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ケーブルテレビでBSを見る方法は?料金や注意点も徹底解説!

ケーブルテレビでBSを見る方法は?料金や注意点も徹底解説!
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監修・執筆者
大谷

年間100製品以上のスペックを分析し、自腹で試す家電マニア。
数々の家電選びの失敗から学んだ、”本当に役立つ知識”だけを発信しています!

「ケーブルテレビに加入したけど、BS放送はどうやって見るの?」

「アンテナなしでBSを見たいけど、手続きや料金が複雑そう…」

そんなお悩みをお持ちではありませんか?

実は、ケーブルテレビでBS放送を視聴するのは、いくつかのポイントさえ押さえればとっても簡単なんです。

この記事では、ケーブルテレビでBSを見るための具体的な方法から、気になる料金、アンテナ視聴との違い、さらには映らない時の対処法まで、あなたの疑問をまるごと解決します。

アンテナを立てる手間なく、映画やスポーツ、ドキュメンタリーなど多彩なBSチャンネルの世界を楽しみましょう!

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【結論】ケーブルテレビでBSを見るための簡単3ステップ

さっそく結論からお伝えします。

ケーブルテレビでBS放送を視聴する手順は、たったの3ステップで完了します。

非常にシンプルなので、機械が苦手な方でも安心してくださいね。

  • ステップ1:契約しているケーブルテレビのプランを確認する
  • ステップ2:STB(セットトップボックス)をテレビに接続する
  • ステップ3:テレビやSTBでチャンネル設定(スキャン)を行う

基本的にはこれだけで、すぐにBS放送が楽しめるようになります。

それでは、各ステップをひとつずつ詳しく見ていきましょう。

ステップ1:契約プランの確認がすべての始まり

まず最初に、ご自身が契約しているケーブルテレビのプラン内容を確認しましょう。

なぜなら、契約プランにBS放送の視聴が含まれているかどうかが、すべての基本だからです。

多くのケーブルテレビでは、基本プランや特定のコースにBS放送が含まれています。

契約時の書類や、ケーブルテレビ会社の公式サイトにあるマイページなどで確認できますよ。

もし分からなければ、カスタマーサポートに電話で問い合わせるのが一番確実です。

まずはご自身の契約プランを確認することが最初のステップです。BS視聴がプランに含まれているかチェックしましょう。

ステップ2:STB(セットトップボックス)をテレビに接続する

次に、ケーブルテレビ会社からレンタルまたは購入したSTB(セットトップボックス)という専用チューナーをテレビに接続します。

STBは、ケーブルテレビの信号を受信してテレビに映し出すための重要な機器です。

接続はとても簡単で、壁のテレビ端子からSTBへ、そしてSTBからテレビへと同軸ケーブルやHDMIケーブルでつなぐだけです。

大谷
大谷
最近のSTBとテレビの接続は、高画質・高音質なHDMIケーブル1本で済むことがほとんどで、とても手軽ですよ。

ステップ3:チャンネル設定(スキャン)で視聴準備完了!

最後に、テレビまたはSTBのリモコンを使って、視聴できるチャンネルを自動で探す「チャンネルスキャン(初期スキャン)」を行います。

この設定を行うことで、お住まいの地域で見られるチャンネルがテレビに登録され、BS放送が映るようになります。

設定方法は機器によって異なりますが、リモコンの「設定」や「メニュー」ボタンから簡単に操作できる場合がほとんどです。

取扱説明書を確認しながら進めれば、迷うことはないでしょう。

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そもそもケーブルテレビでBSが見られる仕組みとは?

「どうしてアンテナがないのにBSが見られるの?」と不思議に思いますよね。

ここでは、ケーブルテレビでBS放送が視聴できる仕組みを分かりやすく解説します。

アンテナ不要!ケーブルテレビ局が電波をまとめて受信

ケーブルテレビの大きな特徴は、各家庭でBSアンテナを設置する必要がないことです。

これは、ケーブルテレビ局が巨大な共同アンテナ(受信施設)でBS放送の電波をまとめて受信し、そこから光ファイバーや同軸ケーブルを使って各家庭に信号を届けているためです。

この仕組みのおかげで、私たちはアンテナの設置やメンテナンスの手間なく、安定した映像を楽しむことができるのです。

特に、悪天候でも映像が乱れにくいという大きなメリットがあります。

【重要】パススルー方式とトランスモジュレーション方式の違い

ケーブルテレビからBS放送の信号を送る方法には、主に2つの方式があります。

この違いは、家中のテレビでBSを見たい場合や、録画方法に関わってくる重要なポイントなので、ぜひ知っておきましょう。

方式 特徴 メリット デメリット
パススルー方式 BSの電波をそのまま家庭に届ける STBがなくてもBSチューナー内蔵テレビなら視聴・録画が可能 ケーブルテレビ会社によっては採用していない場合がある
トランスモジュレーション方式 BSの電波をケーブルテレビ専用の信号に変換して届ける 古いテレビでも専用のSTBがあれば視聴できる STBを設置したテレビでしか視聴・録画ができない

簡単に言うと、「パススルー方式」は、BSチューナーが内蔵されているテレビやレコーダーがあれば、STBを介さずに直接BS放送の視聴や録画ができます。

家の複数のテレビでBSを見たい場合に非常に便利です。

一方、「トランスモジュレーション方式」は、信号が変換されているため、STBを接続したテレビでしかBSを見ることができません。

ご自宅の契約がどちらの方式かは、ケーブルテレビ会社への確認が必要です。

パススルー方式なら、市販のレコーダーでもBS録画が可能です。録画にこだわりたい方は契約方式を確認しましょう。
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気になる料金は?ケーブルテレビでBSを見るための費用

BS放送を見るために、追加でどれくらいの費用がかかるのかは最も気になるところですよね。

ここでは料金体系について詳しく解説します。

BS基本チャンネルは月額利用料に含まれる場合が多い

多くのケーブルテレビ会社では、NHK BSや民放系のBSチャンネル(BS日テレ、BS朝日など)といった基本的なBS放送は、月額の利用料金に含まれています。

そのため、BSを見るために別途基本料金が追加で発生することは少ないです。

ただし、一番安いプランでは対象外の場合もあるため、やはり契約プランの確認が重要になります。

【要注意】NHKの衛星契約は別途必要です

ケーブルテレビの利用料とは別に、NHKの衛星契約(BS放送が見られる契約)が別途必要になります。

これは、放送法で「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」と定められているためです。

ケーブルテレビでBSが視聴できる環境になった場合は、地上契約から衛星契約への変更手続きと、差額の支払いが必要になることを覚えておきましょう。

NHKの衛星契約は受信環境があれば支払い義務が生じます。未契約の場合は忘れずに手続きを行いましょう。

WOWOWなどの有料チャンネルは追加契約が必要

映画専門の「WOWOW」や「スターチャンネル」、アニメ専門の「BS11」など、特定の有料BSチャンネルを視聴したい場合は、月額利用料とは別に追加で各チャンネルとの契約が必要です。

申し込みはケーブルテレビの窓口経由で簡単に行える場合がほとんどですよ。

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ケーブルテレビでBSを見るメリット・デメリット

アンテナを立てる場合と比較して、ケーブルテレビでBSを見ることにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

両方を理解して、ご自身の環境に合っているか判断しましょう。

メリット

  • アンテナの設置が不要
    建物の外観を損ねず、景観条例がある地域でも安心です。また、アンテナ購入や設置工事の初期費用がかかりません。
  • 天候に強く映像が安定
    台風や大雨、大雪など天候が悪化しても、アンテナ受信のように映像が乱れたり映らなくなったりする心配がほとんどありません。
  • サポート体制が充実
    何かトラブルがあった際に、ケーブルテレビ会社のサポートに相談できるので安心です。

デメリット

  • 月額利用料が発生する
    アンテナ受信なら一度設置すれば基本無料(NHK受信料・有料放送は除く)ですが、ケーブルテレビは毎月決まった利用料がかかります。
  • BS4K放送に未対応の場合がある
    契約するケーブルテレビ会社やプラン、STBによっては、高画質なBS4K放送に対応していない場合があります。
  • 視聴できるテレビが限られる場合がある
    前述のトランスモジュレーション方式の場合、STBを設置したテレビでしかBSを視聴できません。
大谷
大谷
インターネットや固定電話もケーブルテレビでまとめると、セット割でお得になることが多いですよ。
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【困ったときに】BSが映らない・視聴できない時の対処法

「設定したはずなのにBSが映らない!」そんな時のために、よくある原因と対処法をまとめました。

慌てずに一つずつ確認してみてください。

まずはここをチェック!原因の切り分け

  1. テレビの入力切替は正しいか?
    リモコンの「入力切替」ボタンを押して、STBが接続されているHDMI入力(HDMI1、HDMI2など)に合っているか確認しましょう。意外と多い原因です。
  2. 配線は抜けていないか?
    STBやテレビの電源コード、壁の端子からSTB、STBからテレビにつながるケーブルがしっかり接続されているか、抜けかかっていないか確認します。
  3. STBの電源は入っているか?
    STB本体の電源ランプが点灯しているか確認してください。
  4. B-CAS/C-CASカードは正しく挿入されているか?
    STBに挿入されているカードが、奥までしっかり挿さっているか確認しましょう。一度抜いて、ICチップの汚れを乾いた布で拭いてから挿し直すと改善することもあります。

これらの基本的な点を確認しても改善しない場合は、再度チャンネルスキャンを試してみてください。

それでも映らない場合は、ケーブルテレビ局側で障害が発生している可能性も考えられます。

公式サイトのお知らせなどを確認してみましょう。

最終手段はカスタマーサポートへ

自分でできることを試しても解決しない場合は、遠慮なく契約しているケーブルテレビのカスタマーサポートに連絡しましょう。

専門のスタッフが、的確なアドバイスや、場合によっては訪問サポートの手配をしてくれます。

問い合わせる際は、STBの型番やエラーメッセージ(表示されていれば)を伝えるとスムーズに対応してもらえます。
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BS視聴をきっかけにテレビ環境を見直してみませんか?

無事にBS放送が視聴できるようになったら、その美しい映像を最大限に楽しみたいですよね。

特にBS4K放送などは、対応したテレビで見ることで、まるでその場にいるかのような臨場感を味わうことができます。

もし、お使いのテレビが古くなってきたなと感じたら、テレビの買い替えも検討してみてはいかがでしょうか。

最近のテレビは画質だけでなく、音響やインターネット機能も格段に進化しています。

BS放送はもちろん、様々なコンテンツをより一層楽しむために、ご自宅にぴったりの一台を見つけてみてください。

液晶テレビランキング!後悔しない選び方まで徹底解説 の記事では、専門家が最新のおすすめテレビや後悔しないための選び方を詳しく解説しています。

ぜひ、こちらの記事も参考にして、あなたのテレビライフをさらに充実させてくださいね。

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ケーブルテレビのBS視聴に関するQ&A

最後によくある質問をQ&A形式でまとめました。

あなたの最後の疑問もここで解決するかもしれません。

Q1. 家にある全てのテレビでBSを見られますか?

A. 契約方式によります。

ご契約のケーブルテレビが「パススルー方式」であれば、BSチューナーを内蔵したテレビが家の中に複数台あっても、それぞれでBS放送を視聴できます。

一方、「トランスモジュレーション方式」の場合は、STBを設置したテレビ1台でしか視聴できません。

複数のテレビで見たい場合は、追加でSTBをレンタルするか、パススルー方式に対応しているかケーブルテレビ会社に確認が必要です。

Q2. BS放送を録画することはできますか?

A. 可能です。ただし方法がいくつかあります。

録画機能付きのSTBをレンタルしている場合は、そのSTBで簡単に録画ができます。

また、ご契約が「パススルー方式」であれば、市販のBSチューナー内蔵DVD/Blu-rayレコーダーで録画することが可能です。

お持ちの機器や契約内容によって最適な方法が異なりますので、詳しくはケーブルテレビ会社に確認することをおすすめします。

Q3. BS4K放送は見られますか?

A. 4K対応の契約と機器が必要です。

BS4K放送を視聴するには、4K放送に対応したケーブルテレビのプランに加入し、4K対応のSTB(専用チューナー)が必要です。

さらに、ご自宅のテレビも4K対応で、HDMIケーブルも4K対応規格(HDMI2.0以上)のものを使用する必要があります。

全ての条件が揃って初めて、超高画質な4K放送を楽しむことができます。

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まとめ:契約プランを確認して、快適なBSライフを始めよう!

今回は、ケーブルテレビでBS放送を視聴する方法について、網羅的に解説しました。

最後に、この記事の重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。

  • ケーブルテレビでのBS視聴は「プラン確認」「STB接続」「チャンネル設定」の簡単3ステップで完了!
  • BS視聴にはアンテナ設置が不要で、悪天候に強いのが大きなメリット。
  • NHK受信料(衛星契約)は別途必要になるので注意が必要。
  • 家中のテレビでの視聴や録画方法は、「パススルー方式」か「トランスモジュレーション方式」かで変わる。
  • 困ったときは、まず配線や入力切替を確認し、それでもダメならサポートセンターへ。

「なんだか難しそう…」と感じていた方も、具体的な手順が分かれば意外と簡単だと思いませんか?

まずは第一歩として、ご自身が契約しているケーブルテレビのプラン内容を確認することから始めてみてください。

この記事が、あなたがアンテナ不要で快適なBS視聴をスタートさせるためのお役に立てれば幸いです。

【参考資料】