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9年目のエアコンのクリーニング!費用相場と故障リスク、買い替え判断基準を解説

9年目のエアコンのクリーニング!費用相場と故障リスク、買い替え判断基準を解説

購入から9年目を迎えたエアコン。「最近カビ臭いし、冷暖房の効きも悪い…」と感じていませんか?

エアコンを9年も使っていると、クリーニングしたいけど古い機種だと逆に故障しないか心配」「修理部品がないかもしれないし、いっそ買い替えるべき?」と悩むのは当然です。

この記事では、9年目のエアコンのクリーニングの必要性から、費用相場、最大の懸念点である「故障リスク」、そして買い替えとの判断基準まで、網羅的に徹底解説します。

【監修者】
大谷

家電専門ライターとして10年以上活動し、監修した記事は1万を超える。自身のサイトは月間11万PVを達成。
最新のデータや実体験を交え、分かりやすく信頼できる情報発信を心がけている。

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大谷

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9年目のエアコン、クリーニングは本当に必要?

結論から言うと、9年目のエアコンでも、明らかな故障(異音やエラー)がなければクリーニングは非常に効果的です。

エアコンは室内の空気を吸い込んで温度調節をしています。9年間使用すれば、フィルターでは防ぎきれない細かなホコリやカビ、生活臭が内部にびっしりと蓄積しています。

9年間の汚れが引き起こす3大トラブル

汚れを放置すると、以下のような深刻な問題を引き起こします。

  • 電気代の高騰
    内部の熱交換器がホコリで目詰まりすると、空気を効率よく冷やしたり温めたりできません。エアコンは設定温度に到達させようと常にフルパワーで運転するため、電気代が大幅に悪化します。
  • カビ・悪臭の拡散
    冷房使用時の結露を栄養源に、内部で繁殖した黒カビや雑菌が、風に乗って部屋中に撒き散らされます。これが嫌なニオイやアレルギーの原因となります。
  • 水漏れ・故障
    汚れが結露水の排水経路(ドレンホース)に詰まると、行き場を失った水が室内機から溢れ出し、水漏れを引き起こします。
大谷
大谷

9年間一度もプロのクリーニングをしていない場合、目に見えない内部はホコリとカビで覆われている可能性が非常に高いです。効きが悪いと感じたら、まずは汚れを疑うべきですね。

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危険?9年目のエアコンのクリーニングによる故障リスクと注意点

9年目のエアコンのクリーニングで最も心配なのが「故障リスク」です。これには明確な理由があります。

最大の壁:「部品保有期間(10年)」のタイムリミット

エアコンメーカー各社は、修理に必要な「補修用性能部品」の最低保有期間を定めています。

パナソニック、ダイキン、日立、三菱電機、シャープなど、ほとんどの主要メーカーがこの期間を「製造打ち切り後10年」としています。(参照:JEMA 日本電機工業会、各メーカー公式サイト)

つまり、「9年目」のエアコンは、製造が打ち切られてから時間が経っている場合、すでにメーカーに修理部品がない可能性があります。

  • 経年劣化による破損リスク
    9年間の使用で、内部のプラスチック部品は硬く、脆(もろ)くなっています。専門業者がどれだけ慎重に作業しても、分解・洗浄の過程でツメが割れたり、部品が破損したりするリスクがゼロではありません。
  • 破損=即、買い替えの可能性
    もし部品が破損し、メーカーに在庫がなければ、そのエアコンは「修理不可」となります。クリーニングを依頼した結果、買い替えを余儀なくされる可能性が、新しい機種に比べて格段に高いのです。

業者にクリーニングを断られるケースも

上記の理由から、多くのクリーニング業者では「製造から10年以上経過したエアコン」の作業を断るか、「作業中の故障・破損については一切補償できない」という免責同意書へのサインを求められます。

9年目は、まさにこの「補償してもらえるかどうかの瀬戸際」にあたります。

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9年目のエアコンを自分で掃除するのはNG?

「業者に頼むのが怖いなら、自分でやればいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、9年目のエアコンのDIYクリーニングは絶対に避けるべきです。

フィルターのホコリを掃除機で吸う程度なら問題ありませんが、市販の「エアコン洗浄スプレー」などを使った内部洗浄は非常に危険です。

DIYクリーニングの危険性

  • 火災・故障の重大リスク
    洗浄スプレーの液体が、エアコン内部の電装部品(基板や配線)にかかると、トラッキング現象(ホコリと湿気による発火)を引き起こし、火災の原因となります。NITE(製品評価技術基盤機構)も、誤ったDIY洗浄による発煙・発火事故を警告しています。9年目の機種は、内部にホコリが溜まっているため特に危険です。
  • 汚れの悪化と悪臭の発生
    スプレーの洗浄力では内部のカビや汚れを完全に洗い流すことはできません。中途半端に残った洗剤成分と汚れが混ざり合い、逆にカビの栄養源となって、以前よりひどい悪臭を放つことがあります。
大谷
大谷

DIYで故障させてしまうと、当然メーカー保証も効きません。9年目のエアコンにとっては致命傷になります。リスクを冒さず、必ずプロに相談してください。

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【クリーニング vs 買い替え】9年目の損益分岐点

故障リスクを理解した上で、それでもクリーニングすべきか、買い替えるべきか。それぞれのメリットを比較し、判断基準を明確にします。

クリーニングで得られるメリット(費用:約1〜2万円)

最大のメリットは、低コストで「あと数年」の延命が期待できることです。

  • 冷暖房効率の劇的な改善
    目詰まりが解消され、空気の循環がスムーズになるため、設定温度まですばやく到達します。「効きが悪い」問題が解消されます。
  • 電気代の節約
    無駄なパワー運転がなくなるため、消費電力が抑えられます。(参照:環境省 COOL CHOICE)
  • 清潔な空気の確保
    悪臭の原因であるカビや雑菌を根本から除去できるため、空気が清潔になります。

買い替えで得られるメリット(費用:約10万円〜)

初期費用はかかりますが、長期的なメリット(安心と快適性)が得られます。

  • 故障・部品切れの不安から解放
    新品になるため、今後数年間は故障の心配がなく、当然メーカー保証も付きます。「いつ壊れるか」という不安がなくなります。
  • 最新の省エネ性能による電気代削減
    9〜10年前の機種と比較して、最新のエアコンは省エネ性能が向上しています。機種や部屋のサイズ、使用状況にもよりますが、年間で数千円〜1万円程度の電気代節約が期待できるケースもあります。
  • 快適機能の追加
    AIによる自動運転、高性能な空気清浄機能、内部自動クリーン機能など、9年前にはなかった快適な機能が多数搭載されています。

【結論】どちらを選ぶべきかの判断基準

以下の表で、ご自身の状況をチェックしてみてください。

判断基準 クリーニングがおすすめなケース 買い替えがおすすめなケース
現在の状態 ・カビ臭やホコリっぽさが主な悩み
・冷暖房の効きが「少し悪い」程度
エラー表示が頻繁に出る
異音がする(ガタガタ、キュルキュル)
・電源が入らないことがある
使用頻度 ・寝室や客間など、使用頻度が低い
・「あと2〜3年使えれば良い」
・リビングなどで毎日長時間使用する
・「今後10年安心して使いたい」
求める性能 ・現状の機能で特に不満はない 電気代を本気で節約したい
・AI機能や自動掃除機能が欲しい

9年目でも、明らかな故障サイン(異音やエラー)がなく、汚れやニオイが主な悩みであれば、まずはクリーニングを検討する価値が十分にあります。

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9年目でも安心!優良エアコンクリーニング業者の選び方

9年目のエアコンクリーニングを成功させるか否かは、「業者選び」にかかっています。古い機種の扱いに慣れた、信頼できるプロを見つけることが必須です。

以下のポイントを必ず確認してください。

1. 製造10年近い機種の作業実績(口コミ)

最も重要なポイントです。「古い機種でも丁寧に対応してくれた」「作業前にリスク説明をしっかりしてくれた」といった、自分と似た状況(古い機種)での良い口コミが多数あるかを確認しましょう。

2. 損害賠償保険への加入

万が一、作業が原因でエアコンが故障・破損した場合に備え、業者が「損害賠償保険」に加入しているかは必須条件です。

3. 作業前のリスク説明

「9年目の機種なので、こういう破損リスクがあります。万が一の場合は補償範囲はこうなります」といった事前説明をしっかり行い、こちらの同意を得てから作業を開始する業者は信頼できます。

4. 費用相場(安すぎに注意)

費用相場は以下の通りです。相場から極端に安い業者は、洗浄が不十分だったり、古い機種の扱いが雑だったりする可能性があるため注意が必要です。

  • 通常タイプ(壁掛け): 8,000円〜12,000円
  • お掃除機能付きタイプ: 13,000円〜20,000円
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おすすめのエアコンクリーニング業者

「9年目の機種に対応できて、実績や保険も確認できる優良業者なんて、どうやって探せばいいの…」

そんな方に最適なのが、全国のプロを比較・予約できる「ユアマイスター」です。

なぜ「ユアマイスター」がおすすめなのか

「ユアマイスター」は、単なるクリーニング業者ではなく、多くのプロの中から「自分で選べる」プラットフォームです。

  • 口コミや料金、実績を徹底比較できる
    9年目のエアコンで一番不安な「実績」を、実際の利用者の口コミで確認できます。「古い機種の対応」に関する評価を見て、信頼できるプロを自分で指名できるのが最大の強みです。
  • 厳正な審査を経たプロのみが登録
    登録されているのは、ユアマイスターの審査基準をクリアしたプロのみ。損害賠償保険への加入も確認できるため安心です。
  • 全国各地のプロに対応
    お住まいの地域で対応可能な業者を簡単に見つけられます。

ニーズで選べる2つの依頼方法

ユアマイスターには、2種類の依頼方法があります。

(1) 通常ページ(古い機種で不安な人向け)

「9年目の機種だからこそ、口コミやサービス内容を自分でじっくり比較して、絶対に失敗したくない」という方におすすめです。

「この人なら任せられそう」というプロを納得して選べます。

(2) おまかせマイスター(手軽に依頼したい人向け)

「プロを選ぶのは面倒…」「希望の日時で手軽に予約したい」という方にはこちらがおすすめです。

希望日時を選ぶだけで、ユアマイスターがおすすめのプロを手配してくれます。価格も相場より安価な場合が多いです。

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よくある質問(Q&A)

Q. クリーニングの適切な頻度は?

A. 1〜2年に1回が推奨されています。リビングなど使用頻度が高い場所や、ペットがいるご家庭は1年に1回、寝室など使用頻度が低い場所なら2年に1回が目安です。9年間一度もしていない場合は、早急なクリーニングをおすすめします。

Q. お掃除機能付きエアコンでもクリーニングは必要?

A. はい、絶対に必要です。「お掃除機能」は、基本的に「フィルターのホコリ」を自動で掃除する機能に過ぎません。内部の熱交換器やファンに付着するカビや油汚れは掃除できず、むしろ構造が複雑なぶん、内部にカビが溜まりやすいと指摘する専門家もいます。

Q. クリーニングの作業時間はどれくらい?

A. 機種によりますが、通常タイプで約1時間〜1時間半、お掃除機能付きタイプで約2時間〜3時間が目安です。

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まとめ:9年目のエアコンは「プロへの相談」が最善手

9年目のエアコンは、メーカーの部品保有期間(10年)のタイムリミットが迫る、非常にデリケートな状態です。

DIYでの掃除は火災や故障のリスクがあり絶対にNG。かといって、汚れを放置すれば電気代の無駄や健康被害につながります。

一番の悪手は、「故障が怖いから」と汚れを放置したまま使い続けることです。

まずは「ユアマイスター」のようなサービスで、古い機種の扱いに慣れた信頼できるプロを探し、「9年目の機種だが、クリーニング可能か」を相談するところから始めましょう。

プロの目で見て「クリーニング可能」と判断されれば、低コストで快適さを取り戻せますし、もし「リスクが高い」と判断されれば、それを機に本格的な夏・冬が来る前に買い替えを検討するのが最も賢明な選択です。

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