PR

プロ直伝!ポータブル電源でエンジン始動する2つの方法!失敗しない手順

プロ直伝!ポータブル電源でエンジン始動する2つの方法!失敗しない手順

「車中泊の朝、エンジンがかからない…これってバッテリー上がり?」
「手持ちのポータブル電源で、なんとかエンジン始動できないの?」

楽しいはずのアウトドアや緊急時に、車が動かなくなるのは最大の恐怖ですよね。ロードサービスは到着まで1時間以上かかることもザラにあります。

結論、正しい手順と対応機種さえあれば、ポータブル電源でエンジン始動は可能です。

この記事では、ポータブル電源を使った「2つの復旧方法」と、JackeryやEcoFlowなどメーカー別の対応状況、そして失敗しないための必須知識をどこよりも詳しく解説します。

※2025年11月24日 記事の内容を最新の情報に更新しました。

【監修者】
大谷

家電専門ライターとして10年以上活動し、監修した記事は1万を超える。自身のサイトは月間11万PVを達成。
最新のデータや実体験を交え、分かりやすく信頼できる情報発信を心がけている。

PR
【監修者】
大谷

家電専門ライターとして10年以上活動し、監修した記事は1万を超える。自身のサイトは月間11万PVを達成。
最新のデータや実体験を交え、分かりやすく信頼できる情報発信を心がけている。

結論:ポータブル電源で車のエンジン始動は可能です

ポータブル電源を使って車のバッテリー上がりを解決する方法は、大きく分けて以下の2パターンあります。

方法 仕組み 所要時間
① ジャンプスタート 大電流を一気に流し強制始動 即時(1分)
② バッテリー充電 バッテリー自体に電気を補充 15〜40分

お使いのポータブル電源がどちらに対応しているかによって、手順が全く異なります。

大谷
大谷
「なんとなく繋げば動く」は間違いです!最悪の場合、車の電子機器やポータブル電源が故障するリスクがあるため、必ず正しい方法を選びましょう。
PR

方法1:ジャンプスターター機能で即始動する

最も推奨されるのが、「ジャンプスターター機能」搭載モデルを使う方法です。
通常のAC/DC出力とは異なる「エンジン始動専用ポート」を使い、瞬間的に300A〜600Aもの大電流を流してセルモーターを回します。

ジャンプスタートの具体的な手順

接続順序を間違えるとショートや火花の原因となり非常に危険です。以下のステップを厳守してください。

  1. ポータブル電源の残量が十分(60%以上推奨)か確認する。
  2. 専用のジャンプスターターケーブルを本体に接続する。
  3. ケーブルの赤いクリップを、車のバッテリーのプラス(+)端子に挟む。
  4. ケーブルの黒いクリップを、バッテリーのマイナス(ー)端子(またはエンジンの金属部分)に挟む。
  5. 車のエンジンをかける(セルを回す)。
  6. エンジンがかかったら、黒→赤の順ですぐにケーブルを外す。

エンジンがかかった後は、発電機(オルタネーター)でバッテリーを充電させるため、30分〜1時間ほど走行してください。

PR

方法2:専用ケーブルでバッテリーを充電する

ジャンプスターター機能がないポータブル電源でも、「車のバッテリーを充電(補充電)する」ことで解決できる場合があります。

EcoFlowなどの専用アクセサリーを活用

EcoFlow(エコフロー)などのメーカーは、オプションで「自動車用バッテリー充電アダプター」を販売しています。
これは、ポータブル電源の電気を車のバッテリーに適した電圧に変換し、安全に電気を移すためのケーブルです。

メリット

急激な電流を流さないため、バッテリーや車体への負担が少なく安全です。

デメリット

接続してすぐにはエンジンがかかりません。15分〜40分ほど待ち、バッテリー電圧が回復してからエンジンを始動する必要があります。

Amazonで人気の自動車用バッテリー充電アダプターを見る楽天市場で人気の自動車用バッテリー充電アダプターを見る

PR

要注意!Jackeryでエンジン始動はできる?

Jackery公式機能では非対応

現在、Jackeryのポータブル電源本体にはジャンプスターター機能は搭載されていません。
また、EcoFlowのような「バッテリー充電用ケーブル」も公式販売されていません。

付属の12Vシガーケーブルは絶対に使わないで!

Jackeryに付属しているシガーソケットケーブルは、「車からJackeryを充電するため(入力)」のものです。
これを車のバッテリーに繋いでも、車側に電気は流れません。最悪の場合、ヒューズが切れたりケーブルが溶けたりする恐れがあるため、絶対に接続しないでください。

解決策:市販のAC充電器を併用する

「じゃあJackeryでは無理なの?」というと、そうではありません。
ホームセンターなどで売っている「コンセント(AC)式カーバッテリー充電器」を別途用意し、Jackeryのコンセントに挿して使えば、車のバッテリーを充電可能です。

大谷
大谷
「ポータブル電源+市販の充電器」の組み合わせなら、メーカー問わずどんなポータブル電源でもレスキューツールになりますよ!

Amazonで人気のコンセント(AC)式カーバッテリー充電器を見る楽天市場で人気のコンセント(AC)式カーバッテリー充電器を見る

PR

エンジン始動用ポータブル電源の選び方

もし、これから「バッテリー上がり対策」としてポータブル電源を選ぶなら、以下の3点を確認しましょう。

1. ジャンプスターター機能の有無

カタログの仕様表に「ジャンプスターター出力」や「カージャンプ機能」という記載があるか確認してください。専用ポートがあるモデルが対象です。

2. ピーク電流(A)の大きさ

エンジンを回すには大きな電流(アンペア)が必要です。
一般的な軽自動車・普通車なら300A〜400A以上、大型車やディーゼル車なら600A以上出力できるモデルを選びましょう。

3. 電圧(12Vか24Vか)

一般的な乗用車は12Vですが、トラックやバスは24Vです。多くのポータブル電源は12V対応ですが、トラックで使用したい場合は24V対応の専用機が必要です。

PR

よくある疑問(Q&A)

最後に、バッテリー上がり対策でよくある質問にお答えします。

Q1. ハイブリッド車やアイドリングストップ車でも使えますか?

ハイブリッド車の「補機バッテリー(12V)」であれば、基本的にジャンプスタート可能です。ただし、接続場所がエンジンルームではなくトランクや後部座席下にある車種も多いため、必ず車の取扱説明書で「救援端子」の場所を確認してください。

Q2. ポータブル電源と専用ジャンプスターター、どっちがいい?

「もしもの時の保険」として車に積みっぱなしにするなら、小型で安価(5,000円〜1万円程度)なモバイルバッテリー型ジャンプスターターがおすすめです。キャンプなど普段使いも兼ねるなら、多機能なポータブル電源が良いでしょう。

Amazonで人気のモバイルバッテリー型ジャンプスターターを見る楽天市場で人気のモバイルバッテリー型ジャンプスターターを見る

Q3. 充電してもエンジンがかからない場合は?

30分以上充電してもかからない、あるいはジャンプスタートしても反応がない場合は、バッテリーが寿命を迎えているか、オルタネーター(発電機)などの故障が疑われます。速やかにロードサービスや修理工場へ連絡してください。

PR

まとめ:備えあれば憂いなし!ポータブル電源を活用しよう

ポータブル電源は、単なるキャンプ道具ではなく、緊急時の命綱にもなります。

記事のポイント

  • 即時始動なら「ジャンプスターター機能付き」を選ぶ。
  • 時間があるなら「専用アダプター」で充電して回復させる。
  • Jackeryなどは「市販のAC充電器」を繋げば充電可能。
  • 接続順序(赤プラ→黒マイ)は必ず守る。

「自分は大丈夫」と思っていても、バッテリー上がりは突然やってきます。
この記事を参考に、あなたのポータブル電源が対応しているか確認し、必要なケーブルや充電器を車に積んでおきましょう。その準備が、いざという時にあなたを救います。

※記事の執筆には可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっている可能性もあります。重要な情報は再確認するようにしてください。誤情報による記事の修正依頼はお問い合わせページよりお願いします。

家電
PR