「ピッピッ」という警告音と共に、突然点滅し始めた赤いランプ。
空気清浄機に表示された「ユニット交換」の文字を見て、「故障かな?」「無視しても大丈夫?」と不安になっていませんか?
結論から言うと、これは故障ではありませんが、放置すると空気清浄機能の「もっとも重要な効果」が失われるサインです。
この記事では、ユニット交換とは何かという基礎知識から、ランプを消すための正しい手順、そして「交換するべきか、買い換えるべきか」の損得ラインまでを徹底解説します。
意外と知られていない「ランプが消えない時の落とし穴」も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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シャープの空気清浄機のユニット交換とは?
シャープの空気清浄機における「ユニット交換」とは、プラズマクラスターイオンを発生させる装置(電極部分)を新しいものに取り替えるメンテナンスのことです。
フィルターの掃除とは異なり、このユニットは電球のような「消耗品」です。使い続けると電極が摩耗し、イオンが発生しなくなるため、定期的な交換が必要になります。
「ユニット交換」と「フィルターお手入れ」の違い
ここを混同している方が非常に多いため、まず確認しましょう。
- フィルターお手入れランプ(オレンジ色など):
背面のパネルやフィルターにホコリが溜まっています。掃除機で吸えば消えます(またはリセットボタン長押し)。 - ユニット交換ランプ(赤色):
イオン発生装置の寿命です。掃除をしても消えません。部品の購入・交換が必要です。
交換時期の目安は約2年
交換時期は「運転時間」で管理されています。
| 経過時間 | ランプの状態 | 状況 |
|---|---|---|
| 約17,500時間 (1日24時間使用で約2年) |
点滅(遅い) | 交換時期のお知らせ。 まだイオンは出ていますが寿命目前です。 |
| 約19,000時間 (1日24時間使用で約2年2ヶ月) |
点滅(速い) | 運転停止。 イオンの発生が完全に止まります。 |

ユニット交換をしないとどうなる?放置の3つのリスク
「お金がかかるし、ランプがついたままでもいいか」と放置した場合、ユニット交換をしないとどうなるのでしょうか。
1. 消臭・除菌効果がゼロになる
これが最大のリスクです。ユニットの寿命が尽きると、プラズマクラスターイオンが一切出なくなります。
- 部屋にこもった料理やペットのニオイが取れにくくなる。
- 浮遊ウイルスやカビ菌を抑制する効果がなくなる。
- 静電気を抑える効果がなくなる。
フィルターによる「ホコリ除去」は可能ですが、シャープ製品の最大の強みである空気浄化能力は失われてしまいます。
2. ランプが点滅し続け、精神的ストレスに
ユニット交換ランプは、交換が完了するまで消えることはありません。夜寝る時に赤いランプがチカチカと点滅し続けるのは、想像以上にストレスになります。
3. 送風機能も停止する機種がある
機種によっては、ユニットの寿命(約19,000時間)を超えると、安全設計のためにファンが停止し、空気清浄機として一切使えなくなる場合があります。
ユニット交換のランプを消す方法
では、ユニット交換のランプを消すにはどうすれば良いのでしょうか。また、裏技的なリセット方法はあるのでしょうか。
【結論】新しいユニットに交換するしかない
残念ながら、ボタン操作だけでタイマーをリセットしてランプを強制的に消す方法は、正規の方法としては存在しません。
内部タイマーは累積時間を記憶しており、コンセントを抜き差ししてもリセットされません。「ユニット交換」という物理的なアクションが必要です。
ユニット交換の手順(簡単3ステップ)
交換作業自体は非常に簡単で、誰でも1分で終わります。
- 古いユニットを取り外す
本体側面のカバーを開け、ロックを外して古いユニットを引き抜きます。 - 新しいユニットを装着する
新しいユニットを奥までカチッと音がするまで差し込みます。 - 電源を入れる
電源プラグを入れ運転を開始すると、自動的に新しいユニットを認識してランプが消えます。
(※一部の機種ではリセットボタンの長押しが必要です)

「交換したのにランプが消えない」原因と対策
新品のユニット入れたのに、ユニット交換のランプが消えないというトラブルもよくあります。焦らず以下の点を確認してください。
1. ユニットが奥まで刺さっていない
最も多い原因です。差し込みが甘いと本体が新しいユニットを認識しません。「カチッ」と手応えがあるまで、強めに押し込んでください。
2. 違うボタンを押している
リセットが必要な機種の場合、「フィルターお手入れ」ボタンを長押ししていませんか?
機種によっては「ユニット交換」専用のリセットボタンや、「風量ボタン」と「明かりボタン」の同時長押しなど、操作が異なる場合があります。取扱説明書を確認しましょう。
3. 端子部分の接触不良
ユニットの接続端子にホコリや汚れが付着していると、電気が通らずエラーになります。一度抜いて、端子を乾いた布で拭いてから再セットしてください。
もし、ユニット交換の費用(約6,000円)が高いと感じるなら、メンテナンスの手間が減った最新機種への買い替えも検討の余地ありです。
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【型番別】あなたの機種に合う交換ユニットは?
ユニットは機種ごとに形状が異なります。間違って購入すると使えませんので、以下の表で代表的な対応型番を確認してください。
※本体の裏面や側面のシールに「型名(KC-〇〇など)」が記載されています。
| 交換ユニット型番 | 主な対応機種の系統 | 参考価格 |
|---|---|---|
| IZ-C90M | KI-JS、KI-HS、KI-GS、FP-140EX など (比較的新しい上位モデル) |
約3,000円〜 |
| IZ-C75S | KI-EX、KI-DX、KI-BX、KI-AX など (数年前のハイグレードモデル) |
約4,500円〜 |
| IZ-C75C | IG-GTA20、IG-GC15 など (車載・イオン発生機タイプ) |
約2,500円〜 |
※価格は変動します。必ずAmazon等の商品ページで「対応機種一覧」の中に自分の機種名があるか確認してください。
究極の選択:ユニット交換 vs 本体買い替え
ユニット交換には約3,000円〜6,000円程度のコストがかかります。「直して使う」か「買い換える」か、判断に迷う方のためのガイドラインです。
「ユニット交換」がおすすめな人
- 本体を購入してまだ3〜4年しか経っていない。
- 購入時の価格が5万円以上の「上位モデル」を使っている。
- 集じんフィルター(白い蛇腹のフィルター)はまだキレイだ。
上位モデルは本体の耐久性も高く、ユニットさえ変えれば新品同様の性能を取り戻せます。
「本体買い替え」がおすすめな人
- 本体購入から6年以上経過している。
- 集じんフィルター(約4,000円)も交換時期だ。
- 加湿フィルター(約3,000円)もカルキでガチガチだ。

よくある質問(Q&A)
はい、あります。「プラズマクラスター7000」を搭載しているスタンダードモデルの多くは、ユニット交換が不要(部品交換式ではない)です。逆に「25000」や「NEXT」などの高濃度タイプは、性能維持のために交換式を採用しています。
基本的には「不燃ごみ(燃えないごみ)」として処分する自治体が多いですが、内部に電子基板が含まれるため「小型家電」として扱われる場合もあります。お住まいの地域のゴミ出しルールに従ってください。
おすすめしません。電圧が合わず本体が故障したり、そもそも認識しなかったりするトラブルが多発しています。数千円の節約で本体を壊すリスクがあるため、必ずシャープ純正品を選びましょう。
まとめ:ランプは放置せず、最適な選択を
シャープの空気清浄機のユニット交換について解説しました。
- ユニット交換ランプは、プラズマクラスター効果消失のサイン。
- 裏技的なリセット方法はなく、新しいユニットへの交換が必須。
- 本体が古く、フィルター類も汚れているなら、総交換コストを計算して「買い替え」も検討する。
空気清浄機は、目に見えない空気の汚れから家族の健康を守る大切な家電です。
ランプが点いたこの機会に、ユニットを交換して元の性能を取り戻すか、最新の機種でより快適な環境を手に入れるか、ご自身の生活スタイルに合わせて選んでみてください。
最新モデルは「プレフィルター自動掃除機能」などで、日々のメンテナンスが劇的に楽になっています。
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