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バルサン使用時に家電はどうしたらいい?

バルサン 家電

室内の害虫を一掃したいけれど、バルサンを使うと家電が壊れないか心配ですよね?
結論から言うと、適切なカバーなどの保護対策を行わないと、精密機器は故障するリスクがあります。
この記事では、バルサンが家電に与える影響や、パソコン、テレビ、冷蔵庫など種類別の正しい準備方法を詳しく解説します。
万が一カバーを忘れた時の対処法も網羅していますので、大切な家電を守りながら、安心して害虫駆除を行いましょう。


監修者

家電ライター
大谷

家電愛が高じてライターに転身した家電オタク。週2回は家電量販店へ足を運び、小型・中型家電から大型家電まで幅広く検証。家電情報を分かりやすく解説します。


制作

AIMedix
最新データ、自社検証、そして専門家の声をもとにしたコンテンツ制作・メディア運営会社。地上波テレビ番組への情報提供や制作協力の実績多数。生活に役立つコンテンツを毎日制作しています。
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バルサンで家電は壊れる?

バルサンを使用する際、何の対策もせずに放置すると家電が壊れる原因になります。
なぜなら、殺虫成分を含んだ煙や霧が精密機器の内部に入り込み、悪影響を及ぼすからです。
具体的な影響について、公式の案内も交えて解説します。

カバーなしは故障のリスクあり

パソコンやテレビなどの精密機器は、バルサンの成分に非常に敏感です。
煙や霧が内部に侵入すると、レンズの曇りや電子回路のショートを引き起こす可能性が高くなります。
製造元であるレック株式会社の取扱説明書でも、「煙が触れないようにテレビやパソコンなどの精密機器にはカバーをする」よう明確に指示されています。
大切なデータを守るためにも、使用前の確実な保護作業が欠かせません。

霧タイプもカバーは必要

バルサンには、煙が出ない「ノンスモーク霧タイプ」や「水タイプ」などの種類があります。
煙が出ないからそのまま放置しても大丈夫、と勘違いされがちですがそれは間違いです。
霧タイプであっても、微小な殺虫成分が部屋中に拡散されるため、精密機器へのカバーは必須です。
公式サイトのQ&Aでも、タイプに関わらずテレビやパソコンにはカバーをするよう明記されていますので、必ず準備を行いましょう。

カバーで家電を保護する手順

家電を故障から守るためには、バルサンを使用する前の密閉作業がすべてです。
誰でも簡単にできる、確実な保護のための手順をご紹介します。

電源を抜き完全に密閉する

作業を始める前に、必ずすべての家電の電源を切り、コンセントからプラグを抜いてください。
通電したままの状態で微粒子が内部に入り込むと、ショートして深刻な故障につながる恐れがあります。
電源を抜いたら、大きめの家庭用ポリ袋やゴミ袋で本体をすっぽりと覆います。
少しの隙間からでも煙は入り込むため、養生テープなどを使って完全に密閉することが重要です。

換気後にカバーを外す

バルサンの使用後は、室内に殺虫成分が充満しています。
規定の時間が経過したら、まずは部屋の窓やドアを開けて十分に換気を行ってください。
空気が完全に入れ替わったことを確認してから、初めて家電のカバーを外します。
換気前にカバーを外してしまうと、空気中に漂っている成分が家電に付着してしまうため注意が必要です。

主要家電別の対策とカバー

家電の種類によって、必要な対策のレベルは異なります。
ここでは、主要な家電ごとの具体的な対処法を表にまとめました。

家電の種類 保護・対策の方法
パソコン・テレビ等 ポリ袋などで完全に密閉する
冷蔵庫 扉を閉めたまま通常稼働でOK
エアコン・空気清浄機 運転を停止しプラグを抜く(カバー推奨)
電子レンジ・炊飯器等 中に成分が入らないよう袋で覆う

パソコン・テレビの保護

パソコンやテレビ、オーディオ機器やゲーム機などは、最も厳重な保護が必要です。
本体をポリ袋で覆い、隙間をテープで完全に塞ぎましょう。
また、外付けのハードディスク、CD、DVDなどの記録媒体も成分が付着するとデータを読み込めなくなる可能性があります。
これらは引き出しの中や、付属の専用ケースに必ず片付けてください。

冷蔵庫はそのままでOK

冷蔵庫は、基本的にカバーを被せずにそのまま稼働させた状態で問題ありません。
ただし、煙が庫内に入り込んで食品に付着しないよう、扉はしっかりと閉めておく必要があります。
冷蔵庫の裏側には放熱部やモーターがありますが、通常の家庭用冷蔵庫であればバルサンが原因で直ちに故障することは少ないとされています。
庫内にむき出しの食品がある場合は、念のためラップをしておくと安心ですね。

エアコンの正しい扱い方

バルサンを使用している間、エアコンや空気清浄機は必ず運転を停止してください。
稼働させたままにすると、殺虫成分を内部のフィルターやセンサーに吸い込んでしまいます。
その結果、後日使用した際に嫌なニオイが発生したり、故障の原因になったりします。
運転を停止し、できれば吸い込み口をポリ袋などで軽くカバーしておくとより確実です。

電子レンジや炊飯器の対策

電子レンジや炊飯器、トースターなどのキッチン家電は、精密機器としての保護に加えて衛生面での配慮が必要です。
直接口に入れるものを扱うため、内部に殺虫成分が入らないようポリ袋で覆うことをおすすめします。
覆うのが難しい場合は、扉をしっかりと閉めた上で、大きめの布やタオルを上から掛けて隙間をガードしておきましょう。

カバーを忘れた場合の対処法

「うっかりテレビにカバーをするのを忘れてしまった」というケースもあるかもしれません。
もしカバーなしでバルサンを焚いてしまった場合は、焦らず適切な処置を行ってください。

乾いた布で優しく拭き取る

家電の表面に付着した成分は、乾いた柔らかい布で優しく拭き取ってください。
精密機器は水分に弱いため、濡れ雑巾や水拭きはショートの原因となるため厳禁です。
また、すぐに電源を入れるのではなく、部屋の換気を十分に行い、機器の内部に入り込んだ可能性のある成分が飛散するのを待つのが安全です。

異常があればメーカーへ

拭き取りや十分な換気を行った後、電源を入れて動作確認をします。
もし画面が映らない、異音がするなどの不具合が生じた場合は、ご自身で分解せずにメーカーのサポート窓口へ相談してください。
無理に動かし続けると、完全に故障してしまう恐れがあります。

家電に虫がいる時の対策

「家電の隙間にゴキブリや害虫が逃げ込んでしまった」という経験がある方もいるかもしれません。
そのような場合でも、間違った対処をすると非常に危険です。

スプレーの直接噴射はNG

虫が家電の中にいるからといって、殺虫スプレーを機器の隙間から直接噴射するのは絶対にやめてください。
スプレーに含まれる水分や可燃性ガスが内部の電子回路に触れると、ショートによる故障だけでなく、最悪の場合は引火して火災の原因となります。
非常に危険な行為ですので、絶対に避けてください。

空間処理で追い出すのが正解

家電の隙間に逃げ込まれた場合は、直接狙うのではなく部屋全体を処理します。
バルサンなどのくん煙剤を部屋の中央で正しく使用し、虫が家電の中から外へ逃げ出すか駆除されるのを待つのが正解です。
もちろん、この際も対象の家電自体にはカバーをかけなければなりませんが、部屋全体の殺虫効果で隙間に潜む害虫にもアプローチできます。