「庫内の照明はついているのに、LGの冷蔵庫が全然冷えない…」
「冷凍庫のアイスが溶けてきている気がする」
毎日使う冷蔵庫の不調は、食材の廃棄や生活の不便に直結するため、一刻も早く解決したい問題です。実は、故障だと思っていても「デモモード」や「一時的なエラー」が原因で、ボタン一つで直るケースも珍しくありません。
この記事では、LGの冷蔵庫が冷えない時にまず試すべき5つの対処法とリセット方法を詳しく解説します。また、万が一故障だった場合の修理代の目安と、「修理か買い替えか」を判断するための損しない基準もあわせてご紹介します。
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LGの冷蔵庫が冷えない時にまず確認すべき3つのポイント
修理業者を呼ぶ前に、まずはご自身で確認できるポイントがあります。意外な見落としが原因であることも多いため、一つずつチェックしていきましょう。
1. デモモード(展示モード)になっていないか
LG製冷蔵庫で非常に多い問い合わせが「デモモード(ショップモード)」です。これは店頭展示用に「照明やパネルは点灯するが、コンプレッサーを動かさず冷やさない」という省エネモードです。
引っ越し直後や、お子様がパネルを触ってしまった場合に誤って設定されることがあります。
デモモードの確認と解除方法の例
操作パネルに「OFF」の表示が出ていませんか?
機種によりますが、「冷蔵(Fridge)」ボタンと「急冷(Ice Plus/Express Freeze)」ボタンを同時に5秒以上長押し、またはドアを開けた状態で同様の操作をすることで解除できる場合があります。
2. コンセントと「タコ足配線」の確認
基本的なことですが、コンセントが抜けかけていたり、ホコリが溜まっていないか確認してください。
特に注意が必要なのは「延長コード」や「タコ足配線」の使用です。冷蔵庫は起動時に大きな電流を必要とするため、タコ足配線では電圧不足になり、コンプレッサーが正常に動作せず「冷えない」原因になります。必ず壁のコンセントから直接給電してください。
3. 周囲の隙間と放熱環境
冷蔵庫は側面や背面から熱を放出することで庫内を冷やしています。以下のスペースが確保されているか確認しましょう。
- 上部:5cm以上(特に重要)
- 左右:0.5cm〜2cm以上
- 背面:壁に密着させず、空気が流れる隙間を作る
夏場など室温が高い時期に、隙間なく設置されていると放熱が追いつかず、冷却能力が著しく低下します。

LGの冷蔵庫のリセット方法とエラーコード一覧
物理的な問題がない場合、制御システムの不具合(バグ)が考えられます。以下の手順でリセットを行い、エラーコードを確認してください。
コンセント抜き差しによる「完全リセット」手順
LGのカスタマーサポートでも推奨される基本的なリセット方法です。
- 冷蔵庫の電源プラグをコンセントから抜く。
- 最低でも10分間以上放置する。
※すぐに差し込むと、圧縮機(コンプレッサー)に過負荷がかかり故障の原因になります。 - 電源プラグを根元までしっかりと差し込む。
- 庫内が冷えるまで3時間〜半日程度様子を見る。
表示パネルのエラーコードと意味
操作パネルに英数字が点滅している場合は、故障箇所の特定に役立ちます。代表的なエラーコードは以下の通りです。
| エラーコード | 症状・原因 |
|---|---|
| Er 15 / Er E1 | ファンモーター異常 冷気を循環させるファンが回っていない可能性があります。 |
| Er dh / F dH | 霜取りセンサー異常 霜取り機能が働かず、冷却器が霜で覆われている可能性があります。 |
| Er FF | 冷凍ファンモーター異常 冷凍室のファンまたは配線の不具合です。 |
| Er CF | コンデンサーファン異常 背面下部にある放熱用ファンの不具合です。 |
| Er CO | 通信エラー 操作パネルとメイン基板の通信不良です。 |
※「Smart Diagnosis(スマート診断)」対応機種であれば、LG専用アプリ(LG ThinQ)を使い、スマホを冷蔵庫にかざすことで詳細な診断結果を確認できます。
直らない場合は故障?修理代の相場とリスク
リセットを試しても冷えない、または異音(ブーン、カチカチ音)が続く場合、内部パーツの故障が濃厚です。修理にかかる費用の現実をお伝えします。
部品別:LGの冷蔵庫の修理代目安
メーカー保証期間(通常1年)を過ぎている場合、以下の修理費用が発生します。
- 基板・センサー類の交換:20,000円 〜 45,000円
- 冷気循環ファン・霜取りヒーター交換:18,000円 〜 30,000円
- コンプレッサー・冷媒ガス漏れ修理:50,000円 〜 90,000円
特に「冷えない」原因の多くを占めるコンプレッサーや冷媒ガスの修理は、非常に高額になります。
海外メーカー特有の「部品待ち」リスク
修理代金だけでなく、「時間」のリスクも考慮する必要があります。LGなどの海外メーカーは、国内メーカーに比べて部品の取り寄せに時間がかかるケースがあります。
特に夏場などの繁忙期は、修理依頼をしてから部品が届くまで「2週間以上冷蔵庫なしの生活」を強いられる可能性もゼロではありません。

「修理」か「買い替え」か?損しない判断基準
最終的にどうすべきか迷っている方へ、プロの視点から判断基準をまとめました。
修理をしたほうがいい人
- 購入から5年未満である。
- 家電量販店の長期保証(5年・10年保証)に加入している。
- 特定のモデルやデザインに強い愛着がある。
買い替えを検討すべき人
- 購入から7年以上経過している。(部品保有期間の終了が近い)
- 修理見積もりが3万円を超える。
- 最近、電気代が高くなったと感じる。
- 修理完了まで数日〜数週間も待てない。
最近の冷蔵庫は、10年前のモデルと比較して省エネ性能が圧倒的に向上しており、年間で5,000円〜10,000円近く電気代が安くなることも珍しくありません。「高い修理代を払って古い機種を使い続ける」よりも「最新機種で電気代を安くする」ほうが、トータルコストでお得になるケースがほとんどです。
もし買い替えを検討されるなら、LGの最新モデルはもちろん、他メーカーも含めて検討することをおすすめします。以下の記事では、LGの冷蔵庫の評判や、壊れやすいという噂の真相についても解説しています。

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よくある質問(Q&A)
基本的に故障ではありません。LGの冷蔵庫は側面に放熱パイプが埋め込まれているため、特に夏場や設置直後、大量に食品を入れた後はかなり高温(50℃〜60℃近く)になることがあります。ただし、焦げ臭いにおいがする場合や、常に異常な熱さの場合は点検が必要です。
冷気の通り道が食品で塞がれているか、または「霜取り機能」の故障(霜がついて冷気が冷蔵室まで回っていない)が考えられます。一度中身を空にして24時間電源を切り、霜を溶かすことで改善する場合がありますが、再発するなら修理が必要です。
「製氷停止」ボタンが押されていないか確認してください。また、LG冷蔵庫の場合、給水タンクのフィルターが詰まっていることもあります。まずはリセット(電源抜き差し)と製氷皿の清掃を試してみてください。
まとめ:冷えない時はまずリセット!7年以上なら買い替えが正解

LGの冷蔵庫が冷えない原因と対処法について解説しました。
- まずはデモモードの解除とコンセントの確認を行う。
- 電源を抜いて10分以上放置する「リセット」を試す。
- エラーコードを確認し、スマート診断を活用する。
- 購入から7年以上経過しているなら、修理より買い替えがお得。
冷蔵庫は「完全に壊れて動かなくなった日」に買い替えるのが最も大変です。冷えた食材をすべて廃棄することになり、配送の早い在庫品を妥協して選ぶことになってしまいます。
「冷えが悪い」「異音がする」といったサインが出ている今こそが、じっくり新しい冷蔵庫を選べるチャンスです。修理代に数万円を使う前に、まずは最新モデルの価格と性能をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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参考)「LG」公式サイト
