「スイッチを入れても動かない…」
「変な音がするし、ニオイも取れていない気がする」
毎日部屋の空気をきれいにしてくれるシャープの空気清浄機。ある日突然調子が悪くなると、修理に出すべきか、それとも買い替えるべきか悩みますよね。
実は、故障だと思っても簡単なリセット操作で直るケースもあれば、逆に修理代が高額になり、新品を買ったほうが圧倒的にお得なケースもあります。
この記事では、故障の見極め方から具体的な修理費用、そして「損をしないための判断基準」を分かりやすく解説します。
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故障?修理に出す前のセルフチェック
「壊れた!」と焦る前に、まずは以下のポイントを確認してください。意外と簡単な原因で止まっていることがあります。
電源が入らない・すぐ止まる場合の対処法
電源ボタンを押しても反応しない、あるいは数秒で止まってしまう場合は、本体のシステムが一時的に不安定になっている可能性があります。
- 電源プラグの抜き差し(リセット): コンセントからプラグを抜き、1分以上待ってから再度差し込んでください。これだけで基板の誤作動がリセットされ、復旧することがよくあります。
- フロントパネル(前蓋)の確認: フィルター交換などで前蓋を開けた際、閉め方が不十分だと安全装置が働き、電源が入りません。一度開けて、カチッと音がするまで確実に閉め直してください。
- チャイルドロックの解除: 「チャイルドロック」ランプが点灯していませんか?ボタン(みはり機能ボタンなど)を3秒以上長押しして解除しましょう。
「ユニット交換」ランプの点滅は故障ではない
プラズマクラスター搭載機特有の症状として、「ユニット交換」ランプの点滅があります。
これは故障ではなく、プラズマクラスター発生ユニットの寿命のお知らせです。総運転時間が約17,500時間(24時間運転で約2年)を超えると点滅し、約19,000時間を超えるとイオンの発生が停止します。
新しいユニット(別売部品)を購入して交換すれば、本体を買い替えることなく使い続けられます。

エラーコード(C1, C4, E2など)の意味
モニターに英数字のエラーコードが出ている場合は、原因を特定しやすいです。
- E2:加湿フィルターやトレーの不具合。トレーを一度引き出し、正しくセットし直してください。
- C1, C3, C4, C5, C6…:ファンモーターや各種センサー、基板のトラブル。リセット(電源抜き差し)しても消えない場合は、本格的な故障の可能性が高いです。
シャープの空気清浄機の修理費用とメーカー保証
セルフチェックをしても改善しない場合、修理にかかる費用の目安を確認しましょう。シャープ公式サイトの情報を基にまとめています。
メーカー保証期間は1年間
基本的に購入日から1年間はメーカー保証期間です。取扱説明書に従った正常な使用で故障した場合は、無償修理の対象となります。保証書と購入時のレシートを用意して、購入店またはメーカー窓口へ連絡しましょう。
【部位別】修理代金の目安(保証切れの場合)
保証期間が切れている場合、修理は有償になります。以下は出張修理(サービスマンが自宅に来る)を依頼した場合の概算費用です。
| 故障内容・部位 | 修理費用の目安(税込) |
|---|---|
| 電源が入らない (基板などの交換) |
約12,000円 〜 29,000円 |
| 電源コードの交換 (断線など) |
約11,000円 〜 16,000円 |
| 異音がする (ファンモーター交換) |
約14,000円 〜 20,000円 |
| 内部洗浄 (ニオイ・汚れ) |
約13,000円 〜 17,000円 |
※機種(加湿機能の有無やサイズ)によって金額は異なります。
※出張修理の場合、修理費に加え「出張費(約5,500円〜)」が含まれています。
持ち込み修理はできる?
小型のモデル(FUシリーズなど)は持ち込み修理が可能ですが、リビング用の大型加湿空気清浄機(KI/KCシリーズ)は、主に出張修理が基本となります。
家電量販店に持ち込むことも可能ですが、メーカーへの取次手数料がかかる場合があり、修理見積もりだけで数千円の診断料が発生することもあるため注意が必要です。

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修理か買い替えか?プロが教える判断基準
「愛着もあるし直したいけれど、損はしたくない」。そんな方のために、修理か買い替えかを決める明確なラインを提示します。
1. 「補修用性能部品」の保有期間(6年)
これが最も重要な基準です。シャープの空気清浄機は、製造打ち切り後6年間しか修理用部品を保有していません。
製造から7年以上経過している製品は、修理を依頼しても「部品がないので直せません」と断られる可能性が高いです。また、仮に直せたとしても、他の部品が劣化しており、すぐに別の場所が壊れるリスクがあります。
2. 製造年の確認方法
「いつ買ったか忘れた」という方は、本体を確認しましょう。
- 本体背面または側面のシール:「20XX年製」と記載があります。
- 電源コードの刻印:コードの表面に小さく「20XX」と数字が印字されていることが多いです(あくまで目安)。
ここを見て6年以上前の数字であれば、寿命と考えて買い替えをおすすめします。
3. 電源コードの断線は買い替え推奨
ペットに噛まれたり家具で踏んだりして電源コードが切れた場合、ビニールテープで巻いて使い続けるのは発火の危険があるため絶対にやめてください。
また、電源コードの交換には本体の分解が必要で、修理代も1万円以上かかります。安全面とコストを考えると、コード断線は「買い替えのサイン」と捉えるのが賢明です。
4. 内部のカビ・汚れの蓄積
長年使った加湿空気清浄機は、手の届かない内部の水路やファンにカビや水垢が蓄積していることがあります。「修理して動くようになったけど、出てくる空気がカビ臭い」のでは意味がありません。
5年以上使用してニオイが取れない場合は、衛生面からも新品への交換をおすすめします。
買い替えるならこれ!おすすめの選び方
もし買い替えることになった場合、最新機種は何が違うのでしょうか?
- お手入れが楽:最新モデルは、フィルターのホコリを自動で掃除してくれる「自動掃除パワーユニット」搭載機が増えています。
- スピード浄化:「プラズマクラスターNEXT」や「25000」など、イオン濃度が上がり、ニオイや菌の抑制スピードが格段に早くなっています。
- スマホ連携:スマホで部屋の空気の状態やフィルターの汚れ具合が確認でき、給水タイミングも通知してくれます。

よくある質問(Q&A)
自治体の「粗大ごみ」として出すのが一般的です(数百円程度の手数料がかかります)。または、新しい空気清浄機を買う際に、家電量販店で「下取り」や「引き取り」を依頼することも可能です(有料の場合が多いですが、手間が省けます)。
フィルターを交換しただけではランプは消えません。本体の「フィルターリセットボタン(みはり機能ボタンなどと共用の場合あり)」を3秒以上長押しして、積算時間をリセットする必要があります。
部屋の湿度がすでに高い場合や、加湿フィルターにカルキ(白い塊)が詰まっていると水が減りにくくなります。フィルターをクエン酸洗浄してみてください。それでも改善しない場合は、加湿ポンプの故障が考えられます。
まとめ:寿命と判断したら早めの買い替えで快適に
シャープの空気清浄機が「故障かな?」と思った時のポイントをまとめます。
- まずは電源プラグの抜き差し(リセット)やフィルター掃除を試す。
- 「ユニット交換」ランプの点滅は故障ではなく、部品交換で直る。
- メーカー保証(1年)が切れている場合、修理代は1万円〜3万円近くかかることも。
- 製造から6年以上経過しているなら、部品がないため買い替え一択。
- 電源コードの断線は、安全のために修理ではなく買い替えを推奨。
空気清浄機は、あなたと家族の健康を守る大切な家電です。調子の悪い機器を使い続けるよりも、新しい機種に切り替えることで、より静かで、より清潔な空気を手に入れることができます。
修理代の見積もりを取る手間で数日悩むより、最新モデルでスッキリ快適な毎日を取り戻しましょう。
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