じられることがあります。
「美味しくない」と感じる方は、炊き上がったらすぐに食べる分以外を熱いうちにラップや容器で小分けにして冷凍してください。解凍したほうが、保温し続けたご飯より格段に美味しいです。

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それでもダメなら買い替え時!おすすめの日立の炊飯器
「内釜のコーティングが剥がれてきた」「購入してから6年以上経っている」「いろいろ試したけど美味しくない」
このような場合は、炊飯器自体の寿命か、スペック不足の可能性があります。最新の日立の炊飯器は、古いモデルの「まずい」という評価を覆すほど進化しています。用途に合わせて選べる2つのシリーズを紹介します。
【最高級の味】ふっくら御膳(RZ-W100シリーズ)
「とにかく美味しいご飯が食べたい」という方には、最上位モデルの「ふっくら御膳」一択です。
- 特徴:「圧力&スチーム」で、日立が目指す「外硬内軟」の完成形を実現。
- 蒸気カット:炊飯中の蒸気をほとんど出さないため、スライド棚の中に置いても結露の心配がありません。
- おすすめな人:お弁当やおにぎりを持っていく人(冷めても美味しい)、置き場所をコンパクトにしたい人。
【コスパ重視】圧力IHスタンダード(RZ-H10シリーズなど)
「そこまで多機能でなくていいから、普通に美味しく炊きたい」という方には、3万円前後で購入できるスタンダードな圧力IHモデルがおすすめです。
- 特徴:最高級モデルと同じ「圧力」機能を搭載しつつ、機能をシンプルに。
- メリット:少量炊きでも美味しく炊ける制御が入っており、少人数世帯にも最適です。

よくある質問(Q&A)
最後に、日立の炊飯器を使っているユーザーから寄せられる「よくある疑問」を解消しておきましょう。
日立の炊飯器はスチームを循環させるため、前回炊き込みご飯などを作った場合、その匂いがパッキンやプレートに残っている可能性があります。説明書にある「クリーニング機能(お手入れ機能)」を使用し、その後、内釜・内蓋・蒸気口をしっかり洗ってください。
フッ素加工が少し剥がれた程度であれば、人体への影響はなく、そのまま使い続けても問題ありません。ただし、ご飯がこびりつきやすくなったり、温度センサーの誤作動で焦げ付きやすくなったりする場合は、内釜だけ買い替えるか、本体ごとの買い替えを検討してください。
完全にゼロではありませんが、従来の炊飯器と比較して約90%以上の蒸気をカットします。湯気が出ているのがほとんど見えないレベルまで抑えられているため、小さなお子様がいる家庭や、キッチンが狭い家庭で非常に重宝されています。
まとめ:設定を見直せば日立の炊飯器は美味しくなる!
「日立の炊飯器はまずい」という噂の多くは、設定や使い方のミスマッチによるものでした。最後に、美味しく食べるためのポイントをもう一度確認しましょう。
- 設定:「エコ炊飯」をやめ、「極上(もちもち)」コースを選ぶ。
- 水加減:硬いなら、水を1〜2mm多めに入れる。
- 浸水:冬場や古米は、30分しっかり水に浸す。
- 保温:長時間保温は避け、早めに冷凍保存する。
これらを試すだけで、今お使いの炊飯器でもご飯の味は劇的に変わります。
もし、長年使っていて改善が見られない場合や、内釜の劣化が激しい場合は、最新の「ふっくら御膳」への買い替えを検討してみてください。粒立ちの良い、噛むほどに甘いご飯が、毎日の食事をより豊かにしてくれますよ。
