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カメラのネジはホームセンターにある?売り場と3つの注意点

カメラのネジはホームセンターにある?売り場と3つの注意点

「三脚のネジをなくしてしまった」「DIYでカメラを固定したい」と、ホームセンターに駆け込もうとしていませんか?

実は、カメラに使われているネジは特殊な規格のため、一般的なネジ売り場にあるものを無理に使うと、カメラ側のネジ穴を壊してしまうリスクがあります。

この記事では、「ホームセンターで買える正しいカメラ用ネジの選び方」と「具体的な売り場の探し方」を徹底解説します。これを読めば、もう売り場で迷うことなく、安全で安価に代用品を手に入れられますよ。

【監修者】
大谷

家電の専門家。ライターとして10年以上活動し、監修した記事は1万を超える。自社メディアは月間11万PVを達成。
最新データと実機検証に基づき、分かりやすく信頼できる情報発信を心がけている。

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カメラのネジはホームセンターにある

結論からお伝えすると、カメラのネジはホームセンターで購入可能です。

ただし、家庭にある一般的なドライバーで回すネジとは「規格」が全く異なります。まずは売り場に行く前に知っておくべき、決定的な違いを解説します。

M6ではなくインチ規格

日本で一般的に流通しているネジは「ミリ規格(Mネジ)」ですが、カメラ業界の世界標準は「インチ規格(ユニファイねじ)」です。

最も危険なのが、直径が約6mmの「M6ネジ」です。カメラのネジ穴(1/4インチ)と大きさが非常に似ているため、無理やりねじ込めてしまいますが、ピッチ(ネジ山の感覚)が違うため、カメラの底面を確実に破壊します。

大谷
大谷
私も初心者の頃、「M6が入るかも」と強引に回して、高価な雲台のネジ山を潰しかけたことがあります。修理代の方が高くつくので、絶対に「ミリネジ」は使わないでくださいね。

建築用「W規格」に注意

ここが少しややこしいのですが、日本のホームセンターには「インチねじ」として以下の2種類が混在していることがあります。

  • UNC(ユニファイ):カメラ用ネジの正式な規格(ネジ山の角度60度)
  • W(ウィット):日本の建築業界で古い規格(ネジ山の角度55度)

厳密には違いますが、1/4インチサイズに限ってはサイズが近いため、DIY用途では「W1/4(通称:ニブイチ)」のボルトで代用されることもよくあります。しかし、あくまでカメラ用は「UNC」が正解であることを覚えておいてください。

サイズ確認と売り場の探し方

では、実際にホームセンターのどこに行けば良いのでしょうか。店舗の規模によって置き場所が異なるため、効率的な探し方をご紹介します。

一般的には1/4インチ

まず、探すべきサイズを確認しましょう。市場にある9割以上のカメラ機材は「1/4-20 UNC(小ネジ)」です。

カメラネジのサイズ早見表
規格名 通称 直径 主な用途
1/4-20 UNC 小ネジ(1/4) 約6.35mm 一眼レフ、GoPro、一般三脚、Webカメラ
3/8-16 UNC 大ネジ(3/8) 約9.52mm 海外製三脚、大型雲台、プロ機材

ご自身のカメラ底面の穴を定規で測り、6mm程度なら「1/4インチ」、9mm以上あれば「3/8インチ」と判断して間違いありません。

資材館のボルト売り場へ

ホームセンターに入ったら、日用品コーナーではなく、職人さんが利用する「資材館」や「金物・ボルト売り場」に向かってください。

そこには膨大な数のネジが並んでいますが、「バラ売りコーナー」の端に「ユニファイねじ(インチ)」という小さな棚があるはずです。一般的な「カインズ」や「コーナン」、「ロイヤルホームセンター」などの大型店であれば、取り扱いがある可能性が高いです。

店員への聞き方のコツ

店員さんに尋ねる際は、「カメラのネジありますか?」と聞くと、カメラ売り場(置いていないことが多い)を案内されてしまう可能性があります。

「ボルト売り場に、ユニファイの1/4(ヨンブンノイチ)インチのネジはありますか?」と聞くのが最もスムーズです。

失敗しない代用品の選び方

売り場にたどり着いても、まだ安心はできません。カメラ固定用に適した形状を選ばないと、「固定できない」「使いにくい」といった失敗につながります。

手回しできる形状を選ぶ

撮影の現場で、いちいちスパナやドライバーを取り出すのは非常にストレスです。工具なしで締め付けができる以下の形状を選びましょう。

  • 蝶ボルト(蝶ネジ):羽のような持ち手があり、強く締めやすい。
  • ノブボルト:プラスチックのツマミが付いており、見た目が良い。
  • キャップボルト(ローレット加工):側面にギザギザがあり、指で回せる。

普通の「六角ボルト」は一番安いですが、利便性を考えると避けたほうが無難です。

長さ調整にワッシャー必須

「ネジの長さ(首下)」は非常に重要です。

  • 長すぎる場合:ネジが底付きしてカメラが浮いてしまい、固定できません。
  • 短すぎる場合:噛み合わせが浅く、カメラ落下の原因になります。

ホームセンターのネジは長さが5mm単位などで決まっているため、ピッタリの長さがないことがあります。その際は、「平ワッシャー(座金)」や「ゴムワッシャー」を一緒に購入しましょう。これを挟むことで長さを微調整でき、さらにカメラ底面の傷防止にもなるため一石二鳥です。

大谷
大谷
私は必ず「ゴム製のワッシャー」を1枚挟むようにしています。金属同士が直接触れ合わないので、大切なカメラに傷がつきませんし、ゴムの摩擦でネジが緩みにくくなりますよ。

よくある質問(Q&A)

最後に、カメラのネジ探しでよくある疑問をまとめました。

Q. ダイソーやセリアなどの100均には売っていませんか?

A. 残念ながら、100円ショップではカメラ用の「インチネジ単体」は取り扱っていません。スマホホルダーなどの製品の一部として含まれていることはありますが、ネジだけ欲しい場合はホームセンターか通販が確実です。

Q. 「W1/4(ウィット)」しか売っていませんでした。使えますか?

A. 自己責任にはなりますが、DIYレベルでは代用して使っている人が多いのも事実です。ただし、厳密には規格が違うため、高価な機材や重量のある機材には、ネット通販で正式な「UNC 1/4」を取り寄せることを強くおすすめします。

Q. 三脚とカメラのネジサイズが合いません。

A. 「変換アダプター(変換ネジ)」を使用してください。ホームセンターには置いていないことが多いですが、ネット通販なら数百円で購入できます。「大ネジ(3/8)→小ネジ(1/4)」に変換するアダプターが一般的です。

まとめ

カメラのネジをホームセンターで探す際の重要ポイントをおさらいしましょう。

  • カメラのネジは「インチ規格(UNC)」であり、一般的なミリ規格ではない。
  • 多くのカメラは「1/4インチ(小ネジ)」で対応可能。
  • 売り場は「資材館」の「ボルト売り場」にある「ユニファイねじ」コーナーを探す。
  • 長さ調整と傷防止のために「ゴムワッシャー」を一緒に買うのがプロのコツ。

ホームセンターで適切なネジが見つかれば、数百円で三脚を修理したり、オリジナルのカメラスタンドを作ったりすることができます。

ぜひ今回の記事を参考に、お近くのホームセンターでぴったりの1本を見つけてください。もし見つからない場合は、無理に合わないネジを使わず、ネット通販を活用するのが一番の近道ですよ。

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