「毎朝のコーヒー、電気ケトルとやかん、どっちで沸かすのが正解?」
毎日使うものだからこそ、少しの差が大きな節約につながりますよね。
実は、使い方を間違えると年間で数千円も損をしてしまうことがあるのをご存知でしょうか?
この記事では、「電気代とガス代の綿密な計算」と「沸騰時間」を徹底比較し、あなたの生活スタイルに最適な選択肢をズバリ提示します。
結論から言うと、「一人暮らしなら電気ケトル、家族で大量に使うなら都市ガスやかん」が基本ですが、実は「プロパンガス」の方には意外な落とし穴があります。
読み終わる頃には、迷わず「こっちが得だ!」と選べるようになりますよ。

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【結論】電気ケトルとやかん、どっちが安い?一覧比較
まずは時間がない方のために、結論をまとめた比較表をご覧ください。
条件によって「お得な方」は逆転します。
| 沸かす条件 | 一番安い方法 | おすすめの理由 |
|---|---|---|
| コップ1杯 (140ml) | 電気ケトル (ほぼ互角) |
ガスとの差は0.1円未満。 早くて安全な電気ケトルが圧倒的に有利。 |
| 1リットル以上 | やかん (都市ガス) |
都市ガスの単価が安いため、 大量に沸かすならガスがお得。 |
| プロパンガス利用 | 電気ケトル | プロパンガス単価が高いため、 量は問わず電気が安くなる傾向。 |
「都市ガスかプロパンか」「沸かす量」の2点を確認するのが、節約への第一歩です。
電気代・ガス代を徹底シミュレーション
では、実際にどれくらいの金額差が出るのか、詳細な計算結果を見ていきましょう。
※電気料金目安単価31円/kWh、都市ガス180円/m3、プロパンガス600円/m3(熱効率等を考慮)として算出しています。

コップ1杯(140ml)のコスト比較
コーヒーやインスタント味噌汁1杯分の場合です。
- 電気ケトル:約 0.5円
- 都市ガスやかん:約 0.35円
- プロパンやかん:約 0.9円
都市ガスが最安ですが、その差はわずか0.15円。毎日3回沸かしても、月間で15円程度の差しかありません。
一方で、プロパンガスはやかんを使うと電気の倍近くコストがかかります。
1リットル(満水)のコスト比較
麦茶作りや料理用にお湯を沸かす場合です。
- 電気ケトル:約 3.5円
- 都市ガスやかん:約 2.5円
- プロパンやかん:約 6.0円
水のリットル数が増えると、都市ガスの安さが際立ちます。毎日沸かすと年間で約360円〜400円ほど都市ガスがお得になります。
ここでもやはり、プロパンガスはやかんを使うと損をする結果となりました。
沸騰時間の違いと「見えないコスト」
「安さ」だけで選ぶと見落としてしまうのが、「時間」というコストです。
忙しい朝は電気ケトルの圧勝
コップ1杯を沸かす時間は以下の通りです。
- 電気ケトル:約1分〜1分半
- やかん(ガス):約2分〜3分(火力を上げすぎると取っ手が焦げるため)
朝の1分は貴重です。スイッチ一つで放置でき、その間に顔を洗ったり着替えたりできる電気ケトルの「時産(じさん)効果」は、数円の電気代以上の価値があります。
洗い物の水道代も考慮しよう
やかんは大きく、洗うのに意外と水を使います。電気ケトルは基本的にお湯しか入れないため、頻繁に洗剤で洗う必要がなく、サッとゆすぐ程度で済みます。
水道代まで含めて考えると、少量の湯沸かしにおいては電気ケトルの方がトータルコストで安くなるケースが多いのです。
IHクッキングヒーターの場合はどうなる?
最近増えているIHのご家庭についても触れておきましょう。IHでやかんを使用する場合、コストはどうなるのでしょうか。
結論、「IHと電気ケトルは、コスト面ではほぼ互角」です。
- 熱効率:IHも電気ケトルも、電気の熱を直接伝えるため非常に効率が良いです。
- 使い勝手:IHはやかんを出してセットする手間がありますが、掃除は楽です。
ただし、沸騰スピードに関しては、専用設計である電気ケトル(特に1杯分)の方が早い傾向にあります。
【ライフスタイル別】あなたにおすすめなのはどっち?
ここまでのデータに基づき、あなたに最適な方法をご提案します。
電気ケトルがおすすめな人
- 一人暮らし・二人暮らしの方
- プロパンガス物件にお住まいの方
- コーヒーやお茶を1杯ずつ飲むことが多い方
- 朝の準備時間を短縮したい方
- 小さな子供がいて、火を使うのが心配な方
必要な分だけサッと沸かせる電気ケトルは、現代のライフスタイルに最もマッチします。

やかん(ガス)がおすすめな人
- 都市ガス物件にお住まいの4人以上の家族
- 一度に大量のお湯(1リットル以上)を使う方
- 冬場にストーブの上でお湯を沸かしたい方
- プラスチック製品の劣化や臭いが気になる方
都市ガス環境で、かつ「沸かす量が多い」場合に限り、やかんは最強の節約ツールになります。

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よくある質問(Q&A)
最後に、電気ケトルとやかん選びでよくある疑問を解決します。
A. 電気ポットは「保温」に電気代がかかり続けるため、コスト面では電気ケトルより高くなります。1日中熱湯を使いたいオフィスや大家族でない限り、必要な都度沸かす電気ケトルの方が経済的です。
A. 一般的に約5年と言われています。やかんは10年以上使えることも多いので、買い替えコストだけを見ればやかんが優秀ですが、毎日の利便性を考えると電気ケトルの投資対効果は高いと言えます。
A. 多くの電気ケトルは、沸騰後にスイッチが切れる物理的な仕組みのため、待機電力はゼロです。ただし、温度設定機能や保温機能がついた高機能モデルは微量の待機電力が発生する場合があるため、気になる方はコンセントを抜きましょう。
まとめ
電気ケトルとやかん、どちらが安いかの結論をおさらいします。
- 少量(コップ1杯)なら:早くて光熱費も安い電気ケトル
- 大量(1L以上)かつ都市ガスなら:単価の安いやかん
- プロパンガスなら:量は問わず電気ケトルが正解
節約も大切ですが、「忙しい朝にスイッチ一つでお湯が沸く」という快適さは、一度使うと手放せません。
もし現在プロパンガス物件にお住まいで、まだやかんを使っているなら、すぐに電気ケトルへの切り替えをおすすめします。
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